北航平_kita kouhei公式ブログ『ホンマ独り言やねん…。』

音楽家・打楽器奏者・アーティスト北 航平。音楽制作、BGM/著作権フリー音楽studio guzli【スタジオグズリ】主宰


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久々に思いきりコケてしもた。

大人になってからは、コケる事自体が殆んどなくなってたし、人前で思いきりコケるんて何年振りやろう?

あれはホンマに恥ずかしい…。


ジャズのビッグバンドで学校公演の仕事があって、ナントカ会館みたいな所に行かなアカンかって、その日は雨が降ってて、傘さしてたんです。

ほんで会場入りしてセッティングが終って、空き時間があった後に、また会場に入って行く所が普通にお客さんの入口と同じ所やって、周りにはお客さんとなる中学校の生徒さん達が先生に連れられて来てるんです。

ほんで保護者の方達も来てて、みんな入口の前で並ばされて待ってるんです。

そこを出演者の一人であるボクがスマートに颯爽と入って行く訳ですよ。

ボクが演奏するお兄さんなんだよ、中学生達!みたいなノリな訳ですよ。

何やったらもうちょっとしたスター気取りな訳なんですよ。

でもね、雨が降ってる日はね、地面が濡れてて滑るんです。
もうツルツルなんです。


そこでもうホンマに思いきりコケましたね。

しかも、マンガみたいに足で空中をかくみたいになって、後ろ向けにシリモチを付く形で、宙に浮いて思いきりコケました。

つるりぃ~~~ん!とコケました。

完全に時間が止まりました。

生徒達から保護者から教師連中から受付や関係者までみんなが見てるんですけど、みんな気をつかってあんまり見てないフリしてるんです。
でも見てるんです。

しかも周りには誰も知り合いはいないんです。

もう有り得ないです。

そしてムチャクチャお尻が痛いんです。
でも痛いとかはもうどうでもいいんです。

もう何かね、入る穴とかを必死に探したんですが、どこにも見当たりませんでした。

何かね、そういう時って半笑いになるんです。
知り合いが周りにいないとホンマにフォローもないし、ネタにも出来ひんし、もちろんオチもないし、全く救われないんです。

コケた所の地面を無意味に見て首をかしげてみたりして、半笑いで何かブツブツ言いながら、外に出ていきましたよ。

もうボクは全然そこの会場とはハナから関係ないよ~、みたいなフリをしながら、見えなくなるまで遠くに消えて行きましたよ。


ほんで後から急いで裏口を探して無理矢理違う入口から入って、何事もなかったかの様に演奏しました。


でもきっとみんな分かってたと思います。
さっきの恥ずかしい人がドラムを叩いてる事を…。

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昼過ぎからハムニカフンのレコーディングやった。

今日はボーカルのharunaちゃんの歌録りのみやって、「太陽が微笑む季節」という曲を録った。
軽やかなサンバ調の夏向けの曲で、4月にリリースされる2ndミニアルバムに収録される予定になってる。

いつも思うんやけどレコーディングの立ち会いもなかなか大変で、何回も何回も同じ曲の同じフレーズを聴いてると、だんだん何が良くて何が悪いのかが分からへん様になってくる。
もっと適切なアドバイスが出来れば良いなぁ、っていつも思う。

しかも、自分のドラムの録音の時でも、難しいのがよく分かるから、なおさらそう思う。

まあでも、あと1曲でとりあえず終わりやから、頑張ってイイ物を完成させたいと思う。
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リモコンおじさんは突然やって来た。

ボクがまだウチの店のオーナーをやる前で、アホみたいな顔して雇われで働いていた時の、ある日の出来事である。

そのオッサンは、しばらく店の前をボロボロのママチャリでウロウロして、十二分に怪しさをアピールしてから、突然猛烈ダッシュで店に入って来た。

汚れたスニーカー、おやじスラックス、赤いシャツ、夜なのにサングラスという、絵に描いた様な怪しさをかもし出してくれていて、他のお客さんの視線を独り占めしていた。

もう話題騒然で、全米が沸いてた。

どうやらかなり酔っぱらってる様子で、かなり横柄な態度である。
みんなが明らかに怪しいオッサンの第一声を固唾を飲んで見守ってると、

「おいっ、お前、俺の事見た事あるけ?俺なぁ、プロジューサーやねん。」

うん、その通り。
期待通りです。
期待通りのキレ具合いです。
プロジューサーの意味が分かりません。

「俺な、テレビ局におんねん。俺は有名人やねん。知ってるやろ、俺の事。あ~?」

いえ、全く知りません。
笑かさないで下さい。
しかも間違いなくテレビ局にはいません。

「おいっ、お前らみんな飲んどけ、俺が飲ましたるわ!」

おっ、エエお客さんじゃないですか。
上顧客になりそうじゃないですか。
オジサンすいませんでした、バカにして。

「おいっ!、俺の顔見た事あるやろ!俺な、建築家やねん!お~、コラッ!」

いやいや、アンタさっきプロジューサーやて言うてましたやん。
しかもいきなりキレてますやん!

「おいっ!、お~いっ!お前やお前!」

どうやら、ボクを呼んでる様です。
そんなにデカイ声で怒鳴らなくても聞こえてますよ。

「お前、ブッサイクな顔してるなぁ~。」

うん、本気で腹立つ。
いやいや、アンタの方がもっとブサイクでしょう、どう見ても。

でもここはお酒の席。
しかもお客さんです。
更にボクは仕事。
もちろんフンフン~♪と笑ってゴマカシます。

「おいっ!おぉ~いっ!」

またボクを呼んでるみたいです。
子供なボクは面白くなくなってきました。
でもお客さんです。
しかも上得意候補かもしれません。

「お前…、アホやろ!?アホな顔しとるわ!ウッヒッヒ!」

うん、間違いない。
イタイです。
かなりオッサンはイタイです。

でもボクは雇われの身です。
売り上げ第一です。
ここはグッとこらえて、我慢しなければなりません。

そんな感じでしばらく放っておいたんですが、またボクを呼びました。

「おいっ!ここにおる奴みんなアホみたいな顔しとるなぁ~。お前らみんなアホやろ!?ブッサイクな顔して!」

他のお客さんに絡むのはマズイです。
そろそろ叩き出してもイイ頃かもしれません。

「俺な、テレビ局の人間やねん!今から電話して誰か有名人呼んだるわ。お前らアホやしなぁ、ギャハハハ~!」

そう言ってポケットから携帯を取り出して偉そうにカウンターの上に置きました。

(おっ、オッサン携帯持ってるんや、こんなアホみたいな顔してて、しかも脳みそはトコロテンのクレイジーゴナクレイジーなキチガイジジイやけど、一応携帯電話とか使えるんや!)

と思った瞬間に、店の空気が凍りました。
ツンドラの永久凍土の様に。




テレビのリモコンがバーカウンターの上にチョコンと置かれてるんです。




思いきりカッコ付けて、内ポケットからテレビのリモコンを取り出してたんです。
意味が分かりません。

「あ~、間違えたわ。電話は…。」

と言いながら、また別のポケットからテレビのリモコンを次々と取り出して、気が付くとリモコンが4つカウンターに並んでいました。

あり得ないです。
にゃにゃにゃにゃいです。

オッサン、もうこれ以上笑かさないで下さい。
間違えた、の意味も全く分かりません。

何で間違えてリモコンを持って来てるんですか?

誰もが突っ込むタイミングを外したまま、そのリモコン騒動によるツンドラの様に寒い空気を切り裂くかの如くオッサンは、

「おいっ!、俺な、ヤクザやねん!お前らナメとったらアカンぞ!」

もう勘弁して下さい。
そんなにリモコンいっぱい持ち歩いてるヤクザはいません。

ホンマにイタイです。
うん、もう客とか関係なく違う意味で本気でイタイ。


その調子でオッサンは3時間位の間、訳の分からん事を言い続けてました。


そして、またタチの悪い感じで周りのお客さんに絡み出したので、そろそろ帰ってもらおうと思ってると、ちょうどベストなタイミングで、

「おいっ!もう帰るわっ!アホとは飲んでられへんねん!早よ勘定せぇ!」

4300円でした。
イタさを考えると、全く割りに合わへん金額やけど、まあ仕方ないです。

オッサンは立ち上がってポケットに手を入れて財布を探し始めました。




でも財布が出てきません。
どのポケットを探しても財布が出てきません。


あんだけ好き放題やってお金がないはシャレなってません。
それでもしつこく色々なポケットを探してます。
また性懲りもなく、リモコンを出してます。

リモコンはもう結構です。

もうそろそろ限界なんで、警察に電話してオッサンを連れて行ってもらおうと、電話の受話器を上げた瞬間に、またエエ感じのベストなタイミングで、当時のオーナーが店に入って来ました。

オーナーは、人間的にはとてもイイ人なんやけど、見た目はかなり恐くて、どこから見てもとてもカタギには見えません。

それでもオッサンは、

「俺なぁ、ヤクザやねん~。お前らアホとは住んどる世界がちゃうねん~~~!」





でもオッサンの頑張りは虚しく、ヤクザみたいなウチのオーナーがやさしくオッサンを外に出して、手を取り合ってオッサンの家まで行って4300円を貰って来てくれました。





でもね、後で聞いた話によると、オッサンは単身赴任で独り暮らしで、しかもオーナーに連れて行かれる時に、ビビり倒してオシッコを垂れてたそうなんです。
あんまり可愛そうなんで、ホンマにやさしく接してたらしいんです。

酒の力は怖いです。
飲み過ぎはいけません。
みなさんも、お酒は飲み過ぎると心身共に毒なんで、ほどほどに楽しく飲みましょう。



追記:

数日後の昼間、ウチのすぐ近所で、ヨレたスーツを来てママチャリで情けなく走り抜けて行くリモコンおじさんを見ました。 

ホンマに気の弱そうな、ごく普通のさえない感じのサラリーマンでした。

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