だいぶご無沙汰しておりました。

 

ずーっと調子が良くなくて、新聞を読む以外はほとんど何もできない状態が続いていました。

 

今日はだいぶ調子が良くなったので、調子が良い内に久し振りにブログを書こうかな、と思います。

 

けっこう前になっちゃいますが、3月17日に龍峰寺にある国指定重要文化財「木造千手観音立像」のご開帳がありました。

 

元旦と3月17日の年2回のみご開帳される「木造千手観音立像」、榧(かや)とい木の一本造りなんだそうです。

 

地元にあるのに今まで全然知らなかったのですが、何かのきっかけで知る事になり、いつか行ってみようと思っていて、今年の3月17日にようやく見に行く事が出来ました。

 

出店や余興もあるし、今回の17日は土曜日だったのでいっぱい人が来るのかなあ?と思いつつ行ったのですが、思っていたより全然人は少なく、出店も3つのみでした。

 

駐車場は混んでいて止められないと思い、タクシーでお昼頃行きました。

 

でもそんなに人はいませんでした。

 

屋台はたこ焼き屋さんと大判焼き屋さんと焼き鳥屋さんがありました。

 

 

 

まずは「木造千手観音立像」を見て、それから屋台で食べ物を買ってお昼ご飯代わりに食べよう、という事になりました。

 

龍峰寺の入り口はこんな↓感じで右側には黄色い三椏(みつまた)が見事に咲き誇っていました。

 

 

てくてくと中を通ってまっずぐ行くとこんな建物がありました。

 

 

何と言う建物かは分かりませんが、その左側で子供たちが囃子を叩いて良い雰囲気を醸し出していました。

 

 

ピンクの花もとても綺麗です。

 

龍峰寺にはいろんな木々が植わっており、一つ一つに名札が付いていて何の木なのか分かる様にしてあるので、植物に疎い私でもいろんな植物の花々を堪能し、知識も増やす事が出来ました。

 

花はたくさん咲いていたので、出来れば次の記事で紹介したいと思います。

 

さて、この建物の横を通り過ぎて裏側に行くと「観音堂」があります。

 

 

そしてこの「観音堂」の中に国指定重要文化財「木造千手観音立像」が安置されているのです。

 

行ってみると龍峰寺の文化遺産についての説明の紙を配っている方がいて、それを頂きました。

 

さて、いよいよ「木造千手観音立像」とご対面です。

 

写真OKだったので撮らせていただきました。

 

見事な「木造千手観音立像」でした。

 

 

「木造千手観音立像」をアップにするとこんな感じ↓です。

 

 

「千手観音」ですから手がいっぱいあるのは当たり前ですが、これが一本の木から出来ているのかと思うと作った人の凄い技が光って見えます。

 

左右脇手から各一手を頭上に高く組み、掌の上に阿弥陀如来の化仏(けぶつ)一体を安置している珍しい様式の仏像で「清水寺式千手観音」と呼ばれているそうです。

 

確かに頭の上で組んでいる両手があり、下で組んでいる手には何か乗っていますよね。

 

化仏とは「本地仏を示すために菩薩像などの頭上に置く小型の仏像」との事です。

 

手の一本一本が全て違う形をしていて、指の方向などもそれぞれ違っていてもう、「すごいなあ!!」の一言に尽きる感じで見入ってしまいました。

 

本当に、こんなの作った人、すごすぎ!!

 

さて、観音像を見てからはお食事タイム。

 

とは言え出店は3つしかないので、それぞれでたこ焼き2個とと大判焼きを1個、焼き鳥を3本買いました。

 

そして濁った池の前にあるベンチで食べる事にしました。

 

視界の向こう側には気が生い茂っていたのですが、彼曰く、この木々が無かったらすごい眺めが良いだろうな、との事でした。

 

確かにお寺はずいぶん高い所にあるので、とても見晴らしがいい場所もあるのです。

 

木でできた古いベンチに座って食べ物を頂く事にしました。

 

たこ焼きはこんな感じ↓。

 

 

彼はマヨネーズをかけてもらっていました。

 

大判焼きはあんこのしかなかったです。

 

 

焼き鳥は私はもも、彼はももとレバーをチョイス。

 

たれか塩かを選べたので、たれにしました。

 

 

早速「いただきます」をしたのですが、まあよくある事でたこ焼きの味が「う~ん」という感じ(;'∀')

 

でも大判焼きと焼き鳥はまあまあ美味しかったかな。

 

子供たちが池の所にやって来て亀を探していました。

 

池には金魚らしきものが何匹か泳いでいました。

 

そして亀もいました。

 

石の上にいたから目立たなかった亀。

 

でも子供たちが寄って行ったら逃げて池を泳いでました。

 

 

「ミドリガメ」だと思います。

 

日本の自然界にいるものではないので、誰かがこの池に捨てたと思われます。

 

「要注意外来生物」だそうで、まあこの池は何にもないから被害も何もないでしょうが、それでも捨てた人は悪い奴です。

 

ペットを飼えなくなって遺棄する人は最低の人間だと思います。

 

その為に生態系がすごく乱れた場所が世界中にたくさんあるのですから。

 

 

さて、食事も終わり、今度は龍峰寺とその下の方にある弥生神社を散策しました。

 

春なのでいろんな木々に花が咲いており、とても楽しめました。

 

詳しくは次の記事で紹介します。

 

最後にもう一度「木造千手観音立像」を見て、再びタクシーを呼んで帰宅しました。

 

午後1時から余興が始まるのですが、彼が午後からお仕事なので余興は見ずに帰る事となりました。

 

余興もある為か、だんだん人が多くなり、駐車場も満杯になっていました。

 

タクシーで来る方々もいました。

 

多分私たちが帰った後、多くの人が訪れたのではないかなあ、と思います。

 

皆さんがもしこの観音像を見たいとしたら、じっくり見たいなら午前中に行く事をお薦めします。

 

本当に見事な観音像で、「一見の価値あり」です。

 

お終い。

 

 

 

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