ある人が、来週に結婚するって、とてもおめでたい話である。


けど、その人が「結婚式が近づいてくるにつれ、日に日に憂鬱になってたきた。」って別の人の掲示板に書き込みしていた。マリッジブルー・・・


彼の場合はいわゆるマリッジブルーではないのかも知れないが、良く結婚式直前に花嫁が逃げた、とか、突然婚約破棄を言い渡されたりの話がある。結婚式が近づいてくるにつれブルーになっていく、ということだが、自分も思い出すと経験していた。


なぜだろう、嬉しいはずの結婚が嫌になっていく・・・人によっては、人前に立つのが嫌いな人はそのイベントが嫌だって感じはあるのかも知れないが、婚約破棄ということにはつながらないと思う。


なぜか・・・自分は考えた。愛し合って結婚したいと熱烈に思っているのに・・・


ひとつの考え方として、自分が納得できる答えを見つけた。それは、未知の世界に無数の美しい花を見ていたが、そのうちのひとつの花に限定されてしまうことにあるのではないか・・・と思うのである。


夢の世界から、現実の世界に引きずり込まれる。それは、相手の家族、親戚、相手の年収、学歴、住居・・・もうあらゆる現実が重くのしかかってくる。結婚というのはそういうものだが、その意識なく単に相手に夢見て結婚したいって思っていた人には重圧になってくる。


一生この人に限定されてしまっていいのだろうか、他にもっと良い人がいるのではないか、と無限の可能性の夢を見続けたくなる、という事が頭をよぎることにあるのではないか。


まあ、自分は今だから言えるが、結婚は縁・・・マリッジブルーを乗り越えられたら、ちゃんと成り立つ・・・から、心配は不要。どうか暖かい家庭を、二人して築いて幸せな結婚生活を送って欲しいと願うものである。