脳が黙ってはいない~ウェアウルフ・スペクター作例講座②~ | コトブキヤ フレームアームズ ブログ

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メカニックの超精密造形を目指してきたコトブキヤが提案するオリジナルロボットモデルシリーズ。その最新情報をお届けします!

どうも、柚木です。


前回に引き続き「アント改」の製作編になります!


ぶっちゃけ製作自体は前回で完了してるんですが(;´▽`A 糸山氏のコメントにある通り、本作例における

楽しみ方のテーマは「出来た形から設定を練り上げる」というものですので、趣旨的には今回の記事が

本編といえるでしょう。


なので実は今回、画像とコメントがあんまりリンクしていないと思うのですが、

画像の方は作例の読み解きに活用していただければと思います。


前回は見せていなかったアングル含めて画像多めでお送りします!


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…というわけで、引き続き糸山がお送りします。


前回は「手任せ」で作例の形状出しまで行きました。


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今回からは設定編です!溢れる妄想に身を任せつつお送りしますw


まずは運用面での設定(屁理屈ともいうw)から。

製作時に挙げた「ざっくりテーマ」をもとに、色々と想定をしてみます。


①鹵獲機の流用なので、どちらかというと前線で使われているハズ。

②部品確保の観点から、機体数もそんなに多くないハズ。

③短足だから足は遅い。なので近接戦じゃなくて長距離線に向いてるハズ。


だいたいこんなもんかしら?

「一部の前進基地で、現地調達で賄える防衛用装備として開発された機体」とかですよ多分。

百歩譲っても、設計データを共有した基地で試験的に作られてるくらい?

いわゆる「量産機」とまではいかないイレギュラーさが、公式設定の世界にネジ込みやすい感を生んでますねw


基本的な戦法は「数機で拠点周辺に展開、防御陣形をとって、位置がばれたら次のトーチカに移動」

…ってなカンジですよね。多分。(多分多いな!柚)



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キャノン中折れ部分の接続には、「MSGプラユニットP-139メカニカルアーム」の片側に3㎜穴を開けたものを

使っています(柚木)


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んじゃ次は外観からもコジつけてみましょう☆


まあ~こういうパターンなら製作時に「キャラクターとしての特徴」になる部分として使った、「シールド」と「キャノン」を

掘り下げるというのが定石ですな。


④シールド

 せっかく腕に装備しているので、陣地設営の際にはショベルとしても使用する!

 んで、アーキテクト脚部のフレームを使用しているので格闘戦にも転用できる程のトルクがある。

 (…というと強くし過ぎ?)

 …が!機体の機動性そのものが低いため、待ち伏せ以外では有効に機能しなかった。

 (よし、弱くなったw)


 この「腕部に脚フレーム=大トルク」説はコボルドにも流用できそうですね。



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肩のスモークディスチャージャーは、「MSGプラユニットP-141モールド板&ミサイルユニット」から(柚木)


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⑤キャノン

 本当は「888㎜」と言いたかった!けど外観上どう見ても90センチもないので、これは榴雷キャノンを

 そのまま流用したということにします。


 一捻りするとすれば弾頭ですよね。新型弾頭が使われている!ということにして、あとは詳しい人に

 味付けしてもらいましょうw

 

 すごく重い弾芯とか…… あ!強い酸! ね、アントだけに蟻酸とかね……


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あと、ズィキスの時に「キャラ付けにおいて重要な意味を持ちますよ!」と言っていたカラーリングについてですが、

例によって塗装から仕上げまでは柚木君にブン投げました


塗装といっても基本的にはキットの成形色活かしで、部分的にチョイ塗りで仕上げてくれたようですが、

元々月面機体のカラーなので整合性もとれてるし、製作のイメージソースになった88㎜砲の

ジャーマングレーにも近い感じになったので結果オーライ!文句なしです(言える立場でもないしw)。



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カラーリングについては、組み上げた状態で何の違和感もなく、糸山氏から特にオーダーもなかったので(笑)、

ポイントにライトグレーとセンサー部分のみを塗装。全体をつや消しにした後、軽く汚し塗装を

しています(柚木)


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あとはこれを一つの文章としてまとめて、スペック表と一緒にしてやれば完璧です!


俯瞰から撮った画像を使って、余白部分に活字をレイアウトすると「らしく」なること請け合いです。

(インストに載っている公式設定にリンクできそうなバランスを取るとよりそれっぽくなります)


そんでもってこういうこと書いとけば何とかやってくれるのが柚木君です☆

たぶんこの文の下にでもカッチョイイ画像が出るハズですよウフフw


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※コメントに合わせて急遽でっち上げました…(柚木)



FAコンテストも画像審査なので、余裕があったらこういう遊び方を試してみてはいかがでしょうか?


以上、糸山がお送りしました~☆


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糸山さんありがとうございました!


今回は作例ができてからが本番というちょっと毛色の違った内容でのお届けになりましたが、

機体の生い立ちや用途などを考えながら作品に落とし込んでいったり、その逆で

出来上がった形から機体の機能や設定を想像したりと、

立体物と設定をリンクさせながら製作するのも模型作りの醍醐味ですので、是非一度お試しあれ!





しかしこの作例……


別にウェアウルフ・スペクターじゃなくてもよかったんじゃね?( ̄Д ̄;; 

(使用パーツ的な意味で)




それではまた。


柚木