小佐部明広のブログ「舞台のために」

舞台の演出や脚本。札幌。
「クラアク芸術堂」代表。


テーマ:

こんにちは。小佐部です。
 
今、自分の団体の新人公演の稽古をしているのですが、
そこで感じたことをいくつか、メモのような感じで書いておきます。


・・・・・


●このシーンはなんなのか。

このシーンは誰をみせるのか。
このシーンは何をみせるのか。


これがおさえられていないと、ただなんとなくセリフを言うだけになってしまう。
それぞれの役者が、なんとなく自分の言いたいようにセリフを言ってしまう。


●セリフが観客の耳に残らないのはなぜか。

大きな声でセリフを言っているが、なぜか観客の耳には残らない。
長いセリフをきいていると途中で退屈してしまう。

これはどう解決すればいいだろう。


これはもちろん、話し手のセリフの発し方に問題がある場合も多いのだが、
実はそれよりも、聞き手の態度の方が重要な場合も多い。

つまり、ほかの登場人物が、聞く気がない態度をとっていると、
実は観客も聞く気が起こらないのである。

これはなにかの本で読んだことがあるのだが、

聞き手が関心がありそうな態度で聞いていると、観客は話し手を見るらしい。
聞き手が否定的な態度で聞いていると、観客は聞き手を見るらしい。

つまり、聞き手の態度で、観客の意識が左右されてしまうのである。


実は観客は、聞き手のリアクションにけっこう敏感である。

ある話をきいて聞き手が驚けば、
観客は「これは驚くべき内容なんだ」と理解するし、

聞き手が喜べば、
「これは喜ぶべき内容なんだ」と理解する。

そして、聞き手が無関心であれば、
「別にこれは聞かなくていい話なんだ」と理解してしまうのである。


長いセリフをもたせる方法として、
「聞き手が相槌をうつ」という方法がある。

聞き手が関心を持っているようなリアクションをすることによって、
観客も話し手の話に関心を持ちやすくなるのである。


しかし、このように書くと、すごく説明的なリアクションをしてしまう人がいる。

説明的なリアクションをされると、
観客の意識はその説明的なリアクションに向かってしまうので、
あくまで、話し手をサポートする、という意識は持ち続けた方がよい。


演技というと、自分が目立つことばかり考える人がいるが、
目立つことが演技の全てではないと思う。

ほかの人物の演技をサポートする。

このような演技ができるようになった方がいい。



そしてそのためには、話は戻るが、

「このシーンはなんなのか。」を考える必要がでてくる。


このシーンは誰をみせるのか。
このシーンは何をみせるのか。


そのために聞き手はどのようなリアクションをするのがいいのか。

・・・・・
 
それを考えるだけで、
シーンの見え方がずいぶん変わってくることがあります。

試してみてください。


小佐部明広



=====
 
追伸

新人公演の舞台が7月14日(金)-17日(月祝)に本番です。
僕が今まで書いた中で1,2を争うくらい、笑えて前向きなお話です。


料金も1000円という見やすい価格ですので、
お気軽にお越しください。
上演時間は60分前後を予定しております。
(上演時間は前後する可能性があります。)


『ダイイング・レッスン』
http://www.clark-artcompany.com/dyinglesson




もし観に来てくれる人がいれば下のURLから簡単に予約できます。
当日、代金と引き換えにチケットを受け取れます。

[予約]https://www.quartet-online.net/ticket/dying2017?m=0ahdjgh


ぜひぜひ、よろしくお願いいたします。
――――――――――――――――――――
クラアク芸術堂 新人公演2017『ダイイング・レッスン』

男は自殺の場所に人気のない廃屋を選び、手製の爆弾で死ぬことを試みる。
そこに作家がやってきて自殺の気をそいだり、
誘拐犯と誘拐された女がやってきて、誘拐犯は目撃者である男を殺そうとする。
最後の言葉を許された男は、女に愛の告白をしてしまうのだが……。

作・演出 こさべあきひろ

出演
(Aチーム)高橋寿樹、八木友梨、佐藤誠、遠山くるみ
(Bチーム)若月篤、檜山真理世、中村雷太、佐藤智子
2017年7月14日(金)~17日(月祝) レッドベリースタジオ

――――――――――――――――――――
『ダイイング・レッスン』の詳しい公演情報はこちら
http://www.clark-artcompany.com/dyinglesson
『ダイイング・レッスン』チケットご予約
https://www.quartet-online.net/ticket/dying2017?m=0ahdjgh
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テーマ:
こんにちは。小佐部です。
 
最近は、表現が吟味(ぎんみ)されているかどうか、
ということを考えることがあります。
 
どのタイミングで立つか、とか、
どのタイミングで相手を見るか、見ないか、とか、
 
数ある選択肢の中から、これを選びました。
 
ということですね。
 
 
それで、どれが表現としてより効果的だろう。
よりぐっとくるだろう。
 
そういうことを考えます。
 
 
たまに、その場の「ノリ」で演技がころころとかわる人がいますが、
本番でノリが悪くなった場合に一気にくずれたり、
もしくは雑な演技をしているような印象になりがちです。
 
(もちろん、僕は「ノリ」も大事だとは思っています。)
 
 
ただ、お芝居をはじめて間もない人は、
そういう吟味よりも、「ノリ」を大事にさせたりします。
 
初心者は、このタイミングでこういう動きをする、というのが決まっていると、
すごく不自由そうな演技や、こなすだけの演技になりがちだからです。
 
ただ、何年か演劇を続けてきたならば、
 
なにをするのが効果的なのか?
なにをするとグッとくるのか?
 
そんなことを考え始めなければならなさそうだ、
ということを最近考え始めました。
 
これから3年間は、そういう頭で舞台を考えていくことになりそうです。


=====
 
追伸

2月15日(水)に舞台をやります。
吟味する、とかそういうことを考えながらつくっています。

上演時間も60分程度(予定)で見やすいです。

公演情報はこちら→http://akikosabe.wixsite.com/minomushi/info



珍しく、ちょっと素敵なお話です。

会話劇ですが、普通の芝居よりは言葉の少ない舞台です。


2月15日(水)の1日しか上演しません。夕方と夜に上演します。



チケットのご予約は、僕にご連絡いただければ受付にお取り置きいたします。

もしくは、以下のURLから簡単に予約できます。
https://www.quartet-online.net/ticket/pp000?m=0egddce

よろしくお願いします。



舞台『蓑虫の心象』


目が覚めると、そこは落ち葉の公園だった。隣にもうひとり人が立っている。
私たちはなぜここにいるのか、この人が自分にとってどういう人なのか、思い出すことができない。
かばんの中から出てくるものを頼りに、ふたりは過去の自分たちをさがしていく。
とつとつした会話から浮かび上がる、ふたりのそうだったかもしれない過去の話。

私たちはどこから来たのか 私たちはなにものか 私たちはどこへ行くのか――


【演出・脚本】
小佐部 明広 

【出演】
中村 雷太
廣瀬 詩映莉(ELEVEN NINES)

【日時】
2017年2月15日(水) 17:00/19:30 
 ※上演時間60分程度を予定しています。上演開始の30分前から入場できます。

【会場】
生活支援型文化施設 コンカリーニョ
 <札幌市西区八軒1条西1丁目 ザ・タワープレイス1F(JR琴似駅直結)>
 ※会場に駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。

【料金】
一般1,800円/高校生以下1,000円
 ※前売・当日ともに同じ料金です。高校生以下の方は受付で学生証等のご提示をお願いすることがございます。


詳しい公演情報はこちら→http://akikosabe.wixsite.com/minomushi/info
ご予約はこちら→https://www.quartet-online.net/ticket/pp000?m=0egddce

============= 


よろしくお願いします。

小佐部明広
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テーマ:

こんばんは。小佐部です。

2017年、なにか新しいことを始めようと思い、男女の二人芝居を書きました。
気づかれないように僕の恋愛経験とかを願望とかをこっそり織り込んでいますがそれは内緒です。

ほかの人も上演してくれるような息の長い作品になるとよいなと密かに思っています。

上演時間も60分程度(予定)で見やすいです。


出演者は最近一緒にやっている中村雷太くんと、最近テレビでみることも多くなりきっとすごいポテンシャルをもっているELEVEN NINESの廣瀬詩映莉さんです。



公演情報はこちら→http://akikosabe.wixsite.com/minomushi/info



珍しく、ちょっと素敵なお話です。

会話劇ですが、普通の芝居よりは言葉の少ない舞台です。


2月15日(水)の1日しか上演しません。夕方と夜に上演します。



チケットのご予約は、僕にご連絡いただければ受付にお取り置きいたします。

もしくは、以下のURLから簡単に予約できます。
https://www.quartet-online.net/ticket/pp000?m=0egddce

今年もどうぞよろしくお願いします。




舞台『蓑虫の心象』


目が覚めると、そこは落ち葉の公園だった。隣にもうひとり人が立っている。
私たちはなぜここにいるのか、この人が自分にとってどういう人なのか、思い出すことができない。
かばんの中から出てくるものを頼りに、ふたりは過去の自分たちをさがしていく。
とつとつした会話から浮かび上がる、ふたりのそうだったかもしれない過去の話。

私たちはどこから来たのか 私たちはなにものか 私たちはどこへ行くのか――


【演出・脚本】
小佐部 明広 

【出演】
中村 雷太
廣瀬 詩映莉(ELEVEN NINES)

【日時】
2017年2月15日(水) 17:00/19:30 
 ※上演時間60分程度を予定しています。上演開始の30分前から入場できます。

【会場】
生活支援型文化施設 コンカリーニョ
 <札幌市西区八軒1条西1丁目 ザ・タワープレイス1F(JR琴似駅直結)>
 ※会場に駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。

【料金】
一般1,800円/高校生以下1,000円
 ※前売・当日ともに同じ料金です。高校生以下の方は受付で学生証等のご提示をお願いすることがございます。


詳しい公演情報はこちら→http://akikosabe.wixsite.com/minomushi/info
ご予約はこちら→https://www.quartet-online.net/ticket/pp000?m=0egddce

============= 


よろしくお願いします。

小佐部明広

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2017年ですね。

小佐部明広です。

 

ブログの使い方を、考え直そうと思っています。

 

ブログは、たまに更新します。

 

なにか、舞台について思ったことなんかをかけるスペースにしようと思います。

 

 

今年から、きっと僕の中でいろいろと変わっていくと思います。

 

 

そうそう、僕が代表をやっていた「劇団アトリエ」が2016年で終了し、

今年、2017年から「クラアク芸術堂」として活動を始めます。

 

新しいホームページはこちらです。

http://www.clark-artcompany.com/

 

2017年もよろしくお願いします。

 

小佐部 明広

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テーマ:

こんばんは、小佐部です。

最近、ブログを更新しなさすぎなのですが、

来年から使い方考えようかと思います。

 

11月に僕の関わっていた、

『蓑虫の動悸』『二番芝居』『クリス・アザー・ストーリー』の3本が終わり、

残すは12月の『汚姉妹 -呪われた少女-』のみとなりました。

 

僕は劇団アトリエという劇団をやっているのですが、

来年から組織変更をして名前が変わるため、

「劇団アトリエ」最後の公演です。

 

 

今まで暗い作品ばかりつくってきましたが、

そんななかでも一番ひどい作品じゃないかと思います。

 

ひどすぎて、

むしろデトックス効果があるような、

今年たまったウミを全部洗い流してくれるような、

そんな作品じゃないかと思います。
 

いつもみたいな難しい作品ではありません。

きっと小学1年生でもわかる、絵本のようなお話です。

 

でも内容はひどいので、子供向けではないと思います。

 

最後の作品、どうぞみていってください。


ご予約はこちらから。

 




シアターZOO企画公演【Re:Z】
劇団アトリエ第21回公演
『汚姉妹 -呪われた少女-』 演出・脚本 小佐部 明広


ハルちゃんには、おうちがありませんでした。
でも悲しくはありませんでした。
みんなと一緒にいれば楽しかったからです。
ある日、お金持ちのおじさんがやってきて、ハルちゃんからいろんなものを奪っていきました。
きっとおじさんは、幸せそうなハルちゃんがうらやましかったのです。


 この台本は2013年に上演した『汚姉妹』をリメイクしたものです。この作品が「劇団アトリエ」の最後の作品です。本当はもっと楽しく開放感のある作品を選んだ方がよかったんじゃないかとも思ったのですが、タイトルも「おしまい」だし、この作品で終わりにするのも、この劇団らしくてよかったかなとも思います。本当にたくさんの方にお世話になりました。6年間ありがとうございました。来年からは「クラアク芸術堂」をよろしくお願いします! 

 劇団アトリエ代表 小佐部 明広


…━━…出演…━━…
山木 眞綾(劇団アトリエ)
有田 哲(劇団アトリエ)
伊達 昌俊(劇団アトリエ)
脇田 唯(POST)
塚本 奈緒美
熊谷 嶺(霊6)
小川 しおり(劇団fireworks)

…━━…日時…━━…
2016年
12月14日(水)20:00
12月15日(木)20:00
12月16日(金)15:00/20:00
12月17日(土)14:00/19:00
12月18日(日)13:00/17:00
(開場は開演の30分前です。)

…━━…会場…━━…
扇谷記念スタジオ シアターZOO
札幌市中央区南11条西1丁目ファミール中島公園B1F
・地下鉄南北線「中島公園駅」1番出口より徒歩5分
※会場に駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。

…━━…料金…━━…
【前売・予約】 一般2000円
         DM会員1800円/25歳以下1500円/高校生以下500円
【当日券】 各500円増/再観1000円

※25歳以下、高校生以下のお客様は、年齢の確認できるもの、学生証等のご提示をお願いする場合がございます。
※DM会員様は、劇団アトリエからのハガキを受け取っている方が対象の割引です。受付で案内ハガキをご提示ください。


…━━…チケット取扱い…━━…
◆チケット予約フォーム(corichチケット)
https://ticket.corich.jp/apply/77438/

Twitter:@gekidanAtelier(#汚姉妹)
HP http://gekidanatelier.web.fc2.com/


============= 

チケット予約はこちら

よろしくお願いします。


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小佐部


=======過去の記事=========
「演技の話」「脚本の話」「演出の話」
=====================



<追伸>

プレゼント企画実施中です!

「受ける」演技について書いてあります。
これを理解すれば、「うん」という短いセリフでも、
観客を笑わせることができます。
ご興味のある方はどうぞ。

データにまとめましたので、受け取りたい場合は
以下のフォームにメールアドレスをご登録ください。

【登場人物のセリフや行動のほとんどは○○である
 ~「うん」一言で笑いを取る方法~】
https://ssl.form-mailer.jp/fms/68f1ed83464987
(小佐部の演劇通信)

こちらからメールアドレスをご登録いただいた方には、
ときどきブログなどでは公開しないような内容を配信していければと思います。

ご興味ありましたら、ぜひぜひご登録ください!



小佐部 明広
twitter→https://twitter.com/kosabe_atelier
facebookもやっています。

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