本日、「森の散策会」が開催されました
講師は「こしきいわの森を育てる会」の増井先生で、15名の参加者にお集まりいただき、境内を散策しました。
当社の境内・社叢林には462本、22種類の高木があり、その中でも一番多い木は「ヒメユズリハ」で158本、全体の34%にもなります。
「ヒメユズリハ」は、本来は海岸近くに多く生えている木で、このことから越木岩神社周辺は昔は海の近くであったことの証明となり、大変珍しく兵庫県指定の天然記念物に指定される所以でもあります。
ヒメユズリハ以外にも、アラカシやアベマキという、皆さんのご存知のドングリの木が多く生えています。
ご神木とされるような大きな木も数本生えており、県下でも数少ない学術的に大変価値のある森だそうです。
私たち神職も参加させて頂きましたが、情けないことにそのように貴重な社叢林であることを再認識させて頂きました。
何気なく毎日掃除をしたり境内を回っていますが、森のスペシャリストの方からすると、学術的に価値があり、また様々な発見が出来る貴重な森であるということで、改めてこの森を守り続けている神様と地域の方々に、そして自然の力に感謝をする機会となりました。
次回は6月5日10時から開催頂くとのことです。
季節も初夏となり、また新しい発見が出来るんでしょうね!!
こしきいわの森を育てる会のブログも出来ましたので、チェックしてみて下さい!