中学生と習い事
「プレリュードとアレグロ」、その後。
数日練習し、
さすがに音を外す事も少なくなった。
少なくなった程度、ね。
タクは基本的に、音階が間違ってる。
ドレミファソラシド~が弾けてない。
普通のドレミファが、フラットなドレミファになってるのだ。
だから タクの初見なんて ハッキリ言って聞けたもんじゃない。
音酔いしてくる。
ただ、それを何回か練習して行くうちに、
音がピタッと合うようになる。
これって、バイオリンを弾くものとして致命的かとも思うけど、
家での練習を聞いているものが我慢しさえすれば、
レッスンに持って行く頃には なんとかまぁ聞ける程度にはなる。
もしかして私、ものすごく恥ずかしい話し、してますかね(ドキドキ)?
表現できる・できない以前に、
音が正しく弾けないのだから・・・道のりはホントに長い。
だから 発表会の時の涙に繋がるわけで。
タクには正直に、
「音楽的な才能は あまりないと思う」
と伝えてある。
ただ、
「でもタクには努力する事ができる強みがある。
そして何より、バイオリンを好きだっていう気持ちが一番チカラになると思う。」
そう言ってある。
ゲンは初見でツラツラ~っと弾けてしまう。
これはもう もっと産まれたもの。
だけど、タクほどバイオリンに対しての情熱がない。
だから最終的には、タクの方がずっと上手くなると信じている。
タクは中学3年生だけど、中高一貫校だから受験がない。
・・・というか、
元々「バイオリンありき」 で決めた進路でもあるから、
受験がない分、バイオリンの練習もしてもらわなければならない。
そうはいってもそこは中3という学年、
学校の勉強もかなり忙しくなってきている。
授業はすでに中3の終わりの方まで進んでいる様子だし、
あ2年半で、高校の勉強を全て終わらせ 大学受験態勢に入る。
勉強とバイオリンの稽古、
二つの柱を効率よくこなしてもらわなければ。
最近では、
勉強の気分転換にバイオリンを練習する・・・
なんていう事もしているようで、
なんにせよ、生活に練習を取りこんでいるのは認めてあげたいところ。
これでもう少し上手くなってくれれば・・・
いや、高望みはよしましょう。
一歩一歩、亀の歩みでいいから、歩みを止めないで欲しい、ただそれだけ。
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