昨夜、寝る前に何故か、
今は亡き叔父(父親の弟にあたる)のことが
思い出されました。
ほんとうに、なんの前触れもなく、久々に。。。
まだ私が高校生のころ、私以外の家族全員、
父親、母親、妹が、交通事故にあいまして
皆、軽いけがで済んだのですが、
しばらく入院となりました。
遠方から駆け付けてくれた叔父が、わたしを
鰻屋さんに連れていってくれました。
その時の鰻の美味しさと
叔父のやさしさが
昨夜のわたしの心をあたたかく包んでくれました。
今さらながら
叔父ちゃん、ありがとう
と言えました。
当時よりも今のほうが、叔父ちゃんの愛情を
深く感じることができる
やっとそんな自分になれて、
叔父ちゃんにありがとうを言えるようになった。。。
叔父は、おそらく60代近くになってからだと思いますが
バイオリンを習い始めました。
以前習っていて持っていた私の
バイオリンを叔父に譲ったのです。
叔父は、奥さんや娘さんたちに
下手ね~と言われながらも、
大好きなバイオリンを練習し続けて、、、
その音色を、私が初めて聴いたのは、
従妹の結婚式を録画したDVDでした。
親戚も呼ばずにハワイで挙げたお目出たい席で
愛する娘さんのために心を込めて一生懸命演奏する叔父。
上手ではないけれど、
楽器と相思相愛の、とても豊かないい音を奏でていました。
そんな風にわたしのバイオリンを生かしてくれた叔父ちゃん
いつも家族や親戚のことを心配し、
温かく見ていてくれた叔父ちゃんのスピリット
愛されていることを、思い出させてくれてありがとう
10月29日(土) 11月2日(水)