佐ノ川谷藍子-ceramic works blog-

関西・大阪の陶芸家 佐ノ川谷藍子(さのがわやあいこ)のblog
Aiko Sanogawaya's blog from Osaka,Japan.


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夕方に大阪市内で用事があったので、朝から万博公園の国立民族学博物館に行ってきました☆高速代同じだし



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相変わらず広いし船一艘丸ごと〜細密なアクセサリーまで展示品詰め込み具合が心地いい。

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ポリネシア〜ミクロネシアで発達した羅針盤無しの正確な航海術、有毒性のあるお芋を主食にしている民族の芋毒抜き特化道具の数々、


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疲れたあたりに置いてある椅子コレクション(もちろん座って構わない)にメロメロでした☆映像ライブラリーも充実してて一日遊べます


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アイヌや遊牧民のお家、韓国の飯屋丸ごと持ってきて建てちゃいましたシリーズはほとんどエキセントリック…情報量多すぎでw



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うっとり夕方大阪市内に向かうのに渋滞して進まず、世間様は金曜日だったと思い出しました。


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今回は五回目の展示。
 
土生神社は車のお祓いや初詣に大行列ができる神社ではなく、
冠婚葬祭のための広い駐車場や社殿もない。
 
地域の人々の日々のお参りの集積のような神社。
 
朝に鎮守の森で器を並べていると、
本殿やお稲荷さん、祠からの二回の拍手が絶えません。
 
 
 
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岸和田自然資料館の学芸員さんによると、

 

土生神社を囲む鎮守の森はいわばタイムカプセル。

 

この地域に人間がいなかった状態を保存しているそうです。

 

 

 

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他の社寺林ではコンクリートの遊歩道の整備や

枯れた・倒れた木の撤去でコゲラなどの鳥が巣を作れず、

うまく幼木などが育たないことも多いようです。

 

ここでは今は地域にみられなくなった動植物が

綿々と世代交代を続けており、

 

さまざまな鳥の鳴き声に包まれ、

貴重なミミズバイの木が群生しています。

 

 
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雨柄こばち https://www.iichi.com/listing/item/267051

 

 

ご祭神は学問と豊穣の神さま、菅原道真公。

 

普通 陶芸は火の神様とか竈の神様でしょうが、

 

言葉の一音一音を整え、故事を織り込み、

行間に美を込める、

 

詩人の神様の方に心が寄ります。

 

 

 

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印花のマトリョーシカ鉢  https://www.iichi.com/listing/item/1164279

 

 

実は菅原家はもともと埴輪を作っていた土師氏でした。

 

祭器・土師器づくりだけでなく、

古墳づくりや葬送儀礼など大陸の技術に通じた渡来系の人々。

 

古墳づくりが行われなくなったころに

各地の土師氏が居住地にちなみ、

菅原や大江、秋篠に改姓したようです。

 

 

 

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藁灰釉のマトリョーシカ鉢  https://www.iichi.com/listing/item/1164287

 

 

今年の二月に九州の太宰府天満宮にお参りする機会があり、

 

興味が湧いて道真公の詩を調べてみました。

 

 

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鳥の蓋つき灰皿 https://www.iichi.com/listing/item/1164980

 

 

東風吹かば にほひおこせよ 梅の花

主なしとて 春を忘るな

 

 

など左遷後に読んだ

梅の和歌が有名ですが、

 

鳥も繰り返し道真公の詩に登場します。

 

 

 

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ミニチュア神亭壺 シュガーポット

https://www.iichi.com/listing/item/1164986

 

 

 

たまたま街頭に午後の閑を得て  (偶得街頭午後閑)

 

二三里外 出でて山を尋ねたり   (二三里外出尋山)

 
鳥はよく饒舌にして渓辺に聴く   (鳥能饒舌渓辺聴)


讃岐の国主だったころの歌の冒頭部です。

書類の山に辟易すると馬で山に入り、

詩情ある鳥の声や花の様子を愛でていたようです。

 

 

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緑柳依依として白日斜めなり  (緑柳依依白日斜)

 

人跡 銷滅す 満庭の沙     (人跡銷滅満庭沙)

 

只だ今し暮に宿る簷間の鳥   (只今暮宿簷間鳥)

 

 
讃岐からから帰京したころ、

薨去した右大臣、おそらく源多(みなもとのまさる)の屋敷。
 
訪れる人の足跡が消えた夕暮れの庭、
のきに宿る鳥は道真公に重なります。

 

 

 

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道真公のやはりという性質が表れている詩もあります。

藤原基経が無実の人を宇多天皇に配流するよう迫るに至って、道真公が基経に書簡をしたため、藤原氏が矛を収めるということがありました。

のちに宇多天皇は道真公を重用し、やがて藤原基経の子の時平が道真公を半ば罪人のように太宰府に左遷させ、
一説には刺客を送り太宰府に付いてきていた道真公の愛娘が殺されたと言われます。
 


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冥感 終に白鹿の馴るること無かりき      (冥感終無馴白鹿)  


外聞 蒼鷹と喚ばるるを免れんことを幸(ねが)う        (外聞幸免喚蒼鷹)


応に政(まつりごと)の拙きに縁りて声名は堕つべし        (応縁政拙声名堕)


豈に敢えて功成りて善最に昇らめや     (豈敢功成善最昇)

 

 

行春詩というとても長い漢詩の後半の一部です。

行春というのは国主が春に国内を巡察する

つとめのことで、

当時 讃岐守だった道真公も毎年行いました。

 

 
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印花スープカップ  https://www.iichi.com/listing/item/1163931

紫陽花スープカップ  https://www.iichi.com/listing/item/1163924

 

 

「白鹿」は中国・後漢の時代に

出世を極め善政を布いた鄭弘(ていこう)が地方の太守だったころ、

行春に二頭の白い鹿が車の両脇に付き従う霊験があったという故事から、

 

「蒼鷹」は司馬遷の史記より、

若く向上心旺盛なため分かりやすい税の徴収実績で功を上げて

出世しようとする酷吏をこう表しました。

 

 
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冥が感じて 白鹿が私に馴れるようなしるしはついに無かった
 
外に聞こえて 私が蒼鷹と呼ばれることを免れれば幸いなことだ

 

政の拙さによって   冥外応じて  名声は堕ちるのでしょう 

 

あにあえて功が成ってから  最善の道に昇らめよう 



 
政を自分の仕事に置き換えて読むと、より味わいがまします。
 
 
 
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レース地のスクエア皿 https://www.iichi.com/listing/item/1164873
木の葉地のスクエア皿 https://www.iichi.com/listing/item/1164883

 

 

そしてやはり

 

この森にもその精神が宿っているような気がします。

 

 

 

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オリーブの葉っぱ柄 中皿   https://www.iichi.com/listing/item/1164290

 

 

白鹿を恃まず、蒼鷹のようと言われず、美の拙さに応じて、

 

 

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真の道に至るることを願います。

 
 
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藁灰釉とコバルトの流れ 大鉢 https://www.iichi.com/listing/item/1164291



 

※土生神社鎮守の森 器展は基本 隔年開催です。

 



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先日の個展の作品からいくつかを、
大阪府泉南市の赤レンガカフェrojica(ロジカ)の販売コーナーに並べました。





庭の白薔薇は開花直前🌸紡績工場だったカフェの中は午後の光がふつくしい✨




店内雑貨コーナーには他にもオーナーさんが海外で見つけてきたアジアン雑貨や家具・ガラス工芸品などがたくさん。ぜひお近くにいらしたときはホッと一息にお立ち寄り下さい。

👇出品予定
🔵6月10日(土)  阪南市まち協【箱の浦 朝市】
9:00~(漁師の松尾さんが売り切れるまで 30-45分間程度)
※荒天中止

新鮮な地元野菜や地魚が並ぶ工房のある住宅街の朝市です。人気のB品アウトレットなどSALEしています。


🔵6月16日(第三金曜日)10:00~16:00(15:30)※雨天中止
岸和田市【蛸地蔵商店街手作り市】

ひさびさの出店。南海蛸地蔵駅の海側、蛸のお寺・天性寺につづく参道沿いのレトロな商店街の空き店舗前や病院駐車場に約16店舗が並びます↓

⭕️10月24日(火)~11月5日(日) 
和歌山市  ギャラリー&カフェ AQUA
【使って楽しむ器展〜小皿と小鉢編)】

⭕️12月ごろ 個展
泉佐野市【蔵のカフェ むくのき 佐ノ川谷藍子 器展】
去年の様子⬇︎
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