子育て絵本アドバイザー 前田ちひろのブログ

子どもと一緒に過ごす時間は短くても、
「絵本」があれば、密度の濃い時間を過ごせます。
「絵本」のある子育て、してみませんか?


テーマ:
おおきな カメが いた。
このしまに いっとうしかいない ゾウガメだ。

こうらの うえでは、いちわの ヒワが おしゃべりしている。

「あたしたち ともだちだから いつも いっしょだよ」

でも、ゾウガメは しらんぷりだ。


今日ご紹介する絵本は、こちら本
 
 

発行は、2014年です。

ゾウガメのこうらの上で、小さなヒワは、うれしそうに話す。

「ねえ、うみのむこうに、ゾウっていう いきものが いるんだって。
もしかしたら あんたの なかまじゃないかしら。」

ゾウガメの、固くて石のような胸が、どきんとなり、
こおどりしたい気持ちになった。

「だいじょうぶ、あたしが たしかめてくる。
あんたは だいじな ともだちだから、あたし がんばる」

ヒワはゾウガメのために、
まだ見たことのない「ゾウ」を探しに飛び立っていき、・・・というお話です。

山のようにそびえたつ、頑丈なゾウガメと、
小さく、可憐に飛び回るヒワ。

ミロコ マチコさんの迫力のある絵と色遣いによって、
絵本の世界に引き込まれます。

年長さん・小学生くらいのお子様でしたら、読み聞かせできるかと思います。

あるいは私たち母親が読むと、
友達でいることの、本当の意味。いなくなって、初めて気付くこと。

長く生きるものの宿命・・・等、様々な気付きがあるかもしれません。

私は特に、
最後のページにあります、

(ねえ、これからも いっしょに いよう。
いつか わかれが あるとしても。

きみが どんなヒワだったか、ぼくが おぼえていてあげるから。
・・・ぼくが ひゃくねん、わすれずに いるから。・・・)

という、ゾウガメの呼びかけが、印象的でした。

親子で一緒に、オススメです☆

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