雪白姫は自身初の再演でした。

結局のところ、大きく改編したので、前回のよさを残しつつ違う作品のようになりました。



オリジナルの雪白姫は、現在劇団TremendousCircusのプロデュース団体である虹創旅団名義で行われました。

まだ若かりし虹創旅団メンバーは、この作品で大きく仲間割れし、団体としての継続を厳しくさせるきっかけとなった作品でした。



作品としても当時のオリジナル作品は粗削りで

お客様に人生で一番辛いアンケートを貰った作品でもありました。

そのアンケートには「こんな演劇を作るやつらがいるから、小劇場が誤解されるのだ、演劇をやめてくれ」と書かれていました。

今も時々思い出します。



当時私はパートナーにも不義理の末捨てられ、失意のどん底にいたように思います。



あれから三年たち、形は変わり劇団TremendousCircusという形で雪白姫と虹創旅団は復活を果たしました。

製作するなかで私が常に意識していたことは

「人を恐れない」ということでした。



無意識に私は、人を恐れています。

「こんなことスタッフに頼んだら嫌われないかな」「これ言うの怖いな」「ダメ出しして大丈夫かな」等々怖くて言えないことも多く、自分でやろう、となりがちです。

それを、今回はやめようと思いました。



今公演を終えてみて、多くの反省がありますが、これまでの公演と違い、やったぜ! アイメイドイット! 手応えを感じています。

それはきっとそういう部分がうまく作用した結果なのではないかと思っています。

正しくぶつかり合うことで火花を散らす。

大切なことですね。



死のことをいつも考えています。

自分の生という時間のなかで大切にできなかった人、私を嫌った人を取り零していきますが

それも恐れることはないのだと思っています。

それぞれにはそれぞれの道があって

ちゃんとさよならを言えなくても、喧嘩別れでも、時間は止められないんです。



一面の雪景色のなかで

仲間の血のように赤い命や

お客様という深淵を見つめながら

残された人生をどう楽しもうとワクワクする公演でした。

6月16(金)~18(日)に女吸血鬼カーミラも発表されましたね(Twitterとか)

楽しみたい。

一期一会。

楽しまなきゃ損です。

ただ一度きりの皆様と、あなたに愛を込めて

虹創旅団 社長 en

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