「川越style」

webマガジン川越styleは、「小江戸川越」のお店や人、イベント、行事、風景、文化、川越の熱い動きを伝える情報発信サイトです。過去記事もぜひどうぞ。


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2015年8月2日(日) 「エコプロダクツ川越2015」が開催されました。
10:00~15:00、■会場 環境プラザ「つばさ館」 川越市大字鯨井782番地3

3回目の開催となった今年は、昨年と比べてつばさ館内は信じられないくらいの賑やかさで、

朝から大勢の来場者が詰めかけていました。
昨年エコプロダクツはまだゆったりとした雰囲気がありましたが、

今年はもう館内はどこへ行っても人で賑わっているような状況でした。







エコカー・LED・太陽光パネルなどに代表される最新の環境配慮型製品(エコプロダクツ)、

多種多様な環境取り組み(エコサービス)を展示、体験できるイベントがエコプロダクツ。

体験が本当に多く、様々なものが用意されているので夏休みの自由研究にも最適なイベントです。


エコプロダクツ川越2015出展ブース【企業・団体・学校】
エコにまつわる、さまざまなものが大集合していました。

プラグインハイブリット車の試乗・展示【上尾三菱自動車販売株式会社】
涼霧システム【株式会社いけうち】
里山と触れ合う・昔の暮らし体験【石坂産業株式会社くぬぎの森環境塾】
デジタル通信機器通話体験【エムシーアクセス・サポート株式会社】
「もったいない」隠れた魅力作品【折り紙34】
夏休み自由研究あれこれ・ペットボトルロケット【かわごえ環境ネット】
ユネスコ無形文化遺産「細川紙」【NPO法人川越蔵の会】
木製ジャングルジム・かんな削りアート【木の家ネット・埼玉】
小江戸川越「耕福米」【耕福米生産者】
紙コップクラッカー【コープみらい】
電気自動車リーフの試乗・展示【埼玉日産自動車株式会社】
3Rクイズ大会【3R活動推進フォーラム】
子ども向けLED工作教室【サンケン電気株式会社】
缶釣りゲーム【スチール缶リサイクル協会】
こねて作ろうマイ石けん【生活クラブ生協川越支部】
木製手動お茶擦り器【株式会社創美】
自然保護活動【東京電力株式会社川越支社】
伐採木の活用【東洋大学】
地産地消でエコ「地元野菜」【名細地区農家】

モストエコベット【モスト技研株式会社】
中空リベットのファイル製作体験【大和工業株式会社】
環境に優しい非常灯【理研化機工業株式会社】

出展はもちろん、他にも楽しい企画が今年も多数盛り込まれていました。
・出展者の中から来場者の投票により「エコプロダクツ川越大賞」最優秀賞(1点)、優秀賞(2点)を認定。
大賞を受賞したエコプロダクツ、エコサービスは「広報川越」や「市ホームページ」で紹介されるほか、つばさ館で1年間PRしていくことになっていました。
「今年は大賞をとりたい!」
やる気満々の出展者は多く、投票システムがモチベーションにもなっていました。

・「自転車ワイヤーロック」プレゼント

先着300人に「自転車ワイヤーロック」をプレゼント。

また、つばさ館入口で土壌改良材「肥え土(こえど)」も併せて配布していました。

・「エコプロ・スタンプラリー」スタンプラリー達成のお子さんに記念品をプレゼント。

(各所に置かれたスタンプを集めて回る子どもたち)

・B級グルメ模擬店

「まことや」さんの太麺焼きそばをはじめとした、B級グルメが野外に集結していました。

・リユース品特別頒布
雑貨類はもちろん、通常は抽選となる小型家具を含んだ特別頒布を実施。
・再生工房のメンテナンス・アドバイス
つばさ館内にある「家具再生工房」「自転車再生工房」を開放し、

メンテナンスの方法などを学んだり質問したりできます。

・環境月間ポスターコンクール
地球温暖化の防止、自然保護や緑の保全、公害の防止など、

環境保全をテーマとしたポスターの入選作品を展示。


エコのイベントとして川越最大のイベントであるエコプロダクツ川越、
会場を見渡すと今年は子どもの姿が多かったのが特長で、

親子でやって来て半日過ごすというようなパターンが多いようでした。
子どもが楽しそうにあちこちのブースで体験している様子は、
まさしく時代が変化していることを思い知らされる。
出店しているそれぞれの団体や事業者やお店は、環境のことを考えずっと活動してきて、
時代が振り向いてくれなくてもコツコツ地道に信じた道を突き進んできたところばかり。
以前なら「エコ」と聞くと、頭で考えて共感するかというものだったと思いますが、
今はもう考える前に自然にそちらを選んでいる時代で、
ようやく時代の方が追い付いてきたよう。
そして改めて、時代に迎合することなく活動を続けてきたこれらの出店者の強さを痛感します。
エコを難しいものではなく、日常を豊かにし心地よいもので楽しいもの、

そう思えるような時代がやって来たことをエコプロダクツの熱気は教えてくれる。


野外にはエコカーの展示や川越の名細地区の採れたて野菜、

そして今年も「耕福米(こうふくまい)」という有機米を作っている高梨さんがお米を出店していました。



川越北部の福田の米農家さんで、

実は高梨さんのお米は川越Farmer'sMarketにも出品されていたのです。

(2015年7月12日川越Farmer'sMarketより http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12050657019.html

想像を絶するほど手間をかけて作られたお米は蓮馨寺でも大人気でした。
高梨さんの田んぼでこの春には大勢の子どもたちで手植え体験が開催され、

今田んぼではすくすくと稲が生育中です。

(2015年6月高梨さんの田んぼの手植え体験)

通称「レンゲ米(レンゲまい)」と呼ばれるそのお米は、

田植え前の田んぼにレンゲを植えるところからの呼び名です。
高梨さんの田んぼは化学肥料を使用しない代わりに、

秋の休耕期に土にレンゲの種を植え栽培しています。
4月下旬から5月上旬にレンゲの花が咲くと、
それを土に鋤きこむことで土の微生物の働きを活発にし緑肥とします。

レンゲを土に鋤きこむ直前は、一面がまさに綺麗なレンゲ畑の風景に。

5月のGW頃にはレンゲ畑で遊ぶレンゲ祭りを畑で開催していて、毎年子ども達に好評です。

254号線の福田あたりでレンゲ畑を見たことある方ももしかしたらいるかもしれません。
有機栽培の中でも、お米は本当に手間のかかる作物です。農作業の負担は大きく、

夏は毎日の草刈りが欠かせません。
「夏の農作業は草との戦い」
高梨さんはそう表現するほどで、刈るそばから草が生長してしまうくらいなんだと言います。

そこまでしてお米を作るのは、「安心して食べられるもの」を届けたいからで、

そうやって考えてくれる生産者の方が、地元の、すぐ近くにもいることを

知ってもらえたらと思います。冬のFarmer'sMarketにももちろん高梨さんの新米は出品されます。

つばさ館は涼しげな霧が来場者を包んでいます。株式会社いけうちの霧冷房システムです。
そして昨年に引き続き入り口目の前の場所に出店していたのは、NPO法人川越蔵の会。

『2015年のテーマは【紙】です。
現在、蔵の会でまちづくりのお手伝いをしています東秩父村、こ

こには昨年ユネスコの無形文化遺産に登録された【細川紙】があります。

楮(こうぞ)のみを原料に伝統的な製法で漉かれる細川紙は埼玉県の誇りでもあります。

私たちの暮らしの中で切っても切れない素材となっている

【紙】について考えるきっかけになればという思いから、

【紙漉きのワークショップ】と【紙に関する展示】を行ないます。』




蔵の会の出展は、毎年のテーマが興味深く、

2013年は【木】をテーマにして、削り華(鉋の屑)を使ったフラワーアートのワークショップ、

2014年は【織物】をテーマに

川越唐桟や高階の別珍の展示や手織りのコースター作りワークショップを行ないました。


(2014年エコプロダクツ蔵の会ブースより)

昨年は手仕事機織(はたおり)コースターづくりを用意し、

子どもから大人まで100人ほどの方が楽しんでいました。

普段当たり前に身にまとい、暮らしの中で使っている「織物」を、
ワークショップで実際に「織る」体験をすることで、
より身近なものとして感じ、エコプロダクツの実践につなげていくことを目的に企画。

本格的に動き始めた旧川越織物市場の保存再生の事業、

織物市場は、大正浪漫夢通りから脇道を入ったところにある建物です。

織物市場に発想を得て、
川越の発展を支えてきた世界に誇れるエコプロダクツとしての織物産業に注目し、
織物の展示とワークショップを用意したという流れです。

最新技術も次々と生まれるけれど、

川越に素晴らしいエコプロダクツがあった、その焦点の据え方がまた新しかった。


蔵の会のすぐ横には、国産の木材と職人の手仕事にこだわった木の家作りを行っている

工務店や設計事務所が集まったグループ「木の家ネット・埼玉」の出展です。



ヒノキの木を鉋で削ったもので花を作ることができる
「削り華(けずりばな)アートフラワー」づくりに「木の鍋敷き作り」。

さらに木の家ネットによるスペシャルな体験が、すぐ横にあるジャングルジム。

朝から来場した子どもたちと一緒に作った木のジャングルジムがそびえていました。

ただ作るだけでなく、

なんとお昼頃に今度はみんなでジャングルジムを崩そうという趣向になっていました。
大人がジャングルジムを完成させて子どもは遊ぶだけというのではなく、
子どもたちも一緒になって作るところから始め、遊んだあとは片付ける体験をを、と

木を大事にして欲しいという思いも込められていましたが、
子どもたちは理屈ではなく楽しいものとして取り組んでいました。

やらされている感や言われたからやる感ではなく、自分たちで率先して動く子どもたち。
片付け終わってしばらくしたら、また別の子どもたちと自分たちが遊ぶジャングルジムを組み立てていきました。


コープみらいは、紙コップクラッカー作り。


一階奥に出店していた生活クラブは、展示の他にこねこね石鹸作りのワークショップを開催。

生活クラブのスタッフの方と話しをしていると、

なんとその方が川越Farmer'sMarketにも遊びに来ていたことが判明。
生活をより良いものにするために見直すという点では、生活クラブもFarmer'sMarketも通じる部分がある。
12月のマーケットも楽しみにしていると話していました。
他にもかわごえ環境ネットの多くの方が川越Farmer'sMarketに関わっていて、
理事をはじめ理事長までもが川越Farmer’s Marketを手伝ってくれ、汗をかきながらの朝の設営から、日中の宣伝、最後の撤収まで関わってくれていました。
Farmer'sMarketとの繋がりがいくつも見つけられるエコプロダクツ。
つばさ館の中にいて、非常に共感するというか、こういう雰囲気が川越Farmer'sMarketでできたらいいなと思うくらいで、目指す方向は同じように思います。

株式会社創美さんは、一番街にあるお店で、一つ一つ手作りで作っている「ごまあたり器」は人気商品です。



そうびさんはイベント自体に初出店で、エコプロダクツの趣旨に賛同して今回出店を決めた。
子どもたちがブースにやってきては、手でクルクル回して体験していました。お店のことは以前、一番街のイベント「宵の市」のチラシ制作で取材しています。



(そうび木のアトリエ ごまあたり器制作の様子 http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11956911330.html


館内階段から二階に上がると、いよいよかわごえ環境ネットの出展。室内二つのフロアに分かれて、それぞれ自然環境部会、社会環境部会が出店していました。

エコプロダクツには初回から参加を続けているかわごえ環境ネット、
以下、環境ネットスタッフのコメント
『氷川会館のお福分け「使用済みロウソク」を使って作成のキャンドルと、アクリル毛糸のタワシ作りです。2階工作室で無料にて受け付けています。
今回は、これ以外にも企画が沢山あります。夏休みの自由課題にぴったりなのが「ペットボトルロケット」です。作って入り口脇で飛ばす予定です。子供がいたら、映画「真夏の方程式」を模して、学校の校庭で実験してみたいなと思わせる工作です。募集は、5名ずつ20名 気になった方はお早くどうぞ。伐採木の工作も楽しそうですよ。』
というコメントにある通り、様々な体験を用意していたかわごえ環境ネット、
・ワットチェッカーによる節電体験
・各種発電機による電気の勉強
・緑のカーテンPR
・みみずコンポスト
・環境家計簿
・廃油の石鹸づくり
・アクリルタワシ作成
・リサイクルキャンドル
・伐採木を使った「Myはしづくり」「ブンブンごまづくり」「いろんな工作」
・ペットボトルロケット作り










特にペットボトルロケット作りは人気で、室内で作ったロケットを
つばさ館外の土手で打ち上げることまで含めたワークショップでした。

東洋大学のブースでは、伐採木を活用したネームプレートを作り。




この木は、大学内の「こもれびの森」の伐採木のことで、
川越の中でも貴重な自然遺産でもある森を、大学でも今保存再生活動に力を入れています。
こもれびの森はもともと、

地域の方々が100年以上守ってきた川越市内の林28.5haを、1958年に東洋大学が川越キャンパス用地として取得したもの。
それから56年目の2014年、
大学と市民の協働による新たな森づくりが始まりました。

森の観察会や枝打ち、チェーンソーで伐採体験など、月に一度一般の人も参加することができる公開施業を開催しています。



(こもれびの森・里山支援隊 2015年2月公開森林施業

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11988403076.html

様々な展示や体験が盛りだくさんなエコプロダクツ。
年々内容がパワーアップして、大勢の方で賑わうイベントになっています。
学びも楽しさがあることで自然と染み込んでいくもの。
来年はさらに盛り上がっていくと思います。






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今年で2回目の開催となる川越市主催の環境イベント
「エコプロダクツ川越」が、
7月19日(土)10:00-15:00に環境プラザ「つばさ館」(川越市鯨井782-3)で開催されました。



最新の環境配慮型製品(エコプロダクツ)の紹介や、
各出展者による

それぞれの多種多様な環境取り組み(エコサービス)が展示され、

体験ワークショップも数多く用意されているイベントです。



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



☆「エコプロダクツ」出展予定

・最新のLED展示・子ども向けLED工作「ペットボタル」【サンケン電気】
・日産リーフ試乗・展示【埼玉日産自動車】
・「踏んだら、発電。」Pavegen【アサボウ】
・メガソーラー見学【川越水とひかり太陽光発電所】
・バイオ無水小便器の有用性・有事に活きるトイレサイネージとソーラー電池【ミ・テラ】
・LED「モバイルライト」展示【ルクス・エナジー】
・6価クロム浄化剤「改良6出なし」【初野建材工業】
・地中熱利用換気システム「ジオパワーシステム」【建都コーポレーション】
・こねてつくろうマイせっけん&ブラックライト実験【生活クラブ生協川越支部】
・軽く持ち運びできる強化段ボール製品【モスト技研】
・低肥料でエコ「小江戸川越 耕福米」【耕福米生産者】
・地産地消でエコ「地元野菜」【名細地区農家】


☆「エコサービス」出展予定

・自然素材の川越織物展示・簡易織物体験【川越蔵の会】
・伝統的構法による木の家づくり・削り華フラワーアート体験【木の家ネット・埼玉】
・環境保全のための循環産業化のすすめ・「石油資材不使用栽培」と「LED栽培」
【日本環境対策推進機構】
・スチール缶のリサイクル・オリジナルクッキー缶展示等
【全日本一般缶工業団体連合会、スチール缶リサイクル協会、全国十八リットル缶工業組合連合会】
・東京電力が取り組む自然保護活動・EV展示・でんき家計簿【東京電力川越支社】
・「もったいない」隠れた魅力作品【折り紙34】
・間伐材&牛乳パックのリサイクル工作【生活協同組合コープみらい】
・つばさ館周辺の湧水探索・EMぼかしづくり体験等【かわごえ環境ネット】
・東洋大学川越キャンパスにおける環境保全取組・官学民協働【東洋大学】
・JTのCSR活動に関する取組み【日本たばこ産業埼玉支店】


◎先着500名様に「苗木」プレゼント!!
ヤマブキや自治会連合会によるブルーベリー・イチジクの苗木を先着配布します。
午前10時から引換券を配布、午前11時から配布開始予定(なくなり次第終了)。
土壌改良材「肥え土(こえど)」も併せて配布予定です!


◎「エコプロ・スタンプラリー」開催!!
当日限定スタンプラリー達成のお子様に、カブトムシほかエコ記念品を配布予定(数量限定)。


◎「エコプロダクツ川越大賞」(最優秀賞×1、優秀賞×2)
当日ご来場いただいた皆様の投票により認定いたします。
大賞を受賞したエコプロダクツ・エコサービスについては、
『広報川越』や「ホームページ掲載」に加えて、つばさ館で1年間PRしていきます。


◎B級グルメ模擬店
太麺焼きそば、焼き団子(川越)、やきとり(東松山)、みそポテト(秩父)、そばコロッケ(北本)など予定!


◎リユース品特別頒布
通常は抽選会対象となる小型家具を含む特別頒布!


◎再生工房のメンテナンス・アドバイス
家具・自転車再生工房を開放し、メンテナンスの方法など質問できます。


◎環境月間ポスターコンクール
地球温暖化の防止、自然保護や緑の保全、公害の防止など、
環境保全をテーマとしたポスターの入選作品を展示します。



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



最近の環境技術を間近で見られ、

特に今年は、去年よりも体験しながら環境のことを感じてもらう出展が多かったです。


まだ2回目の開催という割りに浸透度があって参加者の数が多く、

高い環境意識に、実際に体験することの楽しみがあり、

楽しく真面目に、真面目に楽しく、

学びと楽しみが上手く噛み合ったイベントだと思います。


ワークショップは、ここに来れば夏休みの自由研究が出来てしまう、というものばかりで

親子の参加も大変多かったです。

スタンプラリー達成にはカブトムシが貰え、

大人の方には苗木のプレゼントがあり、

途中、「ときも」が登場して会場は急きょ撮影会が始まったりしました。


そして一番の趣旨でもある出展者の方を見ると、

改めてですが、川越には環境意識を持った方が多く、

素晴らしい活動をしている方がたくさんいることを再確認しました。

「こんな方がいたとは・・・!」という驚きと発見の連続。

こういう方がいる、こういう活動をしている団体がある、

川越の中には本当にいろんな方がいますね。

奥が深い。。。

川越の方にもっともっと知ってもらいたいものがたくさんあります。


低肥料でエコ「小江戸川越 耕福米」という有機米を作っている高梨さんは、

川越の福田の米農家さんです。





通称「レンゲ米(レンゲまい)」と呼ぶそのお米は、

田んぼに、田植え前にレンゲを植えるところからの呼び方です。


高梨さんの田んぼは化学肥料を使用しない代わりに、

秋の休耕期に土にレンゲの種を植え栽培する。
4月下旬から5月上旬にレンゲの花が咲くと、
それを土に鋤きこむことで土の微生物の働きを活発にし緑肥とします。


レンゲを土に鋤きこむ直前は、一面がまさにレンゲ畑の状態。

5月のGW頃にはレンゲ畑で遊ぶレンゲ祭りを畑で開催していて、

子ども達に好評です。

また、レンゲが咲く頃には近所の方による蜂蜜採取もしています。


左がレンゲ畑、右は田んぼ。

同じ場所の同じ田んぼです。

福田でレンゲ畑を見たことある方いるでしょうか。

春にはあんなに綺麗なレンゲ畑が、今は右のような一面田んぼの風景へ変わっている。


有機栽培の中でも、お米は本当に手間のかかる作物です。

もみ殻に米ぬかを混ぜて堆肥を作って土に混ぜる。
減農薬として、除草剤の使用を一回のみにしているそう。
その結果、農作業の負担は格段に増え、

夏の季節は草刈が毎日欠かせない。
「夏の農作業は草との戦い」
そう表現するほどで、刈るそばから草が生長してしまうと言います。


そこまでしてお米を作るのは、「安心して食べられるもの」を届けたいからで、

そうやって考えてくれる生産者の方が、地元の、すぐ近くにもいることを

知ってもらえたらと思います。

たくさんは作れませんが、大事に作っているお米。


春には幼稚園児の田植え体験をやり、

秋の収穫体験も予定されているそう。


ぜひ今度、畑の様子を見させてもらいたいと思います。

特に、春に一面レンゲが咲く光景、それが田んぼになる姿は見てみたいです。

川越は田んぼの街、

地名を見れば、福田、吉田、山田、石田、田島、野田、豊田町、

駅から離れたら田んぼばっかりです。

田んぼがあるところには生産者の方がいる、

どういう生産者の方がいるのかという食にまつわる話しは、これからも密着したいです。


かわごえ環境ネットのブースでは、

EM菌という微生物を使って生ゴミを処理し堆肥を作る取り組みを紹介していました。

米ぬかにEM菌を混ぜたものを生ゴミに振りかけて堆肥にします。





米ぬかを使用するところに、循環を感じます。

米作りがあるところに、たくさんの米ぬかがあり、

それを使って生ゴミを堆肥にして、また作物を育てる。

米ぬかに、藁に、一つも無駄になるものがないお米。


そして、栄養豊富な堆肥で育てた野菜も今回販売していました。



じゃがいもが¥200。男爵を購入したのですが、ホクホク美味しいじゃがいもでした♪


つばさ館の外は、他にエコカーやなど

エコプロダクツの展示がありました。

そしてグルメ屋台が、太麺焼きそばに焼き鳥、そばコロッケなどが並び、

香りや煙が辺りに漂います。

エコプロダクツはお祭りのような賑やかな雰囲気もあって、

ここで一日過ごすことができるイベントです。








室内に入るとさらに賑やかな雰囲気。

各ブースに子どもから大人まで、たくさんの方が体験を楽しんでいます。



入口で子どもたちが飛び跳ねている光景がすぐ目に入ってきます。

次から次へやって来て、パネルを踏み鳴らし、ミニカーを走らせる。





「踏んだら、発電。」とキャッチフレーズのPavegenという製品は、

地面に置いたパネルを踏むと発電できるエコプロダクツです。

一歩パネルと踏むと一秒間あたり5Wの発電になり、

それを実感してもらおうと、足踏みする発電によってミニカーを動かし、

分かりやすく視覚化していました。


理屈で説明しなくても

ゆっくり足踏みするとゆっくり車が進み、

速く足踏みすると車は速く走る、

その楽しい体験で発電と活用のされ方が感じられ、子どもたちの人気ブースに。


この技術を人がたくさん行き来する場所に使いたい、と

例えば、駅の改札や階段など

自然と人が踏んでくれるところに設置していくことを目指しているそう。


そして、こちらも入口すぐのところに出展の

川越蔵の会です。





展示とワークショップ、二本立てで出展。

ワークショップは、手仕事機織(はたおり)コースターづくりを用意し、

子どもかた大人まで100人ほどの方に楽しんでいただきました。


蔵の会は、7月上旬までギャラリー「なんとうり」の企画展を行っていましたが、

それが終わってすぐにエコプロダクツに参加。

(ちなみに、7月26日(土)の百万灯夏まつりでは再び「長屋バー 」やります)


今回のワークショップでは、

あらかじめ縦糸を通しておいたものを用意して、

参加者の方には好きな糸を選んで横糸をコツコツ通してもらう織ることで、

コースターづくりを体験してもらいました。







普段当たり前に見にまとい、暮らしの中で使っている「織物」を、
ワークショップで実際に「織る」体験をすることで、
より身近なものとして感じ、エコプロダクツの実践につなげていくことを目的に企画しました。









先月の記事で、

大正時代の長屋をギャラリー「なんとうり」に改修した工事を伝えましたが、

なんとうりを仕事場としているテキスタイル作家の山本さんが、

このワークショップに協力してくれていました。

普段から手仕事で織機を使って織っている山本さん、

織る楽しさを多くの方に教えていました。


なぜ、エコプロダクツに織物の体験を今回考えたのか??

そこは、川越蔵の会らしい、ハード面からの落とし込みがありました。


今年度から本格的に動き始めた
旧川越織物市場の保存再生の事業。

織物市場は、大正浪漫夢通りから脇道を入ったところにある建物で、

4月には美味しいものが集まったてづくり食市も開催された場所です。



手づくり食市in川越織物市場2014


織物が盛んだった川越の象徴的な場所で、

この建物を保存再生が本格化していく。

その推移にもぜひ注目して欲しいのですが、

織物市場に発想を得て、
川越の発展を支えてきた世界に誇れるエコプロダクツとしての織物産業に注目し、
織物の展示とワークショップを用意したという流れです。

最新技術も次々と生まれるけれど、

川越に素晴らしいエコプロダクツがあった、その焦点の据え方がまた新しいです。


織物の街だった川越に、

改修した古い長屋に転居してきてくれたテキスタイル作家の山本さん、

そして、ワークショップで機織を教えていた。

その繋がりが、川越の歴史を照らすととても感動的です。


展示としては、

「川越唐桟」
「高階の別珍」
「川越染織学校(現在の川越工業高校)」を紹介しました。


高階の別珍(べっちん)は馴染みが薄いですが、

川越の高階でかつて盛んだった織物があります。


川越を代表する織物は唐桟ばかりではありません。
かつて輸出までされていた高階地区の別珍産業は、
全国から「別珍村」と言われていた時代があった。
往時の織機台数は、290台を数えたそう。
別珍とはベルベットが訛った言葉でベルベットを模して綿で作られた織物です。

現在、別珍の生産は静岡県浜松地区のみといわれ、
極端に生産量が減っているのが問題視されています。



別珍は風合いが綺麗な光沢あり、高級感もあったことから
ドレス、着物の半襟、履き物の鼻緒、布団の耳、舞台の幕などに使用されています。

高階にこういうエコプロダクツがあったことを、展示で知ってもらいました。



工務店や設計事務所の方が集まった「木の家ネット」は、
鉋(かんな)削り体験コーナーがありました。


ヒノキの木を鉋を使って削るのは、最初は綺麗に削るのが難しくても
慣れると皆さん、薄くて綺麗に削っていきます。
自分で削ったもので、華を作れるのがすぐ横にある
「削り華(けずりばは)アートフラワー」づくりを楽しめました。




それ以外の出展だと、

【生活協同組合コープみらい】による、間伐材&牛乳パックのリサイクル工作も人気でした。




牛乳パックでビックリ箱の制作をするコーナー。



【モスト技研】によるエコプロダクツ、軽く持ち運びできる強化段ボール製品。



階段から二階に上がると、かわごえ環境ネットの出展が集まる室内に来ました。

昨年に引き続いての参加で、
今年は実行委員会を結成して、4月から準備に取り組んできました。





実行委員長の横山さんとは、昨年南大塚の「栗原造園 」で会って以来、

川越で環境意識を持って取り組んでいる人・活動を

たくさん教えてもらっています。

とてもパワフルな方で、こういう方が引っ張っていくことで、

川越の自然・環境を大事にしようという機運が高まります。


「エコプロダクツのようなイベントは大事。

みんながちょっとずつ環境のことを考えたら、少しずつ変わっていくはず。

今まで長い間いろんな活動をしてきて、街の意識は変わってきた感触はあります。

活動している人たちは、みんな趣味ではなく想いをもってやっている方ばかり。

地球は借り物なんだから、ちゃんと残していきたい。

川越の観光に、建物プラス環境も加えたいな。

エコツーリズム。

川越の笠幡でも福田でも吉田でも、自然豊かな場所を観光してもらうとか素敵だと思う」



そして、時間を掛けたこの日のための出展、

話しを伺ってみると、

環境ネットの活動を紹介するパネルの展示があり、

さまざまな体験を用意していました。


環境保全を体験を通して知ってもらえるように、
・EMのボカシ作り体験
・水環境を守るアクリルたわし
・キャンドルづくり(使用済みのウエディングロウソクの再利用)
・天ぷら廃油を使った石けん作り
・環境家計簿
・ミミズを用いた土壌の改良


・水環境を守るアクリルたわし




・キャンドルづくり(使用済みのウエディングロウソクの再利用)


ミミズを用いた土壌の改良、ミミズコンポスト。

これに取り組んでいるのは、栗原造園の近く南大塚の方だそう。

あのすぐ近くに、こういう活動している方がいることに驚きました。

川越は知らないことだらけ、奥が深いです。


ミミズに働いてもらって生ゴミ処理と自家製堆肥づくりを紹介していました。
ミミズは「土を作る生物」と言われていますね。
はるか4億年前も昔から地球の土を耕してきた生物。
ミミズが励んでいる環境システムを
人の生活に取り入れようと、
ミミズに生ゴミを食べさせる。
そうすると、毎日せっせと糞ををしてくれる。
これが肥沃な堆肥となって、ゴミ減量にもなって一石二鳥というシステム。


生物多様性を感じられる体験として、
・間伐材を用いた箸づくり

・湧水探訪
・雑木林の昆虫の標本展示
・夏休み自由研究相談がありました。


・間伐材を用いた箸づくり


その他には、夏休みの子どもたちの自由研究の相談にのるアドバイザーがいたり、

空気ロケット作りもありました。


環境ネットの今回の目玉としてあったのが、

つばさ館近くの「なぐわし公園」の湧水池を利用した湧水探訪です。

自然再生のモデルケースで工事が進んでおり、
豊かな湧水で生き物の多彩な環境を作ります。
その遷移過程を見学してもらおうという企画。

時間が合わず参加できなかったですが、

こういう自然散策こそかわごえ環境ネットの真骨頂。

別の機会に参加したいです。


東洋大学の環境取り組みも、同じ部屋で紹介されていました。
グリーンカーテンプロジェクトは、
校内にグリーンカーテンを作り、ゴーヤを育てる取り組み。
栽培したゴーヤを持って来ていて、ゴーヤ料理のレシピまで用意していました。


学生の方は、水田再生プロジェクトや
こもれびの森・里山支援隊の活動も積極的に参加し、発信していました。

特にこもれびの森・里山支援隊は、注目していきたい活動。


地域の方々が100年以上守ってきた川越市内の林28.5haを、
1958年に東洋大学が川越キャンパス用地として取得しました。
それから56年目の2014年、
大学と市民の協働による新たな森づくりが始まりました。

森の観察会を月に一度開催しているので、追いかけていきたい活動です。



スタートから終了まで、多くの方で賑わったエコプロダクツ川越2014。

15時終了となっていましたが、

15時でもまだまだ人がたくさんいて大盛況なイベントでした。

2回目となる開催ですが、これからも続いていって欲しいです。


終わってから気になるのが、

《◎「エコプロダクツ川越大賞」(最優秀賞×1、優秀賞×2)
大賞を受賞したエコプロダクツ・エコサービスについては、
『広報川越』や「ホームページ掲載」に加えて、

つばさ館で1年間PRしていきます。 》

です。


来場者の方の投票によって、後日

最優秀賞、優秀賞が決まり発表されます。

蔵の会は、去年は優秀賞だった。

今年の機織コースターづくりは、あれだけの人に楽しんでもらったので、

参加者の方が投票してくれたら最優秀賞も夢でない!なんて密かに思ってますが。。。

どうなるでしょうか!

広報で発表されるようなので、チェックしてみてください。


イベントを通して、また川越の新たな魅力に出会えました。

これからが楽しみです。。。


ちなみに、普段のつばさ館は

ゲーム感覚で楽しみつつ環境を学べたり、

視覚で分かりやすく伝えようとしたり、発見と学びがある場所だと思います。








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