本好き研修医の死生学日記 ~ 言葉の力は生きる力

「こんな苦しみに耐え、なぜ生きるのか…」必死で生きる人の悲しい眼と向き合うためには、何をどう学べばいいんだろう。言葉にできない悩みに寄りそうためにも、哲学、文学、死生学、仏教、心理学などを学び、自分自身の死生観を育んでいきます。


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100分de名著シリーズで、いよいよフランクルの「夜と霧」が。

好きな本なので、楽しみです。

あらすじもまとまっていて読みやすいし、
他の人の感想を読むと、新たな視点が持てますし。



■100分de名著 フランクル 夜と霧 

・「生きる意味」を求めて

今、大きな悩みや苦しみを抱えている人がたくさんおられます。
心理カウンセラーである私は日々そのような方に接していますが、
その苦しみはますます切実さを増してきているように思われます。

うつ病の患者さんは今や百万人超といわれています。
とりわけ深刻なのは、自殺者の増加です。
国の調べによると、すでに十年以上前から三万人を超えています

一般に、自殺の背後には未遂の方が十倍から二十倍いるといわれますので、
じつに三十万人から六十万人の方々が、毎年死の淵に立っていることになります。

そこまでいかなくても、何かの拍子に
ふと「死にたい」という気持ちに襲われたことがある方は、
その十倍、すなわち三百万人くらいいるのではないでしょうか。

この背景には、現代社会における様々な問題が横たわっていますが、
自分の人生に「生きる意味」を感じながら生きていくことが
難しい時代になってきていることは、間違いありません。

そんな状況ですから、今回
「生きる意味」を求めて悩み苦しむ人を援助し続けてきた
精神科医ヴィクトール・E・フランクルの『夜と霧』
「100分de名著」で取り上げることになったのは、
たいへん意味のあることだと思っています。

(中略)

この本は1947年の発刊以来、世界中で読み継がれ、
日本では1956年に初版が発行されました。

アメリカでは1991年に「私の人生にもっとも影響を与えた本」のベスト10に入りました。
心理学、精神医学関連の本で、ベスト10入りしたのは、この本のみです。
エンターテインメントでも小説でもないこのような本が
国民の愛読書の上位に食い込むのは異例のことではないでしょうか。
この本が、時も人種も超えて読まれ続けてきた名著であることがわかります。



フランクル『夜と霧』 2012年8月 (100分 de 名著)/NHK出版

¥550
Amazon.co.jp



「生きる意味」という「言葉の意味」は、

人によって解釈が異なったりして、その意味を知るのは、意外と難しい。

誰かを愛することとか、

仕事で成功することとか、

社会に貢献することとか、

「生き方」「どう生きるか」という意味で使われることもある。


でも、本来ここで問われているのは、そういうのとも少し違う。

「意味」を問うというのは、

その「目的」を問うことと同じ。


勉強する「意味」は、勉強する「目的」が問われているのであって、

勉強の仕方や、どう勉強するかが問われているのではない。


自殺をしてはいけない理由。

苦しくても生きる意味とは何だろうか。

どんなにつらくても、なぜ生きるのか。



死にたくて死ぬ人はいなくても、

毎年300万人くらいの人が直面するこの問題。


今は大丈夫と思えても、きっと関係ない人はいない。


自分のためにも、自分の大切な人のためにも、

真面目に取り組んでおきたい大切なことだと思います。




【夜と霧】 どんなに苦しくとも、必ず死ぬとしても、それでも生きることに意味はあるのか
【夜と霧】 感情が消滅していたはずの私が、それでもなお苦痛だったこと
【夜と霧】 どんな夢も、最悪の悪夢も、この現実に較べたらマシだ
【夜と霧】 楽天的な人ほど、救いがたい絶望の淵に沈んだ
【夜と霧】 強制収容所で唯一残された、生きることを意味あるものにする可能性
【夜と霧】 大方の収容者とは逆の問い「このすべての苦しみや死には意味があるのか」
【夜と霧】 「finis」の二つの意味-これがないと精神の崩壊現象が始まる
【夜と霧】 成長が望めない人間の特徴
【夜と霧】 あらゆる励ましを拒み、慰めを拒絶する被収容者に接するためのニーチェの格言
【夜と霧】 収容所から解放されてなお残る、精神的な傷・符号の逆転・はき違え

【人間とは何か フランクル】
 私たちの時代の最大の病は、目標喪失、退屈、意味と目的の欠如であります


【One Piece ポートガス・D・エース】
 おれが本当に欲しかったものは、“おれは生まれてきても良かったのか”
 その答え一つだった


【なぜ生きる】 人間は、苦しむために生まれてきたのではない

【結論で読む人生論】 そう、バカだったのだね君は。人生を舐めすぎていたのだ
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