「川越style」

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一年を振り返る時期になり、2017年の川越を俯瞰した見た時に、いろんな出来事があり街がダイナミックに動いた一年でありました。2017年は、特に今後の川越の方向を示すような出来事が多かった年で、ターニングポイントとして後年振り返られるかもしれません。

街全体の一年の振り返りはまた別の項に譲り、ここでは、このエリアの一年にピンスポットライトをア当てたいと思います。ここだけを取り上げるというのは、それだけ注目を集め続けたエリアであり、今後の川越にも影響を与えるような動きを示し続けました。

「川越 昭和の街」です。

本川越駅前交差点から一番街方面へ真っ直ぐ北に進むと、県道川越日高線と交差する連雀町交差点に辿り着きます。ここが川越昭和の街の玄関口、ここから直線道路の中央通りをメインストリートとして周辺一帯に広がるのが、川越昭和の街と呼ばれるエリアです。昭和初期の中央通り開通以来から営業するお店が多数あり、また、昭和の街には蓮馨寺と熊野神社という川越きっての歴史的神社仏閣があり、もともと人が多く訪れる地域ではありましたが、近年では新しいお店が続々と増えて、老舗店と新店のブレンド感も昭和の街の魅力となっています。

当川越styleでも頻繁に取り上げてきましたが、それだけ動きが活発ということで、また、注目に値する怒涛の展開を続けてきました。とにかく、面白いエリア。面白いお店・人が多いエリア。

川越の一年、の前に、川越昭和の街の一年を振り返ります。(昭和の街をフィーチャーした記事が出来てしまうというのが昭和の街の話題豊富さを表しているよう)

と言っても、川越昭和の街が盛り上がったのは今年からのことではなく、『川越中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会』が発足して3年以上活動を続けてきた結果、2017年に実を結び、本格的にブレイクしたという行程です。他の街からもまちづくりの参考にしようとする声も増え、今年は昭和の街が飛躍した年でした。

(昭和の街の役員会、この場から様々なアイディアが生まれてきた。写真は、2017年9月昭和の街の感謝祭に向けての最終調整会議)
蓮馨寺や熊野神社では華々しいイベントが多数開催され、昭和の街を挙げての色んなイベントを開催された一年でしたが、そのことを振り返る前に。昭和の街こつこつと毎月続けている催しがあることにも大事に目を向けたい。

地道に毎月続けてきた土台があってこその、今。

毎月18日は、川越昭和の街の「ごえんの日」。川越の中で特別な日として徐々に定着してきました。

この日に昭和の街のごえんの日参加店で食事や買い物をすると、「福銭」がもらえるという取り組みをしています。昨年から始まったもの。参加店はお店の前に「五円玉」オブジェが下げられるので、すぐに分かります。
(福銭は毎月数に限りがあり、先着順、なくなり次第終了)

昭和の街のイベントと言えば、毎月8日に行われる蓮馨寺の呑龍デーに合わせて、毎月18日のごえんの日が定着しました。

五円玉福銭というのは、単にお店にある五円玉を渡しているのではなく、そこにはまず地域ならではのストーリーがあり、そこから生まれたものであり、街の歴史から生まれた、この地域でしか出来ないものでもある。
さらに商店街が手間を注いで行っているもので、いろんなストーリーが籠もっている福銭なのでした。
熊野神社は、銭洗弁財天を目当てに来る人も多く、水でお金を清める光景もまた定番。

昭和の街では、ここで五円玉を清め、ご縁に恵まれますようにと紐で結び、福銭として18日に店々で配布しています。


五円玉は、商売人が店々で商売に使っている五円玉でという、そんなストーリーもまたいい。

18日のごえんの日ではまた、福銭サービスと合わせて、蓮馨寺境内で「手づくり市」が開催されています。

作家さんによるハンドメイド作品の出展があり、その時にしか出会えないものが並んでいる。
着物姿で訪れる光景もよく見られます。

出展者の顔ぶれはその月により変わり、どんなものと出会えるのか、行ってからのお楽しみ。

ごえんの日の18日というのは、川越の人なら、また、着物が好きな人ならすぐにピンとくるであろう「川越きものの日」と同日であり、着物との相乗効果も今後発揮されていれています。

川越を着物姿で歩くというのは日常風景と言っていいほどになり、18日は、例えば着物姿で川越の街を歩き、きものの日協賛店で特典を受けながら、さらに昭和の街のごえんの日参加店で福銭をもらうこともできる。ダブルでお得になるのです。

 

2016年4月29日(祝・土)「昭和の日」に、川越昭和の街では楽しいイベントが開催されました。

昭和の日とは・・・
『国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)の一部改正によって2007年(平成19年)に制定された祝日で、日付は昭和天皇の誕生日である4月29日があてられている。同法ではその趣旨を、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」としている。「ゴールデンウィーク」を構成する祝日のひとつでもある。』
昭和の日が制定され、せっかく川越に「昭和の街」があるのだから、この日に合わせて何か催しをやろうと立ち上がった昭和の街のお店の人たち。

「そうだ、昭和を感じさせる扮装でお客さんをもてなすと楽しいんじゃないか」。

昭和の町並みが色濃く遺る昭和の街で、昭和時代の恰好をしたお店の人が迎えてくれたら楽しいはず、以前から出ていたそのアイディアがついに開催する運びとなっていきました。

昭和の街のお店の人たちは、昭和スタイルでもてなすというアイディアに、楽しい企画だと思いつつも、昭和時代ならではの難しさにもすぐに行き当たった。なにせ昭和時代は長い。。。時間が長いだけでなく、目まぐるしく変化し、あまりに激動だった昭和は、一言で「これ」というスタイルで言い表すことができない。数限りない社会現象的ブームが巻き起こり、社会を動かすような出来事も頻発。一年単位で状況が変わって、5年、10年で考えたらまるで別の世界に見えるくらい変わり、年代によって昭和感は全く異なる。

しかし、幅広いからこそ、表現の幅も広がるはず。

多くが昭和時代に生まれた昭和の街の商店街の人たちは、それぞれが体験した「昭和」を表現することに腐心し、悩みに悩んでぞれぞれの昭和を掘り下げていくお店の面々、より楽しんでもらおうとディテールにこだわり、楽しいイベントにしようと詰めていったのでした。

4月29日、いよいよ昭和スタイルのおもてなし当日、川越の昭和の街で昭和の日に「昭和」を大きく表現する時が来ました。

各お店の昭和感が見もの。
例えば、大黒屋食堂さんは・・・昭和のお父さんとお母さん、というかパカボンのパパのよう。。。あまりにハマり過ぎていて、この格好の人がここに居るんじゃないかと思わせるほどの溶け込みよう。扮装してます、と言われなければ分からないレベルです。昭和の街への溶け込みようと、昭和の街の受け入れよう双方から凄い。加えて、お店では「昭和のカレー」を提供していました。

他のお店も昭和スタイルに扮装し、昭和を意識した商品も考案して提供しました。

(※本当に皆さん商店街のお店の人たち)

昭和を存分に感じてもらおうと、昭和の街のお店の人たちは一致団結して盛り上げました。

第一回をノリノリで終え、きっと・・・次も続いていくでしょう。

次回は一体どんな「昭和」を表現するのでしょうか。

 

昭和の街の特徴として、お店の人たちがこの街を愛して止まないことがある。「川越 昭和の街」を知ってもらおうと、2017年6月、昭和の街にあるトシノコーヒーの看板娘、あやちゃんがPRに乗り出しました。テーマは、「川越 昭和の街を着物で散策」。

(「川越昭和の街を着物姿で散策ツアー提案♪」『トシノコーヒー』スタッフあやの昭和の街着物巡り

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12287056118.html

 

春から夏へ。夏になれば、蓮馨寺で川越Farmer'sMarketの開催です。

2017年7月の開催では、本格的に昭和の街との連携を深め、川越的あり得ないような企画が実現してしまいました。。。

川越Farmer'sMarketで、事前にメディアでも紹介され話題沸騰となった企画が、「川越昭和の街」×「川越Farmer'sMarket」スペシャルコラボイベント
『リュネットさんのコッペパンに昭和の街のお店の具を挟んで、オリジナルコッペパンを作ろう!』でした。

境内に出店するブーランジェリュネットさんブースでコッペパンを購入し、昭和の街参加店でパンに挟む具を買い出しに行こう!というもの。

昭和の街参加店
・まことや
・福々スタンド
・大黒屋食堂
・彩乃菓
・トシノコーヒー
・紅茶浪漫館シマ乃
・肉の十一屋
・麺屋MANI
・La Foire
・レレレノレコード
・こひや
・伊勢屋

企画の内容に、本気で具の内容を突き詰めていく昭和の街各店、相乗的な盛り上がりとなっていたコッペパン企画。
コッペパンの具というと甘い系が美味しく、イメージしますが、いや、既存のコッペパンのイメージを凌駕したものを目指した今回の企画。
楽しいことの裏にはしっかりと詰めた「大事なこと」があります。
このコッペパン企画はなにより、昭和の街のお店を感じられるものでないと意味がないと考え、お店本位で具があり、それを多少強引でもコッペパンに挟んでしまおうと押し進めました。パンに合わせて小さくまとめるより、うちのお店はこうなんだ!と主張してもらい、溢れたっていいじゃないかうちのお店はこうだものと挟んでもらい、ひいては昭和の街のお店を感じてもらう。



見本を見てもらえば、昭和の街の人たちの熱意が伝わってくるかと思います。
合作は、お互いが遠慮し合っても面白くない、このコッペパンは、
ブーランジェリュネットさんの埼玉県産小麦粉ハナマンテン100%で作ったコッペパンの想いと、
うちのお店をそのまま入れる!という昭和の街の想いと、
熱過ぎる両者がぶつかりあった、熱過ぎるコッペパンなのです。
彩乃菓さんは、あんバタにあんホイップ、和菓子屋の本気の餡が入ります。
大黒屋食堂さんは、サバ!にオムライス!!サバサンド美味しそう。
MANIさん・・・??角煮もチャーシューも溢れてますよ!!

まことやさんの太麺焼きそばもコッペパンに入れてしまった!スペシャル焼きそばパンの完成。
ラフォアさんは・・・なんとステーキを挟んでくれました。
そして、トシノコーヒーさんは、コーヒークリーム、もう一品はティラミスクリーム。
急きょ参戦してくれた伊勢屋さんはみたらしクリーム。伊勢屋さんの本気のみたらしをそのまま使ってくれました。こんなこと今までないですからね。
紅茶浪漫館シマ乃では、紅茶クリームをパンに入れてくれました。これもスペシャルな出来事。

川越市広報で紹介されていた「利根川農園」さんのブルーベリーですが、このブルーベリーが川越Farmer’s Marketで大活躍していたことはもうご存知だと思います(#^^#)
メイン会場の蓮馨寺境内で販売するのみならず、あの話題沸騰だったコッペパン企画において、
昭和の街の参加店「福々スタンド」さんが利根川さんのブルーベリーをトッピングした具を提供していました。採れたばかりのブルーベリーを境内で手に入れ、すぐに具に活かすという畑直結の具だったのです。こうして、川越市内の農と商ががっちりと手を結ぶのを見るのは、しかも楽しい形で見るのは嬉しいもの。


リュネットさんが徹夜して焼き上げた500個のコッペパンは見事に完売。昭和の街のお店の人たちが驚きつつ、嬉しい声を挙げていました。500個コッペパンが売れるって相当です。。。
その裏には、東洋大学総合情報学部の学生たちも協力に駆けつけてくれ、朝の会場設営から始まって、コッペパン企画の案内、箱に入れてコッペパンを売り歩いたり、と縦横に活躍してくれたことがあったことも忘れません。
リュネットさんでは、コッペパン以外のパンも完売。
今回の企画を通して、昭和の街を歩く人がどっと増えていたことがなによりの成果。
来年は蓮馨寺から川越街道までの立門前通りをもっと歩いてもらう企画を考えたいところです。

 

そしてこの頃から、蓮馨寺で行われるイベントにおいて、境内に昭和の街ブースを構えてイベントを盛り上げるというケースが増えていきました。

2017年8月の「川越ゆかたファッションショー」に昭和の街ブース出店。

毎月8日・18日・28日は「川越きものの日」。

特に川越きものの日が誕生した「8月18日」は毎年周年イベントが開催されるのが恒例ですが、昨年に引き続き、今年も蓮馨寺講堂内にてファッションショーが行われました。

川越きものの日には、川越市内に着物・浴衣姿の人がより多くなりますが、6周年という節目を祝うイベントだけに、いつも以上に街に浴衣姿の人が歩いていました。

講堂内には特設ランウェイの赤絨毯が敷かれ、その周りを埋め尽くした来場者が見守る。観覧は自由で、来場側にも着物姿の人が多く見られたのが特徴的。川越氷川神社の「縁むすび風鈴」から街歩きをスタートし、こちらのショーを楽しみにして来たという人も見られました。

(2017年8月18日「川越ゆかたファッションショー」、昭和の街ブース出店)

 

そして、夏から秋になると、昭和の街を挙げての一大イベント開催の季節。

色んなイベントに協力しながら、主催事業として今年で4回目の開催となった、「昭和の街の感謝祭」。

以下昭和の街の会より、
『毎年コエドビールさんの限定ビールがいち早く登場するこのイベント。コエドの生ビールが全種類飲めるチャンスですよ~
蓮馨寺さんの境内で音楽を楽しみつつ生ビールを飲み、昭和の遊びを楽しみ、街をぶらりとする。昭和の街をゆるっと楽しんでいただく年に一度のお祭りです。大好評企画『コッペパン無料配布&コッペの具販売』も行います♪
各回130個+東洋大ワークショップ参加者配布用40個合計300個の予定です。』。
9月と言えば、という恒例イベントになっている昭和の街の感謝祭。毎年秋晴れに恵まれ、境内は日中から夜まで多くの人で賑わうイベントです。

境内に赤提灯が下がり(お寺に赤提灯が下がるという!)、まったりとした空気が流れ、境内の様子は一目見ただけで、あ!いい雰囲気というのが伝わってくる。わいわいがやがや、どこのテーブルにもビールに美味しそうな食べ物が所狭しと並び、昼から宴会が始まっていく。

この緩い空気感が感謝祭のいいところ。

境内には飲食出店が並び、COEDOビールに合うつまみがずらり。

並んだ出店を見ると、昭和の街の会が籠めたメッセージが汲み取れると思います。例年と違う今回の感謝祭の特徴としては、境内に出店するお店が「昭和の街のお店」が多くなっていること。昭和の街のお店が出店することで、昭和の街からの普段の愛顧に感謝する「感謝祭」の色がより濃く出ていました。

昭和の街に構えるお店がこの日は境内に特別出店して特別メニューを提供する、昭和の街の感謝祭の趣旨に合っているとも言えました。

トシノコーヒーさん、福々スタンドさん、ワインスタンドポン!さんは初めてのイベント出店、それにスナックれんさんも参戦して、つまみを多数出品していました。れんさんのイベント出店というのも、感謝祭だからこそでしょう。境内には、まことやさん、松山商店さんもお店を構えていて、境内に昭和の街の食が大集結。

La Foireさんは、埼玉女子短期大学と連携したブースを構えていました。

昭和の街の感謝祭は境内だけのイベントではなく、昭和の街を見て感じて体験してもらうため企画も大事にしていました。

食が盛り上がる中、境内には昭和を楽しむエリアも。

いろんな昭和の遊びを用意したブースやレトロバイクを展示した一角も出現し、子どもから大人まで昭和に存分に浸ることができました。昭和の遊びではフラフープが大人気。いつの時代も子どもたちはフラフープは上手いもので、いつまでもクルクル回し続けている。かつて子どもの頃上手かったと豪語する昭和の街の人も当時を再現しようとするもあえなく撃沈。。。フラフープで思いがけず盛り上がりに盛り上がりました。いや、フラフープはいつの時代も盛り上がってしまう最強のアイテムなのかもしれない。

感謝祭では、東洋大学との連携も毎回のように見られます。というか、昭和の街と東洋大学はずっと連携を深めていて、その流れに感謝祭もある。
東洋大学地域活性化研究所の研究計画の一環で、「ツアー&ワークショップ」を実施。感謝祭に合わせた開催は今回で3回目です。


「東洋大学 【地域活性化研究所】ツアー&ワークショップ」
「お店巡りツアー」は、「昭和の街」を構成する3つの商店街の店舗を、『昭和の街のスタァ店主図鑑』を携えながら案内して、昭和らしさや魅力をみんなで発見して評価しました。

 

 2017年10月1日(日)に開催された、「アースデイ・イン・川越 昭和の街」。

これまでは、「アースデイ・イン・川越立門前」という名称で行われてきましたが、今回から昭和の街との連携を深めるために「アースデイ・イン・川越 昭和の街」に変更になりました。こういうところに、昭和の街の存在感が発揮されている。

 

「アースデイ・イン・川越 昭和の街」参加団体
◆NPO法人ワーカーズコープ
◆大黒屋食堂
◆東洋大学総合情報学部 小瀬研究室
◆埼玉県ユニセフ協会

「ユニセフの活動の紹介。『私にできること』でSDGsの木に花をさかmせましょう。」
◆川越市国際ボランティア kerria
「リサイクル洋品および当会員の作製したアクリルたわしの販売。活動の一環として実施している外国籍の中学生等への高校進学始動の内容を紹介いたします。」

◆クリーン&ハートフル川越

「ゴミの出し方のマナー違反横行!住民の努力で改善の例」「ゴミがゴミを呼ばないきれいな街づくりに」「周辺道路と赤間川ゴミ拾い」

◆生活クラブ生協

「環境にやさしい生活のすすめ。石鹸と合成洗剤の違いや環境への影響などをパネル展示。『こねて作ろうマイせっけん』のワークショップも開催します」

◆西埼玉温暖化対策ネットワーク

「埼玉県西部地域の10市2町の環境市民団体で構成し、地球温暖化対策地域協議会として環境省に登録。長岡市が取り組んでいる生ごみガス化処理の視察結果を紹介」
◆新河岸川広域景観づくり連絡会

「ふじみ野市、和光市、朝霞市の市民団体活動報告と、川越市の赤間川と新赤間川の現状を、写真などで展示」
◆狭山太陽光発電クラブ

「太陽光発電の相談も受ける市民団体です。太陽光の力でおもちゃの電車を動かしたり、シャボン玉飛ばしなどもやって、自然エネルギーを実感します。」
◆YMCA川越センター

「世界を見つめ、地球に生きる様々な海外プロジェクトや体験を紹介。留学生などの故郷の写真なども展示。」
◆川越ワイズメンズクラブ
◆いもの子作業所

「作業所で、みんなで楽しく作った品物を並べました。手にとって見てください。」
◆芝浦工業大学 中口研究室

「留学生の自国のホーム風景を展示、生活習慣を紹介。」
◆川越焼き芋
◆昭和の街を楽しくする会
◆EM連絡協議会
◆NPO法人EMネット埼京

「活動紹介とリサイクル石鹸作りの体験」」
◆NPO法人地球足もみ健康法実践普及協会

「足の裏を刺激して健康を促進。足踏み参道入口の横で足揉み、疲れもとれてすっきりします」
◆かわごえ環境ネット
◆折り紙「夢工房」
◆ボーイスカウト
◆ガールスカウト
展示
◆荒川上流河川敷事務所
◆荒川下流河川敷事務所
◆埼玉県川越県土整備事務所
◆埼玉県西部環境管理事務所
◆埼玉県川越農林振興センター

「環境問題への埼玉県の取り組みを紹介、啓発グッズ配布。伊佐沼や用水路などの農業関係の環境改善事業の紹介。川越周辺の川の治水対策の改修工事や管理などを展示。」
◆あいアイ美術館
その他
◆エコキャップ回収BOX(蓮馨寺)
◆音楽パフォーマンス(蓮馨寺)
そして各団体が、テーマによってゾーン分けされた各会場に出展しているというスタイル。歩いて回ることで、街の様子を知るきっかけにもなりました。

《蓮馨寺会場》国際交流・環境啓発ゾーン
《蓮馨寺駐車場内》もったいないから ありがとう

《熊野神社》自然農業・健康ゾーン ボーイスカウト

 

秋から冬へ。川越の魅力的なスポットを活かし、食や音楽や灯りといったものと組み合わせ、再編集し、夜の新しい川越の姿を提示する試みが、2017年11月2日~5日に開催された「食と音と灯りの融合Kawagoe REMIX(カワゴエリミックス)2017」。

毎年恒例のライトアップは、今年は大正浪漫夢通りをメイン会場に行われ、昭和の街では立門前通りや熊野神社がライトアップされました。

川越蔵まちバルにも昭和の街のお店が多数協力していました。

REMIXの目玉が、「KAWAGOE LIVE(カワゴエライブ)」。
場所:蓮馨寺境内 / 大栄パーク(大正浪漫夢通り)

KAWAGOE LIVEは、今年も蓮馨寺がメイン会場としてあり、様々なアーティストが登場。

昨年に引き続き蓮馨寺の雰囲気は野外音楽LIVEにぴったりで、野外フェスの醍醐味を感じさせてくれる。

また、蓮馨寺周辺の昭和の街の会の協力により、境内に昭和の街の会のお店が特別出店して、飲食を提供、音楽LIVEを盛り上げました。

昭和の街に新しく出来たホットサンド専門店La Foireさんも早速会の仲間入りを果たし、境内に出店していました。

(「食と音と灯りの融合Kawagoe REMIX(カワゴエリミックス)2017」2017年11月

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12327141306.html

 

昭和の街で特に印象的な出来事と言えば、「ビートルズの力!」とのコラボだったでしょう。

「ビートルズのチカラ!」とは、東日本大震災の被災地復興を支援するために、福島を中心に東北6県のビートルズトリビュートバンドの有志で立ち上げた復興支援団体の名称です。
震災直後2011年7月に仙台市のベニーレーンでVol.1が始まり、以降、東北各県を中心に東京など全国各地を回り17回を重ねてきました。ツアーやグッズで得た収益や募金は、義援金として被災地や被災地の子共たちのために送金を続けています。

18回目を迎えるツアーライブが、2018年2月に尚美学園大学で開催されることが決定。川越初開催となります。
■2018年2月18日(日)「ビートルズのチカラ!vol.18 in 川越」

会場:尚美学園大学 パストラルホール
12:00~17:00予定 入場料1500円

「尚美学園大学」
〒350-1110 埼玉県川越市豊田町1-1-1
交通アクセス
池袋駅から川越駅まで東武東上線特急25分、快速・急行約30分
東武東上線、JR埼京線・川越線「川越駅」より大学無料スクールバスで7分
西武新宿線「本川越駅」より大学無料スクールバスで10分
https://www.shobi-u.ac.jp/about/access/

これが本イベントで、実はこれには2017年11月に「プレイベント」が開催されていました。

まさか、あれほどまでに「プレイベント」が盛り上がることになるとは。。。

いや、「昭和の街」だったらこうなるのは必然だったのかも。

2月の本イベントを盛り上げるべく、街の機運を高めるべく、昭和の街が全面協力に乗り出しました。

「川越昭和の街にビートルズのチカラ!がやって来る!ヤァヤァヤァ!」
〈日時〉2017年11月19(日)~11月25(土)

主催:ビートルズのチカラ!実行委員会埼玉支部、川越中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会、尚美学園大学

この一週間は昭和の街で催しが目白押し。期間中昭和の街のお店では店内BGMにビートルズを流してビートルズのチカラ!の雰囲気を演出。昭和の街の店舗には義援金募金箱も設置されていました。

特に「食」という部分のコラボで、昭和の街の各店で楽しい内容を考え提供していたことが目を惹く。復興支援の気持ちを込め、一週間限定で三陸直送海の幸の特別メニューを提供する、『食べて応援!昭和の街「食」コラボ企画 ”食ってけさ、東北のうまいもん”』を実施。

11月19日~25日「”食ってけさ、東北のうまいもん”」参加店

■kawagoe aon 

三陸海鮮グラタン

青りんごのタルト
■大黒屋食堂
日替わりコラボメニュー&一品料理
秋鮭のホイル焼き定食
秋鮭の味噌粕漬け定食
秋鮭ときのこのソテー定食
たこの明石焼き風定食
牡蠣の土手鍋風定食
三陸ホヤとわかめの酢の物・焼きたこオリーブ
三陸わかめのごま油炒め
■Hotsandラフォア―
三陸産さけときのこのクリームサンド
■福々スタンド
三陸産タコたっぷり☆たこ飯むすび
デザートには「ビートルズのりんご」として有名な青りんごグラニースミスを使ったコラボメニューもご用意しております♪
■和菓子彩乃菓
りんごどら焼き”イエローサブマリン”
■福々スタンド
米粉ワッフルトッピング 
焼りんご&クリームチーズ ”Apple Records”
■トシノコーヒー
フレッシュりんごジュース ”hey juice”
りんごジャムと生クリームのコッペパン ”Abby Road”
■紅茶浪漫館シマ乃
青りんごのアップルパイ

(昭和の街のお店による特別メニュー)

一つのテーマに対して、これだけの数のお店が協力するということが画期的。しかも、「ビートルズ」を上手く取り込んだ商品開発まで踏み込むなんて。。。この機動力、展開力は、個人店が多い(しかない)地域であるからこそで、この一致団結感が昭和の街の魅力。どの取り組みに対してこの足並みの一致感は全国的にも珍しいのでは。

「ビートルズのチカラ!」の活動自体は音楽LIVEがメインですが、今回のプレイベントでウィークリー仕立てというのが今までにない展開であり、また、商店街とのタイアップもVol.18にして初めてのこと。昭和の街と繋がって、昭和の街のお店の人たちがこれほどまでに盛り上げに盛り上げてくれるとは、ビートルズのチカラ!実行委員会も目を丸くするばかりだった。また、ウィークリーイベント中は「彩乃菓AYANOKA」さんで、きり絵作家の横倉絹枝さんによる〝猫ビートルズ″の『CUT CAT BEATLES』のきり絵イラスト展が開催。
11月19日(土)には彩乃菓さんで筝ライブ、11月23日(木祝)には大黒屋食堂さんで落語でビートルズも開催されることになり、まさにビートルズに染まった昭和の街の一週間となりました。
今振り返ると、やはり昭和の街だったんでしょうね。

極めつけは、ビートルズのジャケット写真で有名なAbbey Roadにインスパイアされた写真を撮ろうとした昭和の街の人たちは、昭和の街の横断歩道と言えば、蓮馨寺山門前の横断歩道。

ここで昭和の街的Abbey Roadまで撮ってしまったのでした。

山門横にあった「おもちゃのおびつ」さん(現在、立門前通りに移転)から名付けた、Obbey Roadを制作したのでした。

(昭和の街制作の告知画像 ※本当に皆さん商店街のお店の人たち)

そして、ウィークリーイベントの最終日、11月25日(土)には蓮馨寺境内にてプレイベントを締めくくるメインイベント「ビートルズ・リスペクトライブ」が開催されて、一週間に及ぶプレが幕を閉じ、2018年2月18日の尚美学園大学の本イベントに繋げようという形になっていました。

(プレイベント「川越昭和の街にビートルズのチカラ!がやって来る!」2017年11月19日~25日

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12333796499.html

 

最後に、川越styleが取材した今年の川越昭和の街のお店を紹介します。

新しい試みが昭和の街から生まれる例も多く、大黒屋食堂さんでは、2017年12月より毎月第一火曜日に「こども食堂」を開催しています。川越ではこども食堂実施の例はありますが、市街地で定期的に行っていくのは初になります。
午後5時から7時頃まで、子どもには300円でごはんを提供します。

(「大黒屋食堂」ご飯の美味しさに改めて感じ入る 昭和の街と共に歩んだ3年間

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12191160127.html

『提供なんていうととても硬い感じですが、つまり一緒にごはんを食べよう、ということです。
いつもうちで食べているより、少しだけワクワクするかもしれません。
私は子どもたちが食べてるのを見ながら一杯やるつもりです。
子ども優先ですが、どうしても一緒に食べたければ大人も混じっていいと思います。
大人の場合、いくらにするかはそのときに考えましょう。
子どもの声は、ときにうるさくも感じますが、やっぱり顔が綻んでしまう。
こどもの笑顔は、無条件に嬉しくなってしまう。
だから「こども食堂」をやります。
お近くに「こども食堂」に行ってみたいだろうな、という子や親御さんがいたら教えてあげてください。』

(2017年10月、試験的に行った時のこども食堂の様子)

 

(「小江戸カントリーファームキッチン」立門前通り野菜たっぷりバイキング 飲食店でありこだわり八百屋

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12264285913.html

 

(「La Foire(ラフォアー)」川越昭和の街に出現したシトロエンのホットサンド専門店

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12292480828.html

 

(「麺屋MANI」熊本・博多ラーメン、そして川越醤油ラーメン 立門前通り

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12307425342.html

 

新しいお店が出来れば、これまでの歴史に幕を閉じて新たな船出を迎えたお店もある。

「おもちゃのおびつ」昭和7年創業のおもちゃ屋さん 85年の歴史から新しい時代へ

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12295734823.html


来年もますます楽しい展開が見られそうな川越 昭和の街。

その活動に引き続き伴走していきます。

 

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「ビートルズのチカラ!」とは、東日本大震災の被災地復興を支援するために、福島を中心に東北6県のビートルズトリビュートバンドの有志で立ち上げた復興支援団体の名称です。
震災直後2011年7月に仙台市のベニーレーンでVol.1が始まり、以降、東北各県を中心に東京など全国各地を回り17回を重ねてきました。ツアーやグッズで得た収益や募金は、義援金として被災地や被災地の子共たちのために送金を続けています。

(ビートルズのチカラ!実行委員会代表松浦啓史さん)

・ビートルズのチカラ!公式ページ
http://beatlesnochikaraintohoku.web.fc2.com/

ビートルズのチカラ!の代表の松浦さんは明治大学時代にビートルズ研究会でバンド活動をやっていて、その後もミュージシャンとして福島県を拠点に14年ほど音楽活動を続けてきました。

震災後、自粛ムードが広がる中、音楽の力で人を笑顔にしたいと周りの仲間と立ち上げたのが、「ビートルズのチカラ!」。

被災地でビートルズを演奏すると、塞ぎがちだった被災者が見る見る笑顔になっていくのが分かった。音楽の力、ビートルズのチカラが復興支援になると確信したのでした。

 

『2011年3月11日に起きた大震災から3年(2014年当時)が経ちました。
福島県北に住む私は、震災原発事故を期に、無意識のうちに
これからどう生きるかを 真剣に考えさせられていました。
15,000人以上の命と引き換えに、私達は「生」を戴いたのだと思うのです。
私は、次の世代に、東北以外の人たちに、
あの日の東北を、今の東北を、自然災害と人災を、
そして東北人の生き様を、人としての生き方を、
しっかり伝えていく事が残された者の責務ではないかと感じていました。 
震災後、私達は「ビートルズのチカラ!」と言う復興支援団体を立ち上げ、被災地だけではなく関東地区へのツアーもし、各地域の強力な応援団と共にビートルズソングを通して「あの日の東北」「東北の今」を伝える活動を続けてきました。
この活動は、この3年間で10回のツアーライブの成功と、50万円を越える義援金と言う実績を残す事が出来ました。
どの会場でも、お客さんはビートルズソングで、和になり、笑顔になり、時には涙を流し、一緒に唄って元気に会場を後にくれます。
理由はわからないけれど、ビートルズソングには、人を笑顔にさせるチカラと人を繋ぎあわせてくれるチカラが絶対に存在するのだと私達は信じています。
そんな中、昨年(2013年)11月に来日してくれたポール。
有難いことに「ビートルズのチカラ!」に興味を持って戴いたとの事で直接ポールと話す機会を戴きました。
「君は復興バンドをやっているんだって?」とポール。
私は「はい、 Power of The Beatles Songs(ビートルズのチカラ!)でプレイしています。東北で是非唄ってほしい。東北の人たちは、あなたの歌を必要としています。」と訴えました。
「OK、わかった、約束するよ!」と本当に真剣な眼差しで答えてくれた
ポールの顔は今でも忘れられません。
そして、その日の公演で「Fukushimaの為に歌います」とYesterdayを。
私達東北人の心とポールの心が通じた瞬間です。
私は涙が止まりませんでした。
ビートルズソングのチカラ!の解明は永遠の謎かもしれませんが、ビートルズが聴こえる「新生東北」の創造の為に、私達も、これからも活動を続けて行こうと思います。
ビートルズよ、沢山の元気と笑顔をありがとう。
そして、これからも私達に「ビートルズのチカラ!」を与え賜え!』

ビートルズのチカラ!実行委員会

 

ビートルズソングを通して「あの日の東北」「東北の今」を伝える活動を続けています。
音楽を通して人とつながる継続的な活動をしている「ビートルズのチカラ!」。

そして、18回目を迎えるツアーライブが、2018年2月に尚美学園大学で開催されることが決定。川越初開催となります。
■2018年2月18日(日)「ビートルズのチカラ!vol.18 in 川越」

会場:尚美学園大学 パストラルホール
12:00~17:00予定 入場料1500円

「尚美学園大学」
〒350-1110 埼玉県川越市豊田町1-1-1
交通アクセス
池袋駅から川越駅まで東武東上線特急25分、快速・急行約30分
東武東上線、JR埼京線・川越線「川越駅」より大学無料スクールバスで7分
西武新宿線「本川越駅」より大学無料スクールバスで10分
https://www.shobi-u.ac.jp/about/access/

ビートルズのチカラ!バンドを含め、尚美学園大学ウィンドオーケストラなどのアーティストが登場し、ビートルズの楽曲を演奏して、震災の復興支援を呼びかけます。

 

これが本イベントで、実はこれには2017年11月に「プレイベント」が開催されていました。

まさか、あれほどまでに「プレイベント」が盛り上がることになるとは。。。

いや、「あの街」だったらこうなるのは必然だったのかも。

2017年の川越でも特に印象的な、間違いなく2017年川越10大ニュースに入るであろうとまで言い切れる出来事まで発展するなんて。

マッチするとは思っていたが、あれほどとは、やはり想像できなかった。。。

「ビートルズのチカラ!」、「尚美学園大学」、「川越Farmer's Market」、「川越 昭和の街」、繋がって、繋がって、気が付けば壮大な絵巻物になっていた奇跡の出来事。

一体どんな出来事だったのかという真相をここに。

全貌を、一つ一つのピースを取り上げながら積み上げ、ここに語り尽くしていこうと思います。
まず、発端はここからだった。

これに至るには、川越Farmer's Marketと尚美学園大学の繋がりから話しを始めなければならない。尚美学園大学の檜山先生とはファーマーズマーケットを通して知り合い、「川越Farmer's Market」、尚美学園大学の学園祭「尚美祭」とお互いに連携してきました。

2017年7月の蓮馨寺川越Farmer's Marketの音楽には、尚美学園大学の学生たちも出演。

(後編「川越Farmer’s Market」2017年7月2日メイン会場蓮馨寺 市内各地で開催

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12291300979.html

また、2018年1月21日のウェスタ川越ファーマーズマーケットのステージを尚美学園大学が運営します。

(2018年1月21日(日)ウェスタ川越ファーマーズマーケット全体内容発表

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12331729835.html

そして、尚美祭にはファーマーズの農産物や食事の出店者が出店盛り上げるという展開を見せてきた今年。

ビートルズのチカラ!実行委員でもある尚美学園大学の檜山先生から、2月に尚美学園大学で「ビートルズのチカラ!」のツアーライブを開催するという話しを聞いたのが、7月のことでした。
ビートルズのチカラ!実行委員会埼玉支部が埼玉県で開催することを構想していて、檜山先生と繋がり、尚美学園大学で開催することになったのだという。
そして、この本イベントの前に、プレイベントを川越の街中で開催して街の機運を高めたいという檜山先生の相談があったのが2017年7月。
「ウィーク仕立てにして、1週間なんらかの形で『ビートルズの音楽』を知ってもらえる週間になればと思っています。」。

ではこのプレイベントをどこでやるのがいいのか思案し、ビートルズの雰囲気と昭和の街の雰囲気が合うのではないか、昭和の街でやったら楽しいだろうな、さらに昭和の街なら一緒になって盛り上げてくれるはずと『川越中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会』に話しを繋ぎました。という話しを聞いて、川越styleを通して川越を逐一見ている人には、すぐに、ああ!と納得してもらえるのではないでしょうか。

「川越 昭和の街」は、本川越駅から北進し、連雀町交差点~仲町交差点の中央通りをメインストリートとして蓮馨寺山門から伸びる立門前通りなど一帯に広がるエリア。

特に2017年における「川越 昭和の街」の活動はかつてないほどに熱気に溢れ、注目を集め続けた一年でした。川越のまちづくり活動の成功事例としても各方面から熱い視線を集めるほどになっています。(2017年年末には昭和の街の今年一年を振り返るつもりです)

2017年11月には「食と音と灯りの融合Kawagoe REMIX(カワゴエリミックス)2017」とコラボし、蓮馨寺境内に出店していた昭和の街の店々。

蓮馨寺境内のイベントが行われる際に、昭和の街のお店が境内に出店するという連携が生まれ活発になったのも2017年からで、今年を象徴するものでした。

「食と音と灯りの融合Kawagoe REMIX(カワゴエリミックス)2017」2017年11月

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12327141306.html

昭和の街の熱気、お店の人たちのノリ、何よりビートルズが活躍した時代と言えば日本では昭和時代、川越で最も昭和を感じさせる川越 昭和の街でビートルズという発想は、意外なものではなく、自然な流れとも言えました。

話しを繋いだところから4ヶ月。
尚美学園大学檜山先生・ビートルズのチカラ!埼玉支部と昭和の街の会のコラボはとんとん拍子に進み、ビートルズのチカラ!の趣旨に賛同した昭和の街のお店の人たちは思った通りノリノリで、一週間にわたるプレイベント、「川越昭和の街にビートルズのチカラ!がやって来る!ヤァヤァヤァ!」に全面協力。

昭和の街の各店は、一週間の中にこれでもかとアイディアを詰め込んで、2018年2月の本イベントに向けた昭和の街のプレイベントを盛大に盛り上げようとしていました。

「川越昭和の街にビートルズのチカラ!がやって来る!ヤァヤァヤァ!」
〈日時〉2017年11月19(日)~11月25(土)

主催:ビートルズのチカラ!実行委員会埼玉支部、川越中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会、尚美学園大学

この一週間は昭和の街で催しが目白押し。期間中昭和の街のお店では店内BGMにビートルズを流してビートルズのチカラ!の雰囲気を演出。昭和の街の店舗には義援金募金箱も設置されていました。

特に「食」という部分のコラボで、昭和の街の各店で楽しい内容を考え提供していたことが目を惹く。復興支援の気持ちを込め、一週間限定で三陸直送海の幸の特別メニューを提供する、『食べて応援!昭和の街「食」コラボ企画 ”食ってけさ、東北のうまいもん”』を実施。

11月19日~25日「”食ってけさ、東北のうまいもん”」参加店

■kawagoe aon 

三陸海鮮グラタン

青りんごのタルト
■大黒屋食堂
日替わりコラボメニュー&一品料理
秋鮭のホイル焼き定食
秋鮭の味噌粕漬け定食
秋鮭ときのこのソテー定食
たこの明石焼き風定食
牡蠣の土手鍋風定食
三陸ホヤとわかめの酢の物・焼きたこオリーブ
三陸わかめのごま油炒め
■Hotsandラフォア―
三陸産さけときのこのクリームサンド
■福々スタンド
三陸産タコたっぷり☆たこ飯むすび
デザートには「ビートルズのりんご」として有名な青りんごグラニースミスを使ったコラボメニューもご用意しております♪
■和菓子彩乃菓
りんごどら焼き”イエローサブマリン”
■福々スタンド
米粉ワッフルトッピング 
焼りんご&クリームチーズ ”Apple Records”
■トシノコーヒー
フレッシュりんごジュース ”hey juice”
りんごジャムと生クリームのコッペパン ”Abby Road”
■紅茶浪漫館シマ乃
青りんごのアップルパイ

(昭和の街のお店による特別メニュー)

一つのテーマに対して、これだけの数のお店が協力するということが画期的。しかも、「ビートルズ」を上手く取り込んだ商品開発まで踏み込むなんて。。。この機動力、展開力は、個人店が多い(しかない)地域であるからこそで、この一致団結感が昭和の街の魅力。どの取り組みに対してこの足並みの一致感は全国的にも珍しいのでは。

「ビートルズのチカラ!」の活動自体は音楽LIVEがメインですが、今回のプレイベントでウィークリー仕立てというのが今までにない展開であり、また、商店街とのタイアップもVol.18にして初めてのこと。昭和の街と繋がって、昭和の街のお店の人たちがこれほどまでに盛り上げに盛り上げてくれるとは、ビートルズのチカラ!実行委員会も目を丸くするばかりだった。また、ウィークリーイベント中は「彩乃菓AYANOKA」さんで、きり絵作家の横倉絹枝さんによる〝猫ビートルズ″の『CUT CAT BEATLES』のきり絵イラスト展が開催。
11月19日(土)には彩乃菓さんで筝ライブ、11月23日(木祝)には大黒屋食堂さんで落語でビートルズも開催されることになり、まさにビートルズに染まった昭和の街の一週間となりました。
今振り返ると、やはり昭和の街だったんでしょうね。

極めつけは、ビートルズのジャケット写真で有名なAbbey Roadにインスパイアされた写真を撮ろうとした昭和の街の人たちは、昭和の街の横断歩道と言えば、蓮馨寺山門前の横断歩道。

ここで昭和の街的Abbey Roadまで撮ってしまったのでした。

山門横にあった「おもちゃのおびつ」さん(現在、立門前通りに移転)から名付けた、Obbey Roadを制作したのでした。


(昭和の街制作の告知画像)

そして、ウィークリーイベントの最終日、11月25日(土)には蓮馨寺境内にてプレイベントを締めくくるメインイベント「ビートルズ・リスペクトライブ」が開催されて、一週間に及ぶプレが幕を閉じ、2018年2月18日の尚美学園大学の本イベントに繋げようという形になっていました。

2017年11月19日、ウィークリーイベントの幕開けとして、ビートルズのチカラ!プレイベント応援企画として、昭和の街にある和菓子店「彩乃菓」さんで開催されたのが、筝曲家「磯貝真紀さんによるの筝(こと)ライブ。


箏曲家の磯貝真紀さんが、東日本大震災で被災し、海水や泥につかりながらも美しい音色を響かせるまでに復活した奇跡の箏を奏でます。

名取市の臨時災害FMでパーソナリティーを務めていた磯貝さんが、取材で訪れた宮城県名取市立閖上中学校の校舎から発見された箏と運命的な出会いを果たし、各地で演奏会を行う傍ら、ビートルズ・カヴァー集CDを制作します。
今回、そうした「縁」から『ビートルズのチカラ!』に共感し、協力してくれることになりました。
日時:11月19日(日) 13時、15時の2ステージ
場所:彩乃菓2階カフェ(蓮馨寺山門前):川越市連雀町10-1


 

ウィーク期間中、同じく彩乃菓さんで開催されていたのが、きり絵作家の横倉絹枝さんによる〝猫ビートルズ″の『CUT CAT BEATLES』のきり絵イラスト展です。

横倉さんのきり絵は、ビートルズファンには既にお馴染みですが、ネコちゃんファンにとっても愛すべき作品。
ビートルズのアルバムジャケットにインスパイアされた作品は、遊び心に溢れています。
会期中は、2018年のカレンダーやLPジャケットサイズのポスター、ポストカードも限定販売されました。今回、横倉さんのご厚意で売上金を「ビートルズのチカラ!」に寄付することに。


さらに大黒屋食堂さんでは、11月23日(木・祝日)にチャリティー企画「川柳つくしの落語でビートルズ!!」を開催。落語でビートルズという衝撃の組み合わせです。

『女流新作落語家の第一人者・川柳つくし師匠のビートルズ創作落語をぜひお楽しみください!』
東日本大震災復興支援チャリティー企画
ビートルズのチカラ!応援落語ライブ
「川柳つくしの落語でビートルズ!!」
2017年11月23日(木・祝日)16:30開場 17:30開演
料金1500円(ワンドリンク付)
※終演後、つくし師匠とビートルズを語れる懇親会(お料理とお飲み物付き2000円)も開催します。

そしてもう一つ、ウィークリーイベントの期間中、昭和の街にお店を構えていた「旧フナヤマ時計店」で「ビートルズのチカラ! 東北各地、福島などの復興 あの日と今 パネル展」を開催していました。

日時 11月19日~25日11時から16時
場所 旧フナヤマ時計店

被災地復興支援では、尚美学園大学情報表現学科の浅川順教授のゼミ生が制作した「岩沼市の千年希望の丘 植樹祭」を中心とした震災復興の記録映像を同イベント内の「被災地復興写真パネル展」の会場で流し、多くの人が見入っていました。
また、実はこのパネル展示には同時に別の催しも絡めてあって、それが、この旧フナヤマ時計店の空き店舗をお店を始めたい人向けに物件を見てもらおうと内覧会も兼ねていました。
昭和の街の会として積極的に空き店舗対策にも乗り出していこうというする第一弾であり、多くの人が物件を見に来ていました。

今後ここに入るお店などが決まれば、きっと一緒になって昭和の街を盛り上げていくことでしょう、そうしてまた楽しいことが起こっていく。いいサイクルがこの街に働き始めています。

 

ビートルズのチカラ!の機運を高めようと、一週間の間に、これでもかと催しを詰めに詰め込んだ昭和の街。

ここまで盛り上がることになるなんて、一体誰が想像し得たでしょう。

昭和の街の力の大きさとまだまだ眠る潜在力を改めて感じ、これからさらに面白いエリアになっていきそうな予感が満ち溢れています。

いよいよプレイベントの最終日、プレの集大成となるメインイベントが、2017年11月25日(土)蓮馨寺で開催された、「ビートルズのチカラ!in川越昭和の街 メインイベント『ビートルズリスペクトライブ』です。

ビートルズの音楽が響き渡る時が来ました。


会場 川越蓮馨寺
時間 11:00~17:00
境内では三陸の海産物販売や昭和の街のお店によるフード屋台などが出店。そしてもちろん、尚美学園大学と連携している川越Farmer's Marketから、お馴染み利根川農園さんも出店しました。
【出店ラインナップ】
・NPOフェローズウィル南三陸…三陸の物産
・利根川農園…川越の野菜
・kawagoe aon…東北海鮮ブイヤベース、ビートルズに恋した青りんごのタルト
・麺屋MANI…コエドビール、ラーメンなど
・ワインスタンドPON…東北のワイン、おでん
・トシノコーヒー…コーヒー、自家製青りんごジュース"hey juice"
・ラフォア…ホットサンド、ハイボール、カクテルなど
・大黒屋食堂…牡蠣の炊き込みご飯、東北の日本酒
・北彩マトリョーシカ…ピロシキなどロシア料理






境内ステージでは、第1部、まずオープニングセレモニーが行われ、ビートルズのチカラ!実行委員会埼玉支部長の宮沢新樹さんから挨拶と、「ビートルズのチカラ!」の趣旨、本イベントの案内がありました。


会場では、ビートルズのチカラ!実行委員会埼玉支部の面々が運営をサポートし、実行委員会代表の松浦さんも福島県から蓮馨寺に駆けつけていました。

 

(川越中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会会長の岩澤さんが挨拶)

そして、ステージでは次々にアーティストが登場し、ビートルズの曲を織り交ぜながら演奏を続けました。出演はビートルズのチカラ!でお馴染みのアーティストに、川越ゆかりのアーティスト、それにもちろん、尚美学園大学生も多数関わり、多彩な顔触れが登場しました。

尚美学園大学にとっては、2017年10月の尚美祭が生憎の天気で二日目中止になっただけに、鬱憤を晴らすように学生たちはステージに取り組んでいた。
ステージ運営:尚美学園大学 音楽応用学科 音楽ビジネスコース

音響:「EffecTory」(尚美学園大学サークル)

第1部出演者:

・「HEAVEN SOULS」(尚美学園大学ゴスペルサークル)

・「後藤詩乃」(尚美学園大学音楽表現学科)

・「尚美学園大学サクソフォンアンサンブル」(尚美学園大学音楽業現学科生)

・「宮沢新樹・蝦名綾子」(朗読&ヴァイオリン)

・「磯貝真紀・石野ゆう子」(被災箏&歌)

・「どるたん+しゃあみん」(G&チェロ)





 

第2部出演者:

・Tea(G 弾き語り)

・Taon(Pf、EB)

・Cozy(Pf 弾き語り)

・ビートルズのチカラ!バンド

・フィナーレ♪Stand by me



最後は会場が一つになって、大合唱となったステージ。

盛り上がりに盛り上がった一日が終わり、これにて、一週間にわたるプレイベント「川越昭和の街にビートルズのチカラ!がやって来る!ヤァヤァヤァ!」の全てのプログラムが終了しました。
思わぬ形で昭和の街とのコラボが実現し、想像以上に発展した一週間。
プレイベントで街の雰囲気を醸成し、そしてあと2ヶ月強に迫った2018年2月18日(日)の本イベントに向けて進んでいきます。

■2018年2月18日(日)「ビートルズのチカラ!vol.18 in 川越」

会場:尚美学園大学 パストラルホール
12:00~17:00予定 入場料1500円

「尚美学園大学」
〒350-1110 埼玉県川越市豊田町1-1-1
交通アクセス
池袋駅から川越駅まで東武東上線特急25分、快速・急行約30分
東武東上線、JR埼京線・川越線「川越駅」より大学無料スクールバスで7分
西武新宿線「本川越駅」より大学無料スクールバスで10分
https://www.shobi-u.ac.jp/about/access/

ビートルズのチカラ!バンドを含め、尚美学園大学ウィンドオーケストラなどのアーティストが登場し、ビートルズの楽曲を演奏して、震災の復興支援を呼びかけます。

 

東北の子どもたちのために。

 

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無駄のない一挙手一投足に神経を研ぎ澄ませる。

料理にかける思いが、前進から発せられていました。

その一皿のために、食べてくれる人のために。

 

川越に久しぶりのフレンチの新店の誕生。

これまでのキャリアを存分に生かして、川越の食文化の豊かさの一翼を担っていく。

2017年7月にオープンしたのが、「Kawagoe aon(カワゴエ アオン)」さん。

お店があるのが、本川越駅から歩いて5分ほどのところにあります。本川越駅を真っ直ぐ北に進み、県道川越日高線と交差する連雀町交差点を越えてすぐに右手。

「Kawagoe aon(カワゴエ アオン)」
川越市連雀町8-1 
西武新宿線 本川越駅 徒歩5分 
東武東上線 川越駅 徒歩12分
営業時間    
【月・火・木~日・祝・祝前】
ランチ 11:30~15:00 (L.O.14:00)
【月・火・木~日・祝・祝前】
ディナー 17:00~22:00 (L.O.20:00)
定休日    水曜日、第3火曜日定休。
049-237-7400

ちょうど裏手には熊野神社があり、参拝の後のお楽しみとしても利用できるお店。

一帯は、近年の川越で何かと話題に上がることが多くなっている「川越 昭和の街」エリア。

昭和初期から商店が立ち並び、今でも営業を続ける残るお店がある稀有な商店街。最近は新しいお店も増えてきて、『川越中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会』の活発なまちづくり活動により再び活気が溢れてきたエリアです。その川越 昭和の街に新しく仲間入りしたのがaonさん。

入口のドアを引くと、目の前に存在感あるカウンター席が現れる。

そして階段から上がるとテーブル・椅子席の落ち着いた二階席が広がる。二階はプライベート感がより溢れて、自分たちだけの時間に浸ることができるのが特徴。

窓から眼下には中央通りの街並みが続き、斜向かいには「武州川越 轟屋」さんに、さらに背を伸ばすと蓮馨寺が覗き見えるというなんとも川越的ロケーションに惹き込まれる二階席。

二階席のみならず、お店全体が自分たちのプライベート空間と感じられるお店で、こじんまりとしながら密な空間に川越人は足蹴く通って来ている。

川越にはフレンチのお店が何軒もあり個性を発揮していますが、創作的というよりaonさんはまさにクラシックな正統派フレンチのお店。

まず、フレンチの新店というのは川越の飲食でも珍しく、待望のお店と言え、さらに新しいフレンチのお店がクラシックなスタイルで勝負するというのも注目のポイントです。

それも、昭和の街に出来たというニュースは驚きと共に街に受け入れられました。

いや、今の昭和の街の熱気だからこそ、いよいよフレンチのお店も呼び寄せるに至ったのかもしれない。だんだんと「食の街」を形成してきた昭和の街。

 

aonさんは決して広いお店ではないですが、それをむしろ逆手に取って、シェフと近い距離で接することができ、よりフレンチの世界を楽しむことができると、考えることはできないか。

一階カウンターの内側、厨房にはaonを取り仕切る青木シェフが今日も淡々と仕込みを続けていた。時間をかけた仕込みの時間があるからこそ、あの見ただけで華やぐ気持ちにさせられる一皿が生まれていくのだった。

表舞台のショーの鮮やかさの裏にある、淡々とした途方もない準備の舞台裏。開演の時に向けて準備が進められていく。

フレンチの大事な要素であるソース、aonのソース作りは丁寧に出汁を取るところから始まる。

魚の出汁と肉の出汁を取り、ここから料理に合わせて赤ワイン、白ワイン、ポルト酒、ビネガー、を使うというように派生していき、最終的にオリーブオイルで伸ばすのかバターで繋ぐのか、など微調整してその料理に合わせたソースは作られていく。

コク、味わい、料理とのマッチングしたソースは、こうした職人的手仕事に支えられているのだ。

営業前、幕が上がる前段の舞台裏から話しを始めるのが、仕込みこそ命のフレンチらしく、aonらしかった。

aonは青木シェフが全てと言っていいお店。

料理一つとっても、青木シェフがソースはもちろんのこと、前菜からメイン、デザートまで「全てを一人で手作りしている」というお店。

青木シェフの手をかけた料理を食べたい、青木シェフと話しがしたい、青木シェフに惹きつけられて、今日も店内には目当ての人がやって来る。

 

aonさんのランチは、

A. 日替わりパスタ(サラダ、ドリンク付 +300円でデザート2種)

B. ワンプレートランチ(ドリンク付 +300円でデザート2種)

C. コースランチ バケット付

(野菜のプレート+メイン(お肉orお魚)+メイン+デザート+ドリンク付)

D. コースランチ バケット付

(野菜のプレート+前菜盛合わせ+メイン(お肉orお魚)+メイン+デザート+ドリンク付)

 

(A. 日替わりパスタ)

 

(B. ワンプレートランチ)

 

気軽に体験できるメニューもありながら、aonの神髄に触れるために。

ランチから、じっくりとコース料理を楽しむことができるのがaonならでは。

コースのメインは魚料理や肉料理から選ぶことができ、魚・肉共に内容は定期的に変わっていきます。

これまでは本日の鮮魚のポワレ、鴨胸肉のロースト、豚ロースのローストニンニク・ローズマリー風味、牛スネ肉の赤ワイン煮込みといったメインが登場していました。

aonで食事をするなら、すぐに食べて出ていくという日ではなく、今日は落ち着いてゆっくり食事を楽しみたいという日に使いたい。

そういう日に使えるお店が出来たことが川越的にも新しい。

反対に言うと、aonの料理は青木シェフ一人で調理し、一品一品細部に魂を籠めて作るので、注文してすぐに提供、食べて出るというお店とは異なるという面も。大げさでなく、一口一口を噛み締めて味をどこまでも味わう尽くそうという日に、aonがいいかもしれません。

フレンチを家で作って食べようとしてもなかなか難しいでしょう、時短料理の真逆をいく正統派フレンチは、食べるならお店で、そして信頼の置けるシェフの手で作られるお店で頂くのがやはりベスト。

と言ってもaonは敷居の高いお店ではなく(昭和の街にお店を構えようというお店ですから)、気軽さの中に本格と本気が内包しているというのが、aonの真実。

思い返して、また驚く、クラシックなフレンチのお店が、昭和の街に誕生したなんて、いや、クラシックスタイルだからこそ、昭和の街だったのかもしれない。

 

コースはまず、野菜のプレートから始まる。

時季の農産物を使い、この時は、大根、さつま芋、トマト、アスパラガス、茄子、人参などを使って一品一品アートに仕立てられていました。

使う食材には、青木シェフの親戚が川越で農業をしていて、新鮮な野菜を時季によって使うことができる。

メイン料理で最高潮に達したコースは、デザートでいつまでも余韻に浸っているのでした。

ある日の肉料理。

ある日の魚料理。

一口一口、一噛み一噛みに神経を集中して、ただひたすらにシェフの仕事に身を委ねればいい時間。

厨房はまさに青木さんの舞台。

ごまかしのきかないオープンキッチンという舞台でシェフは躍動し、お客さんは舞台上のシェフの仕事を見つめる。

青木シェフの目の前の一皿に向き合う目。

全身から発せられる集中と気合、見る見るうちにお皿に上に次の料理という名のアートが表現されていきました。フレンチの醍醐味の一つに、やはり、盛り付けの見た目の美しさも外せない。あの見慣れた食材たちが、なんでこんなに美しいアート作品のように変身していけるのか。シェフが使う愚直な魔法が隅々にまで行き届いていました。

 

ランチでも青木シェフの手仕事が感じられますが、夜にアラカルトで縦横無尽に味わい尽くすのもまたいい。

ディナーメニュー、この時は、季節の野菜プレート、aon風サラダ、渡り蟹のビスクスープ、鴨胸肉のロースト、鮮魚のカルパッチョ、エビとブロッコリーのアヒージョ、ヤリイカと野菜のフリット、カプレーゼ シェフ特製バジルソース、フライドポテト サワークリーム添え、オリーブのマリネ アンチョビ風味、自家製オリジナルピクルス、石焼きブイヤベース、川越市場厳選 鮮魚のポワレ、牛スネ肉の赤ワイン煮込み、塩麴漬け 豚肉のグリエ、パスタも各種揃え、デザートもタルト、ティラミス、クレーム・ブリュレ、カッサータ・コン・ジェラート、ガトーショコラがあります。

その他、aonの真骨頂、本格的ディナーコース(青木シェフお任せのオートクチュール)があり、二階席は6名からプライベートレストランとして貸し切りにできます。

また、飲み放題パーティープラン、ちょい飲みフレンチセット、女子会飲み放題プランもあるので、お店に問い合わせてください。

 

aonの全ての料理を、一人で作り出す青木シェフという人とは・・・??

aonの青木シェフは坂戸市出身、一貫して飲食業に携わってきてこの道既に20年、フレンチのお店で働いてきたのは計13年になります。

東京のフランス料理などで修行した後、30歳の時にフランスへ渡り、リオンやニースで本場の地方料理を学ぶ。

その後はフレンチのみならず、イタリアンやダイニングバーなど、ジャンルを問わず幅広い料理の世界で活躍してきた。

青木さんは話します。

「フレンチやイタリアンを中心に、20年以上様々なジャンルのお料理を学んできました。本格的な料理からアレンジまで、旬の素材をふんだんに取り入れたお料理を提供してまいります。そして美味しいお料理だけでなく、お客様が笑顔で『また来たい!』とおっしゃっていただけるお店を目指しております。」。

青木さんが、これまでのシェフとしてのキャリアで、最も影響を受けたというのが、20代前半で働いていた都内のフランス料理のお店だった。

そのお店は、地元の人に愛され、昼も夜も毎日のように常連客が通って来るようなお店で、美味しいものを安く、そして全てを手作りで提供することを信念としていたお店。そこで4年働いたことが、青木さんのその後のシェフとしての在り方が決まったと言っていい。

今振り返れば、全てを手作りで、全てに手を抜かない仕事は、20代前半だった青木さんにとっては、乾いたスポンジのように吸収し、料理作りとはそういうものなんだなと、考える以前に自然と自身の下地として根付いていったのだろう。

aonを立ち上げた時に、お店の運営で考えたのが、今から20年近く前に働いたあのお店の姿勢だった。

 

「美味しいものを安く、そして全てを手作りで」。

 

手間と時間はかかるが、気軽に美味しいものを食べてもらいたいと思い、aonのコンセプトに据えた。場所は、街の雰囲気が気に入っていて、ここしかないと昭和の街を選んだのでした。

aonさんがある川越 昭和の街、連雀町というのは、広く知られていることですが、川越まつりに熱狂的な祭り狂が数多くいる町内で、ここまでディープな祭り人たちがいる町内というのは川越でなかなか見られない。

ユネスコ無形文化遺産登録後初の2017年の川越まつりでは、降りしきる雨の中で山車の曳行を敢行したという蛮勇というか英勇を魅せたことは憶えているでしょう。

連雀町の会所は熊野神社にあり、そして会所前に太田道灌の山車が停留されている。

つまり・・・aonさんの目の前がまさに連雀町の川越まつりの心臓部にあたるのです。さらりと表面だけでなく、川越を深堀りするとどれだけディープな地にお店があるのかが分かる。

川越まつりではaonさんも他のお店と同様特別営業にして、青木シェフが腕を振るい続けていました。

(「川越まつり」2017年10月14日、15日の午前~午後の部 雨の中を山車がゆく

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12319980756.html

さらに、昭和の街と言えば、近年のまちづくり活動による注目度の向上と盛り上がりです。

aonさんの面白さは(面白さと言っていいのか分からないが、でもそう表現したくなる)、やはり、昭和の街にあるということからの展開。きっと、他の場所でお店を構えていたら、もっと別なお店になっていたことでしょう。偶然のような必然で昭和の街に辿り着いたことにより、昭和の街の会に引き込まれて一緒にまちづくり活動を行うようになっている。

毎年9月には昭和の街にある蓮馨寺にて昭和の街を挙げたイベント、「昭和の街の感謝祭」が開催されていますが、aonさんも今後一緒になって盛り上げていくことでしょう。

(第四回「昭和の街の感謝祭」蓮馨寺及び周辺商店街2017年9月9日

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12309616647.html

 

また、2017年11月25日には、蓮馨寺で開催された「ビートルズのチカラ!」のプレイベントでは、他の昭和の街のお店と共にaonさんも境内に特別出店して、東北の食材を使った食事を中心に提供していました。

「東北海鮮ブイヤベース‼」
「ビートルズに恋した青リンゴのタルト」
「ほっとワイン」

(2017年11月25日蓮馨寺「ビートルズのチカラ!」プレイベント)

青木シェフが境内ブースにて奮闘。!

イベントというのは、対お客さんだけでなく共にイベントを作り上げる出店者同士の繋がりが深くなるもので、同じく境内に出店していた川越の「利根川農園」さんと早速繋がり、今後お店の素材に使われていくかもしれません。畑に伺いたいという話しで盛り上がり、今後の連携に目が離せません。

もともとaonでは時季の川越産農産物を使用していて、地元産を使うことの意識は高く持っている。さらに川越の農家とのネットワークが広がれば、旬のものをダイレクトに料理に活かすことが可能になる。

昭和の街というこの場所にあるからこそのコラボレーション、蓮馨寺山門横の乾物店「武州川越 轟屋」さんの乾物を使った料理の提供もあり、早速街との連携も見せています。

 

また、2018年夏の蓮馨寺「川越Farmer's Market」では、次回も昭和の街とのコラボレーションが実現していくと思うので、空前の大反響を巻き起こしたあのコッペパン企画の参加店にaonさんも名を連ねるでしょう。青木シェフが一体どんなコッペパンの具を考案するか期待が膨らむ。

コッペパン企画というのは、川越Farmer's Marketにおいて、境内に出店するブーランジェリュネットさんが埼玉県産ハナマンテン100%でコッペパンを作り、川越昭和の街のお店で中の具を買い出しに行こう!という内容。

昭和の街参加店
・まことや
・福々スタンド
・大黒屋食堂
・彩乃菓
・トシノコーヒー
・紅茶浪漫館シマ乃
・肉の十一屋
・麺屋MANI
・La Foire
・レレレノレコード
・こひや
・伊勢屋

(後編「川越Farmer’s Market」2017年7月2日メイン会場蓮馨寺 市内各地で開催
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12291300979.html

 

そして、Kawagoe aonさんの近々のビッグイベントと言えば、川越の街が一つになるあのイベントに出店することが決まっています。

2018年1月21日(日)のウェスタ川越ファーマーズマーケットです。ファーマーズ出店のニュースは、既に大きな反響を巻き起こしている。

青木シェフの丁寧な料理に、そして農産物への眼差しに、ファーマーズマーケットから出店打診が届きました。青木シェフもノリノリで、ウェスタ川越にスペシャルを投入しようと意気込んでいます。

(2018年1月21日(日)ウェスタ川越ファーマーズマーケット全体内容発表

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12331729835.html

 

外部のイベントに出店する非日常もありながら、最も大事にするのがなんと言っても普段の日常、今日も青木シェフは厨房内で、一挙手一投足に神経を研ぎ澄ませて一皿を仕上げていくのだった。

 

川越に新しく出来た正統派フレンチのKawagoe aon。

古い昭和の街に溶け込みながら、温故知新、新しい食を発信していく。

 

そしてまた、青木シェフは、次の一皿に取り組むのだった。

 

「Kawagoe aon(カワゴエ アオン)」
川越市連雀町8-1 
西武新宿線 本川越駅 徒歩5分 
東武東上線 川越駅 徒歩12分
営業時間    
【月・火・木~日・祝・祝前】
ランチ 11:30~15:00 (L.O.14:00)
【月・火・木~日・祝・祝前】
ディナー 17:00~22:00 (L.O.20:00)
定休日    水曜日、第3火曜日定休。
049-237-7400

 

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本川越駅から北に進むと連雀町交差点に辿り着き、ここからさらに進んで行くと辺りはぐっと昭和の香りが漂い始める。「川越 昭和の街」と呼ばれる地域です。

毎年9月になると、通りの両側には商店街によって「Tシャツ」が掲げられ、風にたなびく様子が見られるのが定番となっています。このTシャツを見て実感する。そう、今年もあの季節がやって来たのだ、と。

Tシャツは実はイベントを告知するポスターの役割を果たしているもので、ポスターをTシャツで表現という選択がなんとも昭和の街らしい。

そして、Tシャツの裏側には、昭和時代の懐かしい流行語が手書きで書き込まれて、「ああ、そう言えば流行ってね」「昭和ってこういうのが流行ってたんだ」と通りの人が格好の話題にしているのでした。ちなみに、昭和の街を南北に貫く川越中央通りは昭和8年に開通しました。昭和8年の流行語も掲げられているところがなんとも心憎い演出。

 

 

 

 

笑う広事苑・昭和の死語(流行語)年表
【年号】 【死語・流行語】
昭和2年 「何が彼女をそうさせたか」 
昭和3年 「昭和維新」        
昭和4年 「電光石火!」「知らない内が花」「大学は出たけど」
昭和5年 「狭いながらも楽しい我が家」「瞼の母」   
昭和6年 「欠食児童」「貧血児童」  
昭和7年 「話せばわかる~」「問答無用」
昭和8年 「この非常時に!」     
昭和11年 「今からでも遅くない」   
昭和12年 「馬鹿は死ななきゃ治らねぇ」
昭和15年 「一億一心」        
昭和18年 「玉砕」          
昭和20年 「堪え難きを堪え忍び難きを忍び」
昭和22年 「冷たい戦争」       
昭和24年 「ギョッ!」        
昭和25年 「つまみ食い」       
昭和31年 「もはや戦後ではない」
昭和32年 「よろめき」
昭和35年 「低姿勢」
昭和41年 「黒い霧」
昭和42年 「昭和元禄」
昭和44年 「オー、モーレツ!」
昭和45年 「落ちこぼれ」
昭和47年 「のんびり行こうよ俺達は」
昭和47年 「あっしには関わり合いのねぇ事でござんす」
昭和49年 「金脈」
昭和50年 「あなた○○する人、僕○○する人」
昭和51年 「記憶にございません」「よぉーく考えてみよう」
昭和51年 「限りなく○○に近い○○」
昭和52年 「ちかれたびぃ~」
昭和53年 「窓際族」
昭和54年 「ウサギ小屋」「天中殺」「熟年」「夕暮れ族」
昭和55年 「ブリッコ」
昭和56年 「ハチは一度刺したら死ぬ」
昭和57年 「○○症候群」「ルンルン」「ほとんどビョーキ」
昭和58年 「いかにも一般大衆の喜びそうな○○」「おしんになる」
Tシャツの効果で開催を伝え、街の期待感が否が応でも高まっていくのだった。

次々に現れるTシャツの流行語をなぞっていると、辿り着くのが蓮馨寺。
2017年9月9日(土)蓮馨寺境内及び周辺商店街で開催されたのが、「昭和の街の感謝祭」。11:00~19:00

主催:中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会

一年に一度、昭和の街の力を結集したお祭りに、人が吸い寄せられるように境内に入っていく。

 

 

 

 


今年でなんと4回目の開催。以下昭和の街の会より、
『毎年コエドビールさんの限定ビールがいち早く登場するこのイベント。コエドの生ビールが全種類飲めるチャンスですよ~
蓮馨寺さんの境内で音楽を楽しみつつ生ビールを飲み、昭和の遊びを楽しみ、街をぶらりとする。昭和の街をゆるっと楽しんでいただく年に一度のお祭りです。大好評企画『コッペパン無料配布&コッペの具販売』も行います♪ちなみにコッぺパン配布は1回目11:30、2回目14:30
各回130個+東洋大ワークショップ参加者配布用40個合計300個の予定です。』。
9月と言えば、という恒例イベントになっている昭和の街の感謝祭。毎年秋晴れに恵まれ、境内は日中から夜まで多くの人で賑わうイベントです。

(第三回「昭和の街の感謝祭」蓮馨寺と周辺商店街 2016年9月10日

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12199339321.html


境内に赤提灯が下がり(お寺に赤提灯が下がるという!)、まったりとした空気が流れ、境内の様子は一目見ただけで、あ!いい雰囲気というのが伝わってくる。わいわいがやがや、どこのテーブルにもビールに美味しそうな食べ物が所狭しと並び、昼から宴会が始まっていく。

 

 

 

 


まずは一杯ビールを注文、このCOEDOさんのビールがまたスペシャル。フルーティーな味わいが人気の「毬花-Marihana-」に川越市内でしか呑めない限定ビール「月下-Gekka-」を投入してイベントを盛り上げる。さあ、おつまみは何にしようか。目移りしながら、一つ一つ眺めていく、「これにしよう!」。美味しそうなおつまみを手にして、また、テーブルで盛り上がる。境内がまるで野外巨大ビヤガーデンのような雰囲気は、他では味わえないイベント。あちこちで「乾杯!」と弾む声が飛び交っているのでした。昭和の街の感謝祭は夜の19時までやっているのもポイントで、日中よりも日が暮れ赤提灯の灯が浮かび上がる夕方からが本番かも。

この緩い空気感が感謝祭のいいところ。

境内には飲食出店が並び、COEDOビールに合うつまみがずらり。

並んだ出店を見ると、昭和の街の会が籠めたメッセージが汲み取れると思います。例年と違う今回の感謝祭の特徴としては、境内に出店するお店が「昭和の街のお店」が多くなっていること。昭和の街のお店が出店することで、昭和の街からの普段の愛顧に感謝する「感謝祭」の色がより濃く出ていました。

昭和の街に構えるお店がこの日は境内に特別出店して特別メニューを提供する、昭和の街の感謝祭の趣旨に合っているとも言えました。

トシノコーヒーさん、福々スタンドさん、ワインスタンドポン!さんは初めてのイベント出店、それにスナックれんさんも参戦して、つまみを多数出品していました。れんさんのイベント出店というのも、感謝祭だからこそでしょう。境内には、まことやさん、松山商店さんもお店を構えていて、境内に昭和の街の食が大集結。

La Foireさんは、埼玉女子短期大学と連携したブースを構えていました。

 

 

 

 

 

 


(「La Foire(ラフォアー)」川越昭和の街に出現したシトロエンのホットサンド専門店

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12292480828.html

昭和の街のお店が出店する境内を見渡すと、昭和の街の変遷がよく分かるようで、このエリアに新しいお店が続々と増えていることがひしひしと伝わってくる。新しいお店こそ積極的で、境内にも率先して出店していた。

「おもちゃのおびつ」さんの閉店・移転のニュースに昭和の街に悲しみが走りましたが、昭和の街はこれからどんどん活気に溢れていく、そんな未来を感じさせるような境内の出店風景だった。

(「おもちゃのおびつ」昭和7年創業のおもちゃ屋さん 85年の歴史から新しい時代へ

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12295734823.html

 

感謝祭では境内だけでなく、昭和の街全体を巻き込んだ催しも用意。昭和の街の感謝祭は境内だけのイベントではなく、昭和の街を見て感じて体験してもらうため企画も大事にしていました。

一つが、「昭和の街フォトラリー『写真でGO!』」。
これは、ミッションに従ってスマホなどで昭和の街の5ヵ所の写真を撮る「フォトラリー」に参加すると、もれなく景品プレゼント。昭和の街のお店の商品やコエドビールの生一杯などの景品が貰えました。
さらに、「昭和の街感謝セール」では、
彩乃菓●彩の水玉(水まんじゅう) 3種類各1個 通常160円→100円(税別価格)、
福々スタンド●かき氷(いちご)100円など今日だけのサービスが充実。
そしてこれを忘れてはならない・・・

昭和の街を挙げた一大企画が今回も満を持して用意されていた。。。

昭和の街の感謝祭の恒例企画と言えば、コッペパン企画。

感謝祭=コッペパンと認識している人も多い、大人気企画です。

これは、メイン会場である蓮馨寺境内にて時間を分けて二回プレーンのコッペパンを無料で配布し、中の具は昭和の街のお店に買い出しに行ってもらおう!という内容。参加店はこの日のためのスペシャル具材を用意し、コッペパンを手にしてやって来る人を待ち構えます。

まず、「コッペパン」というのがなんとも昭和らしい。コッペパンだからこそ成り立つ企画であり、これがバターロールだったらどうなっていたか。。。

それに「個人店しかない」昭和の街のお店手作りの具が中に挟めるというのも胸ときめき、昭和の街の感謝祭を象徴する企画になっています。

コッペパン企画は、2017年7月の川越Farmer'sMarketでも昭和の街とのコラボイベントとして開催しましたが、あの時境内で販売したブーランジェリュネットさんの計500個のコッペパンは、昼過ぎに見事に完売という偉業を成し遂げました。

(後編「川越Farmer’s Market」2017年7月2日メイン会場蓮馨寺 市内各地で開催

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12291300979.html

ちなみに今回の昭和の街の感謝祭のコッペパンは、和菓子店「彩乃菓」さんの繋がりから、川越のナンツカにある新進気鋭のパン屋「NANTSUKA BAKERY」さんのコッペパンを使用。NANTSUKA BAKERYさんのパンは今各方面から引っ張りだこで、川越市役所交差点の「glin coffee」さん、NANTSUKA BAKERYと同じく大東地区の「Market Terrace」さんなどでも使われています。NANTSUKA BAKERYと言えば、何と言っても食パンの美味しさに定評があり、オープンから一年以上経ち、地域の生活に欠かせないお店となっています。食パン含めお店の全てのパンに今年の地元産新麦を使い、地元密着も大事にしているお店です。

(「NANTSUKA BAKERYナンツカベーカリー」南大塚駅北口パン屋 サンセリテから受け継いで

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12174096397.html
つまり今回のコッペパン企画は、「昭和の街の感謝祭」×「NANTSUKA BAKERY」というコラボイベントになっていた内実。

境内でコッペパン配布の時間が近づくと、待ち焦がれた人でざわざわし出していくのもお馴染み。やはり、これを楽しみにしている人が多いようで、配布時間になるとあっという間に長蛇の列に。二回の配布とも瞬殺でなくなり、コッペパンを手にした人たちは、いざ昭和の街へ。具を買い出しに出掛けていき、それぞれオリジナルコッペパンを作り上げていたのでした。昭和の街並みを見ながらコッペパンを頬張る、なんという昭和感。

 

 

 

参加店は境内以外の昭和の街のお店だけでなく、境内に出店しているお店でも具を販売していて、ワインスタンドポン!さんブースではチリビーンズを販売していた。

食が盛り上がる中、境内には昭和を楽しむエリアも。

いろんな昭和の遊びを用意したブースやレトロバイクを展示した一角も出現し、子どもから大人まで昭和に存分に浸ることができました。昭和の遊びではフラフープが大人気。いつの時代も子どもたちはフラフープは上手いもので、いつまでもクルクル回し続けている。かつて子どもの頃上手かったと豪語する昭和の街の人も当時を再現しようとするもあえなく撃沈。。。フラフープで思いがけず盛り上がりに盛り上がりました。いや、フラフープはいつの時代も盛り上がってしまう最強のアイテムなのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

フラフープがいつまでも回るように、街の時代も常に回り続けている。。。

昭和の街の感謝祭の主催である、『中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会』が発足したのが2014年のこと。そして、その年の2014年9月に第一回「昭和の街の感謝祭」が行われました。
以来、毎年9月に開催してきた昭和の街の感謝祭。
あれから3年経ち、感謝祭を始めた当時と今では、世間の「昭和」の見られ方が劇的に変わったことを強く実感しています。
川越styleでは昭和の街の会のまちづくり活動を頻繁に発信してきましたが、それは3年前に、これからは川越は昭和の街が広がっていくと鋭く感じ取ったからであり、今、思った通りの展開になったと思います。また、個人的に、昭和の街の会の役員会にも参加するようになって、よりこのエリアの魅力に惹き込まれて、面白い街だと深く感じ入っています。

(『中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会』会長、大黒屋食堂の岩澤さん)
昭和の街がこれほど街に認知されてきたのは、昭和の街の会が活動を途切れさせず継続してきたからこそであり、それがいよいよ大輪の花を咲かせ始めた。
そして。
時を同じくして、もっと、大きな流れも世に押し寄せているのではないか。
かつては、昭和を振り返る、と言っても、日本人のほとんどが昭和生まれでまだ同時代感があった時は、「振り返る」という言葉に違和感というか拒否感のようなものがあったと思いますが、平成も29年になり、これから元号が変わろうかとしている今、昭和が遠いものになり、いい意味で記憶が発酵してあの頃が輝き出してきた。
64年という長い時代の中には、激動、という言葉では足りないくらいの激動があり、振り返られることは山ほどある。
昭和の街の感謝祭が始まった時は、「昭和の魅力を知ってもらう」という意気込みがありましたが、今や向こうから、「昭和の魅力を味わいたい」と大勢の人がやって来るような時代。たった数年で隔世の感があります。
近年では川越に限らず、あちこちで「昭和」をテーマにしたイベントが行われるようになって、どこも盛況。川越では、毎年川越市立博物館で「むかしの勉強・むかし遊び展」が開催されていて、好評を博しています。昭和と銘打ってはいませんが、展示品はまさに昭和時代であり、昭和を懐かしみ楽しむ企画として定着している。

『今からすこし昔、現在小学生のみなさんのお父さんやお母さん、おじいさんやおばあさんが子どもだったころのくらしはどのようだったでしょうか。学校へ行って、遊んで、お手伝いをしてといった毎日の生活の様子は同じでも、その内容はこの何十年の間にずいぶん変わってきました。特に、昭和30年代になると、家庭のなかに電気製品が取り入れられたことにより、くらしはとても便利になりました。この展示では、おじいさんやおばあさんが子どものころ、お父さんやお母さんが子どものころに、だれもが使っていた生活の道具や楽しく学んだ学校生活、そして遊びの様子を通して、少し昔のくらしを紹介します。』

 

 

 

(「むかしの勉強・むかしの遊び」展 川越市立博物館

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11983860859.html
そして今年、一大ムーブメントと言っていいような大反響を巻き起こしたのが、足を運んだ人も多いでしょう、2017年8月2日(水〜14日(月)まるひろ百貨店川越店5階催場で開催された、なんということでしょう、「昭和レトロ展」です。

 

 

 

 

 

 

 

(2017年8月2日〜14日まるひろ百貨店川越店「昭和レトロ展」)

ついにあの丸広百貨店が昭和というテーマに取り組んだというところに、今の昭和のテーマ性が伝わるよう。昭和レトロ展は連日盛況で、リピートして通う人も続出するという稀有な催事となっていた。一度では全てを消化できない、何度も噛みしめたいような魅力がある昭和の味わい。
さらに、川越昭和の街に追い風が吹き寄せる。2017年9月2日(土)にスタートした山本耕史さんが植木等さんを演じる、NHK土曜ドラマ「植木等とのぼせもん」(毎週土曜20時15分~20時43分放送(全8回))は、実は川越昭和の街の立門前通り・大正浪漫夢通りでもドラマの撮影が行われました。ドラマを見て、あ!と気付いた人もいたかもしれません。

 

 

(「スーダラ節」に合わせて子どもたちが駆けてくるシーンに使われた)

また、昭和の街の会では、3ヶ月に一度「蓮馨寺落語会」を開催していることもお馴染み。7月の落語会では、講堂前に昭和の街のお店が出張して飲み物やつまみ、軽食などを販売しました。昭和の街も応援している古今亭志ん八さんが真打昇進したことは明るいニュースとして川越を駆け巡りました。次回の蓮馨寺落語会は、10月27日開催。
さらに、2017年9月3日川越市やまぶき会館で行われた「三遊亭鬼丸 芸歴20周年記念ツアー 鬼タビ 1都6県15ヶ所の第一段」では、昭和の街も強力にサポート。
三遊亭鬼丸さんと言えば、あのFM NACK5「GOGOMONZ」のパーソナリティーで有名な人。彩乃菓の小島さんが、まるでマネージャーのような役回りで、川越公演を盛り上げました。

(三遊亭鬼丸さんと彩乃菓の小島さんが20周年記念ツアー鬼タビを猛プッシュ)
「昭和」に人が押し寄せるなんて、「昭和」がフィーチャーされるなんて、3年前は想像もしていませんでした。
いよいよ、昭和の時代がやってきました。

大きな流れはあるとしても、「川越昭和の街」がこれだけ注目されるようになったというのは、間違いなく、『中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会』が活動を続けてきたからです。大きな渦は、この会の小さな活動から巻き起こったということは断言できる。
昭和初期から商いを営むお店などが軒を連ねているのが、川越昭和の街。昭和の街が一丸となって年に一度のお祭りを主催しているのがこの感謝祭です。今年の開催に向けても、昭和の街の会の会議では、楽しいことをやろう!と白熱の議論を重ねてきて今年も開催に漕ぎつけました。

(2017年9月昭和の街の感謝祭に向けて最終調整を行う会の会議)
 

昭和の街の感謝祭では、ステージも大事な要素で、お馴染み「ABE-KOBA」さんの音楽に、昭和の街にある「レレレノレコード」の小島さんが、DJ play(ダイスケ)として登場。音でも昭和の街の力に頼むことができるという今の時代性。

そして15時はフラフープ大会が行われ、子どもたちがたくさん参加していました。

 

 

 

 

 

感謝祭では、東洋大学との連携も毎回のように見られます。というか、昭和の街と東洋大学はずっと連携を深めていて、その流れに感謝祭もある。
東洋大学地域活性化研究所の研究計画の一環で、「ツアー&ワークショップ」を実施。感謝祭に合わせた開催は今回で3回目です。

 

 


「東洋大学 【地域活性化研究所】ツアー&ワークショップ」
http://www.toyo.ac.jp/site/irvs/332935.html
「お店巡りツアー」は、11時30分出発、13時00分出発、14時30分出発、16時00分出発、所要時間約1時間、1人4回参加可能、各回10名×4回。

「昭和の街」を構成する3つの商店街の店舗を、『昭和の街のスタァ店主図鑑』を携えながら案内して、昭和らしさや魅力をみんなで発見して評価します。
「アンケート」(所要時間約10分、1人1回のみ、100名分)は、2年前のワークショップ参加者によって多く撮影された町並み・建物・店舗について、簡単なアンケートに回答していただきます。
アンケート謝礼として当日、街のお店や会場で使えるチケットを、「ツアー」では800円分(+コッペパン)、「アンケート」では200円分差し上げます。

東洋大学と言えば、昭和の街のお店に置いてある、インスタグラム用のあの写真フレームも、同じく東洋大学で総合情報学部の学生たちが「地域プロジェクト演習」で制作したものです。

(「麺屋MANI」熊本・博多ラーメン、そして川越醤油ラーメン 立門前通り

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12307425342.html
東洋大学小瀬先生の案内による「お店巡りツアー」は、計4回開催。
第1回は蓮馨寺の正面の立門前通りにある「立門前商栄会」の店舗19店舗を紹介。
第2回は「中央通り二丁目商店会」編。
第3回は川越名店街の南側の店舗を巡りました。
最終回は、川越名店街の北半分をぶらり。
ツアーには4回で40名、アンケートには56名の参加がありました。

昭和の街にあるお店をじっくりを巡るツアーに、参加者も新たな発見をしたようでした。

 

 

 

 



小瀬先生曰く、「今回のツアーは、「昭和の街」主役は商店であることから、すべての店舗の利用頻度、昭和らしさ、魅力度を評価してもらうというものでした。私は案内役として全部の回で参加するとともに自分でも評価しましたが、各店舗は短い時間であっても、これだけの時間を使ってお店を巡るというのは初めての経験で、改めて「昭和の街」の昭和たる所以を知る機会になりました。」

そして日が暮れると、これからが本番とばかりに提灯に火が灯り、境内はまさにビアガーデンの様相に。ちなみに9月9日の第二土曜日は「川越藩奉行所 見廻り組」の活動日であり、途中、毎回蓮馨寺に参拝するので感謝祭の真っ最中に見廻り組が境内に参上しました。なんとまあ、カオスで心地良い光景でしょう。。。

 

 

 

 

 

(「川越藩奉行所 見廻り(みまわり)組」夜の川越の魅力をPR 第二・四土曜日夕方見廻り組が街を行く

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12308093528.html

 

昭和の街の感謝祭はまた来年、2018年9月に開催予定。

これからの一年も、昭和の街では様々な動きがあって目が離せません。

昭和の街に触発されるように他のエリアでもいろんな話しが進行中で、川越がより楽しくなっていくことは間違いない。

これからもまちづくり活動に深く密着していきます。

 

2017年9月9日(土)第四回「昭和の街の感謝祭」

蓮馨寺及び周辺商店街 11:00~19:00

主催:中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会

 

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子どもたちは時代を映す鏡。そして子どもたちが遊ぶおもちゃも時代そのものを映す鏡。

時代の変化を肌で感じてきたおもちゃ屋さんがここに。

 

川越の連雀町にある蓮馨寺。山門から境内に入る時に、必ず目に入るお店で、もうお寺の山門風景と一体となって認識されているようなお店が、昭和7年(1932年)に創業した「おもちゃのおびつ」さん。川越で貴重な、という以上に、県内でも数少なくなってしまった個人店のおもちゃ屋さんです。店先のガチャガチャやお面などには今でも子どもたちが駆け寄っていく。

 

 

 

おもちゃ屋とそこに集まる子どもという風景は、「川越昭和の街」ならではで、昭和感漂わせながら、平成の子どももおもちゃに目をキラキラさせて、いつの時代でもおもちゃ屋さんは子どもたちのワンダーランドなのだ。川越では今ではここでしか見られない風景。

振り返れば、川越市内でも個人店のおもちゃ屋があちこちにあった。子どもの頃、よく通っていたお店はみな一つ二つはあったでしょう。

おびつさんがあるこの地域だけでも、かつては個人店のおもちゃ屋が7、8軒はあったという。

それだけ子どもの数が多く、子どもたちの娯楽に応えていたのが地域のおもちゃ屋さん。

 

 

 

 

 

 

おもちゃは世につれ世はおもちゃにつれ。

今までたくさんの時代の波を相手にしてきたおびつさん。

 

おびつさんには、確固とした信念があった。

おもちゃというのは、その時の流行に左右される宿命がある。

流行のおもちゃは瞬間的な売り上げは期待できるが、しかし、自分のお店がそういうおもちゃだけを扱うお店であっていいのか。

個人のおもちゃ屋として、何をすればいいのか。子どもたちに何を届ければいいのか。

ずっと大切にしてきた揺るぎない想いが、「流行を追わず、良いおもちゃを提供する」こと。

もちろん、求める人が多いので流行のおもちゃも扱ってはいる。

それ以上に大切にしているのは、長い年月飽きずに使えるおもちゃを扱うこと、長い年月に耐えられる質の良いおもちゃを扱うこと。

その信念があったからこそ、お客さんとの信頼関係が築け、こうして長年愛されるおもちゃ屋であり続けたのだろうと思う。世の中から個人店のおもちゃ屋が絶滅している時代、今も続いているのは信頼以外に要因はないのだ。

おびつさんで買ってもらったおもちゃを大事にし、自分が大人になって子どもにおびつさんのおもちゃを買い、いつしか孫にもおびつさんでおもちゃを買い求める。そんな親子の歴史が詰まっているようなお店だった。

おびつさんは現在79歳で実は二代目。二代目となって55年以上になる。昭和の7年にこの場所にあった「中央市場」の中にお父さんであり初代が始めたお店が「おもちゃのおびつ」の始まり。数店舗入っていた中央市場は当時大きな建物だったようで、八百屋やお菓子屋、呉服店や喫茶店もありました。ちょうど目の前の中央通りが開通したタイミングで、道路沿い両側にはお店がびっしりと建ち並んでいった。これからどんどん発展していくという明るい未来しか感じられないような時だった。

昭和25年、戦後復興に突き進んでいく街は、一番街の山吉ビルに当時、丸木百貨店(丸広百貨店の前身)があり、そこを目指した人の流れで中央通りはむんむんとしていた。当時の百貨店と言えば人々にとって夢の国のような場所、川越の繁華の中心でした。

おびつさんがお店を継いだのが22歳、大学を卒業してすぐのことでした。お店は目が回るほど忙しく、すぐにでも人手が必要な状況で、おびつさんは学校を出て家業を手伝い始め、毎日たくさんの子どもたちと接しおもちゃを届けていた。

芝居小屋・映画館だった旧鶴川座がすぐ目の前で、お店というお店が集積していたこのエリアは、当時の川越の賑やかさを全部集めたようだった。

ちょうど今のような夏休みの時期であれば、毎日お店が子どもたちの溜まり場のようになって、溢れんばかりの賑わいだったという。

この時代がいつまでも続いていって欲しい、いや、この時代がいつまでも続いていくわけがない、二つの感情に揺れながら、歴史的大きな転換点を迎えることにある。

だがその後、昭和時代という激流は、街を人を呑み込んでいった。

昭和39年(1964年)に丸広百貨店が現クレアモールに移転。

人の流れが一気に変わり、街の賑わいの中心が駅周辺へ移る象徴的な出来事だった。

昭和40年代後半以降は中央通りのお店がぽつぽつと撤退していき、開かずのシャッターがあちこちに見られるようになっていく。

さらにおもちゃ業界にとって大きな時代の波だったとおびつさんが振り返るのが、携帯電話・スマホの登場。遊び・娯楽がスマホの中に移り、おもちゃを欲しがる、おもちゃを買い与えるという行動が目に見えて減少していったという。

 

それでも、子どもの時に繋がった関係はそうたやすく途切れることはなく、子どもたちが成長して親になってお店にやって来たりと続いていった。個人店のおもちゃ屋が今の時代まで残っているのが凄い、と思われますが、むしろおもちゃ屋だったからこそ残っていると言えるのかもしれない。

初代から数え、昭和7年から平成29年までの85年、この場所に構え続けてきたおもちゃ屋、おもちゃのおびつさん。

長年親しまれてきたおびつさんが、2017年7月をもって閉店、移転することになりました。数えきれないほどの思い出が詰まったお店、驚きと共に喪失感に陥る人も多いでしょう。。。

閉店するのは、蓮馨寺山門横の店舗と「おびつ人形館」の二ヵ所。

プラモデルなどを扱う「第二売り場」はそのまま残って営業します。

(引き続きこの場所で営業する第二売り場)

山門横のお店が閉店してしまうことで、歴史的転換点をしんみり受け取ってしまいますが、いや、あくまでおびつさんにとっては心機一転の移転。必要以上に寂しさに訴えるような伝え方はしたくないと思った。

そう思ったのはなにより、おびつさんが新しいお店の構想を意気揚々と語る姿に触れたから。

「新しいお店ではこうしたい」など訥々と語る表情は、今月でお店を閉める人の表情とは全く異にするものだった。その熱に接し、こちらも記事の方向性を再考した。

もともと、閉店前にこのお店を記録に記憶に残しておく必要があるという趣旨から取材に伺いましたが、おびつさんのお話しを伺っていると、閉店の話しはさらっとした扱いで、それよりも移転オープンするお店のことをメインにした方が良いのではと感じた。

それだけおびつさんはすっきりした表情で次を見据えていたし、感傷的になり過ぎるのも違う気がした。

なので、計画とはフォーカスを変え。

閉店してしまうことは残念でそれを伝えたいのはありつつ(キャッチーなタイトルをつけるなら「昭和の一時代に幕」というように煽ることもできるが)、軸足は新しいお店の方に置くべきだと考えた。閉店間際というタイミングでさらっと伝える形をとり、閉店するから今のうちに行って欲しいというスタンスもとらない。移転というのはそれだけ作業が膨大にあるもので、もうずっと移転作業が店内で行われ、追われている状況です。7月29日、30日は川越百万灯夏まつりですが、おそらく今度の土日にはお店はほぼ片付いているでしょう。

ということから、本当なら移転オープンした後に、新しいお店のことをメインに記事にして、以前までは近くで営業していたという編集が妥当かと思いましたが。。。おびつさんの気持ちに沿えばそういうことになる。しかし、85年の歴史に幕を閉じる今、あまりにもたくさんの人の思い出の中におもちゃのおびつさんがあることを考え、閉店のことを静かにお知らせします。

 

移転オープンは2017年8月10日頃になるとのこと。遅くとも20日までには再開したいと予定しています。

おびつさんの移転先というのが、実は今あるところから歩いてすぐの所、目と鼻の先なのです。それが、蓮馨寺山門から川越街道まで伸びる立門前通り。連馨寺から真っすぐ進み、芋菓子の「芋十」さんがある川越街道に突き当たる手前、ちょうど「呑龍」さんの手前です。今より若干狭い面積になるかと思いますが、今と変わらず引き続き扱うおもちゃも多数あり、「おもちゃのおびつ」の形はそちらで継続されていく。

 

 

新しい場所も今と変わらず「川越昭和の街」のエリア内で、昭和の街のお店というポジションで在り続ける。

そうそう、今となっては、昭和の街散策ツアーの提案で、おびつさんを訪れていたことも懐かしい。貴重な記録として残り続ける。

 

 


(「川越昭和の街を着物姿で散策ツアー提案♪」『トシノコーヒー』スタッフあやの昭和の街着物巡り

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12287056118.html

おもちゃのおびつは車が行き交う中央通りから立門前通りの先へ。今より奥まった場所になる・・・と感じつつも、おびつさんはこの通りに可能性を感じている。

近年新しいお店がオープンして活気付いている立門前通り。蓮馨寺山門から横断歩道を渡って進むと、カフェの「1g」さんや和菓子店の「彩乃菓」さんがあり、大正浪漫夢通りを過ぎてさらに進んで行けば、うどんの「小江戸っ子うどん」さんや「小江戸カントリーファームキッチン」さんがあって、昔からのお店と新しいお店の融合で楽しさが増している通り。

 

 

(川越立門前通り「小江戸っ子うどん」武蔵野&讃岐のハイブリッド 自家製熟成うどん 

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12182612732.html

 

 

 

(「小江戸カントリーファームキッチン」立門前通り野菜たっぷりバイキング 飲食店でありこだわり八百屋

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12264285913.html

それに立門前通りと言えば、なんと言っても旧川越織物市場の存在。現在は立ち入り禁止になっていますが、工事後にリニューアルオープンしたら川越にとっての大きな発信地になるのは間違いない。また以前のような、アートクラフト手づくり市や手づくり食市のようなイベントも開催されていくはずで、そのすぐ斜向かいに新しいおびつさんが在る。

新しい場所で根を張って、織物市場がオープンした時にこのエリアが盛り上がればいい、おびつさんは先々を見据えていた。

 

(「手づくり食市+めきき市in織物市場2016」2016年4月17日川越織物市場

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12151799067.html

 

立門前通りはこれからさらに注目されていく通りで、そこで、そこでしか出来ない新しいおもちゃ屋を作っていく。

のんびりと構えつつも、厳選したいいおもちゃを並べるお店にしたい。

おもちゃに携わって55年以上。

来年には80歳になる帯津さんの情熱は、冷めるどころか増すばかりです。

 

新しい夢を籠めるおもちゃ屋さんは、新しい夢を与えるお店になろうとしていた。

 

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