「川越style」

webマガジン川越styleは、「小江戸川越」のお店や人、イベント、行事、風景、文化、川越の熱い動きを伝える情報発信サイトです。過去記事もぜひどうぞ。


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例えば、ある日のお店でのやり取り。

旬の食材を届けにきた生産者と料理人の会話。
「次の時期ならこういう野菜出てくるけどどうですか??」
「いいですね。サラダにしたいですね」
「今はこういう状態だけど、あと一週間したらちょうど良いかも」
野菜にまつわる細かい話し合い。

このお店では、生産者の方から野菜の提案されることが多いという。

そこまでの関係を築いていることがお店の一番の強みではないかと思った。


川越で大事に育てられた野菜が、

大事に料理に使われテーブルに並べられていく。

言葉ではすっと流れてしまう表現も、お店の裏側では、

食材の生産者と料理人の密な話しは言葉だけでは伝わらない

リアルなやり取りが確かにそこにある。
素材にこだわるお店の料理人ほど、生産者との関係を密にして、

普段から畑の状況、野菜の状態といった情報のやり取りを大事にしている。
野菜の状態を一番良く分かっているのは、もちろん作っている生産者本人。
その生産者とどこまでの関係を築いているか、

言い方を変えれば、
生産者とどこまでの関係を築こうとする気持ちがあるのか、

そこにお店の姿勢、真価が表れるのではないかと思う。


料理人の口から語られる、生産者との畑や野菜にまつわる日々のやり取りの話し。
その話しをじっくり聞いていて、

このお店は信頼できる、このお店は間違いない、と確信した。
こういうお店こそ知ってもらいたいし、

こういう生産者と密にやり取りするようなお店がもっと増えて欲しい。

カボチャ一つとってみたって、丸くて緑色でよく見るカボチャを連想しがちですが、
実はさまざまな品種があって、また時期によって採れる品種は変わり、

カボチャという表現はあくまで総称に過ぎない、ということを知る。
その時期にピンポイントで旬の野菜を提供しようと思ったら、

やはり農家さんに聞くのが一番なのだ。

料理人である原さんと、生産者である忍田さんや長島さん。

川越の畑を思い浮かべながら、生産者と料理人、三者のやり取りを追いかけた。


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


川越駅東口からアトレとmodiに挟まれた三番町通りを東に向かい、
三番町交差点を越えてさらに進むとセブンイレブンが見える。

そこを道なりにさらに進むんでしばらくすると、左手に建物が見えた。

閑静な住宅街に現れるのが、イタリアンの「CUCINAとちの木」です。
2014年6月にオープンしたお店です。










お店の中は落ち着いた雰囲気で、場所柄近隣の住民の方が多く訪れることが多いという。

状況に応じ、カウンターで楽しむ、お昼のランチ会、夜のパーティー、いろんな使い方ができそうです。
メニューは、ランチセットなら

Aミニサラダセット、B選べる前菜セット、Cドルチェ・ドリンクセット、D前菜の盛り合わせセットとあり、

平日限定のレディースランチセットもあります。

どのセットにも焼き立てパンがつきお代わりもできる。

このパンがもちもちとしてとても美味しく特筆したいパン。

ピッツァは、

マルゲリータ
(モッツアレラチーズ、バジリコ)
メランツォーネ
(なす、ケーパー、オリーブ)
ボスカイオーラ
(色々きのこ、パンチェッタ、モッツァレラチーズ)
ミスタ
(イタリアンサラミ、ピーマン、オニオン)
トンノ
(ツナ、ほうれん草、オニオン、マヨネーズ)
ディアボラ
(チェリソー、ピーマン、オニオン、カエンペッパー)
ボルボ
(蛸、じゃが芋、ケーパー、パプリカパウダー)
ビスマルク
(色々きのこ、生ハム、オニオン、温泉卵)
ガンベロ
(海老、ルッコラ、じゃが芋、生クリーム)
ペスカトーレ
(その日入荷の魚介色々) などなど。


パスタは、
静岡県産釜揚げしらすとアンチョビ、キャベツのペペロンチーノ
川越産野菜を使ったガチ盛りアンチョビベースとのオルトラーナ
ツナとほうれん草、フレッシュトマトのオイルビアンゴ
産地直送!本日のイカとルッコラ、フレッシュトマトのオイルパスタ
北海道産大粒あさりを使ったボンゴレビアンコ
産地直送!本日のタコと長葱、小葱のペペロンチーノ
兵庫県産日本一こだわりの卵で作ったカルボナーラ
香草ローストチキンと色々きのこのクリームソース
スモークサーモンとほうれん草のタリアテッレ
たっぷりチーズの定番本気アマトリチャーナ
揚げナスとパンチェッタのトマトソース マスカルポーネ添え
ダントツ1番人気!バジリコとモッツアレラチーズのトマトソース
にんにくを効かせたトッリパ(牛の第2胃袋)のアラビアータなどなど。


そして、とちの木の野菜を堪能したいなら、ミニサラダセットがお勧め。

それは、ミニという域を超えたボリュームのある、色とりどりの野菜が詰まったボウルが提供されます。








パスタはトマトソース、クリームソース、オイルベース、和風で各種類豊富に揃え、

ピッツァもトマトソース、チーズベース、デザート系で各種取り揃えている。

単品アラカルトも数多く用意しています。


メニューや壁に掲げられたボードにも野菜の生産者として書かれているのが、

忍田さんと長島さんという川越の二人の農家さん。とちの木を語る上で欠かせない存在です。

例えばある日の本日のおすすめボードには、忍田さんのキャベツを使った、

温キャベツ・釜あげシラス添え、

茎ブロッコリーのガーリックソテーカラスミがけ、

じゃが芋とピリ辛チョリソーのチーズ焼き、といったメニューが書き込まれていた。


また、現在ランチで提供しているボウルいっぱいに盛られたサラダは、

今の時期だと根菜が豊富で、人参、大根、カブ、また、サニーレタスなども含め

ボウル内の野菜100パーセントを忍田さんと長島さんが作った野菜で構成されている。

とちの木の原さんが、そのくらい信頼をおいている生産者です。


その信頼は料理の一品からも見てとれる。

ペペロンチーノというと、具材が少ないイメージがありましたが、

とちの木のペペロンチーノは、忍田さんと長島さんの野菜がふんだんに使われ、

具材たっぷりの一品となっています。

「このペペロンチーノは、二人の野菜しか入ってないんです」

と自信を持って語る原さん。



忍田さんは川越南文化会館近くで主に西洋野菜を作られている農家で、

川越で一般に手に入れようとしたら、ウニクス南古谷にあるヤオコーで買うことができます。

そして、料理人と生産者の邂逅、原さんと忍田さんが繋がったきっかけが、

そのヤオコーの地場野菜コーナーでもあった。


そのコーナーでは、他では手に入らないような紫のカリフラワー、黄色いカリフラワー、

黄色いブロッコリー、白いブロッコリー、カリフローレ、紫の水菜、

紫の紅芯大根、紫大根、緑の大根、黒大根、紫のほうれん草、スイスチャード、

カラフルトマト(黒、白、紫、黄色、赤など)店頭のレイアウトも綺麗に並べられている光景に心踊り、

書かれた名前から、忍田さんという方が作っていることを知る。

季節によって変わる野菜を買い求め、忍田さんの野菜を頻繁に使うようになっていったという。


昔から料理するのが好きだった原さんは、ずっと飲食店に携わり、

今から5年ほど前のこと、当時東松山のイタリアンに勤めていて、

そのお店も地域の素材を使うことにこだわり、

東松山地域にも、川越の忍田さんのように珍しい野菜を作る人がいたんだ、と

楽しそうに振り返る。

また、そのお店で忍田さんの野菜を使った料理も提供していたそう。


以来、自分でお店を開くなら、と譲れないものとして心に刻んでいたのが、

「ヤオコーに卸しているあの人に野菜お願いできないかな」ということだった。

その時はまだ、名前だけを知るのみだったのが、

あるきっかけから忍田さんと対面を果たすことになる。

そのきっかけの一つが、

今もお店で扱っている長島さんとの偶然の顔合わせだった。


数年前のあの日、いつものように地場野菜コーナーで忍田さんの野菜を買い求めに行った時のこと。

時の季節の野菜はナス、棚に並んでいた忍田さんの珍しいナスを

それこそ全部というくらいカゴに入れていた原さんの様子を、

ちょうどイチジクを卸しに来ていた長島さんが見かけて声をかけたのだという。


「そんなにいっぱいナス買って、何に使うの?どうやって使うか分かるの?」


あ、これはお店で使うんですよ、と原さんは返答し、

気さくな長島さんは「うちのオクラやモロヘイヤも使ってよ」と会話が弾んだ。

そこから「珍しい野菜ばかり買ってるけど、忍田さんの野菜が好きなの?」と問われ、

そうなんですよ、と忍田さんに話しを繋いでくれたのだという。


「忍田さんの野菜を全部買っていった人がいるよ。直接取引したいんだって」


長島さんの口添えもあって、忍田さんから連絡を貰い、対面を果たした原さんは、

直で取引できるようになっていった。


(今お店に届く忍田さんの野菜の様子を見せてくれた)


もちろん今でもウニクスのヤオコーに行けば忍田さんの野菜は手に入りますが、

とちの木にしか卸していないものもあり、もっと言うと、

とちの木のためにオーダーメイドで作っている野菜も多数ある。










(忍田さんの野菜畑)


二人の話し合いは、とちの木で野菜のカタログを広げ、

「こういう野菜もあるけどどうかな?」
「この野菜珍しいですね」

「試しに作ってみるから試食してもらえますか??」といったように進む。

カボチャのページには、今まで見たこともないようなカボチャの品種がずらり。

中には見た目がスイカのようなカボチャもあり、見ているだけでも面白い。


ナスのページを見ても、ゼブラ柄のナスとか珍しいものが並んでいます。

野菜の中でナスが好きと語る原さんが特に好きだというのが、白ナスだという。


「皮が硬いんですが、焼きナスにすると中がトロトロになって凄く美味しいんです。

煮込んだりしてもあまり変色せず、皮の食感が残る」


一般的なナスももちろんいいが、そこにプラス個性を出したい時に

トマトソースに白ナスを使うことで皮の食感が残り、上にバジルを散らせばイタリアンカラーにもなる。


また、個人的に「和のハーブが好き」と話す原さんは、
カルパッチョにみょうがを添えたり、パスタに大葉を使用したり、と

西洋野菜だけでない和の魅力も積極的に取り入れている。


生産者と直にやり取りしている強みは、
まさにオーダーメイドのようにして自店に合わせた野菜を作ってもらえることにあり、

「オーダーメイドのように」という関係まで築いているお店はそうそうない。


一般的には西洋野菜を使用するお店(イタリアンでも)はそれほど多くなく、
「今度これを作ろうと思うんですがどう思います?」

生産者の忍田さんからの提案が多いというのは、逆の言い方をすれば、

それだけ使ってくれるお店があることが作るやりがいにも繋がっているのだと思う。

今までは、新しいもの珍しいものにチャレンジして作っても反応が得られないこともあったが、
とちの木の原さんと繋がり、積極的に使ってくれるお店の存在が改めて作るモチベーションになっている。

お店を通してお客さんの反応を知れるのもやりがいになっていると話します。


ふと。


原さんが声を上げた。

「あ!長島さん、ちょうどいいところに来ました!」

そう、話しをしている最中に、

とちの木にさまざまな野菜を卸している一人長島さんがちょうど今、

収穫した野菜をお店に届けに来たところに遭遇した。
そこからは急遽、長島さんを交えての川越野菜談義に花が咲いた。


原さんの話しを聞いていたまさに直後だったので、

地場野菜コーナーで初めて長島さんと遭遇したあの様子を体感したような感じになりました。


山田の農家さんである長島さんが特に力を入れて作っているのが、イチジク。
収穫は8月のお盆過ぎから、11月の10日前後まで。
このイチジクも時期によって味が変わり、

これまたイチジクという名称は単なる総称に過ぎないことを教えてくれた。


イチジクは、夏は水分が多く瑞々しい爽やかな状態から、

寒さを増していく中で濃厚な味へと変化していく。
人が均一な味にしようとしないイチジクは、季節に合わせて甘さ、果肉の食感を変え、

別のフルーツといえるほどにゆっくりと姿を変えていく。

その変化する生物感こそ、

本来全ての野菜やフルーツに当てはまるものなのだと再確認させてもらいました。
イチジクは、旬の時期にお店でレアチーズやコンポート、

生ハムとイチジク、イチジクとゴルゴンゾーラのピッツァなどに使用していたそうです。


長島さんがメインで作っているのがお米で、とちの木で使用しているのは長島さんのお米です。

実は川越の地酒「鏡山」の酒米である『さけ武蔵』を作っているのが長島さんでもある。
川越市内の7人ほどの米農家が鏡山の酒米を作っているそうですが、

その一人が長島さんだという事実をこの時知りました。

野菜の話しはどこまでも楽しい。

長島さんの話し、また、長島さんと原さんのやり取り、ずっと聞いていたくなります。


地域の土地で、地域の生産者が作る野菜を使用する、

それはお店のこだわりでもあるけれど、いや、それが普通なんではないですか、と原さんは話す。


「昔は、家でもお店でも地域の畑で採れた素材を使うことが当たり前だった。

今川越産の素材を使おうとするお店が増えたり、買い求める方が増えているのは、

こだわりではあるけれど、それが普通のことなんですよね。原点に『戻った』とも言えますね」


料理を作っている人や買い求める人にとって、

野菜を作っている人の顔や人柄を知っていることの安心感。

どこか遠くの地で加工されているのでなく、近くの畑であの人が丁寧に作っているということの安心感。

今、原点であり理想的な姿に戻ってきているように思う。


目の前で原さんと長島さんが野菜の話しを続ける。

「コールラビが今美味しいよ」

「ホントですか!楽しみだな」

「芽キャベツももうすぐできるよ」


生産者と直接こういう話しができることが楽しいと話す原さん。
自分のお店にやって来る野菜の生育が生産者の口から直接伝えられる、

やって来るのがいつも待ち遠しくて仕方ない、と。
まるでわが子の成長を見守るようだという。


さらに、自店に合わせて、

締まってるのがいい、開いているのがいい、大きさは、など

細かいオーダーにも応えてくれる二人の生産者にも心の底から感謝している。


「コンポートだから煮込むので硬めがいい」

「それなら今収穫したものがちょうどいいかも」

「生ハムに合わせるものは熟したものがいいですね」

「それじゃあ、もう少し収穫待ってみよう」


そこには、料理人だけがお客さんのことを考えているのではなく、

生産者も一緒になって、お客さんに提供する素材を考えている二人三脚がある。
こういう繋がりを作れていることは本当に凄いことなのだ。
そして長島さんも、自分の野菜を使ってもらって「ありがたいことです」と話し、

原さんは二人のことを「凄く協力的だし、あったかい人たちなんですよ」と笑顔で話している。


両者のやり取りの成果がお店で出される野菜一つ一つであり、
このお店で食べることは、

川越の大地で育まれた野菜が一番良い状態まで育てられ、

一番良いタイミングで収穫され、

一番良い状態で使われる、

その畑から続くリレーのバトンを受け取るということなのだ。


原さんは、なにより嬉しいことが、

お客さんから『この野菜どこで買えるんですか?』と聞かれることだという。

野菜を口にして美味しさに感動し、川越産と書いてあるので自分で買ってみたいと思い訊ねる。

そういう反応が最高に嬉しいんです、と話していました。
お客さんからそうして訊かれたことは忍田さんや長島さんにも伝えるようにして、

二人もお客さんの反応に喜んでいる。

それはお客さんから生産者への逆のリレーであり、

生産者から料理人へのリレーは、お客さんから生産者に戻って環になっているのだ。


原さんに話しを伺って、改めて川越の農の豊かさを思った。

これだけ田んぼと畑が多い街なので、こだわり農家さんも多数いることを改めて知りました。

繋がりがまた一つでき、

忍田さんや長島さんの畑には今度ぜひ見に行ってみるつもりです。

また、できれば今年開催予定のファーマーズマーケットの出店にも繋げたい。


生産者と料理人、強い繋がりがここにある。


「CUCINAとちの木」
川越市仙波町3-10-16
平日11:00~15:00 17:00~21:00(L.O.20:00)
土日祝11:00~21:00 L.O.20:00)
定休日不定休
049-227-3967
川越駅東口/ひつじ幼稚園近く
駐車場13台


「サニーレタス、もう少し待つ??先週より少し大きくなったよ」

「それじゃあ、そろそろですかね。楽しみにしています」


旬の中にある一番の旬を見極め、

今日も明日も、鮮度のいい新鮮な野菜がお店で提供される。

その安心感に任せてみる。



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「生地が命」

生地が美味しくないと全体が美味しくならない。

美味しい生地のためには、その日の気温や室内温度を頭に入れたうえで、

『彼ら』がしっかり仕事してくれるか見極めなければなりません。

小さな彼らの仕事とは、発酵。
それをコントロールする作業は、

まさに生き物を相手にしているようでした。。。

食べ物の話しを伺っていても、
そう、なんだか生物の話しのようにずっと感じていました。
同じように作っても、
その日によって焼き上がりが違って、一日一日個性が違う。


この日もまた、しっかり「いい仕事」がされたぷっくりした生地が、

常温で2時間掛けて自然解凍されました。

いよいよ、準備万端です。。。♪

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



今日も釜に火が入る。

お店が始まる数時間前に火を入れ、

じっくり時間を掛けて釜内の温度を上げていきます。

そしてお店オープンの18時。

釜は450度になりました。ナポリピッツァを焼く温度です。


素材を釜の火で直接焼く、なによりそのシンプルがいい。


釜に入れて1分半で焼き上がったマルゲリータは、

湯気以上に香ばしい香りを放ち、

素材の味をそのままいただいているシンプルがありました。


生地の小麦粉、トマトソース、食べるだけで明るい気持ちにさせてくれる、

イタリアの食材には、人をそんな気分にさせる力があるのかもしれない。

噛みしめるごとに、陽気な気持ちになっていくようでした。。。

シンプルな素材を、シンプルに調理するだけでこんなに美味しくなる。

こうこうと顔を照らす釜の火。

火を見ながら食材が焼き上がるのを待ち、火を見ながらピッツァをいただくのは、

原始的でどこか懐かしい時間でもありました。。。


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


「ピッツェリア ダ・アチラン」があるのは、
川越駅西口からロジャースに続く道を進み、

デニーズとセブンイレブンがある五差路の交差点から、ロジャースに行く道沿いです。
建物が立ち並び、車の往来も多いので見過ごしがちになりますが、
暖かみのある建物が目に飛び込んできます。

ピッツァにこだわったお店として、ダ・アチランは2013年7月オープン。



ドアノブに手をかけふと横を見ると、
通りに面した窓から、そのタイル貼りの胴体が少し覗き見えました。
ガチャ、扉を開けて中に入るとすぐに大きな窯が目に飛び込んきます。
ここで、ピッツァを焼き上げている。
店内には懐かしくなるようなレトロな音楽が流れています。

店内は一階と二階があり、

ランチ営業の時は二階のみの使用、

ディナーは一階のカウンター席も座れます。

カウンターの目の前に大きな焼き釜。

この釜を見ながら食事したいために、

カウンター席にあえて座りたいという方も多くいるそう。


一階から階段を上がって二階に行くと、

温かみのある色に溢れた雰囲気が落ち着きます。

隅々に配された小物が可愛らしい♪




こちらは二階席。

席に座り、メニューに目を落とします。

用意するピッツァはスタンダードなものが多いです。

ランチセットはこちら。

ピッツァの中ではやっぱり人気はマルゲリータ。
クワトロも人気があるそうです。


ランチにつくワンプレートは、

サラダにフリッタータ、イイダコの柔らか煮、ピクルスが丁寧に彩られています。
イタリア料理で定番のイイダコは、

トマトで煮込むだけというシンプルな調理法。

噛みしめるとタコの旨味が広がる。。。

ピクルス、ドレッシングも全部手作りです。


そして、まずは定番のマルゲリータをいただきました。


もちもちとした生地、シンプルだけど自然な旨味、甘みが口に広がります。

美味しい!


ダ・アチランがこだわるのが、

出来るだけナポリピッツアァを提供したい。
ピッツァの中でも、
「ナポリピッツァ」と名乗っていいのは、
実はルールが厳格に決められています。


これまで世界中にピッツァが広がってきたなかで、

各地域でその土地なりにビッツァが変容され、

本来の姿とはかけ離れているものも出てきた。

そこで、間違ったものが広まらないよう、粗製乱造を防ぐため、

ナポリピッツァの形はこうだと明確に決められています。

生地に使っていいのが、

「水」と「小麦粉」、「塩」、「酵母(ビール酵母など)」。
(砂糖は入れません)
シンプルなこの4つから成り立っています。


それぞれの分量も決まっていて、
材料も、作る工程も、使う道具も、作業時間も、

ピッツァの大きさ、中心とふちの厚さも細かく決められています。
ここまでクリアしないとナポリピッツァとは名乗れない。
水と小麦粉を混ぜるミキサーもこういうもの、と決められ、
こねてからまず一次発酵させます。

最初の1次発酵は30分くらい。
そのあと丸く成形したものを常温で4~5時間置いて発酵させてから、冷蔵庫で一晩寝かせる。


翌日、発酵が進んだ生地を、お店がオープンする2時間前に冷蔵庫から出し、

自然解凍で常温に戻してからピッツァとして使います。

生地に手間をかけるのがナポリピッツァで、生地がなにより命です。


季節や気温によって発酵時間は変わるけれど、

常温で4~5時間発酵させる時のベースの温度は、25度。

気温の高い夏は発酵が早く進むし、

(こねるだけで生地の温度が高くなってしまい、発酵時間に影響します)
冬はゆっくり進む。
温度に気を使いながら、生地という生き物を観察し発酵の進み具合を確認します。

そうして、ピッツァにちょうど良いタイミングで生地を常温に戻しても、

使えるのは6時間。
それ以上外に出して置くと再び発酵が進んでしまう。
生地は使い回せないし、

一度常温に戻したものはその日に使い切らないといけない。

その日のものはその日のうちに。
生き物相手の手間がここにあります。


窯は450度くらいに設定されて、
注文が入ったら、手早くピッツァを作ります。

トマトソースももちろん、ナポリピッツァならでは厳格な決まりがあり。
それはシンプルな決まりごと。
曰く、
「トマトを手で潰して塩だけを加えること」であること。
ダアチランでは、イタリアのトマトを使ったソルレオーネのトマトソースを使用しています。

大理石の上で手で生地を伸ばし、トマトソースをまぶし具材を乗せたら、
すぐにパーラで生地を窯の中へ。

あっという間の素早い手つきの中にも、

美味しいピッツァになるよう極意が隠されていました。

トマトソースは均一に乗せるより、まばらにする。

食べた時にトマトの味の変化を分かるようにするためだそう。

それもナポリピッツァの醍醐味です。
そして食材と同じく、

使う道具もイタリアのものにこだわっていました。


次々と窯に生地が入り、

熱々のピッツァになって出てきます。。。♪





ピッツァは熱いうちが美味しい、
窯から出したらすぐ食べて欲しい、そう話します。


窯の中全部が同じ温度というより、

窯内の各所で微妙に温度が変わります。

その違いを利用して、素材によって焼き方を変える。
ピッツァにしても一品料理にしても、
窯内の火の対流を見極めて位置を変えていました。

入口付近でさっと焼くのか、奥でじっくり焼くのか、

火の当て方を変えている技術がありました。


成田さんは、窯には特別な思いがあります。
ピッツアァを焼くのは電気ではなくガスで。

オープン前に捜し求めたこの窯。

バタバタと準備に追われる中で、

手作業で窯の外側にタイルを一枚一枚自分たちで貼って装飾した窯です。

その真剣な職人技と、

大きくカラフルな可愛らしい窯との対比。

ピッツァが窯の中に入ると同時に、

同じように窯の中の火を覗き込みました。
ビッツァは1分半であっという間に焼き上がる。
成田さんの瞳はその時間、ずっと窯内を凝視し、
合間に中からピッツァを引き出し焼き色を確認し、焼き上がりを決めています。




窯から香ばしい香りが吹き出します。
窯から出されたピッツァは、黄金色に変身して香りや湯気を立ち昇らせている。
最後にオリーブオイルを回しかけ、
素早くカットされたら、さあいただきます。


自然な味わい、食べることは幸せになること、

シンプルなナポリピッツァに人生の大事なことを教えられるよう♪




夜になるとダ・アチランは本格的な釜焼きの時間。

一品料理も豊富にあり、

カウンター席に座ると目の前に釜。

窯から漏れる熱で、居るだけで顔がポカポカしてきます。

垣間見えるゆらゆら揺れる火に、

なんだかほっと癒されるようです。。。



せっかくだから窯焼きを。

メニューにはいろんな窯焼きがあって、
ポテトに鶏肉、ソーセージが人気だそう。

ソーセージなら窯焼きは4、5分。
強い火で焼くので、カットして開いた状態で窯に入れます。
そうしないと、せっかくの素材が中まで火が通らず、表面だけ焦げてしまう。

ダ・アチランのソーセージはなんと、

3日間かけて熟成させた手作りなんです。

窯内で位置を変えながら、

じっくりと焼いていきました。



ポテトは窯の入口付近の低めの温度で焼き上げます。

燻製の塩でいただきました。


イタリアワインは全て成田さん自身が試飲して決めたもの。

白はシャルドネ、赤はランブルスコが定番人気。

お店では、デキャンタで飲む方が多いそう。


微発砲の赤ワイン、ランブルスコと共に窯焼きポテトをいただきます。

シンプルで奥深い釜焼きに乾杯♪


成田さんが、窯で焼き上げるお店をやろうとしたのは、
食を大事にしたいという思いがありました。
家庭で簡単に、出来合いのもので済ませられる今の時代の食事。
だからこそ、手作りにこだわり家庭では出来ないものを、と

450度の窯で焼き上げる美味しいものにこだわりました。

生まれも育ちも川越の成田さんが、

食の世界に入ったのは和食からでした。

そこからイタリアンへの転身、そのきっかけとなったのが・・・

ある一皿との出会いがあったと振り返る。

それが、魚のカルパッチョ。


刺身にバルサミコ酢をかけた一品に、

雷に打たれたような衝撃を受けてしまった。


「刺身は和食だと醤油で食べるけれど、

イタリアンは刺身に、塩やレモンにオイル、いろんな食べ方がある。

いろんな可能性があることに衝撃を受けました」


そこからイタリアンの世界に舵を切り、ずっとイタリアンで働いてきました。

イタリアに行った際に食べた現地の食に改めて衝撃を受け、

素材の味を大事にしてシンプルな調理で食べる、

それが抜群に美味しいことに気付かされてしまった。

改めて、イタリアンを極めたいと決意を新たにしたのでした。


イタリア料理に携わり、一番強い影響を受けたのは、

飯能市にある「Torattoria Primavera」で働いた経験だといいます。

そこは、薪で火を起こし、ピッツァを焼くことにこだわったお店。

Primaveraはナポリではなくローマピッツァです。

ローマピッツァはサクサクとしてクリスピーな生地が特徴。


成田さんは、独立を考えた時に都内に出すことも考えたが、

生まれ育った川越の良さも知っていた。
川越は、大通りから一本入った脇道に個人店が多くあり、
古い街並みと新しく生まれるものが混在するこの街のことをずっとだった。

川越でナポリピッツァのお店を出そうと決意した。


ローマではなくナポリにこだわったのは、

ナポリピッツァは450度という高い温度が必要になります。

他ではなかなか味わえないので、強みになるはずだ、と。

そして、クリスピー生地と違って、

ナポリピッツァの生地は発酵の仕方によって生地が変わるし、

丁寧に発酵させるからこそ、生まれるもちもちした食感を楽しんでもらえるはずだ、と。
川越はイタリアンのお店は多いけれど、
ピッツァを押して売り出すお店は少ないし、
窯が店内にあるお店は数えるほどしかありません。
この大きな窯はダアチランの強みです。

「厳格に言うと、ナポリピッツァとして認められているのは、

マルゲリータとマリナーラだけなんです」


この二つだけがナポリピッツァと呼ばれるものだそう。


これ以外のピッツァは、ナポリピッツァと名乗っていてもあくまでナポリ風ピッツァ。
都内のナポリピッツァの有名店では、

メニューにマルゲリータとマリナーラしか置いていないお店もあるそう。

マルゲリータはお馴染みのもの。

マリナーラ・・・??

そう、それこそ、特にお勧めは??と伺った時に

成田さんがぜひ食べてもらいたいというピッツアァでした。


ワインをいただきながら、

ダ・アチランのマリナーラが焼き上がるのを待ちます。

マリナーラは、マルゲリータと似ているのですが、

最も生地の味をダイレクトに味わえるピッツァです。

モッツァレラチーズが乗っていなくて、

パルミジャーノ・レッジャーノとニンニクが乗り、トマトソースがメインのもの。

マルゲリータよりももっともっと昔に出来た原始的なもので、

ピッツァの始まりとも言われるもの。

窯の火で、トマトソースメインのシンプルなピッツァをいただく、

この原始的な素材と食べ方が気持ちいい♪




これがいくらでも食べられそうな美味しさでした。。。

たったこれしか、という素材たちなのに

なんでこんなに美味しいんだろう。


豊かな食材、ミネラルたっぷりで元気になる素材たち。
イタリアの食材には、人を明るくする成分が入っているに違いない。
この釜から焼き上がるピッツァを食べたら、

他のものは食べられなりそうです。

ナポリピッツァに決まりごとが多いといっても、
複雑なことではなく、それはみんなシンプルな考え方ばかりです。
生地には、小麦粉、水、塩、酵母、
トマトソースはトマトを手で潰して塩だけを加えたものであること。

イタリアでもそうであるように、
背伸びせず、大衆食として気軽に食べられるのがピッツァの魅力。
シンプルなものをシンプルな調理でシンプルにいただく。
それが食の原点なんだと、

改めてイタリアに教えてもらったように思いました。。。

窯の火を眺めながら、マリナーラの最後の一切れを頬張る。

トマトソースの甘みが口いっぱいに広がって、

陽気な気分が体に湧き上がってきます。。。


美味しいピッツァのお店が川越にできました。


「ピッツェリア ダ・アチラン」

川越市東田町7-64

11:30~14:00(ラストオーダー)

18:00~22:00(ラストオーダー)
月休

駐車場はないので、近くのデニーズのコインパーキングへ
持ち帰りも可です



「ナポリピッツァはこれだけ厳格に決められていても、

焼き上がったものはその日によって違う。

それだけ、生地作りは生き物相手だということなんです」




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みなさん!こんな経験ありますよね・・・??


レストランの

期間限定メニューを見かけた。

お店に行って頼もうとしたら、

あ!その期間が過ぎていた!もうない!と。


さあ、こんな時にどうしますか??(-^□^-)

普通なら、「終わっちゃったかあ」と諦めますよね。。。



「今日も、いろんなオーダーがあった。。。」



このお店の二人は、今夜を振り返って、

きっと楽しそうにそう噛みしめているでしょうね。。。( ̄▽+ ̄*)


通って通って、そして知るようになるお店の秘密、

今日はこっそりと?大胆に教えちゃいます。♪



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



地元に根深く密着したイタリアン食堂の厨房は、

今日も創作意欲に溢れていました。


「こんな感じにしようか」


あれこれ考えるのは、いろんなお客さんがいるから。

通い慣れたお客さんほど、

このお店の「本当の使い方」を熟知しているんです。(*^o^*)


お店に通えば通うほど、

懐深くいろいろ融通してくれる事を知る。♪


レストランではなく「食堂」と言いたくなる雰囲気、

地元の人が気軽に使っているお店です。

使い倒している、と言ってもいいくらいですね。(*^o^*)



川越style




川越style


地元に密着しているからこその厨房の風景。

それは、お客さんから、

好みの味にカスタムして欲しいとの要望が多いんです。

お任せもとても多いお店。


「トマト系で何かパスタ作って」


「今日は塩系がいいな」


メニューを見ないで、

二人との話しで料理を決めるお客さんが多い。

メニューはあってないようなもの。


お客さんそれぞれの声に応えるのは

大変な事だと思うけど、


「夜のお客さんだと、7割が常連で、

カスタムのオーダーは、5割くらいいってますよ(笑)」


二人は楽しそうに話していました。

忙しくはあるけど、

一人一人のお客さんに応えられる充実感がある。



駅から離れ、観光地からも微妙に離れている、

こういう土地でお店をやる必然で、

徹底的に地域密着を考えているお店なんです。!


融通が利くお店には、やっぱりというか、

川越の地元色の強いお客さんが集まり。(*^o^*)

ある意味、濃い川越人に会うならここかも。。。(笑)


「どれだけお客さんの要望に応えられるか」


楽しくお店を切り盛りしている

二人の姿を見てください。♪



さて、今日はどんなオーダーしようかなあ。

あ、もちろん、メニュー見ないで

カスタム・・・いやお任せで頼むつもり。(-^□^-)

どんな料理作ってくれるかな。♪



・・・と、お任せピッツアの様子は後ほどのお楽しみとして、

その前に、

ランチメニューを普通に注文した様子を

始めに紹介します。



~ランチセットのピッツァ マルゲリータより~


川越style




川越style




川越style




川越style




川越style




川越style




川越style




川越style




川越style




川越style



焼き上がったピッツァは、すぐにお客さんの元へ。

メニューにあるピッツァもパスタも、

もちろん美味しいですよ。♪



川越style



二人の笑顔、記事の最後に載せようかと思いましたが、

お店の感じを伝えるならここ、と、

ここに載せます。(*^o^*)


「torattoria giorno(トラットリア ジョルノ)」。


常にお客さんと双方向を楽しんでいるお店。

こういうお店の楽しさを知ると、

地域に根ざしてるお店っていいなあと思うんですよね。



川越style



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



お店の場所は、川越市役所の近くです。

一番街にある札の辻の交差点から、

市役所方面に進み、通り沿いにあるのが


「torattoria giorno」です。♪


川越style




川越style




川越style




川越style




川越style


もうまったくと言っていいほど、敷居が高くないお店。

赤のタータンチェックのクロスを見ただけで、

気軽に入れるのが分かりますね。(-^□^-)


肩肘張らずに使える、

カジュアルな雰囲気のイタリアン食堂。♪


ここは、駅からも遠いし、

観光客もたくさんは来ない場所なんですよね。

地元の人が多くて、パーティー利用が多いお店でもあります。

14人くらいから貸切OK。


歓送迎会に各種会合に、ちょっとした集まりに、

老舗が多い雰囲気の中、

気軽に集まれるお店です。♪


この近辺で、夜遅くまでやっているお店は少ないので貴重。

カウンター席もあるので、

一人で来る常連の方も多いそう。!



料理のカスタムの様子を伝える前に、

スタンダードなランチメニューを紹介。!


川越style

ランチセット¥850

ドルチェセット¥1000

ランチプレート¥1000


セットのメインは、パスタかピッツア。

パスタ2種類は、日替わりで変わります。♪

この日は、

・キノコとベーコンのトマトソーススパゲッティ

・長ネギと豚肉の塩スパゲッティ


例えば別の日のパスタだと・・・


・ソーセージと枝豆のトマトスパゲティ

・エビとキャベツの塩スパゲティ


・舌平目とキャベツの塩スパゲティ

・アサリと枝豆のトマトスパゲティ」「自家製ボロネーゼ


・ソーセージとキャベツのトマトスパゲティ

ベーコンとブロッコリーのクリームスパゲティ


・ブラックオリーブとキャベツの塩スパゲテ

・トマトソースのカルボナーラ



といった感じで変わっていきます♪


川越style

(以前頂いたトマトソースパスタ)



ディナーは、メインが¥900くらいで、

ワインもボトルが¥1400~、グラス¥350~

まさにイタリアン食堂と言える安さ。(*^o^*)


「料理のお供に、気軽に飲んで欲しいです」


との事で、ワインはかしこまった感じより、

気軽に飲めるのがいいですね。



川越style
(ディナーメニューです)



giornoは、二人の笑顔から分かる通り(*^o^*)、

気さくで楽しいお店。


2012年10月にオープン。

「カジュアルで面白いお店をやろう」と、

二人で立ち上げたお店です。

店内の内装は、ほとんどが自分達で行った。


面白いっていうのは、例えば

店内の壁にあるイラストがあるのですが、

東洋大学の学生さんに描いてもらったものなんです。


「お店に絵を描いてもらおう」と、

面白がるのがgiornoでもある。(*^o^*)


お店の外の

でっかいピッツァの絵も描いてもらったもの。!


川越style




川越style




川越style

↑ここに小窓があって、外から中の様子が見えます。

持ち帰りもやっているのですが、

お店に居る時に、

通りの人が小窓を開けて、予約を入れる様子がありました。

イタリアンのお店でなかなか見かけない風景。。。

どれだけ気さくなお店なんだろう、と。。。(笑)


夜の7割が常連って、

一年でここまで常連の方がいるのは、

「メニュー表は、

終わりではなく、単なる始まりで入口」

まさにこういう事なんでしょうね。


ここは、地元密着で、通えば通うほど

良さが分かるお店です。


毎回カスタムのお客さんもいるし、

夜のオーダーの半分はカスタムだという。。。

「トマト系で何かパスタ作って」

「今日は塩系がいいな」


そして、冒頭で紹介した話し・・・

期間限定メニューを食べに来たら、

もう期間が過ぎていた!

そういう注文にも、


「材料があれば提供できますよ」


さらっと言います。(笑)

そういうお客さんも多いという。。。


ランチのメニューを食べたいけど、お店には夜しか来れない、

そんなお客さんに

夜にランチメニュー出すこともあったりして。


こういう体験したお客さんが、

「メニューにないもの食べた!」と人に話して、

ここのカスタムが、

口コミで広がっていってるんだと思います。(-^□^-)



お客さんがいろいろ頼むっていうのは、

giornoの二人が積極的に

お客さんとコミュニケーションとるからなんですよね。

双方向だから、お客さんも言いやすいんです。


「こんな野菜入れたんですけど、どうですか??」


と、提案したり、

お客さんの会話から好みを判断して、

塩味、スープ感あるもの、など味を提案したりしている。

「なんで好み分かったの??」

驚かれる事がしばしばです。(-^□^-)


そして・・・


究極のカスタムと言えるのが・・・


このパスタです。。。


川越style
メニューにはない、スープに入れるこのパスタは、

「変わったものが食べたい」という

お客さんのために用意しているパスタ。


普段からメニューに出してたら「面白くない」。

「変わったものを食べたい」と言われた時に、

変わったものを出せるように、

そのためだけに用意してるパスタ。(*^o^*)


giornoは、ここまでカスタムなんです。



そして、いよいよカスタムピッツァ頼みますよ~♪

今回は、完全にお任せで頼みました。

どんなものが出てくるんだろう。。。

ワクワクしながら待ちます。!


と、待っていてもいいのですが、

そのお任せピッツァが、どのように作られるのかまで

伝えたいと思います。(*^o^*)


giornoのピッツァは手ごね生地。

お任せピッツァが焼き上がるまでを。。。



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*




川越style




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まずチーズが乗ったようです。!




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次に、タマネギとベーコンが乗りました。!




川越style




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オーブンに入りましたよ。♪




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あっという間に焼き上がりました。


うん??


これで終わり・・・かと思いきや・・・



川越style
なんとサラダ乗せです。!




川越style



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



という

お任せピッツァ出来上がりました。♪

メニューには載っていない、オリジナルのピッツァ。



川越style




川越style
味噌ベースのドレッシングです。!




川越style
サラダ乗せピッツァ、めちゃくちゃ美味しかった(-^□^-)

サクサクとモチモチ、

あっさりしていて食べやすい。♪

手ごねらしい、モチモチの生地もいいですね。


こういう感じで、気軽にカスタムを頼めるお店で、

こういう事がgiornoの本当の楽しみ方かも。


お店の裏メニューって聞くと、

よっぽどの常連じゃないと出してくれないんじゃ・・・?と

思うのが一般的なイメージですよね。


でもここは、初めて行っても

気軽にどしどしカスタムOKです。(*^o^*)

二人と話しながら、その時だけの

自分だけのものを作ってもらう、

そのワクワクの体験を楽しんでください。


お店とお客さんが一体の、イタリアン食堂でした。。。♪

giornoは、

いろんなイベントに出店するの積極的なので、

イベント出店情報お知らせします。!


10月~11月はイベント目白押しで、

10月19日、20日の川越まつりは両日店頭にて

限定メニュー販売、

26日、27日の川越産業博覧会出店、

11月の蔵街ばる参加、

川越マラソンの会場にも出店します。!


楽しい雰囲気でお待ちしていますよ~♪



「torattoria giorno(トラットリア ジョルノ)」

川越市元町1-8-2

平日ランチ/11:00~14:30(14:00)OL
平日ディナー/17:00~22:00(21:30)OL

土曜日ランチ/11:30~15:00(14:30)OL
金・土曜日ディナー/17:00~23:30(23:00)OL

禁煙


川越style




川越style




川越style



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「コポリ」がこの9月で、1周年を迎えました♪


1周年記念で行われた金・土・日のイベントには、

たくさんの方が訪れていましたね~。


18時からのスタートから、どしどし人がお祝いに訪れ、

最後まで人が途切れない。

店内に収まりきれないと、外で楽しむ人でごった返してました。(*^o^*)


小さなお店だけど、

みんながここを「自分の居場所」と思っていて、

改めて、多くの人に愛されているお店だなと思いました。


川越style


コポリ、1周年おめでとうございます!!

1周年記念イベントを伝えつつ、

コポリの激動の一年を、ちょっぴり振り返ってみたいと思います。♪



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



場所は

マルヒロ裏の八幡神社がある通りから、

ミドリヤの所を曲がります。

洋服、雑貨の「ソコノワ 」さんの隣。

隣というか庭?

(コポリの住所は川越市南通町16-5ヨシダビル1F庭)

本当に『庭』なんです。(-^□^-)


コポリに行くと、

「え!こんなに美味しくてボリュームもあって、

それがこんなに安くていいの??」


といつも驚かされます。(笑)

こういう個人の個性的なお店が

川越に増えているのは嬉しいなあ。


クレアモールっていうメインストリートだけじゃなく、

そこから伸びる細道に、

おもしろいお店が増えていってるのが

今の川越の新しい魅力ですね♪


街の幹(クレアモール)から

枝葉(細道)が伸びて、

実(お店)をつけていく生長はワクワクします。(*^o^*)

美味しい実が豊作。


「裏川越」っていう言葉が定着してきた?くらい、

裏道に素敵なお店が多いのが、今の川越。


裏川越の一つとして、人気なのがコポリです。♪


夜の顔だとお店の建物が分からないので、

昼間の顔を。。。(*^o^*)




川越style




川越style


お店はカウンターのみの小さなお店。

一人でも気兼ねなく入れるお店です。!

もちろん女性一人も全然大丈夫。(-^□^-)

実際、そういうお客さん結構いますよ~。


コポリの染谷さんは、

川越生まれ川越育ち。


表参道などのイタリアンレストランで修行してきて、

去年9月、27歳でこのお店をオープンした方なんです。


修行時代から

いつかは自分のお店をと思っていて、

トータルで勝負したいと、

料理だけでなくホールにバリスタにソムリエに

いろんな経験積んできたんです。(-^□^-)


染谷さんの想いは、

料理は本格的だけど

気軽に立ち寄って欲しいという事なんですね。


本人の言葉で言うと

コンビニ的にフラっと立ち寄れるお店。


だから店名のcopoliに

デイリースタンドって言葉を

付けているんですよ。


レストランでもカフェでも

バールでもバルでも、

ここはその人なりの使い方をして欲しい、

そんな気持ちだそうです。



コポリ1周年イベントは、

この前の金・土・日の3日間行われました。♪


川越style




川越style




川越style


イベントは食事と飲み物で¥2000.。

飲み物は、ビール、赤白ワイン、コーン茶、オレンジジュース。

お1人様4杯くらいめどに。

「くらい」めどに。。。

これを3日間もやってしまう。

と、とんでもないサービスですね。!


この辺の所が、コポリだなあと思います。(*^.^*)



食事も凄く美味しかったです。


川越style




川越style




川越style


ひっきりなしにお客さんが、お祝いに訪れています。

愛されているなあ。

一年でここまでの広がりって、なかなかないですよね。


・・・と、ここで。


ワインの酔いに身を任せつつ、

コポリのこの一年を、

僕なりにちょこっと振り返ってみたいと思います。。。


それではどうぞ。。。♪


川越style



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



2012年9月。


川越に新しいお店ができたというので、

初めてコポリに行ってみたんです。

脇道の先にある、隠れ家的な感じにワクワクした。


あの時は、店内に木を香りが漂っていて、

ピカピカのオープンしたてという雰囲気だった。


川越style


小さなお店だけど、染谷さんとの距離感がいいなと思ったんです。

すぐ目の前で調理している姿を見られる。

その姿が、頑固な職人のようで、繊細で柔らかい感じもあって、

彼のお皿に向かう姿が、

見ていて楽しいと思ったんです。

第一印象から、いいお店だなって思いました。




2012年11月。


川越style

行くと結構ボーダーを着ている事が多くて、

その事を話しのネタにしてたりしましたね。(*^o^*)


「コポリ」といえば

ご存知の方多いと思うけど、

魔女の宅急便のトンボ♪

トンボの本名がコポリという名前なんです。


あのコポリが、店名の由来にもなったという・・・

それでボーダーがユニフォーム??なんてね。(*^▽^*)

でもやっぱり似てる。(笑)




2012年12月。


「ソコノワ」さん主催で、月に2回、

ソコノワマルシェというのが開かれているんです。


コポリの前で、

「tack farm」の無農薬野菜の販売が行われるんですね。

(これは今でも月2回開かれています♪)
川越style




川越style




川越style


ニンジンを買って・・・

これをそのままコポリに持ち込みました。!


「染谷さん、これで何か作ってくれませんか??」


そんな無茶ぶりにも

快く受けてくれて。(-^□^-)


・・・正確に言うと、

このマルシェで買った野菜をコポリに持ち込んで、

料理作ってもらうという事もやっているんです。♪

これも今でもやっています。



川越style



ワクワクしながら待っていると・・・



川越style
ニンジンスープの出来上がり!

自分で買ったニンジンが、

目の前でスープになっていく、

その様子を見守るって、ワクワクしますよ。




昼コポリだけだったけど、ちょうどこの時期に、

初めて夜コポリにも行ったのでした。♪


川越style




川越style




川越style
メニューは、2012年12月のものだけど、

良心的な価格だと思いませんか??(*^o^*)

手造りチョコテリーヌが、

ワインにめちゃくちゃ合いました。。。




2013年3月には、

ラジオぽてとの「ラジぽてバル」にも協力してもらい、


・イタリア田舎料理とワイン「Daily Stand copoli(デイリスタンドコポリ)」

自家製豚肉パテとお任せワイン1杯

セット価格¥898


というセットを用意してもらったり。




2013年4月には、

ランチに新たにカレーを始めたというので、

それを紹介させてもらいました。

コポリのカレーは、かなりレベル高いです。


川越style




川越style




2013年5月26日。

「第2回川越パンマルシェ」ではコポリも出店し、

パンと共に楽しんでもらいたいと、

カレーなどを出品していましたね。♪


川越style
川越ベーカリー楽楽さんと。!




そして、2013年9月。

コポリ1周年。

振り返ってみると、だいぶコポリの事書いてるなあと思い、

やっぱり僕も、「ここは自分の居場所」と思ってるんですよね。(*^o^*)


場としても魅力だし、

なにより染谷さんのキャラクターですね。

みんなに可愛がられて、聞き役になって、頼りにされて。


この場、この店、染谷さん。

全部の化学反応で、素敵な空間が創られていると思います。

このお店は、川越でオンリーワンですね。



これからも、それぞれにとって自分だけの居場所として、

お店続けていってくださいね。!


コポリ染谷さん、

改めて1周年おめでとうございます。!!



川越style




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イタリア・ペルージャ。


歴史的な建物が街中にあり、

街全体が文化遺産のような街♪

ローマより歴史がある街だそうです。


この街で、

ペルージャのママと日本のママが運命的に出逢い、

絆を深め今でもそれは続いてるんだなあ、って。

飾ってあった絵を観て

思いを馳せていました。(-^□^-)


お店の何を語るか。

もちろん料理はめちゃくちゃ美味しかった。!

美味しかったから料理を紹介したいんです♪

でも

話を聞いていたら、

二人のママの事を書かないと!

という思いになりました。


うん、それが僕なりの伝え方。(*^o^*)

そこからお店を感じてもらえれば。。。


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


「あそこはホント美味しいよ!ヽ(゚◇゚ )ノ」

「やばいよね!」

と、口コミが広がりまくってるお店。


感動を口にしつつも

「あんまり大きい声で言いたくないけど。。。」

と、こっそり秘密を打ち明けるような話し方にもなって。w


うん、確かに、

人に言いたいけどあんまり知られたくない、

その気持ち分かる。

僕もそうなった。(笑)

小さいお店だし、自分だけのものにしたい、そんな気持ち。


昨日書いた喜多院の帰りに

初めて寄ってみたんです。♪
川越style

「タヴェルナ・デル・ソーレ!!」


成田山川越別院から

日高線の道路向かいにあります♪


この入口の茶色のタイルは、

ペルージャのママと一緒に選んだものだそうです。

意識して見てみると、

やっぱり日本の雰囲気とは

違う感じしますね。


シェフは、イタリアのお店の雰囲気を

そのまま再現したかったというだけあって、

お店の中も

一歩入っただけで日本にいる感覚が消えます。(*^o^*)


業者に任せると

イタリアを再現できないと、

シェフが自分で内装やってしまったくらいだよ~。

川越style

パッと見て日本っぽくない感じ伝わりますか??(笑)


ランチに来たのですが、

サラダ、自家製パン、パスタ、

自家製ドルチェ、カフェのセットで1000円です♪


この日のランチパスタはというと・・・


川越style

・豚肉のラグーのスパゲッティ

・軽くスモークをした地鶏のアラビアータ スパゲッティ

・自家製パンチェッタとブロッコリーのトマトソース スパゲッティ

の3種類でした!


トマトソース頼みました~♪


ここタヴェルナ・デル・ソーレのシェフとママは、

ペルージャにある老舗のお店でお世話になり、

修行していたそうなんですね。


なんの縁もなくイタリアへ渡り、

修行先を一から探すという日々。


そんな二人を迎え入れ

住まわせてもくれたのが、

ペルージャにあるそのお店のパパとママ。

お店は、見晴らしがよくて

凄く景色のいい所にあるそう。


「とにかく美味しいものを食べて舌を磨きなさい」


そう言って、ペルージャのママは、

たくさんの経験をさせてくれた。

ママのお店はイタリアの家庭の味。


ここで話を伺ってるとね、

そのペルージャのママの話が

尽きないで出てくるんです。(笑)


お世話になった、という感謝の言葉が

たくさんありました。(*^▽^*)


話を聞いてるだけでペルージャのママ、

想像できるようだったなあ。

おおらかで明るくて面倒見がよくて、

きっとそんな人なんだろうな。


だって・・・

このタヴェルナのお店にも

ペルージャからママ何度も来てるっていうんだよ??(-^□^-)


お店のタイルを一緒に選んでくれたり、

料理をチェックしてくれたり。

普通そこまでしないよ~。

(ちなみにタイルは、ママの知り合いで

イタリアのタイル職人さん作です。

洗面所のタイルも見てみてください♪

そっちは本気で凄いですw)


ママ曰く

「ペルージャと全く同じ味」。

太鼓判を貰ったパスタ。


トマトソーススパゲッティ・・・
川越style

頂きました!ヾ(@°▽°@)ノ



川越style

ドルチェも美味しかったです♪

なんとも優しい甘さですね。

甘さって、強くない甘さの方が

本当はいいかも、なんて思いました。

スッと体に入ってくる甘み、いいですね。(*^o^*)(笑)


食後のエスプレッソも

凄く飲みやすかったな。

これもママと選んだティーカップ。
川越style

ペルージャのマークがありますね♪

これはオスなんだって!

そしてジェノバがメスで対になってる。(*^ー^)


そうそう、

面白いエピソードがあってね。


タヴェルナのファンのお客さんが、

本場の味とペルージャのママの話に

魅かれたんでしょうね。

なんと!

イタリアまでママのお店に

行ってしまった方がいたんだそう。(笑)


なんかそれ共感できるなあ。

そうさせるくらいペルージャのママ素敵だもん。

ペルージャ・・・

簡単に行けないけど。。。w


でも大丈夫!


日本のママもめっちゃ素敵ですよ!

おおらかで明るくて、

まさに「イタリアのママ」って雰囲気です。(*^o^*)

料理もタイルも人柄も。

ペルージャそのままですね。♪


ペルージャのママに

日本のママ、

このお店はママを語らないと、と焦点当てました。


ワインも美味しそうなのがたくさんあったし、
川越style

夜にも来てみたいですね~。

というか夜の方がきっと本領発揮ですよね。(-^□^-)


タヴェルナ・デル・ソーレ。

声を小にしてオススメします。(*^.^*)

川越市久保町8-9

11:30~14:00(ラストオーダー)

18:00~21:30(ラストオーダー)

不定休


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


あ・・・


あのですね・・・


あまりにも美味しくて、

実は

2日連続で行ってしまったよ~。(●´ω`●)ゞ


次の日のパスタは、

レバーのがあったのでそれに♪
川越style
イタリアから取り寄せミンチにしたレバーを

たっぷり使ったパスタ。

お、美味しい。。。


ドルチェはティラミス。
川越style

今まで食べたティラミスはなんだったんだろう。

今までで一番美味しいティラミスでした。


マスカルポーネ100%の優しい味でしたよ。♪


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