【一話完結STORY】

 

宇野side

 

「ねえもう返して~~!!」

 

そう言って隆弘のまわりをぐるぐる回るけど、全然返してくれない。

 

早く家に入らないと、お母さんに怒られるのに泣。

 

「ねえほんと早くボール返してよ!また遊べばいいじゃん?」

 

「やだ(笑)ははっ、実彩子俺のまわり一周したしwww」

 

「ほんとだ(笑)宇野先輩やばwてかもう先輩じゃないよねまじで」

 

ううう、光啓までそんなこと言うんだから、もうやだ(笑)

 

とか、なんだかんだ言って、こいつらといるのは楽しいから、どんなにむかついても離れられない。

 

「やった!!取れた~~よしこれで帰れる(笑)」

 

って、え?

 

バスケットボール取り返したのに、さっき置いておいたサッカーボールが、ない!!

 

「うぇ~いwサッカーボールならここだよ?あああ、取っちゃおっかな~」

 

「もう、隆弘!!」

 

バンッ___

 

「いったあ泣。」

 

「は?え、ちょ、お前なにやってんの?!」

 

「先輩、大丈夫?」

 

「あ、うん(笑)ちょっと擦りむいただけだよ。」

 

「痛かったでしょ?ほんとごめん、ちょっと意地悪しすぎた。」

 

「ううん、ほんとに大丈夫だから!!」

 

「ごめんな?」

 

「だから大丈夫だ…っ____」

 

私の頭に隆弘の手が載ったのは、ほんの一瞬だった。

 

不覚にもちょっとドキッっとしてしまった私。

 

ほんとに隆弘は女心なんてわかってない?

 

好きじゃないよ、Loveの方では。

 

だけど、私だって、一応女だからね?

 

「先輩!じゃあ俺らそろそろ帰るね?」

 

「うん、光啓ありがと。」

 

「なに?先輩がお礼とかキモチワルw」

 

「は?なんて言った?」

 

「嘘だよ(笑)次の委員会の時もまた3人で帰ろう?いいよね、隆弘?」

 

「え~どうしよっかな~」

 

「いいじゃん、もう先輩と帰れんの、次がラストだよ?最後くらいよくね?」

 

「ちょっと、最後とか言わないでよ(笑)私まじで泣きそうになるから」

 

「実彩子涙脆いもんね(笑)いいよ?3人で帰ろう?」

 

「やった!!」

 

「先輩、無邪気かよw」

 

「うるさい(笑)隆弘、光啓、じゃあね!今日はありがとう。」

 

「ん、じゃあね。」

 

「先輩じゃあね~」

 

誰もいない家にそっと入る。

 

正直、すごい寂しい。

 

あと2週間で卒業、あいつらと一緒にいられるのもあと2週間。

 

もっと一緒にいたかった。

 

隆弘は素直じゃないけどほんとはすごく優しくて。

 

光啓も女たらしなように見えて、恋愛下手で、すごく可愛くて。

 

2人といるときは多分、同級生と一緒にいるときより楽だから。

 

2人とも大好きだから、Likeの方で。

 

こいつらと同じ委員会でよかったなって。

 

隆弘曰く、私はツンデレみたいだから、一応そのキャラを守り抜いてるつもり。

 

だけどやっぱり隠せないよね。

 

体調悪くても、落ち込んでても、甘えたい時も、いつも最初に気がつくのは2人だから。

 

私、先輩なのにね。

 

後輩にすごい甘えてる(笑)

 

なのに、なんにもしてあげられてないんだよなあ。

 

あと1年、一緒にいたかったよ。

 

ピロン___

 

Takahiro’今日はありがとう、楽しかった’

 

Mitsuhiro’次楽しみにしてる~’

 

ありがとう。

 

でも寂しすぎるよ、これでお別れなんて。

 

いま、一つだけ願いが叶うなら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同級生になりたい。

 

 

 

 

 

 

 

初の西宇日ですね(笑)

 

これ、ノンフィクションですニヤニヤ

 

ほんとのお話を、西宇日にあてはめただけなんです、実はポーン

 

仲いい後輩が2人いて、その子たちとのお話キラキラ

 

私素直じゃないから、普段絶対お礼とかいえないので、あえてここで言います(笑)

 

いつもありがとう。

 

あああ、恥ずかしい(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

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