プロのためのボイストレーニング 『絶対の法則!』

ボイストレーナー、音楽家として活動する中西健太郎のblogです。
プロのためのボイストレーニング方法、歌い方、音楽や映画、
表現やアートのことについて書き綴っていきます。


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みなさん、こんにちは。
毎日暑いですね。。。
夏バテなどしていませんか?

先日のBlogから、だいぶ時間が空いてしまいましたが、今回は、
前回の続きを書かせていただきたいと思います。


前回は聴く技術は大切ですよ。
プロの耳を育ててください。
というお話をしました。

その時に、『どうして?』とか、『なぜ』ということを考えるくせをつけてください。
というお話をしましたね。


例えば、『この曲いいなと思った時に』、『この声いいなと思った時に』そこで終わらせないで、『どうしてその曲がいい曲なのか?』『どうしてその声がいい声なのか?』ということを考えてほしいということをお話をしました。

では、今日はそれが耳を育てることにとって、なぜ大事なのか?
ということをお話ししていきたいと思います。


もし、『なぜ』とか、『どうして』ということを考えないで聞くとしましょう。
そうするとそれは、素人の方達と同じ聴き方をすることになってしまいます。

曲を聴いて、いいなとか、素晴らしいなで終わってしまう。
もちろん、感動は受け止められると思います。

しかし、曲に対する理解とか、聴き方とかが、大雑把なものになってしまいます。

そこで、もう一つ突っ込んでいくことによって、繊細な耳、プロの耳を育てていくことができます。


例えば、この声なんでいいんだろうな?と考えるとしますね。

そうすると、もう一つ集中して聴かなければいけなくなりますね。
声にクローズアップして聴く感覚というのでしょうか。

集中して聴くだけでは、なぜその声が良いのか?というのは分からないですよね。
そうすると次に例えば、どこが響いているのかなとか、細部まで想像しながら聴くという聴き方をしますね。


そうすると、胸が響いているから、豊かに声が鳴っているんだなとか、響きが高いから声の抜けがよくて気持ちよく聞こえるんだなとか、

そうやって、どんどん細部に渡って聞こうとしていく努力をすると思うんです。


最初はそれが間違っていても全然構いません!

そういう、努力や練習を積み重ねることによって、感覚や肉体というのはより、敏感になり、繊細になり、高いレベルへと向かっていきます。

ですから、その訓練をしてほしいのです。

それは、耳を育てるということだけでなく、必ず自分のスキルをあげるということにも役立ちます。


例えば、その人の声が、胸が響いているから、すごくいい声に聞こえるんだとしますね。
そうすると自分は胸の響きが足りていないから、声が薄っぺらく聞こえてしまうんだなと気づきます。

響きが高い声が素晴らしいなと思ったら、自分の日々の声を、響きの高いポジションで出せるように心がけようと思えますよね。


ただ、もし、この人いい声だなで終わってしまったとしたら、どうでしょう?
この辺りで決定的に差がついてきます。


長くなってしまいますので、今日はここまでにさせていただいて、続きはまた書きますね。

ちゃんと早く書く予定です笑
お楽しみに!!

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先日、twitterにも書かせていただいたのですが、
聴く技術というのは、とても大切な技術です。

僕は、昔、レコード会社でレコーディングなどのスタッフをしていた
ことがあるのですが、そこでついていたプロデューサー師匠に、耳をよくしろ。
と口を酸っぱくして言われました。

ある日、レコーディングが終わり、打ち上げをして飲んでいた時の
ことでした。

プロデューサーから、音楽家にとって一番大切な技術は何だと思う?
と聴かれました。

僕は、演奏する技術とか、心とか、いくつか思い浮かべましたが、
すべてNoと言われました。

そして、プロデューサーから、言われた言葉は
『聴く』技術だよ。
という言葉でした。

聴けるヤツはできるけど、聴けないヤツは一生できない。。。
と。。。

確かにその通りだと、痛感いたしました。。

それ以来、自分自身も、生徒に対しても、『聴く技術』という
ことにを、とても大切に育てようと試みています。

例えば、普通に音楽を聴いていたとしますね。
素晴らしいミュージシャンがいたとします。

普通は、「すごい!」とか、「カッコいい!」とか、「やべぇー!」とか
で終わると思います。

そこに、まず始めは、「どうして?」
を追加してほしいのです。

どうして、そのミュージシャンはすごいのか?
という視点をもってもう一度聞き直してみてほしいのです。


今から、レッスンですので、続きは後ほど!

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約1ヶ月ぶりのブログです。

この1ヶ月ほど、言葉というものが軽く感じられた時間はありませんでした。
僕が前回ブログを書いているのが、震災のある数十分前です。

3月11日のある時点を境に、日本は全く別の国になってしまいました。
地震、津波、原発。。
世の中にポジティブなニュースは一つもないのではと思えるような毎日です。

そして、その報道や、政府、企業のあり方に、怒りを抱えたり、恐怖を覚えるような毎日を過ごしています。

出し尽くされた言葉で、この言葉すら本当に軽く感じてしまうのですが、

この度の震災で亡くなった方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。
そして、被災した皆様に心からお見舞いを申し上げると共に、一日も早く安らぎと復興ご訪れますように、心よりお祈りしております。


こんなとき、自分の無力さに向き合い、人間の小ささを感じ、時に無気力になります。
自分になど何ができるのだろうと、とても切なく、苦しく思います。

しかし、どんな時も人はそのときを精一杯生きることしかできないんですよね。
未熟であり、時に過ちをおかしながらも、前に進み続けることしかできない。
それが人の生き方だと思います。


この1ヶ月で、素晴らしいライブを二つみました。
一つは生徒のライブで、一つは大学の時の友人のライブでした。
二人とも、凛として、可憐で、本当に素晴らしかった。

僕も音楽に向き合う勇気をもらいました。
そして、月並みな言い方ではありますが、エネルギーをもらいました。


正直、音楽をやっている自分ですら、こんなときに音楽など何の役に立つのだろうと思ってしまうこともあります。

感情を刺激されるのが辛くて、音楽を受け入れなくなってしまうこともあります。。


でも、やっぱり、音楽は、芸術は素晴らしい。
二人のライブに立会い、そう感じさせてくれました。


これからは、本当に大変な時代に突入していくのだと思います。
特に、経済というものは成り立つのでしょうか?

日本は震災と東電の原発事故により、想像も付かないような負債を抱えることでしょう。

国が破綻する事態も十分に想像できます。

これだけの経済大国である日本がそうなっていくならば、その波は必ず世界の経済に波及します。

そして、今ヨーロッパではポルトガル、アイルランド、アイスランドとデフォルト寸前の国が多くあり、EUが非常に危ない状態です。

リビアでは戦争がおきています。

イタリアに数万人の難民が押し寄せ、ヨーロッパの問題にもなっています。

アメリカの経済状況も思わしくありません。。

世界の穀倉地帯と言われているオーストラリアや中国では干ばつで作物が不足している地域も多くなってきています。


とにかく、世界の状態が本当に危ない、危機的な状況に僕たちは面しています。

ネガティブなことを書き立てて煽るつもりはありません。
そうではなく、時代が確実に変わる、その瞬間に僕たちは立ち会っているということです。


この100年余り、資本主義という経済の流れが、世界を動かしてきました。
しかし、その世界を動かしてきた経済というものが、そうとうに危なくなってきています。

これからは、時代の転換点。

色々なもの、色々なことが、すさまじく、ダイナミックに動き、そしてふるい落とされていくのだと思います。
そのときには、ものすごく大きな犠牲が伴うのだとも思います。


そのような時代の転換点、歴史的には宗教の役割というのが大きかった。
人々の心のよりどころとなる、宗教の役割が大きかったのだと思います。

依然、宗教は素晴らしいものだと思いますが、500年、1000年前を思うとそこまでの力や影響力は宗教からはなくなりました。

価値の問題ではなく、時代と共に影響力のあるものは移り変わるからだと思います。
現代はグローバルになり、価値観の複雑化、多様性を生みました。


そんな中で今、僕は音楽や芸術にその役割を感じます。
皆が価値や選択を強制されることなく、祈り、願い、泣き、笑い、怒り、愛することのできる、音楽、芸術に大きな役割を感じます。

そして、これからの時代、とてつもなく大切な職業に向き合わせていただいているのだなという責任感も感じます。


もちろん、意味のあるものだけが素晴らしいとは思いません。
こんな世の中だからこそ、何も考えずに笑えること、何かを忘れさせてくれることもとても大切だと思います。

ただ、今までと決定的に一つ違うのは、余裕のある世の中ではなくなってしまった。
ということです。

余裕のある世の中と、余裕のない世の中では、価値も、人々の選ぶ基準も違ってきます。


だからこそ、そして特に我々の職業はなければ生きていけないというものではないだけに、どんなことに向き合うにしても、質の高いものを表現できる表現者でなければ生き残っていけないのだと思います。

これからの世の中、半端な覚悟の音楽家や芸術家は確実にふるい落とされていくと思います。

皆で努力して、向き合って、なんとしてもふるい落とされぬよう、頑張っていきましょう。


芸術や文化は、人間にとってとても大切なものだと、僕は信じています。
人間が人間たる所以の一つだと思っています。
人の想いや願い、祈りというエネルギーは何よりも強い。
きっと、これからの世の中の救いになっていくのだと信じています。


一人の力は小さい。とても無力に思えます。

けれど、その力が集まったときに、奇跡はおこります。

少しでも世の中の役に立てるよう、まっすぐに音楽に向き合って生きていきたいと思います。





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つれづれなるままに


先日、十数年ぶりにディズニーランドに行ってきました。

いやぁ、すごいっ!!
やっぱりディズニーランドはすごかったです。

ディズニーランドは僕がたしか、小学校2年生か3年生の時に開園しました。
当時、学校を休んで、よく家族で一緒にディズニーランドに行ったのを覚えています。

だから、今でもカリブの海賊や、It's a small world、スターツアーズ、復活したキャプテンEOそしてエレクトリカルパレードと

そこここに家族との時間を思い出し、胸がキュンとなります。


なぜ、ディズニーランドのことを書くに至ったのかというと、自分のルーツという問題です。

意外とルーツとは自分が意識していない、自意識が確立する以前にある程度できあがっているものだな。と改めて思ったからなのです。


僕はものすごくたっぷりと両親の愛情を受けて育ち、わりとベタベタな感じの家族環境で育ったと思うんです。
妹ともいまだにすごく仲がいいですし。

そんな中で、家族とピクニックに出かけたり、遠出したり、旅行したり、ディズニーランドに行ったり、コンサートに行ったり、映画を観たり。

ある意味、ファンタジーの世界と言えるような世界の中で育ったと思うのです。


幼稚園や小学校の時に好きだった音楽はマイケル・ジャクソンとビートルズとアンドレ・プレビンが「マイフェアレディ」をピアノトリオで演奏していたJAZZのアルバム。
(後にアンドレ・プレビンとはN響の合唱の仕事で共演させていただき、このアルバムにサインをしていただきました!)

マイケルジャクソンが主演したムーンウォーカーが好きで、We are the worldに感動し、銀河鉄道999を観て誘われるようなどうしようもない気持ちになったりとか。。。

とにかく、ベタベタファンタジーな感じですね(笑)


先日、ディズニーランドに行って、なんかどうしようもなく、そんなことを思い出したりとかして。

物心がついて、自意識が確立され、そして大人になるに連れて、難しいこととか、芸術的なこととかが好きになって、それ自体はとってもいいことだと思うのですが、

自分のルーツはもっとベタベタでファンタジーなところにあるんだなと、そしてその場所が大好きなんだなと気づかせてもらったのです。


ディズニーランドって、何がすごいって、抜かりがない。徹底している。


人に衝撃を与えたり、問題提起をすることって、ある意味物作りをしていると、それ自体はそれほど難しいことではないと思うんです。

極端な話、人を銃で撃って脳みそぶち抜いて、地面に倒れてるところを何発も腹に打ち込んで、内臓でも飛び出てくるところ撮ったりとかすれば、誰でも悲しくなるし、そこまでやる意味を考えたりとか、どうしようもない気持ちになると思うんです。


でも、人を心から笑顔にして、ものすごくハッピーにすることって、相当構築しないとできない。。。
そして、少しでも抜かりがあったら、ファンタジーや魔法はすぐにとけてしまう。。

ディズニーランドは夢から魔法からとけさせない、徹底した構築が素晴らしい。
それどころか、その土地を出ても、その人の一生に影響してしまうまでも。。。


映画を観ても、音楽を聴いてもめったに涙することなんてないのに、エレクトリカルパレードを観たときにうっかり涙してしまった。。。

それは、もちろん幼いときに同じ光景をみた、ある種の郷愁のようなものもあったと思うのだけど、確実にショーの持っていた力だと思います。


やはり、ファンタジーとしか言い表せない何かに。
音と光と最高のエンターテイメントに完全に魔法にかけられてしまいました。。

いやぁ、素晴らしかった。。。


今、自分のルーツに改めて気づいたこと。
そして、思春期以降、接してきた音楽や芸術。

そのどちらも僕にとっては大切なものたちです。


そして、改めてルーツに『気づく』ということによって、これからどのようなケミストリーを起こしていくのか楽しみで仕方ありません。


自分の転機や気づきはどこから訪れるか分からないものですね。



そして、ディズニーランドはやはり、永遠の魔法の国でした。







年間パスポート買ったろうかな。。








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みなさん、こんにちは。

毎日とっても寒い日が続きますね。


体冷やしたりしていませんか?

僕は、今スタジオでフットバスをしながらブログを書いています。。


フィギュアスケートの村上佳菜子ちゃんもフットバスが大好きなんですってね。

スポーツ選手も、歌い手も体を温めること大切ですね!!



えっと、みなさんの熱い熱いご要望により、

やむをえずツイッターをはじめました(笑)


http://twitter.com/kosmosflower577


ツイッター、絶対にやりたくない!!!

と思っていたのですが、僕の性格だと、どうしてもブログの更新頻度が安定

しないもので、



ブログとツイッターを連動させて、 時間の流れの速いツイッターから

時間の流れが遅く内容の濃いブログとメリハリを付けてみようかなと思い

まして、ツイッターをスタートしました。


ちなみに、まだよく使い方が分かっていません。。。



今年の目標として、メルマガもちゃんと復活して、


ツイッター → ブログ → メルマガ


と時間の流れと内容の濃さをコントロールしながら、みなさんにお届け

できればいいなと思っています。



ツイッターは、瞬時に、熱い内容をお届けしていきます!


最新の情報、テクニック、レッスン直後のライブな情報など!

歌い手、役者、表現者などの方々に役立つ情報満載です!!


ライブ、コンサートなどのショートレポートもお届けしていく予定です!!



みなさん、ぜひフォローをお願いします!

http://twitter.com/kosmosflower577




それから、ツイッターとブログを連動させるため、ブログの設定をして

いただいていたのですが、ちょっとトラブルが発生いたしまして、現在ブログの

デザイン表示がデフォルトに戻ってしまっております。。


しばらく設定でブログが安定しなくてご迷惑をおかけするかもしれません。





ツイッターのアカウントを持っていない方は、PCからこのブログを見ていただくと

右側のサイドバーにツイッターが表示されます。


もしくは

http://twitter.com/kosmosflower577

のページをご覧いただくと一覧で表示されるようになっています。



今なんとかなう みたいなプライベートはつぶやきませんからねっ!



頑張って、みなさんのお役に立てるようにツイートしたいと思います。



それでは、また。



Kentaro Nakanishi




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間に合いました!
すべりこみセーフっ。。


みなさま、明けましておめでとうございます。
この一年がみなさまにとって、素晴らしい一年でありますよう、心からお祈り

しています。

本年もどうぞよろしくお願いします。


新年のご挨拶も7日までですからね。。
相変わらずギリギリな感じでスタートしてまいりました。。。




さて、今回は新年のスタートらしく、『技術を習得する』ということと、その意識
についてを書かせていただこうと思います。


技術というのは、一朝一夕に身につくものではないということは、みなさん身を
持って理解していらっしゃると思います。


技術とは、繰り返し練習することによって身につきます。
その単純作業は楽なものではありませんし、楽しいと思えないことも多い
かもしれません。

(修練を積むと、その単純作業を楽しいと思えたり、その作業の中に快感を
見出したりするものですが)




技術を習得する過程には4つの段階があるのをご存知ですか?


1、『 知らない。すなわちできない。 』


そのような方法、やり方があるのを知らない。


例えば、高音域の出し方練習方法をしらない。
すなわち出来ない。


という段階です。これが1段階目です。



2、『 知っている。しかしできない。 』


高音域を出すためにはどのような練習方法があるか理解はした。
しかし、まだできない。


という段階です。これが2段階目です。



3、『 意識すればできる。 』


練習をして、できるようになった。
しかし、まだ意識しなければできない。

無意識で高音域を出そうとするとひっくり返ったり詰まったりする。



4、『 無意識でできる。 』


無意識のレベルでできるようになった。

意識せずとも自然と高音域を出すことができる。
恐怖感がない。



と記載したとおり、技術の習得には4つの段階があります。
例として、高音域を出すという技術を挙げましたが、もちろん全ての技術を
習得する過程で同じことが言えます。



この4つの段階の中でプロとして使っていいレベルは4番目の

『 無意識でできる。 』レベルのみです。


例外として、単発的に3番目の『意識すればできる』レベルの技術を
使うことはあります。


しかし、常時使っていい技術というのは『無意識でできる』レベルのみです。


では、どうして無意識レベルでなければ使ってはいけないのかというと、
音楽や演技、表現で一番大切なものを犠牲にしてしまうからです。


それは、表現をする『感情や心』です。



意識しないとできないということは、その瞬間自分の感情や心は、
『高音を出そう』とか、『顎を引こう』とか、『声がひっくり返らないかな』とか
そういったことに向かってしまいます。


それは、お客さんにとってはどうでもいい『感情や心』なわけです。


音楽や演技をするときに、絶対に犠牲にしてはいけないもの、何者の犠牲に
もなってはいけないもの、それは『表現をする、もしくは作品の心や感情』です。


そこは聖域であって、技術や自分もしくは環境の都合など、何者も介在しては
いけません。


そのためには、やはり技術は無意識レベルに落とさない限り使えないのです。



では、意識していることを無意識にかえていくにはどうするか?
『意識』を『無意識』に変えていく。その唯一の方法が反復するということなのです。

反復することによって、『意識』はやがて『無意識』に変わります。

ですから、この単純作業である反復練習が必要なのです。



僕はよく生徒たちに技術を習得する目安を言うのですが、その目安が

『できなかったら1万回!』 です。


大袈裟に聞こえるかもしれませんが、リアルに1万回です。


分かりやすくいうなれば、高校球児を思い浮かべてください。

彼ら、少なくとも一日にバットを振ったり、球をなげたりを30回ぐらいは繰り返す
のではないでしょうか?


おそらくもっと多くでしょう。

そうすると、1ヶ月で1000回弱。1年間で1万回。


新しい技術を習得するのに、1日、2日では叶いません。
1年ぐらいかかることはざらですよね。



時にはパッとできてしまうこともあります。
苦労なくパッとできて、華やかに活躍している人をうらやましく思うこともあります。

けれど、それはそれ。


できなければ、1万回やってみましょう。
1万回やって夢が叶うのならば安いものだと思いませんか?



KosmosFlowerに通う生徒は本当によく伸びてくれます。
伸びるスピードも本当に速く、教えている僕自身も本当に驚きます。


けれど、その原因の一つは、正しい練習方法を伝え、日常の練習の仕方、
取り組み方、日常の練習回数など細かいところにいたるまで、しっかりと
ケアーさせていただいているからではないかと推測します。


(もちろん、それ以上に最も大きな原因は生徒の取り組みと努力です。)




昨年の暮れに、生徒から素晴らしい言葉を教えていただきました。

『 非日常を日常に変える 』


非日常を日常に変えることによって、革命が起きるのだそうです。



例えば、今まで5分しか練習できなかった人が、1時間練習するのを日常に
変えてみる。

姿勢が悪かった人が、姿勢をよくすることを日常に変えてみる。



非日常であることを非日常的にやったとしても、日常見えてくる景色は変わりません。

非日常であったことを日常的に取り組むことによって、マジックが起きるのです。



さあ、今日から僕たちも一つずつ非日常を日常に変えていきましょう!!



この一年、皆さんの、そして僕自身の、たくさんの非日常が日常に変わっていくことを望みます。

自分の中に革命を起こしましょう!!


この一年、みなさんにたくさんのHappyと飛躍がありますように、心からお祈りしています。

一年間、一緒に楽しんで頑張っていきましょう!


2011年、今年一年も、よろしくお願いします。






ブログを頻繁に書くという非日常が、日常に変わるという突っ込みはなしの方向でお願いします。


また気が向いたら書きます。



2011年 1月7日
中西 健太郎



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みなさん、こんばんは。

少しご無沙汰してしまいました。。。


毎日ブログを書きたくてウズウズしているのですが、なかなかブログを

書く時間が確保できずストレスが溜まっております。。。


ただいま20連勤に挑戦中です。。



全くご無沙汰してしまうよりも、短いブログ、ワンポイント的なものでも、

みなさんのお役に立てるかなと思い、書かせていただこうと思いました。


書きたいことは山ほどあるのです!!




さて、今日は息を吸うポイントについてです。


レッスンでみなさんの歌をみさせていただいてると、息を吸うときに一瞬で

無造作に吸い込む人をたまに見受けます。


みなさん、息はどのように吸っていますか?



歌の吸気(吸う息)の基本は、歌う場所に吸い込むことです。


基本、歌は深い声で出したいわけですし、響きは落とさずに上げたいわけですから、


息を吸うときには、深く高いポイントを意識して吸うことによって、その後に

声を出すのが劇的に楽になるはずです。



歌う場所と違う場所に息を吸ってしまうと、歌うときにすごくロスになりますよね。


歌う場所まで息を引き上げなければならなかったり、深く体を慣らすように発声

しようとしなければなりませんから、力みにも繋がってしまいます。


みなさんも次の練習からは息を吸い込む場所を気をつけてみてくださいね。


今日は息を吸うポイントについてでした。




それでは、また次回に!!








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みなさん、こんにちは。
今日は晴れてとても気持ちがいいですね!

今日は顔の筋肉とピッチの関係です。

先ほどのレッスンでのアプローチです。

その子はフレージングや音楽性がとても素晴らしく、才能のあふれる子なのですが、
ちょっと ピッチが不安定で♭しがちなんですね。

音が♭するケースは響きが上がらないというのが原因の一つになっていることが
多いです。

今日は、それを改善するためにある数種類あるアプローチの中から一つのアプローチをしました。


それは、顔の筋肉を引き上げるです。
顔の筋肉が落ちて、顔が弛んだような状態になると、響きは落ち、声は暗く聞こえがちです。

そのような時は、顔の筋肉を引き上げる意識をしてください。

よく口角を上げてなんて言いますが、それもそのアプローチの一つですね。


口角を上げるは決して悪いアプローチではありませんが、時と場合によっては、
表情や声を固めてしまう可能性があります。

僕も場合によっては使いますが、それよりも楽に声や表情を固めずに響きを上げられる
のが、

目尻や頬を軽く上げるようにすることです。

そして、この状態を保ちながら発声をしたり、歌ってみたりしてください。


人によってはこのアプローチだけで声の印象やピッチが激変することがあります!


今日アプローチした生徒も、今日のレッスンの中でずいぶんとピッチが安定し、
響きが明るく伸びやかな声になってくれていました!!


そうそう、このトレーニングは顔の加齢を防ぐこともできます。
いわゆる、アンチエイジングにも効果的です。


年取ってくると、どうしても重力に負けて垂れ下がってくるのですよね。。。
ですから、そのままにしていると、表情が生き生きと見えなかったり、
暗く見えてしまったり、ぶすっとして見えてしまったり。。


表現者は生き生きとした、エネルギーに満ちた表情でいたいものです。

そんな外見的な部分でも、このトレーニングやアプローチは助けてくれます。


声の響きやピッチは良くなるし、アンチエイジングや外見的な美しさ
にも作用するし、一石何鳥にもなりますね!


是非アプローチしてみてくださいね!!!



あぁ、レッスンの合間に急いで書いてるので、文が変じゃないかな?

投稿してしまいます(笑)

変だったら、ごめんね。。。




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この記事を最初からお読みになりたい方はこちらからどうぞ。

スタジオでのマイクの対応 その1



先ほどJ-WAVEに ワダエミさん と やなぎみわさん が出演されていて

お話されていました。

含蓄の深いお話、非常に興味深いお話でした。


ワダエミさんはもう73才になられるんですね。

いやぁ、静かにパワフルな方です!



それでは、前回の続きです。



前回は

このマイクでどのようにしてウィスパーボイスに持っていったのか?

現場現場で対応していくにはどのような力を付けていったらよいのか?


というところで終わっていたと思います。



まず最初に、、『 このマイクでどのようにしてウィスパーボイスに持っていったのか? 』

についてですが


始める前の準備をより明確にするというアプローチをとりました。

より繊細にウィスパーになる条件を作っていくという感じです。


ここでほとんどの人が犯してしまいやすい間違いは、条件を設定することではなく

ウィスパーを作ろう、もしくはウィスパーにしようと一生懸命になってしまうことです。


どうしてそれがいけないのかは、長くなりますので、機会があったらまたゆっくりと

書きますが、


そうした時に我々がやるべきことは、ウィスパーになる条件を明確に設定していく

ことなのです。



これは、演技をする状態に非常に近いですね。


演じようとするのではなく、その役にシンクロできるように、条件、情報を体の中に

インプットし、あとは体が勝手に動き出す状態にしていく。。


そんなイメージです。



我々は普段ささやき声を出すときはテクニックで出そうとしているのではなく、

感情で出しているはずです。


その感情が動きやすい状態を作り出してあげる。

それが大切ということです。



ウィスパーにする条件は以前

ウィスパーボイス(ささやき声)を出したい!

でも書かせていただいてますので、そちらをご覧ください。



そこで、僕は一つのアプローチをしてみました。

これはボーカル録りの現場ではよく行われる手法なのですが、

イメージをしやすいようにダミーマイクをおくのです。


ダミーマイクとは、レコーディングをしているマイクのほかに、ラインをつないでいない

マイクを演奏者のイメージのしやすい場所に置いてあげることなのですが、


この場合、実際に録っているマイクよりもかなり読み手もしくは歌い手に近い場所に

マイクを置きました。

ほぼ口元という感じです。



ここを人の耳だと思って、マイクに向かって表現してもらう。

そうすると、さすがに人の耳元に向かって大きな声で話そうとは思いませんから、

とても自然な音色で、自然にウィスパーになっていきます。


そうしてレコーディングに臨んだ結果。。。。。



今回は意図するウィスパーの音でレコーディングすることができましたニコニコ




さて今回、我々がここから学べることはなんでしょうか?


AKGのマイクは非常に繊細に音を録りますから、より繊細な表現が要求

されるわけですね。


表現の詰めが甘いと、その甘いところをそのまま裸にされて、アウトプット

されてしまう。

そのかわり、こちらがより繊細に表現したことは、とても繊細にアウトプットしてくれる。


マイクが繊細な分、こちらは二倍も三倍も気を使い、繊細に表現しなければいけない

ということなんですね。。


本当はマイクに関わらずそうすべきなのですが、とくにこのようなマイクの時には気を

つけたいものです。



機材によって、一本のマイクによって、これだけ違うということをリアルに体感して

もらえたと思います。



ウィスパーにする要素はここに記している以外にも色々とありますし、注意すべき点

や、テクニックは色々あります。


今回は、ワークショップの現場のレポートとマイクについてがメインですので、

割愛しますね。


さて、次回は 『スタジオでのマイクの対応』最終回にしたいと思います。


お楽しみに!!



スタジオでのマイクの対応
1.   2.   3.




テーマ:

その1を読んでいない方は、こちらからどうぞ。

スタジオでのマイクの対応 その1




みなさん、こんにちは。

寒いですね。。。


先日、生徒に結婚式に呼んでいただきました。

鎌倉で行われた、心温まる、とても素敵な結婚式でしたよ。


親しい人だけを招待して、あえて小さな規模の結婚式をあげていたのですが

それが、とても温かい雰囲気で、皆が心からお祝いしているのがひしひしと

伝わってきて、とても感動的でした。


そんな招待客の中に、一ボイストレーナーとして始まった縁ですが、人生の

とても大切なシーンに招待していただけるまでに人間関係が深まり、

僕にとっても、とても嬉しかった時間でもありました。



さて、それでは、前回の続きです。





前回は、スタジオが大パニックになったところまで書きましたね。


その時、スタジオでどのようなことが起きていたかというと、二本のマイクを使ったことは

前回書きましたが、はじめにAKGのマイクで録り始めたのです。


その、AKGのマイクに全員がてこずりました。。



このマイク、いわば厳しい先生のようなマイクですね。


全く化粧っけがなく、そのままアウトプットされるもので、いつもこの音ならウィスパーに

なっているという音で、ウィスパーにならず、ごくごく普通に話しているような声で

アウトプットされてしまうのです。。



マイクというのは、それぞれが個性を持っていて、本当に一本一本違うんですよね。

もっと言うと、同じメーカーの同じマイクでも、ロットによって音が違うんですよ。


ですから、我々がマイクを買うときは、同じマイクをお店で数本出していただいて、

数本音を出し比べてから、一番状態のいいマイクを購入したりします。


同じ松坂牛で同じ牧場の牛でも固体によって味が違うのと一緒ですね。(一緒なのか?)



しかし、こういう厳しいマイクというのは、たまに練習で使うのはいいですね。

このマイクでウィスパーになっていれば安心。

どのマイクでもいけるだろ!という安心感が生まれます。



AKGのマイクは決して悪いマイクではありませんが、


苦手な環境での経験をすること。

悪条件での経験をすること。

劣悪な状況での経験をすること、


などは必ず後々経験として貴重なものとなります。



仕事は必ず自分にとって素晴らしい条件でできるとは限らないですから、

色々な経験をすることによって、現場での対応力が高まります。


これは、プロにとってとても大切なことです。




それでは、このマイクでどのようにしてウィスパーボイスに持っていったのか?

現場現場で対応していくにはどのような力を付けていったらよいのか。


などということをまた次回に書きたいと思います。




みなさん、寒いですから体冷やさないようにね!!





スタジオでのマイクの対応
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