中国の日本侵略地図についての考察(その3) | 日本人の進路

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左翼全体主義(共産主義)国家化が進む日本。マスコミはどこを向いても左翼ばかり。これでは日本国民が洗脳されてしまうのはくやしいけどどうしようもない。ただあきらめてしまったら日本の明日はない。日本の中、露、朝への属国化が現実のものとなってくる。

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中国の日本侵略地図についての考察(その3)















  「2050年極東地図」はだれが作ったのかについて、調査されたものをRed Foxさんという方が掲載しているので参考用に掲載する。  





ネット上で他国を侵略してもてあそぶ中国人の恐ろしさが伝わってくる。 












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Red Fox より

http://redfox2667.blog111.fc2.com/blog-entry-240.html








【日本は中国の自治区になる? 3】中国ネチズンの脳内妄想








$日本人の進路-2050極東マップ






$日本人の進路-鮮明な地図









 「中国外務省から流出した2050年の中国の国家戦略」と称して日本のネットで出回っている上記の2つの“中国の日本占領計画マップ”の出所を、過去2回のエントリーにわたって調査し、その「中国外務省から流出した」という噂を流した仕掛人とそれに便乗した拡散厨の虚偽性を指摘してみた。

 しかし一方で、こういうデマが流通するというのは、近隣諸国にそういう危機感を抱かせる要素が中国に十分にあるのが大きな要因である事は確かだが、それでも死ね死ね団やショッカーのように日本征服や世界征服を企む悪の組織のような非現実物語の噂を闇雲に信じるよりも、実際の中国人にとって何が現実で何が非現実なのかを理解する必要がある。

 そういう意味から今回は前回エントリーの続編として、中国のネットにおけるこの「大中華マップ」などの「未来の中国地図」が一体どういう存在なのかをもう少し深く見て見ようと思う。











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「大中華マップ」は中国ネチズンの脳内妄想


 以下は中国人の一般ブロガーが「大中華マップ」を見てその構想を脳内妄想しているエントリー。
 これは地図に書かれている地名や地域をリストしてみたという一種の地図マニア的なものだが、このブロガーもこれを「網友作品」(ネットユーザー作品) と書いており、当然ながら中国のネット界でこれが「中国外務省から流出した戦略マップ」と認識されている様子は微塵もない。









$日本人の進路-中国ネット001





新雲之南互動 » 行者武松的個人空間 » 日誌


[ネットユーザー出品] 未来の中国領域の仮想図

2010-07-06 15:01:24









$日本人の進路-鮮明な地図











未来の中国領域の仮想図


未来の中国の領域は以下の3つの部分から構成:

1) 現・中国行政区画中の34省レベルの行政単位 (省、直轄市、自治区、特別行政区)
4直轄市 : 北京市、上海市、天津市、重慶市;
23省 : 黒龍江省、吉林省、遼寧省、江蘇省、山東省、安徽省、河北省、河南省、湖北省、湖南省、江西省、陝西省、山西省、四川省、青海省、海南省、広東省、貴州省、浙江省、福建省、台湾省、甘肅省、雲南省;
5自治区 : 内モンゴル自治区、寧夏回族自治区、新疆ウイグル自治区、チベット自治区、広西チワン族自治区;
2特別行政区 : 香港特別行政区、マカオ特別行政区。


2) 中国大陸本土は13の省レベルの行政単位が新たに増加 (名称特定)
現ロシア極東、シベリアの一部分(元沿海州、ハバロフスク辺境区、アムール州、チタ州、ブリアート共和国、イルクーツク州、トゥーバ共和国、アルタイ辺境区の全て又は一部分)、現モンゴル、カザフスタンの一部、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、アフガニスタン、ネパール、シッキム、ブータン、バングラデシュ、インドの一部。


3) 中国大陸本土周辺および海外に18の省レベル行政単位の増加
1直轄市 : シンガポール市
3海外省 : 庫頁省 (現ロシア・サハリン州)、東瀛省 (現日本)、ニュージーランド省 (現ニュージーランド)
8特別行政区 : インド特別行政区 (現インドと現スリランカを管轄)、インドシナ半島特別行政区 (現ベトナム、ラオス、カンボジア、タイ、マレーシアの一部)、フィリピン特別行政区 (現フィリピン)、スマトラ特別行政区 (現インドネシアの一部)、カリマンタン特別行政区 (現インドネシアの一部、現マレーシアの一部、現ブルネイ)、ジャワ特別行政区 (現インドネシアの一部、現東ティモール)、ニューギニア特別行政区 (現インドネシアの一部、現パプアニューギニア)、オーストラリア特別行政区 (現オーストラリア)。
6加盟共和国 : 高麗加盟共和国 (現北朝鮮と韓国)、中央アジア加盟共和国 (現カザフスタン)、イラク加盟共和国 (現イラク)、イラン加盟共和国 (現イラン)、パキスタン加盟共和国 (現パキスタン)、ミャンマー加盟共和国 (現ミャンマー)。



 未来の中国は65省クラスの行政単位 (省、海外省、直轄市、自治区、特別行政区、加盟共和国) から構成し、その時の中国は一つの統一した多民族の国力強盛的な文明国家となる。
 各民族の人民は自由で平等に団結、互いに愛し合い、安らかに暮らし楽しく働き、豊かな物質生活と豊富な精神生活を共有し、中華文明はここからまた一条の光が輝き美しく力強い上昇期となる。





行者武松的個人空間. 『[網友出品]未来中国疆域仮想図』, 2010-07-06 15:01:24. [魚拓] [BackupURL]





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 特に最後の部分のこのブロガーの論評は、これが外国に対する侵略行為とは全く認識しておらず、56の民族が力を合わせて仲良く発展しようという共産党のプロパガンダをいかにも焼き直したようなお気楽極楽能天気なブロガーである。











中国ネチズンによる類似「中国戦略マップ」は他にもいろいろある



清朝前期の勢力範囲 (麻花作坊)

 日本で出回っていた、アジアとオセアニアが全て中国になっているという上記の「大中華マップ」が発想としては一番ダイナミックだが、この地図一つ程度の話で驚くには及ばない。

 この手の「未来の中国版図の地図」は中国のネットではちょっと探せばいくらでも見つかり、特に珍しくも何ともないものである。

 この手の地図は特に2007年以降に盛んに作られているが、特に目立つ傾向が、学校の歴史地図帳に載っているような清朝時代の歴史地図を加工して作ったり、清朝時代の地名を採用し当時の地域区分をベースにした、いわゆるルネッサンス (復古主義) 的な発想のバーチャル未来地図が、戦略地図という代物でも何でもなく、むしろ歴史オタクのネチズンによって作られているのである。









$日本人の進路-中国ネット002


清朝前期の勢力範囲 (麻花作坊)









「未来の領土」の基準は清朝時代の勢力版図



 以下の地図は沿海州やブリヤート、朝鮮半島、ベトナムなどに領土を拡げた基本的に清朝の版図の地図だが、そこに何故か日本も加えられている「未来の中国地図」である。
 九州と沖縄が台湾になり、本州と四国が「安東省」、樺太が清代の呼称「庫叶」で、北海道が「庫叶南島」で両方とも吉林省になり、日本海が「吉林海」となっている。
















$日本人の進路-中国ネット地図a01













中国ネチズンの萌えポイントの脳内妄想「意淫」


 中国のネット用語で「意淫 (yiyin)」(YY) という言葉がある。これは中国のネット独自の概念で「意識オナニー」や「妄想の脳内変換」という意味のようだが、ニュアンスとしてはどうも「萌えポイントの自己満足的脳内妄想」という辺りらしい。[>>1]

 以下のブログでは、オリジナルの「中国の未来地図」を掲載し、その作者のブログ主がこの地図は自分が妄想で萌えるための「意淫」であると但し書きをし、更にその妄想地図の各省や自治区等の政治区分自治体とその空想の省都をリストして、マニアな妄想に浸っている。


 これはどうも中国の軍事マニアの侵略構想マップというより、歴史地図オタクのロマンの世界の様相すらある。

 そしてコメント欄に集まっているユーザーも一種のマニア仲間のようであり、この地図は歴史オタクの妄想の世界であるというお約束が前提のようである。

 ユーザーのHN名は元の言語をそのまま使っており、平仮名が含まれているものは元々使われているもの。[>>2]









$日本人の進路-中国ネット地図a02



今晩の意淫 (萌え妄想) 一回。未来の中国地図を作ってみた



以下の内容は純粋な意淫だ。これが可能なら次は火星に行ける。

2008-12-11 14:30






$日本人の進路-tyuugoku








全国設立34省 嶺北 (ブリヤート)、黒龍江、吉林、遼寧、安東 (日本)、河北、山西、陝西、隴右 (ウイグル)、青海、甘肅、四川、雲南、貴州、湖北、湖南、河南、山東、安徽、江蘇、浙江、福建、台湾、広東、広南 (ベトナム)、海南、哀牢 (ミャンマー、ラオス)、克欽 (ミャンマー、バングラデシュ)、諸糟・(ラオス)、高棉 (カンボジア)、北呂宋 (北ルソン)、南呂宋 (南ルソン)、馬来 (マレー)、江西
民族自治区6 外モンゴル、内モンゴル、チベット、安西 (ウイグル)、寧夏、広西
特別地区2 巴爾喀什 (バルハシ)、阿爾泰 (アルタイ)
特別行政区2 香港、マカオ
直轄市12個 北京、長安、上海、天津、重慶、漢城 (ソウル)、海参威 (ウラジオストク)、扎幌、福岡、高雄、馬六甲 (マラッカ)、大中華港 (ベンガル湾に港市新設)
黒龍江省省都:愛輝城
吉林省省都:ハルピン
遼寧省省都:丹東・新義州の連市
安東省省都:江戸 (東京)

馬来 (マレー) 省省都:吉隆坡 (クアラルンプール)
諸糟ネの省都:万象 (ビエンチャン)
高棉 (カンボジア) 省省都:金邊 (プノンペン) 哀牢省省都:果敢 (コーカン)
克欽省省都:大中華城
安西ウイグル自治区首府:カシュガル
巴爾喀什 (バルハシ) 特別区首府:阿拉木圖 (アルマティ)
北呂宋 (ルソン) 省省都:馬尼拉 (マニラ)
南呂宋省省都:太平洋城 (新建)



何も考えずに出て来た意淫 (萌え妄想) の地図、更に推敲の必要がある悪稿。
このような思想の人は、その思想は成熟しておらず、愛国の気持ちから意淫が膨らむ。自分の心身だけでなく国の将来に対して大きな間違いをおかすかもしれないので、若い人は形式を明確に認識する必要がある。





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$日本人の進路-中国ネット地図b01











$日本人の進路-中国ネット地図c01



















中国外務省から「流出」した地図とは?


(SAPIO/道~三幸道路株式会社)
 ここで第一回エントリーで言及した「SAPIO」2010年1月4日号 (12月16日発売) の浜田和幸氏のエッセイで、浜田氏の知り合いが中国外務省幹部から「極東マップ」を見せられたという部分を再掲してみる。







$日本人の進路-日本の植民地分割地図


(SAPIO/道~三幸道路株式会社)




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 私が初めてこの手の地図を目にしたのは、騒ぎになるよりも前、今から2年ほど前である。中国に駐在していた経産省の知り合いの官僚が帰国したので、久しぶりに会って話をしたのだが、『中国外務省の役人からこんなものを渡された』と見せられた地図に込められた禍々(まがまが)しい野心に、強い衝撃と怒りを感じたことを今もよく覚えている。


浜田和幸. 『未来図 増長する中国から飛び出した2050年「日本分割統治」地図の謀略』SAPIO (サピオ) 2010年 1/4号.
掲載:『小沢一郎氏さんに見せてみたい「2050極東マップ」』. JANJAN, 2009/12/29.




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 その2年ほど前の2007年終わりか2008年初め辺りとは、丁度中国のネトウヨ歴史オタクの間で「意淫地図」(萌え地図) がいろいろ作られるようになった時期であり、中国外交部の役人もこれらの脳内妄想地図を見て面白がっていたのではないだろうか?

 ここら辺の中国の掲示板の書き込みを見ても、中国流のジョークというのは明らかに嘘くさい物を大袈裟に本当の事のように言ってシニカル的に笑うようなセンスも感じられるのだが、その地図の一つを見せられた経産省の官僚の方がそのジョークが通じずに真面目に受け取ってしまったというオチだったのではないかと思われる。

 そして浜田氏がその話を当時櫻井よしこ氏にしていて、それを櫻井氏が「こんな話を聞いた」とどこかで言及をしていたとしたら・・・ 全てのつじつまは合う。




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 ここでこれが中国ネット右翼の脳内妄想のサブカルチャーの戯言だと結論付けてしまえば簡単ではあるのだが、文化とは民衆心理を反映したものであり理由のない事に文化は発生しない。

 問題というか本題は、中国人が実際のところ本当に日本を併合したいと思っているのかどうかであるが、そのヒントは彼等がどうしてこういった領土拡張の「未来地図」に萌えるのかの心理を探ってみるとそこら辺にヒントがありそうである。
 3回シリーズの予定だったが今回で収まらないためまとめは次回に持ち越す。



















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