宝くじ・・・
 一夜漬けのテスト・・・
 ちょっと、ギャンブル的要素が詰まった言葉・・・
 
 それが、”アタリ”と”はずれ”

 先週、午後からの授業ということもあり、久しぶりにフジテレビの”ノンストップ”という番組を見ました。そして、そこに、この”あたり・ハズレ”が使われていました。

 それも、”教師”という言葉の前に・・・∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

 アタリ教師とはずれ教師・・・それも数年前から、使用されているようなのです。
 悲しいですね。。。とっても。。。

 番組では”はずれ教師”の基準が3つあると説明していました。

 1.友達型
 2.コミュニケーション下手型
 3.モラル欠如型

 詳細は割愛します。

 アタリ教師が、正解ではずれ教師が不正解なのでしょうか?
 否ですねっ!!
 これだけは断言したいと思います。

 この考え方に2つの意味を持って持論を書きます。

 人は経験しなければ、成長しません。
 それも、楽しい(楽しいとは=充実感や達成感を味わえるコト)と思える環境で経験することが重要です。
 そして、教師は子供にとって、尊敬できる人でなければ、子供も大きく成長しないと考えています。

 ここに、アタリ・はずれ が使われるのかもしれません。

 子供のために、尊敬できる教師が担任になってほしいと・・・

 でも、ここが錯覚だと思っています。
 子供が尊敬できるかどうか?
 それは、ご両親の価値観とは絶対に違います。

 尊敬できるかどうか?あたりかはずれか?それは!
 子供自身が、教師と長い時間学校でコミュニケーション等を通して、信頼関係を築き、子供自身の判断で決めることだからです。

 それを両親の価値観で、教師を選ぶこと自体が、第一の悲しい考え方です。

 ”はずれ”と保護者から評価された教師も、もしかしたら子供にとってはアタリと思われ、尊敬する教師になります。

 もっと別の考え方をするのならば・・・

 【ボクが、小学校や中学校のとき、そんなに担任教師の影響を受けたかと思えば、今の自分の成長過程の中で大きな割合は占めていません。
 それよりも、同級生との人間関係を学ぶことのほうがどれだけ勉強になったかと感じます。
 国語や算数などの知識も重要ですけどねo(^-^)o】
 
 もう1つの理由は!
 人は、経験しなければ成長はしません。
 アタリ教師といえ、最初ははずれ教師だったかもしれません。

 でも、それは、教師自身の努力を軸に、学校の環境が、その教師を一人前に育成した可能性が一番高いと考えるわけです。

 このように考えれば、
 ”はずれ”と言われるような教師は、毎年いるわけです。
 
 それを、本人の自覚が一番重要ではありますが、学校の環境、職場の仲間、保護者等が育成する気持ちで教師と向き合うことが必要なことだと信じています。

 反面教師や他山の石などの言葉もあります。
 いろいろな人をしっかり見て感じることで、多様な人間を理解し、そのような社会で上手に生きていくために自分勝手と協調のバランスを磨いていくのです。

 教師を、商品として扱い、アタリ・はずれ と 言って揶揄するのに大きな憤りを感じるのはこの2つの持論からです。

 子供といっても一人の人間です。尊重する気持ちが大事です。
 また、教師だって普通の人間です。成長するためには時間が必要なのです。


 教師も人間です。とんでもない、非常識な教師もいるはずです。
 でも、その一部の教師のために、ほかの、一生懸命頑張ろうとしている教師の翼を、安易な言葉(アタリ・はずれ)で折らないでほしいと強く思いました。

 愛のあるアタリ・はずれなら、きっと教師にも伝わるでしょう。
 でも、別の表現で伝えた方がいいかと思われますが・・・(*゚ー゚)ゞ

 【翼の折れたティーチャー】は作ってはいけないであります!!

 最後に・・・

 今度、不特定の学校にお手紙を書こうと思いました。
 保護者ととのトラブルがある学校や教師に対して、充実した教師生活ができるアドバイスをしたいと考えたからです。学校で、今の求職者支援で話をしている内容を基本に仕事を楽しくする方法を伝えたいです。

 もちろん、コテツは資格もなく、無名であります。
 しかし、大きな自信だけはあります。

 これも、コテツがまた一歩成長する経験になります。
 コテツも成長し、一緒に学校も成長され、お互いがWIN-WINの関係になれれば、この時、考えたのでした。

 ではでは!

 今日は、配達のお仕事中ですが、待機時間があり・・・ブログが書けました!

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 次回は続きます。
 このような現象は、やっぱり高度に発達した情報化社会のデメリットだと考えていることを書きたいと思います。
 実は、あまり知らない方が良いこともあります。
 これもバランスです。