幸せの種

テーマ:
町を見下ろす
高い柱の上に
 
金箔と宝石で
装飾された
幸福の王子の像が
立っていました
 
不思議なことに
この像には
死んだ王子の
魂が宿って
いたのです
 

生前は宮殿に
住んでいたから
幸せでした
 
しかし
金持ちが幸せに
暮らす一方で
貧困や悲しみに
満ちている人々が
いることを知り
 
王子は
見ているだけで
何もできない
ことを嘆き
泣いていました
 

王子は
旅の途中
立寄ったツバメに
 
この場所から見える
不幸な人々に
自分の宝石を
届けて欲しいと
頼みました
 
ツバメは
剣に装飾した
ルビーを外すと
病気の子供がいる
貧しい母親に
届けました
 
ルビーを
母親の寝ている
傍に置くと
 
熱でうなされている
子供の額に
羽でパタパタと
風を送り
様子を見てから
帰りました
 
ツバメは
寒空の中でも
善い行いをした後で
温かい気持ちになり
幸せな夢を見ました
 

王子から
両目のサファイアを
飢えた若い劇作家と
マッチ売りの少女に
届けたあと
 
ツバメは
王子が好きになり
 
両目を失った
王子の傍に残る
決心をしました
 
あちこちを
飛び回っては
様々な話を
王子に伝えては
 
貧乏で苦しんでいる
人達に金箔を届け
続けました
 

冬が訪れ
雪が降る夜
 
力尽き
死を悟った
ツバメは
王子にお別れの
キスをして
 
彼の足元に
横たわり
永遠の眠りに
つきました
 
ツバメが
南の国への
旅を諦めて
ここに留まった
ことを知った
その瞬間

王子の鉛の心臓も
二つに割れた
音がしました
 

翌朝
みすぼらしくなった
幸福の王子の像を見て
乞食とたいして
変わらんじゃないか
と市長が言い
 
王子の像を
溶かして
自分の銅像を
作る事にしました

最後は
王子もツバメも
天国で幸せに
暮らすのですが
自己犠牲と
心無い人たちを
皮肉った物語
 
オスカー・ワイルド作
幸福の王子より
 
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幸せで
満ち足りた
人生を送り
たかったら
 
他の人達の中に
幸せの種を
蒔きなさい
 

幸せと満足は
甘い考えなど
ではなく
 
行動を起こす
ことから
生まれる
 

何をするかではなく
何をしたかで
人生は変わる
 
そうすれば
素晴らしい
実りが得られる
ことでしょう
 

人は
どれくらい
生きるかを
決められない
 
だけど
どれくらい
有意義な人生を
送るかを
決めることは
できるはず
 
だから
幸せで
満ち足りた
人生を築き
たかったら
 
感謝と
思いやりを
忘れずに
 
出来ることが
あるのなら
 
人に
幸せの種を
運びましょう
 

 

 わんわん ことまろ 足あと

 

 

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