長い話の続きです
今から10年前(2006年)、社員寮で2羽と暮らしていた私は
セキセイを亡くし、また1羽と1人暮らしになりました。
オカメインコにはかなり長い間興味があったんだけど
セキセイの飼育経験は10年以上あっても
オカメインコは性格も声の大きさなんかも全然違う。
賃貸アパートに住んでいるので破壊力も気になるし、
飼うのは難しいかなぁとずっと思っていました。
そんな時、ちょうど住んでいた社員寮を取り壊すことになり
住人各自で改たな住まいを見つけることになりました。
今までは、部屋の上下階に顔見知りの人が住んでいて
賑やかな子を飼うのは無理かなと思っていたので
騒音問題を気にしないでよさそうな今のアパートを見つけて
(ボロい代わりに隣人がいないという素敵なお部屋です)
これならオカメをお迎えすることができるかも、と
長年の妄想が現実味を帯びてきました
6月、いろいろ調べてお迎えするなら今かなと
それまでの経験で、ホームセンターのペットコーナーから
お迎えした子は短命が多いなぁと感じていたので
地元にある小鳥も扱っている個人のペットショップへ。
でもそのお店にはセキセイインコしかいませんでした。
オカメインコが飼いたいんだとお話しすると、
お店の方が同業者の方に電話をかけてくださり、
「○○小鳥店なら最近オカメインコを入荷したみたいよ」と
当時は車を持っていなかったので、その日のうちに
自転車でそちらのお店に駆けつけました。
当初、私はルチノーちゃんをお迎えするつもりでした。
オカメインコを飼うならルチノーでしょ、と
お店につくと、大きなケージの中に、オカメインコの
ルチノーが2羽、ノーマルが10羽近く入っていました。
オカメインコをお迎えしたいんだとお話すると
お店の人が気になる子がいれば手に乗せるよ、と
ルチノーちゃんを2羽、手に乗せてもらったけど
うーん、なんか、しっくりこない(´・ω・`)
そうなるとノーマルちゃんかなぁ・・・
でも、ルチノーちゃんが本当はいいんだけど・・・
とりあえず、手に乗せさせてもらおう、とノーマルちゃんも
ノーマルちゃんで、2番目に手に乗せた子を見ていると
じっと手に乗ってこちらを見つめ返してくれる子がいて・・・
それが、今うちにいてくれているオカメです
特別賑やかに鳴いて元気だったわけでもなく
もちろん見た目も特別に華やかなところはありません。
ただ、じーっと私の顔を見てくれたんですよね。
こういうのが、運命の出会いなんでしょうか
今はインコのブリーダーさんでしっかりしている方も
たくさんいらっしゃいますが、やっぱり小さいころにどれだけ
食事やお世話に気を配ってもらったかが大事なんでしょうね。
うちのオカメは、2年前に激ヤセして食べられなくなった以外は
大きな病気は一度もしたことがありません。
それまで一度も病院に行ったことがなかったぐらいです。
ただ健康でいてくれることがこんなにありがたなんて
いろんな鳥飼いさんのブログを拝見してしみじみ感じています。
前回オカメとの出会いについて記事を書こうと思ったのは、
PCの整理をしていてこの写真が出てきたから
当時飼っていたりゅうと、お迎えしたばかりのオカメです
この頃からめっちゃスマイル( *´艸`)
好奇心旺盛なりゅうの勢いに気圧されていたけど
それでも2羽は仲良くやっていました。
りゅうはおしゃべりがとっても上手で、「りゅうちゃん」「バイバイ」
「オハヨ」「オヤスミ」と話し、それをオカメも真似ていました。
なので、うちのオカメは歌う他に「りゅうちゃん」「バイバイ」
「オハヨ」と話すことができます
りゅうはその4年後に亡くなったので、もういないけど(゚ーÅ)
以後6年間、うちでは1羽と一人暮らし状態です。
1:1で過ごすようになってから、それまで以上に
オカメに依存する度合いが高まっててやばいなと思いますが
セキセイのせわしなさも愛くるしかったし
のんびりおっとりビビりなオカメとの暮らしも心地いい
もしもう1羽をお迎えするなら、と想像することがあるけど
元気いっぱいのセキセイをお迎えすると
そろそろ壮年に入ってるオカメの負担になるかなぁとか
でも飼ったことのない種類の鳥さんは大変そうとか・・・
オカメをもう1羽というのは、自分のキャパ的に厳しいかもと
思ったり(オカメはやっぱり脂粉がはんぱないです)。
旅行に行ったりして家を空けることもあるので
すぐにお迎えとまで具体的には考えていないのですが
やっぱり、「この子がいなくなると・・・」って不安はずっとあって。
いや、こんなふうに言うと私のエゴのために鳥たちを巻き込んで
いる感じに聞こえるかもしれませんが。。。
いや、実際癒され助けられ救われてるのは事実なんで
エゴイスティックな感情は間違いなくあるんですけどね
でも、タイミングが来たら、お迎えしたいなとやっぱり思います。
鳥さんとの暮らしがどれだけ楽しいか、知ってるから
一人暮らしでペットを飼うと婚期を逃すのジンクスまんまですが・・・
ということで、なーんかつらつらお話ししてしまいましたが
とにかくうちにオカメが来てくれたのは運命だわってのと
鳥の暮らしは素晴らしいという思いを噛みしめてしまいました
なんの落ちもない長文でしたが、2回にわたり
お付き合いいただきありがとうございました
最後に、世にも珍しい発光するオカメインコを
空気清浄器の送風口に「オハヨ」と話しかけるのが日課
自分が羽ばたきで黄色いランプになっても気にしない
見慣れないものにはビビりなのに、一度慣れてしまえばへっちゃら
おしまい