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せっかくの連休の大阪なので、難波花月吉本劇場を話の種に観劇。

吉本の芸人さんはテレビでしか見たことがないので、ライブは初体験かもしれない。

前半は、予想通りというか、いろいろなネタで笑わせてくれる。

太った人や、言い間違い、駄洒落、老人や老けた人など、何でも笑いにしてしまうのは楽しい。

東京人はそこまでは踏み込まない一歩間違うと人格攻撃になりそうなスレスレのブラックな笑いなど・・・・、なるほどなるほど(-_^)。

第二部のリア王は、有名なシェークスピアの戯曲で、確か兄王を計略であの世に送った弟が王になり、兄嫁と結婚までしてしまって、悩む王子の枕元には、死んだ父の亡霊が毎夜現れる・・・・。

吉本風のリア王は、もちろん楽しい笑いのネタに包まれて、映画撮影中に、三角頭巾の日本の女性の幽霊が現れて、息子に会いたいばかりに成仏できずに彷徨っている。

それが原因で、役者連は、降板を申し出て・・・映画製作は暗礁に乗り上げ、果てまた、ヤクザの取り立て屋は現れるわ、スポンサーは降りかかるわ、云々。

その女性の幽霊は、しおらしく身の上話をしていたかと思うと、河内弁の啖呵が出てくる。幽霊とは思えない、・・・・元気だわ。

無事、幽霊の母親と、今は女性になってしまった息子との30年ぶりの涙の対面できて、観客をホロリとさせて、とどめのネタで笑わせて、、、。映画撮影も無事再かいになる。

イヤイヤ、関西の笑いの文化を堪能した日でした。また行きたい。