女性が、仕事と子育ての二つを手に取ることを、
快く思わない方々がいます。
(それでも、私の時代よりずいぶん減ったなぁ…とは思いますが)
その理由の一つは恐らく、
“子どもが愛情不足になって心が歪む”
という、深く根付いた考えによるもののよう。
私が子育てに入る時には、今よりもまだまだ風当たりは強かったなぁ…
私は、“母親の仕事の有無”と“愛情の量”この二つの相関関数が、
見事に比例すると疑わない世の中の価値観が、
どうしても腑に落ちませんでした。
なので、ちょっと抵抗してみたくなりました。
≪この言葉、身を持って制してみせる!≫と
どこか戦いに挑む気持ちで、
働き続けることを決心したことを覚えています(笑)
純真無垢で、
庇護がなければ生きながらえない、
弱くてもろい子どもの心を、
そばにいて、
欠かさず気遣ってあげるのが母親だ!
時代がこんなに変わっても、相変わらずの母親責任論。
そこからテコでも動かない方への挑戦状のつもりでした(笑)
そんな色眼鏡をかけた方々がまだご健在のうちは、
仕事と子育ての物差しが一つになって、
≪家族の幸せ≫という目盛りに置き替わることは拒まれます。
だからでしょうか…
母親の心を一撃で刺す言葉の威力は、なかなか衰えません。
≪かわいそうに…≫
この言葉の破壊力はすごいです。
一瞬で、親としての自信を根こそぎ持ち去りますから、
おっかなくて「助けて」なんて、とても言えません。
働く母親に、いとも簡単に
『申し訳ない』という罪悪感を抱かせます。
そして、突き詰めていくと、
働く母親だけでなく、
専業主婦を選択した母親にも、
『子育てに専念することを選んだのだから』と
完璧な子育てを目指させ、
母親自身、自分に厳しい評価を下し続けるという、
悪循環を容易に生み出すのです。
子どもの心が健やかに育つか否かは、
母親が仕事を持つか持たないかではありません。
☆最初べったりちょっとずつお別れ…
☆心の成長ステップと、変化させる量と質の関係
この基本さえ押さえられていれば、
母親の仕事いかんによって悪影響を受けるほど、
子どもの心はやわではないということ。
反対に、この基本を押さえ間違えると、
時間を追って様々な問題が起こることがありますが、
それは、母親が仕事を持っていたのか、いないのか、
そんな単純な話ではないということです。
先日、母親が仕事を持ちながらも心を健やかに育てるコツ
…をお伝えする機会がありました。
都内のある自治体から、
働く親支援をしたいので、とのお申し出です。
都心の企業の、第一線で働く女性の多い地域です。
しかもこのご依頼、
教育委員会が主催でお呼びくださったということに、感動しました。
(教育の分野で、子ども中心の視点が、
子どもを取り巻く“家族”にまで広がった…と確信できたからです)
ひょっとしてこちらの自治体、国も手をこまねいている様々な垣根を外し、
子育てしやすい街づくりを、行政が一体となって取り組んでいく、
モデルとなるのでは…と感じました。
その時の講座の内容を簡単にまとめますと…
☆女性のライフスタイル~仕事をやめるか迷う時期
☆WMに入る前に心得て欲しいこと6カ条
☆量をこなした人が見えてくる質
☆支え手が多いほど安定感が増す
☆衝突しながら洗練される夫婦の分担
☆WMのお悩み(保育園時代~思春期)
☆二人目どうする?
☆WMの幸せの法則
☆必ず来る!働き続けて良かったと思う瞬間
すると、ご参加くださった方々から
たくさんの感想が届きました。
「先生のお話しで、ご近所とのコミュニケーション・人的ネットワークがいかに重要かがわかりました。幸せになる!という目標、ママかっこいい!と言われる、生きるモデルなりたい!と思いました」
「大変興味深いお話、一人目の時に聞いていればなぁ…。4月に復帰します。自分の心の中の迷いも正直に認め頑張っていきます」
「仕事と子育ての両立についてとても丁寧で理解しやすかったです。まわりのコミュニティーの大切さ、誰かに頼る“頼り上手”になれるように、今からいろんなところに目を向けていきます」
「小さいうちから預ける罪悪感を感じていましたが、先生の言葉で救われ勇気づけられました」
「お話しが素晴らしかった!私も彼女のようにイキイキと輝き、周りにパワーを与えられる輝いた女性になりたい!」
「盛りだくさんの内容に大変勉強になりました!先生のお話し、お子さんとのエピソード、お母さまとのエピソードには涙が出ました。私も仕事と子育てをがんばろうと思います。ご主人とのお話は面白く、私も褒めて良いイクメンになってもらえるよう工夫します」
「先生のお話は、私の実体験に重なることが多く、涙が出そうになりました。仕事を続けてきてよかったんだと改めて思え、視野が広がりました」
「大変素晴らしかった!私は子どもの成長を一番と考え、仕事量をコントロールできるフリーという選択をしました。収入も安定せず、社会から遅れを取るのではという不安な毎日。収入が減ったことで夫への遠慮もありましたが、その悩みも一気に解決できました!今後自信を持って自分をコントロールしながら、仕事と子育てを楽しみたいと思います!」
「後輩が子育てしやくなっていけるように頑張ります!」
「先生の実体験に基づいた言葉の一つ一つが宝の山でした!全てが納得!パワポの資料、講義の進行、ファシリテーターとしても大いに「いただき」です。本当にありがとうございました。引き続き歩いていけそうです。泣けました。いい出会いに感謝です!」
…もう書ききれません。
子どもを育てる母親を孤独にさせてはいけません。
それは、母親が仕事を持つか持たないかに関わらず…です。
昨晩、日本の将来の人口予測が出されました。
急速に減り続ける人口と広がる少子高齢社会。
働けるものは働き、暮らしを支え、
子どもは、社会のみんなで育てる時代は避けられず、
もうすぐそこまで来ているのです。
“経済成長”に代わり、一人一人の
“幸せ成長”のために、
私は引き続き、子育てを応援していこう♪と思います^^/
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「吉田恭子の子育てeducare」
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