2017年06月10日

世田谷M邸上棟

テーマ:世田谷M邸

5/22(月)世田谷M邸の建前が行われました。
都心の閑静な住宅街とあって、ご覧のとおりの密集具合。
材料を積んだクレーントラックが今回も大活躍です。

 

操作はやっぱり親方の仕事です。
(そしていつもちょっと楽しそうです。)

 

雲一つないお見事な青空の下、ご家族そろってまずはお清め。

 

今回は三階建てです。

 

朝からじりじりと照り付ける日差しにひるむことなく
早いペースでトントンと組みあがってゆきます。

 

が、足元はこのとおり。
作業スペースが限られているので、材料の置きどころにも工夫してゆかねばなりません!
 

 

まるでそう、テトリスのよう・・・・。

 

梁がいつもよりドーンと大きいのは、
三階建ての木造軸組構造をしっかりと築く為。
 

大きな梁を支えるために、柱の数も増すというわけです。

 

ちょっとわかりづらいのですが、通し柱を少し浮かせて梁を組み…
 

梁と一緒に下に落とす。
こういう段取りがいくつもあり、一つ一つしっかりおさめていくのがとても重要!

 

ワルイ後輩が先輩の頭を狙った、決定的瞬間をとらえました!!
油断も隙もあったもんじゃない!!
 

冗談はさておき、敷地ぎりぎり一杯建物が建つので、とにかく足場が狭い。
足元の安全にもとにかく気を使います。

 

時には肩にも担いで持ち上げます。
ひょいっと持ち上げているように見えますが、ものすごく重いですからね!
下から支える人とのチームワークとバランス感が大事です。
 

確認に余念がない事務所側の現場担当・セーラー久間さん。
大工さんだけでは家は建ちません。
いやそんなことより、注目すべきはお隣とのこの距離感。これが都会の現場です。

 

情熱的な紫外線の洗礼に屈することなく、
むしろスピードアップしてゆく作業の美しいシンクロ。

 

上から

 

下から
 

リズミカルに収まってゆく材料たち。

 

上の人と下の人。
 

「建前で納めない!!」

 

入社したてで早くも二度目の建前を経験したニューフェイスは
二ヶ月の間にぐっと大工らしい体になっておりました。
と書いておきながら、お尻の写真ですみません。

 

細い足場の上でこんな重作業を・・・。見ている方がドキドキします。
彼がこの建物の大工の責任者。全体の工事の大半を占め、
ほかの業者さんとの絡みも多い木工事。
墨付けからはじまり、耕木杜では作る事の多い造作家具まで
木工事の全てを、責任もって進めていきます。

 

危険はいつもすぐそばにあるの図。頭の上にも気を付けて!
スペースが限られているので、いつも以上に細心の注意が必要です。

 

家の様子が見えてきました。

 

かゆいところに手が届く、縁の下の力持ちは建築士の植松さん。

 

もくもくと養生シートを広げている事務所側の現場担当・セーラー久間さん。
いやそんなことはより、注目すべきは足場板の距離感!密度の高い都会の現場。
とっても隣が近いのです。
迷惑をかけないように、養生シートもかかせません。

 

一階部分が組みあがりました。
そしてご覧ください。憎らしいほどの青空。日差しが益々強くなってきました。
 

二階部分の組み上げに取り掛かります。

 

一通り柱が立ったところで…

 

基礎工事を担当してもらった頭(かしら)が上棟のお祝いにかけつけてくれました。
東京で三代目のとびの親方です。
建主さんに準備いただいたお赤飯を一緒にいただきました。
ようやく日陰ができて、ほっと一息。

 

一階の梁の上に足場用の合板を敷き、足元の安全を確保します。
さすがの猛暑にだいぶ消耗されているはず。
気持ちを入れ替えて、安全運転で午後の作業再開です。

 

大工さんたちが朝より黒くなったような気がします。

 

しつこいですが(笑)この足場板の細さ。
撮っていても足がすくみます。よくぴょんぴょん動けるなあ!

 

二階の梁は、一階部分の梁よりも少し細くなりました。
見比べてみてください。

 

足の踏み場もないというのはこういうことをいうのでしょうか。

 

パズルのように材料が積まれ、パズルのように組みあがってゆきます。

 

安全運転と言えども、テンポよく進んでゆく仕事。

 

掛け矢のリズムも気持ちよく。
二階の梁全体がわかってきましたが、三階建てなので作業はまだ中盤。

 

まるで迷路のようです。それも落とし穴だらけの。

 

二階部分が組みあがりました。

 

床から見上げるとこんな具合。

 

今日の作業はここまでです。お日様も西に傾きました。
働きづめだったクレーンもようやくお役目を解かれてほっとした様子(笑)
 

ここは三階です!

 

棟はまだ上がりませんが、建主さんに三階へ上ってもらい、上棟式を無事執り行いました。
おめでとうございます!
 

賑やかな直会の様子。
みなさん炎天下、本当にご苦労さまでした!

 

さて翌朝、三階部分が立ち上がるのを見届けようと勇んで来たら…

 

とっくに棟が上がっていました。

 

屋根になる箇所を裏側から眺めた図。日陰に置かれているのは給水クーラーです。
水分補給とっても大事!

 

ご覧ください、屋根のこの急勾配!
垂木が渡ったら、もはや巨大な滑り台。

 

想像しただけで足が震えます。

 

ここはさしずめジャングルジム(違)。

 

屋根の傾きもきついので、上に登ってって作業するときは、命綱をつけないと、
と担当大工が言っておりました。

 

二階三階部分を見上げた図。
とんがり屋根の家、これからどんな姿になるのかを楽しみに、
またレポートしてゆきます。


(OKAME)

 

 

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