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2010年03月09日 23時53分53秒
posted by koshihakase
腰痛と神経ブロック その1
テーマ:腰痛
神経ブロックってなんでしょう。ブロック注射なんて風にも言いますけど。まあ、言葉の通りに注射ですね。整形外科の医者が行う注射にもいくつかの種類があります。
血管注射で痛み止めとかビタミン剤を入れたりもしますが、あれはたいして効きませんね。患者さんを毎日通わせて、開業医にとってはいい金儲けです。ニンニク注射なんていうのはビタミン注射の最たるもので、芸能人やスポーツ選手が効くなんていうから、みんな騙されて一時期ブームになっていましたけれど、やっぱり高いだけで効かないことに気づいてくれて今では下火です。
外来で消毒して膝や肩などの関節に打つのが関節内注射。これは主にヒアルロン酸と言う物質で、例えれば機械に機械油をさすようなものです。それなりに良く効きます。
アルコール綿で皮膚を消毒してプスッと刺すのが筋肉注射とかトリガーポイント注射。おもに痛い場所の筋肉に打ちます。打ってすぐテープをはって「はい、おしまい」ってやつです。良く効く場合もあるけど、どちらかと言うと患者さんの自己満足を得るためのもの。リピーターが多いです。
筋肉注射と似ているけど、アルコール綿ではなくて消毒薬できちんと消毒して、打った後にしばらく安静にして血圧を測ったり様子を見るのが神経ブロックです。なんで安静にして様子を見たり、血圧を測ったりするのかと裏から考えれば、急変する場合があるからだと分ります。それだけ効き目が強いとも言えます。神経のそばに打つので麻酔薬で神経が麻痺して力が抜けたりもします。
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2010年03月07日 10時38分53秒
posted by koshihakase
腰痛こぼれ話
テーマ:腰痛
腰痛シンポジウムと言うのがあって、昨日出席してきました。とくに面白いところ3つを紹介しますね。
1) 椎間板は加齢によって変性します。中の水分が抜けてスカスカになり、不安定性やヘルニアが出やすくなります。その割合ですが、なんと20歳代ですでに30%、もちろん1カ所だけの場合も含めての数です。30-40代で50%、ちょうど半分ですね。そして高齢者ともなると80-90%と年齢によって変性する率は上がってきます。MRIで椎間板が黒くなっている人に「椎間板が加齢変性を起こしています」と説明すると「もう戻らないんですか?」とすごく寂しそうな顔をする患者さんがいます。「若白髪と同じで極端にがっかりすることはありませんよ」と慰めるのだがどこまでその言葉が効いているか・・それでもこういう数字を出せば「人並み」と安心してもらえるのか?
2) 西日本のJリーグのチームドクターでそのチームのユース(Yahoo!きっずみたいなもんでしょ)の背骨を調査したら30%の選手に腰椎分離症が見つかったと。それでもその選手たちは腰痛などの症状が全く無いという。分離症でクヨクヨしている人に教えてあげたい数字。そのままオトナになって分離すべり症になっても毎日腹筋を1000回して鍛えたら症状は全く出ないと実話も披露。やっぱり闘病とは気力勝負だなと改めて実感。もちろん時期と程度にもよるのでしょうが・・
3) 野球選手で右投げの人は左の腰痛、左投げの人は右の腰痛が起こりやすいと。これは投球フォームの関係から出る現象。そして治療には、股関節周りの筋力強化とこれまた腹筋強化が大切だと。私も外来で腰痛の人を集めて「腹筋トレーニング同好会」を立ち上げようかと画策中。
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2010年03月04日 23時15分22秒
posted by koshihakase
腰 言葉 漢字
テーマ:いろいろ
腰はどこですか?と人体図に色を塗らせると面白い結果になるという。まさかお腹の方まで「ここが腰です!」と色塗りする人はいないでしょうが、背中の上の方から腰ですとかお尻も腰ですと色塗りする人は結構多い。パンツのベルトのあたりが腰のど真ん中と解釈することが多いし、それが模範回答だろうと思う。(ズリパンは、なしですよ!!)腰と背中の境界は、解剖学的には肋骨がついている第12胸椎までが背中で、そこから下の第1腰椎からが腰という割り振りになろう。腰と尻の境界、これは難しい。個人的には桃割れの尻線が始まるところからがお尻と解釈している。
腰の神経と言うのはムカデの様な構造(カタチ)をしている。ムカデの胴体が押されると腰だけが痛くなるか、全く症状が無いかのどちらかだ。そもそも神経は押されて痛くなるという単純なものではなく、押されたところに炎症が起こって痛みが出ると言われている。ムカデの足の部分が押されて炎症を起こすと、尻や下肢の痛みやしびれが来る。いわゆる坐骨神経痛と言うやつだ。これが解剖の原則。しかし、胴体の部分だってすごく強く押されれば下肢の症状が出てくる場合がある。そんな事を頭に入れて医者はMRIをみたり診察をしているのだ。
もうひとつ知っておいて欲しいこと、それは「坐骨神経痛という病気は存在しない」という事だ。上記の話のように例えば「椎間板ヘルニアで神経根(ムカデの足)が押されて坐骨神経痛が起こる」というような使い方をする。「脳腫瘍で頭痛が起こる」と言うのと同じだ。○○痛と言うのは病名ではなく症状なのだ。肋間神経痛という言葉だって本来は○○痛だから病名ではなく、症状だ。普通は言わないが、うざったい言い方をすれば「肋間神経炎による肋間神経痛」と言うのが本来の正しい言葉の使い方になる。
そこでさらに言葉の学習。「坐薬」であって「座薬」ではない。『座』の本来の字義は『座る場所』であり、座る動作を示す『坐』の文字を使うのが正しい。これも結構ごっちゃにされているから、パンフレットなどでも堂々と「座薬」と書いてあり、何となく「座薬」も市民権を得てきている風潮がある。しかしやっぱり「坐骨神経痛」であって「座骨神経痛」ではない。接骨院などのホームページで「座骨神経痛」などと書いてあるとそれだけで「こいつはヤブだな」と思ってしまう。
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2010年03月02日 21時40分58秒
posted by koshihakase
猫の手ブログの番外編
テーマ:ブログ
ホームページとブログがまだどうも調子悪い。ブログはほとんど毎日書いているから、言いたいことがたまって来たので、猫の手ブログの番外編をこちらに載せます。
チリ大地震による津波で、津波警報が出された沿岸部で避難した住民の半数が第1波到達後に帰宅し、最大波が到達した際には避難所にいなかったという。私も知らなかったのですが、通常の感覚でいうと第1波が地震の本震と同じで一番大きく、それ以降は余震と同じく本震よりは小さいと思うじゃないのでしょうか。こういうのはちゃんとニュースで教えてくれないと困るのです。あれだけ長時間、邪魔な日本地図をテレビ画面に映しておいて肝心なことはきちんと伝えない報道姿勢に問題があると思います。こういうことがあとで記事になるくらいだから、結局は専門家以外は知らない人がほとんどだったという事なのでしょうが。
記事によると専門家のコメントとして「今回は結果的に大きな被害はなかったが、第1波が小さいからと帰宅するのは危険。注意報解除まで避難を続けるべきだ」と載っている。これも容易に予想がつくが、もし理想的に避難が出来ていたとしても「注意報解除まで」がきっと遅いんだろうな。早く解除して何かあったら責任を追及されるからと確実を狙って当事者の気も知らずになかなか注意報を解除しないんだろうに、きっと。
そう考えると今の天気予報は理想的な情報提供なんだろうな。「今夜の雨の確率は40%です」と放送しておいて、後は当事者の判断にゆだねる。どうしても雨に濡れたくない人は傘を持っていく、それで実際は雨が降らなくて傘が荷物になっても文句は言わない。一方で確率50%以下だから傘は省略と思えば、仮に雨が降っても皆決して文句は言わない。自分の判断の誤りで濡れたんだからと思う。この事象のもっと根底のキモの事実は、予報の雨の確率が40%であっても、60%であっても予報を出した側は非難されないという事なのだ。それが予報を出す側のメリット(よっぽどの大ハズレは厳禁だけどね)。だから、津波の第1波以降にこれ以上大きな波が来る確率は何%という形式で予報を出せば、仮にそれで家に戻ってから大波が来て溺れても仕方ないと思うだろう。そして本当に大丈夫だと判断した時点で注意報を解除すればいいのだ。これが世の中マルくいく方法なのだろうと思う。
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でも、今はトラブル中でうまく見れません。しばしお待ちを!!
私へのメールは、koshihakase2525@live.jp まで。
もしかしたらサイバー攻撃??
そんな有名人じゃないけど・・・・どうしよ・・・・
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腰痛にきく腰博士・猫の手ブログ
2010年03月02日 07時00分41秒
posted by koshihakase
緊急のお知らせ
テーマ:ブログ
ホームページ、もうひとつのぶろぐの不具合の件ですが、原因はホームページを作ってくれたP-REXさんが、プロバイダーに年会費を納め忘れたようで、なんともお粗末。電気料金未納で電気止められたのと同じ感じ。でも日頃お世話になってますから文句言いません。もうしばらくお待ちください。
一昨日は記念すべき日でした。女子団体追い抜きで、史上初の銀メダル。しかも金メダルにあとちょっとの銀メダル。どうしてそんな快挙をきちんと放送してくれないのでしょうね。東京マラソンと津波にかき消されてしまった。ひどいものです。もっともマイナーなのでテレビ局もちょこっとしか映像を流さない。これじゃ選手も可哀そう。どうして種目によってこんなに差があるのでしょうか。メダルの価値が違うとでもいうのでしょうか。私はカンカンです!津波はしょうがないかもしれませんが、右画面いっぱいにあんな大きな日本地図があろうとも、それでも裏で流せそう。
バンクーバー五輪は全競技を終了し、5年前から多額の強化費を投入した開催国カナダは金メダル数で史上最多となる14個を獲得して念願の1位に立った。一方、かつては金メダルを10個以上量産したロシアは、金3個。これについては、国を挙げてスポーツを支援する体制がなくなったからと数日前の新聞に書いてあった。お稽古事感覚のスポーツクラブになり下がってしまったと。日本はもっとひどい。スポーツが続けられなくなって会社を移ったり、移転先を探したりと十分に練習もできない環境の選手が多すぎる。これじゃメダルは取れないわ!さらに世界一じゃなきゃダメなんですか?と仕分けされてはたまったものでない。
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