この軌道から眺める熊本城が、好きなんです。 | 古典酒場編集長酔いどれブログ

この軌道から眺める熊本城が、好きなんです。

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呑も! 呑も! 熊本・大分・東北のお酒<1535>

津軽の吟<青森県>

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実家の

老父母

 

甥っ子家族

 

無事に生活をできていることを

確認できた翌日は。

 

高校の同級生宅を

尋ねます。

 

我が家から

とことことことこと

歩いて

 

チンチン電車(路面電車)

乗り場へ。

 

我が家からは

市営バスのバス停が

近いのですが、

 

あたしは

 

熊本市内を

移動するときは

 

きまって

チンチン電車。

 

この電車に乗って、

 

大甲橋を

渡った先に

 

見える、

 

熊本城の景色、

 

これが好きなんです。

 

道路の真ん中を

走っている

 

チンチン電車。

 

大甲橋から

少し

ラウンドしながら

 

繁華街に入っていく

その軌道の途中から

 

徐々に姿が

間近に

露わになっていく

熊本城。

 

車道よりも

断然

酔い景色、

なんですねえ。

 

今回の地震で、

 

ニュースでは

一時期、

 

熊本城の

石垣が

崩れ落ちているさまを

 

繰り返し、繰り返し、

流しておりました。

 

その映像が

流れる度に、

 

気持ちが落ちて、落ちて。。。

 

なんで

こんなにも

何度も同じような映像を

流すのだろうか。。。

 

哀しい気持ちが

あふれていた自分、

 

とはいうものの。

 

熊本城の一口城主

では

あるけれども、

 

帰熊のたびに

登城する

ほどの

 

熱心さもない

人間です。

 

それでも

この哀しみ。

 

やっぱり

熊本県人にとっては

 

熊本城、

 

なにか

特別なシンボル

なんですかねえ。

 

 

あの映像が

頭をよぎりながら

 

電車の中から

熊本城を

見つめる。

 

ホテルキャッスル方面の

石垣、

 

がっつりと

崩れ落ちている。。。

 

あぁ、

なんてことだろう。。。

 

気持ち、

暗く、暗く、

なりながら、

 

同級生に

 

差し入れの

日本酒を

 

と思い、

 

古町にある

酒屋さん

「川上酒店」さんへ。

 

(2016.4.25)