「川越style」

「川越」伝え人・石川真。川越情報サイト 川越styleは、川越のお店や人、イベント、行事、風景、文化、川越の動きを伝える情報サイトです。丁寧な取材に基づく記事、川越を深く伝え尽くす。川越の様々なまちづくり活動に従事・協力しています。過去記事もぜひどうぞ。


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カタカタカタカタ。

ミシンの音が響いているお店。

二台のミシンが絶えず動き続け、ミシンに向かい合って作業するのがここの日常風景。

そこには、なんとも言えない安心感と手仕事の信頼感に溢れていました。

見る見るうちに小物が出来上がり、また次の生地を縫い始める。

カタカタカタカタ。

作家として、いつか自分のお店を持ちたいというのは、少なからずみな心に秘めること。

ここに、作家として夢のようなサクセスストーリーを果たした三人。

ただただミシンに向き合い、ふと気が付けばここまで辿り着いていた、、、一歩一歩、一針一針積み重ねるということは、どこまでも遠くへやって来ることができるのだ。というか、一歩一歩以外に遠くへ行ける方法など、世の中に存在しない。一針の力を信じて、信じ続けて、ここまで辿り着いたのでした。

川越には様々なジャンルの数多くの作家さんが存在しますが、まさかここまで来るとは、本人たちが一番びっくりしているかも。

こんな川越ストーリーがあるのか、、、という道のりを振り返ってみたいと思います。

作家ユニット「W+chuckle(ダブルチャックル)」さんと「farfalla e rosa(ファルファッラ エ ローザ)」さん。それぞれ作家として活動し、2017年5月に実店舗「W+chuckle」を構えました。

お店があるのが、川越駅西口から歩いて5分ほどのところにあるウニクス川越一階。

「ウニクス川越」

https://www.unicus-sc.jp/kawagoe/

SHOP:シューラルー、COSUCOJI、エムアイプラザ、T's Books、ザ・ダイソー、ノジマ、スギ薬局、モスバーガー、タリーズコーヒー、サーティワンアイスクリーム、ポポラマーマ、ヤオコー、川越予防医療センター・クリニック、彩[hacchi]、ウニクス川越歯科、栗原楽器 ヤマハ音楽教室、ベネッセの英語教室 BEstudio、整体サロン ボディライト、パソコン教室 わかるとできる、トータルボディヨガ ウニクス川越スタジオ、クリーニングたんぽぽ、宝くじショップ、セブン銀行(ATM)、川越駅西口郵便局、COCOLレイモンド川越保育園

 

ウニクス川越一階、ウェスタ川越側入口の正面にあるのが「W+chuckle」。

ナショナルチェーンの入る商業施設の中の唯一の個人店、以前は老舗和菓子店「亀屋」さんがあった場所です。

「W+chuckle」

川越市新宿町1-17-1 ウニクス川越一階 ウェスタ川越側入口入って正面

10:00~17:00

土曜日休

このお店は、作家である「mado」さんと「*kyon*」さんからなるユニット「W+chuckle」さんとアクセサリー作家「「farfalla e rosa」さんの3人で運営しているお店。

制作アトリエ兼店舗です。

W+chuckleさんはハンドメイド布小物・雑貨を制作販売。
『ベビー&キッズ小物、子育てをするお母さんがあったらいいなと思う温かみのあるハンドメイド品をママ目線で作っています。是非、お手に取ってご覧ください。』

W+chuckle Instagram

・「mado」

https://www.instagram.com/mado5302/

・「*kyon*」

https://www.instagram.com/kyon376/

 

・「farfalla e rosa」 Instagram
https://www.instagram.com/yuka_farfalla_e_rosa/
ブログ
『スキなコトしか書きませんっ!!』

https://ameblo.jp/annasui-lover-yuka

3人それぞれがみな作家であり、作家というのは物を作る人なので、作品を雑貨店やセレクトショップ、通販で販売することはあっても作家自身がお店を構えて自ら店頭に立ち販売するのはハードルが高い。3人で切り盛りしているから可能な運営でした。

お店は、壁で仕切られた独立した空間という形ではなく、ヤオコーと地続きになっていて、人の往来が絶えずある場所にあります。実はこれがW+chuckleさんにとってもお客さんにとっても好都合で、お互いに気軽に見てもらえる、見ることができるという関係性があるのがここの特徴。

それに、販売員がずっと立って待ち構えているスタイルではなく、作業しているのが日常風景で圧迫感がありません。常にミシンに向かっている姿は、ヤオコーなどに買い物に来た時に目にすることがあるかもしれません。

W+chuckleさんが作る小物は、ハンカチ、ティッシュケース、キーケース、ネームホルダー、コードホルダー、移動ポケット、水筒ひもカバー、ボトルホルダー、巾着袋、コップ袋、給食袋、給食マット、お弁当袋、上履き袋、体操着袋、三角巾、マスク、シュシュ、ヘアゴムなどなど。幼稚園・保育園~小学校の子どもを中心にした小物で、ベビー用品も少々取り扱う。

一つ一つを丁寧に大事に。

一縫い一縫いに気持ちをこめて。

既製品を仕入れて販売するお店ではなく、全て「ハンドメイド」で作っているものを販売している雑貨店。だからこそのミシンに向き合う光景がここにある。どこで誰が作ったのか分からない量販店と比べたら、店内で作家さん本人が制作している姿が見えるという安心感がありました。

特に今は、春休みで入園・入学準備シーズン真っ只中、作っても作ってもすぐに減っていくというハイシーブンは、一日中ミシンの音が店内に響いています。(ミシンに向かうのはシーズン関係ないですが)

W+chuckleさんが求められるのは、子どもに手作りの物をというお母さんたちの要望に見事にマッチした、既製品にはない細やかな気配りやなにより手作りにしかない風合い。

学校指定の物を作ろうとしてもなかなか時間がとれない、そんな時にもW+chuckleさんの小物に殺到している。

子ども用品をネット通販で購入しようとしても、実際のサイズ感などは写真では判別つかず送料がかかり、自分で作るにしても時間と手間とお金がかかる。やはり理想は、実物が見れて触れて、サイズ展開もあり、安く買えるお店が、身近にあること。

そういう意味で川越にW+chuckleというお店があることは大きい。

お母さんたちの口コミネットワークは絶大で、例えば、ゴム付き三角巾。

学校から言われてもゴム付き三角巾が売ってるお店は見た事ないし、自分で作るのも検討がつかない、そんな時に口コミで、「W+chuckleに『ゴム付き三角巾』が置いてある」という話しはあっという間に広がって、こういうことが一番のお店のPRになっているのかも。そうした学校現場のリアルの声に応えて、ゴム付き三角巾を用意しているのも個人店のW+chuckleらしいところです。

自分の子どものためのみならず、お孫さんにプレゼントするパターンも多く見られ、贈り物にも選ばれています。ヤオコーやウニクス川越の入店客に加え、ウェスタ川越に来た人がW+chuckleに立ち寄るのもよく見られ、個人店の立地としては川越駅西口エリアでは最高かもしれない。

そして価格が良心的なのもお母さんたちに好評でリピーターが多いお店です。

子ども用品を作る作家さんというがそもそも多くなく、一人で制作することが多いのでそんなに量的にも要望にも応えられない中で、W+chuckleさんのように商品を量も幅も多く揃えることができるのは、やはり二人で分担して制作しているから。

通常無理だろうと思われる子ども用品の個人店が、こうして成立しているのは、運営について色々と考えられているからなのです。

なにより、お店を運営する3人の個性がうまく噛み合っていることが一番。

madoさんは布小物メイン、*kyon*さんはラミネート担当と、それぞれに得意分野があり分かれていて、フィーリングが合い、お互いに補完し合う関係だからこそこうしたお店も成り立つのでした。

madoさんは服飾の専門学校を卒業、洋服のお直しの仕事に就いていて、ミシン歴は相当なもの、*kyon*さんの雑貨は雑誌にも取り上げられたこともあります。

子ども用品といっても注ぐエネルギーは大人物を作るのと何ら変わりはない。

子どもの物だから、と意識が変わることはないのです。

生地をネットや生地屋さんで探し、資材を注文し、布をカットし、アイロンをかけ、お店で縫う、可愛らしい子ども用品に注ぎ込まれている膨大な時間と手間。一日中、休みの日含めて常に小物のことを考え、手を動かし、実家に帰省する時もミシンを持参し、夢の中でも縫っている。

それを、「楽しい」と笑って言えること。

ミシンに触ることが自然なことで、ミシンに触らない日なんて考えられない。

仕事にする人はやはり発している「気」の迫力が違います。

そしてまた、二人はそれぞれのミシンに向かい、押し黙り、カタカタカタと針を落とすのでした。

こうして話しを聞いている間にも、お客さんがサイズ表を手にメジャーを借りて小物のサイズを測り、学校指定に合うかどうか確認していた。というのもW+chuckleの日常風景でした。

 

アクセサリー作家、「farfalla e rosa」さんのアクセサリー類は入口入って右側に。

手作りアクセサリーに首輪やブローチなどの犬猫グッズが並び、くるみボタンのヘアゴムも人気です。


猫好きの人が通っているという一角は、正確に言うと、「ミケ」さん好きが通っていると言った方がいいかもしれない。川越の公的なマスコットキャラクターはお馴染み「ときも」ですが、川越の民間のマスコットキャラクターとしてミケさんの存在は外せない。

ミケさんは、一番街にある中市本店さんの裏庭に妹のクロミと共に棲んでいる猫兄妹ですが、時に表に出て小江戸蔵里やウニクス川越でキャラクター祭りを開催している猫。

(「小江戸蔵里キャラクター祭 Revenge 妖屋河岸(アヤカシ)の逆襲」

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12351406009.html

実は猫雑貨を制作しているfarfalla e rosaさんのことはミケさんも気になっていて(お互いウニクス川越という共通点があり知り合い)、そんなミケさんの様子から、farfalla e rosaさんはミケさんとクロミをテーマにしたアクセサリーも制作。

これにはミケさん&クロミも大喜びで、farfalla e rosaに思わず抱き着いて感謝していました。

ミケさんのTwitterなどのアカウントでもfarfalla e rosaの作品はミケさんグッズとして紹介され、川越で最も有名な猫であるミケさんの影響は大きく、それを見た人がお店に訪れることが多いという。

 

ウニクス川越・ウェスタ川越の動きはオープン以来、取り上げることが多く、それは今までの川越になかったような大規模イベントが行われるようになったことがあります。

しかし、ウニクス川越・ウェスタ川越が川越に出来たことの効果は、誰の目にも明らかなイベントのみならず、小さな動きだっていくつも起きている。W+chuckleというお店が出来たことがまずそうです。

実は、ウニクス川越を中心にして川越駅西口エリアを俯瞰して見ると、川越駅西口は、女性が活躍するエリアでもあります。女性作家さんが数多く在住していたり、教室を構えたりしていて、川越の中でも特に集中している地域。

そう言われるようになったのも、ウニクス川越・ウェスタ川越が出来たことで、エリアとして見られるようになったということでしょう。

ウニクス川越前の交差点に出来た「GRILL&DINING SUNNY(グリル&ダイニング サニー)」さんも西口エリアの新しい話題で、ウニクス川越・ウェスタ川越があったからここにお店を構えたという一面もあります。

(「GRILL&DINING SUNNY」肉料理、川越濃菜にカレー 川越駅西口に
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12349218087.html

 

W+chuckleという稀有なお店はどうして実現したのでしょう。

ここに至るまでにどんな道を歩んできたのか。

W+chuckleの二人の小物作りは、もともとは自分の子どものために作り始めたのがきっかけで、人に贈ったりもし、細かいところまで気を配って作ることが自然で、こだわるようになっていった。

(仕事で忙しいお母さんが多いといっても)ここまでならやっている人はまだ多いかもしれませんが、結果お店を始めるようになる人は、行動力・展開力がやはり違った。。。

身内から外へ向けた発信は、今から5年前のこと、madoさんの自宅の庭でミニ雑貨イベント「1DAYショップ」を開催していたことから始まります。

1DAYショップは、自分たちで制作した雑貨などを販売する小さなイベントで、この時はまだ二人とも作家名などはなく、作家としての活動というより、子どものために、知り合いのために、学校で使えるような物を作って販売していた面が大きかった。が、こういうイベントを開催してしまおうという行動力が二人らしかった。

年に1、2回開催していた1DAYショップは、近隣のママたちに口コミで広がっていき、毎回好評で、これを目当てに来る人も多くいる定番イベントになっていきました。

本格的に作家として活動していこうと、お互いに、「mado」、「*kyon*」という個人の作家名を名乗り、二人のユニット名を「W+chuckle」と名付けました。

一人で活動していたら、1DAYショップも続いていなかっただろうし、W+chuckleというユニットも、ましてや店舗を構えるなんてまずなかったでしょう。二人でやっていたからいつも楽しく、絶妙なバランスで、ここまで続けてこれたと二人とも頷き合います。

ちなみにW+chuckleの1DAYショップは、自宅を飛び出して「三丁目カフェMoco」の二階を借りて開催したこともありました。






(2016年2月24日W+chuckleさんによるMoco2階での1dayショップの様子。

「三丁目カフェMoco」旭町三丁目のコミュニティカフェ
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12140428139.html

Mocoさんも川越駅西口エリアで活躍する女性の一人でもある。

W+chuckleさんは他にも、色々なイベントに出店していこうと思っていた矢先・・・目の前の世界が大きく変わった出来事が起こりました。

なにより大きかった、ウニクス川越の開業です。

2015年3月に「ウニクス川越」がオープンし、そしてすぐにウニクス川越広場で毎月のイベント「にぎわいマルシェ」が始まります。にぎわいマルシェは、上記の川越駅西口エリアの作家さんが集結している一面もあり、W+chuckleさんも初期の2015年7月から出店するようになりました。

farfalla e rosaさんも2015年9月からにぎわいマルシェに出店していて、両者が繋がったのがまさにウニクス川越のこのイベントでした。にぎわいマルシェが活動のホームとし、ここから飛躍していきました。

(毎月開催されているウニクス川越にぎわいマルシェ)

 

(「2017年世界自閉症啓発デー Light it up blue 川越」2017年4月2日同時開催にぎわいマルシェW+chuckle主店

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12262975510.html

にぎわいマルシェに定期的に出店し、それ以外にも各地の様々なイベントに出店するようになっていったW+chuckleさん。イベントに出店すれば多くの人の目に触れ、声を直接聞くことができる利点がある。また、イベントによってカラーがあり、客層が変わり、そうした経験が次への糧になって、雑貨制作に活かしていったのでした。行動あるのみ、行動することで運を呼び寄せ、縁を繋いでいったと言えるのではないでしょうか。

イベントには川越を中心に出店。もともと初めて出店したのが、「ままここ市」でした。

ママによるママ・パパのためのイベント「ベビー&キッズ マルシェ ままここ市」は、本川越駅近くにある小江戸蔵里で開催されていました。


一日居ても飽きないほど、いろんなものが詰め込まれていた会場。

川越のイベントで、こんなにも子どもがいること、さらにこんなにもベビーカーのママたちがやって来るイベントというのはそうそう見られませんでした。

このイベントならベビーカーでも気兼ねなく行くことができる、そんな口コミがママたちの間で広まっていたのでしょう。ベビー&キッズ用のハンドメイド雑貨市が一番の目玉で、ここにW+chuckleさんは出店していました。

① ベビー&キッズ用のハンドメイド雑貨市

②親子で出来るワークショップ

③絵本の読み聞かせ、手遊び
NPO法人川越子育てネットワークによる絵本読み聞かせと手遊びです。

ママが買い物をしている間にパパが赤ちゃんと一緒に楽しむ。そんな光景をイメージしています。

④川越で大人気!なキャラクターが登場




(「第5回ベビー&キッズ マルシェ ままここ市」2015年12月5日開催

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12104390125.html


そして、2016年はじめには、「小江戸川越農産物と食のまつり」がウェスタ川越で開催され、雑貨部門にW+chucklさんが出店。

(「小江戸川越農産物と食のまつり」2016年1月31日ウェスタ川越)

 

それに、毎月18日の川越きものの日に、昭和の街の会では「ごえんの日」として福銭サービスと合わせて、蓮馨寺境内で「手づくり市」が開催しています。講堂の周りにハンドメイド雑貨の作家さんの出店がずらり。顔触れは毎回少しずつ変わり、W+chuckleさんが出店していたこともありました。

(「ごえんの日」毎月18日は川越昭和の街 ごえんの日 福銭サービス
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12239801771.html

2017年5月には、ウニクス川越からほど近く、国道16号線を越えたところにある 川越ハウジングステージで開催された「ほっこり~のプレゼンツ!FAMILY FESTA!」にも出店していました。

(「ほっこり~のプレゼンツ!FAMILY FESTA!」川越ハウジングステージ

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12281002050.html
また、W+chuckleさんは学校のバザーにも毎年出店していて、そこでは子どもたちがお小遣いで買えるような物も用意して、子どもたちの買い物体験・社会体験にも貢献しています。

 

振り返れば、川越syle的にW+chuckleさんがイベントに出店している様子は何度も目にしていました。子ども用品の作家さんというのが川越でいるようでおらず、目立っていたというのもあるし、どのイベントに出店していてもその盛況ぶりに目を奪われ、イベントの中のW+chuckle、というだけでなく、いつかW+chuckleだけを取り上げて記事にしたいという構想を持っていたのです。

ただそれにしても。

当時から今お店を構えるようになるという展開は想像もしていませんでした。。。

しかも、ウニクス川越の一等地とも言える、入口正面という場所に。

亀屋さんが撤退するにつき、空いたスペースをどう活かすか、ウニクス川越の中尾支配人が熟慮を重ねて導き出したのが、そうだ、にぎわいマルシェに出店しているW+chucklさんに声をかけてみようと閃き、話し合いの結果、madoさんと*kyon*さんはW+chucklをオープンすることを決意。それが2017年5月のことでした。

にぎわいマルシェで知り合ったfarfalla e rosaさんにも声をかけ、3人で運営するようになっていきました。

(にぎわいマルシェのウェスタ川越中尾支配人)

客観的に見てもこんな展開があるものかと驚くし、当の3人自身がこんな展開になるとはと驚いていて、本当にこんなことがあるなんて。

ウニクス川越なくしてはお店のオープンはなかったのは間違いなく、ウニクス川越がなかったら・・・今でも両者は作家としてネット通販や各地のイベントに出張出店というスタイルをとっていたかもしれません。

一つの商業施設のオープンが、人の人生までも変えてしまうものである実例がここにある。

カタカタカタカタ。

今日もミシンの音が響く。

入園・入学シーズンが終われば、次は夏物の準備に取り掛かり、

秋になれば大人物を増やそうと構想し、冬が来れば新年度の準備が徐々に始まっていく。

季節により一年中、尽きることなく、ミシンは止まることなく動き続ける。

 

一針一針、一縫い一縫い、心をこめて。

カタカタカタカタ。

 

この雑貨たちが誰かのもとに旅立ち、くらしのいろどりに繋がりますように。と。

 

「W+chuckle(ダブルチャックル)」

川越市新宿町1-17-1

ウニクス川越 ウェスタ川越側入口入って正面

10:00~17:00

土曜日休

W+chuckle Instagram

・「mado」

https://www.instagram.com/mado5302/

・「*kyon*」

https://www.instagram.com/kyon376/

・「farfalla e rosa」 Instagram
https://www.instagram.com/yuka_farfalla_e_rosa/
ブログ
『スキなコトしか書きませんっ!!』

https://ameblo.jp/annasui-lover-yuka

 

 

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3つのお店の絶妙なバランス。
それぞれのお店が個性的であり、3つのお店が自然と繋がり合っていて大きなまとまりを感じさせる。個であり集合体であるという、今までにない商業施設です。この空間の雰囲気は、現場でこそ感じられるものかも。
さらに言えば、お店、というよりも、人、に焦点を当てた方がいいのがこの施設を表していて、それぞれに個性的なオーナーでありながら、みなどこか雰囲気が似ていて、絶妙なバランスというのは人のバランスが絶妙ということなのだ。
例えば、大手資本のショッピングセンターでは、オーナーの個性に焦点を当てるなんて、こうした切り口では考えない。そこがWarmth Productionの本領発揮で、今までになり商業施設という意味はここにあるのでした。

Warm Placeの物語は広がっていく。

「Warm Place」。

その名称は、これまでのストーリーが続いていることを示し、いよいよまた川越に帰ってきたことを知らせる。さらに発展させる場であり、尚且つ、この温かい空間そのものをこれほど言い表す名称はなかった。

Warm Placeに集まって詰まった川越ストーリー。

 

その空間は、ギャラリーと言うにはもっと気さくで、誰かの家にお呼ばれしたような居心地になっている部屋。

肩の力がふっと抜けていくまる部屋に、飛び切りのクオリティの作品を展示していくというギャップ。両方の按排が絶妙なのだ。間違いなく川越では初めての空間の誕生と言える。

空間の「味」というのは、店主・オーナーの人柄が滲み出て醸成されるもので、穏やかな空気感から、ギャラリーのオーナーの人柄が窺い知れるようだった。

その空間、その作品、その人。

部屋の中でぬくぬくと時が経つのを忘れていた。。。

 

Warm Placeの物語の導入部はまずこれまでと同じように。

川越に新しくできたギャラリー、「Gallery ROOM」さんが入る建物が、2017年10月にクレアモールにオープンした商業施設、シェア店舗の「Warm Place(ウォーム プレイス)」さん。

建物があるのが、本川越駅から歩いて3分ほど。

クレアモールを北に進み、小江戸蔵里を過ぎ、最初の十字路を越えて右手に見える建物、武蔵野銀行の向かいにある4階建てビルの二階から上がWarm Place。1階には手芸のお店「マリア」さん。

建物左側部分に二階へ上がる階段が。入口にはお店からのお知らせがあり、期待が膨らむ。この階段の上に、どんな世界が待っているのだろう。

吸い込まれるように二階の空間に足を踏み入れると、一気に別世界にいざなわれるような感覚に陥る。。。外から建物を見上げた時のイメージと実際の店内の雰囲気がいい意味でギャップがあって、一気に惹き込まれる。

体感した人が思う「この建物にこんな空間が広がっていたなんて。。。」という驚き、それに続いてすぐに高まっていくここにはどんなものがあるんだろうと探索したくなる期待感。

なんでしょう、ここに流れている温もりの空気感は。その空気に身を浸しながら、ゆっくりと見回っていく楽しみ。

Warm Placeの二階フロアは別々に2店がお店を構えていて、それぞれが区分けされ独立して営業しています。

■「アークジュエリースタジオ」
■「Gallery ROOM」

2店はWarm Placeオープンと同時で、2017年10月1日に一斉にオープンしました。

フロアを仕切り、小さいお店が3店入居しているスタイルは、ありていに言えばシェア店舗という言い方になるでしょう。

しかし、その表現では、その枠ではこの場が言い当てはまらないことは、現場を見てもらうとすぐに解ります。

一般的な「シェア店舗」・「シェアオフィス」・「シェアアトリエ」と聞くと、1フロアの中で、あなたはここ、あなたはこちら、ときっちりと間仕切りされ、ボックスで区分けされるものが多いと思います。ビジネス的観点で運営するならそれが当たり前かもしれない。

しかし、Warm Placeは少し違った。

他のシェア店舗と違うことは第一印象で伝わるはずで、いや、シェア店舗と比較するのも違うのかもしれない。全く新しいコンセプトの商業施設を開発したと言った方がいい。そしてこのスタイルは、深く知れば知るほど、他ではなかなか真似ができないものであることにも気づく。。。

もちろんWarm Placeにもお店ごとの区切りはありますが、それは緩やかであり、どちらかというと境界線は溶け合って繋がり合っている、と言うのが正解。

一つのお店に入って見ていると、気づくと隣のお店が気になって入っていて、この隣はなんだろうと入り、そしてまた向かいのお店へ戻って来る、というエンドレスな循環、自由な回遊が自然と生まれてしまう場所だった。

きっと人にとって、こうした自由な回遊こそ、楽しいものなのだ。

そういう楽しみ方こそ、人の本来なんだと歩いて気付かされる。

ボックスで仕切られて、ここにはこれがあります、と分かってしまうよりも、何があるんだろうとわくわくしながら回る楽しみ。

一つ一つのお店の個性も際立っていて、独立し、集合しているのが、Warm Place。

それぞれのお店の面積は小さくとも、繋がりを感じさせる空間は、2店の広がりの中の1店という印象を与え、一つのお店の小ささを感じさせない。1店、1店、1店と小さな点ではなく、3点という大きなまとまりで発信している強みを感じさせるよう。

多分、「シェア」するというのは本当はこういうことなんでしょう。壁を作って「分断」のではなく「共有する」。一つの場を共有して繋がり合うネットワークをシェアと言うなら、本当の意味でのシェア店舗でした。

そういう意味で、Warm Placeは本質的なシェア店舗と言えました。

ただ、、、「空間の使い方、お店の見せ方」の工夫だけでこの空気感までは作れないだろうということもすぐに解ります。

こういう施設がもっと増えたらいいのにと思っても、2店が独立しながら溶け合うように繋がり合うというこの形は、簡単には実現できない。。。

単に入居したい人を募集するだけだとお互いのニュアンスが違うことで3店のバランスがとれず、それで溶け合わせようとしてもよりちぐはぐさが際立ってしまうだけ。

バランスには「どういうお店が入るのか」、がとても重要。

どういうお店が入るかでこのコンセプトの商業施設の成否が分かれると言ってもよく、間違いなく最も重要な要素。

そういう意味で、Warm Placeに入るお店が持っている空気感はどこか似ていて、もっと言えば店主の人柄、雰囲気が似ていることからくるのだ。

こういうコンセプトの施設を運営するには、大きな視点を持ったプロデュースする人の存在が不可欠。

Warm Placeを企画・運営しているのが、二階の奥に事務所を構える「Warmth Production」さん。

Warmth・・・

この名称でピンとくる川越の人もいるかもしれません。そうです、かつてあった川越のあのお店です。あのお店から発展してWarmth Productionへ。

つまり、Warm Placeは川越で新規に立ち上がった施設であるけれど、壮大な川越ストーリーの延長に誕生した施設と言うのが、真実。

Warmth Productionのことは紐解くと壮大な川越ストーリーになるのですが、そのお話しはまた別の記事で。

Warm Placeに入るお店は、どんな経緯でこの建物に出会い、集まったのか、どんな引き寄せでここに引き寄せられたのか、それを振り返ることがひいては全体であるWarm Placeという施設を伝えることにもなるはずで、一つ一つのお店、一人一人の話しに耳を傾けてみたい。

時を置いて、Warm Placeの3店を一つずつ紹介していく試み。

以前は、ジュエリー工房「アークジュエリースタジオ川越店」さんを特集しました。

(「Arc Jewelry Studio アークジュエリースタジオ川越店

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12323798165.html

アークジュエリースタジオ川越店さんの横に入っているのが、こちらも通りに面している、「Gallery ROOM」さん。

Warm Placeの第二弾の特集です。
Gallery ROOMさんは、4坪という小さなギャラリーには、質の高い作家さんの作品が月替わりで展示されています。


「Gallery ROOM(ギャラリー ルーム)」
川越市新富町1-9-3 2F
11:00~17:00
水曜日休
070-3544-6168
room.kawagoe@gmail.com
https://www.facebook.com/GalleryRoomKawagoe/
川越にギャラリーは数多くあれど、この質の高さはなかなかお目にかかれない。
川越初登場、という作家さんばかりが予定されています。
本当のプロの作品を見てもらいたいと、企画の内容に心を砕いている。
こうした作家、工房を川越に招聘できるのは、オーナーの原さん自身が陶芸家として活躍している人であり、これまでの活動から全国各地の作家さんとの繋がりを持っているからこそ。


Gallery ROOMさんは、企画展を中心に展開しているギャラリー。
オーナーの原さんによる「一ヶ月に一作家(一つの工房)」を取り上げた展示を行っている。
貸しギャラリーではなく、企画ギャラリーというところに信念を感じさせる。
「本当のプロの作品を見てもらいたい」。
一般的なギャラリーの展示は、1週間ほどで次々と入れ替わっていくことが多いですが、Gallery ROOMの展示期間はギャラリーとしては異例の一ヶ月という長い期間設定しているのが特徴。
一ヶ月という長期間展示されていることにより、一度見に来た人が「もう一度見てみたい」と再びやって来るケースも多く、それまさに原さんが狙ったこと。1週間程度の展示期間だと、また見たいと思ってももう終わってしまって次の展示が始まっていることが多い。その展示もまた見たいと思ってもまた次が始まり、というサイクルで動いている。悪天候が続けば一週間なんてあっという間に終わってしまう。
短い期間の展示は作家にとっても来場者にとっても負担もあり、「Gallery ROOM」で原さんが大事なコンセプとして考えていたのが、一ヶ月間の展示だった。
長期間あることで、まるで美術館に何度も足を運ぶようにGallery ROOMに通い、気になった作品をいつまでも見つめることができるのだ。
ゆっくりと見ることができる、もう一度見たいと行ける安心感を。
また、短い期間だと、作家の固定ファンが押し寄せて終わりというパターンも多いですが、一ヶ月間あることで、作品に触れる機会の裾野が広がり、作家の新規ファンを獲得することにも繋がる利点もある。
一ヶ月という期間があることで、一週間で搬入・搬出という慌ただしい日々から抜け出し、作家はギャラリーに任せて作品作りに専念することができる。
作家はあくまで作品作りの人、販売は得意な人に任せたいという作家の本心を汲み取っての運営スタイル。
それは、作家である原さんによる、「作家としてはギャラリーがこうであると嬉しい」という作家に寄り添った作家目線のギャラリー運営がなされている。

それに、ギャラリーとしての作品展示の方法も独特。
いかにも作品を展示してます、というあらたまった展示の仕方はせず、気軽に見てもらうような展示、そう、まるで「部屋」の中に置いてあるように作品が展示されている。
実はこれも原さんがギャラリーの信念で、ギャラリーの展示作品が、では家でどのように見えるのか、あらかじめギャラリーで確かめられるような意図を大事にしていた。
ギャラリーでいいと思っても、家に置くと想像以上に大き過ぎたり、小さ過ぎたり、スケール感のピントが合わないのはよくあること。
そのギャップを埋めようとしたのが、Gallery ROOM。
いいなと思った作品を目の前にして、家に置いたらどう見えるだろうと想像せずとも、既にギャラリーにある様子からイメージがしやすく、ギャラリーと家が繋がっている。
作品は買った時がゴールではなくあくまで通過点、買った人の家の空間に溶け込み、呼吸をし、生きていくことが作品としての本望。
本当に作品を大事にし、本当の出会いを体験して欲しいと思ったからこそ、「一ヶ月に一作家(一つの工房)」、「家に居るかのような空間」のギャラリーを誕生させたのだった。
ここまで聞いて、ギャラリーの名前をもう一度確かめて、合点がいったでしょう。
「Gallery ROOM」。
ここはギャラリーであり、部屋だったのです。
部屋には、本当にふらりと部屋に遊びに来たという雰囲気で寄る人が多く、和気あいあいとギャラリー内で話しに花が咲く様子は、ここがギャラリーであることを一瞬忘れるほど。
しかし辺りを見回して、やはり、作品の質の高さに目を奪われるというギャップに圧倒されるのだ。


Warm Placeと同時に2017年10月1日にオープンしたGallery ROOM。
10月のオープンから三ヶ月先まで企画展の内容が決まっていてアナウンスされていました。
初めの3人は、原さんが長年懇意にしている作家で、質の高さを信頼している作家たち。みな川越では初めての企画展となる。



2017年11月30日(目)~12月25日(月)まで開催されていたのが、「アトリエ 満点星」さんの展示会。



2017年11月2日(木)から11月27日(月)まで開催されていたのが、人形作家「きびねの」さんの企画展。

きびねのさんはもちろん川越初登場であり、他の地でも展示会が少ない作家さんですが、原さんの繋がりから、それときびねのさんのGallery ROOMを応援したいと想いから今回実現。

原さんときびねのさんは以前、別の地の猫をテーマにした企画展で知り合ったという。

実は・・・きびねのさんの人形があってしっくりくる場にしたいというのも、原さんがGallery ROOMの空間作りで考えたことでもありました。


きびねのさんの人形は、どの人形も支えがなく自立している造りにまず驚く。。。
一体一体に表情・ファッション・仕草に個性があり、一体一体というか一人一人と言ったほうがしっくりくる存在感で、一人一人別人格としてそこに立っている。ある人は涼しい目を窓の外に向け、ある人は物憂げに空を見上げ、ある人は笑顔でこちらを見つめる。目が合うとどきりとする生命感がありました。。
ディテールまで精緻に作り込まれていて、ディテールというのは、人形の着る服を手作業で縫う、人形の髪・まつ毛を一本一本、人形が履く革靴まで手作りしているというレベル。

目が合った瞬間、まるで・・・生命すら感じさせる。写真でもこの見る者を圧倒するクオリティが伝わるでしょう。
28体の人形が発するエネルギーに小さな部屋が熱くなっていた。


きびねのさんと同時に展示されているのが、「ネムハジメ」さんの力強い猫のオブジェ、猫の版画。実はきびねのさんとネムハジメさんは夫婦であり、揃って作家活動をしている。夫婦一緒に作品を展示するというのも初の試みで、画期的なことでした。


そしてGallery ROOMの企画展、一つ前の展示会。既に会期は終了していますが、Gallery ROOMオープンと共に展示が始まっていたのが、2017年10月1日(日)~30日(月)、陶芸家「はら・かおり展」。
Gallery ROOMのオーナー原さん自身の陶芸作品の展示でした。
原さんはもともとギャラリーのオーナー業の人ではなく、陶芸作家として30年活動している人である。これまで都内の百貨店や地方のイベントなど年に5、6回は招待されて企画展に参加している。


はら・かおりさんの作品には、物語を感じる。
見ているとお話しがくるくると始まっていきそうで(いや、始まっている!)、いつの間にか世界に惹き込まれているのだ。
帽子の形をして、イタリアのカンポ広場をイメージした灯り。
植物を植え、庭に、部屋に飾って猫といる空間を楽しめる猫柄レリーフのプランター。
その作品の片隅にある階段に座り込む男。男が飲み捨てた酒瓶に、自分の姿がある。誰もいない深夜、彼を見つめているのは、一匹の猫。
公園で遊んでいたら雨が降り始める。公園にいた猫に傘をさして置いてくるが、心配で窓から外の天気を伺う。そんな雨の日のなんてことのないお話。
などなど、ストーリーが目の前で始まり、一編の映画を観ているような感覚になっていた。

猫をモチーフにした作品が多いのもはらさんの特徴で、猫の作品が注目されて世に出たと言っていい作家だけに、今でも大事なモチーフにしている。


原さんの「はら・かおり展」の会期中、同時にもう一人の作家の作品も展示されていました。
その絵を見たら・・・思わず、あ!と気付いた人も多かった。
温もりあるタッチの絵は今見ても色褪せず、描かれた動物たちは紙面から飛び出てきそうなほど生き生きとしている。絵に喚起されて、かつての思い出も甦ってきて、心底がじんわり温かくなっていくようだった。
その作品とは、故「はらJIN」さんの作品でした。

さらに、一般的に分かりやすい作品としては上の写真、株式会社ギンギスが販売している薄焼きビスケット「たべっ子どうぶつ」のイラストと言えば、もうみなピンとくるでしょう。
「たべっ子どうぶつ」
http://www.ginbis.co.jp/product/tabekko.html

はらJIN

1947年2月14日新潟県生まれ。

1970年~1980年代にイラストレーターとして活躍。可愛らしい動物をやわらかいタッチで描いた作品が多い。趣味は魚釣り。

1978年発売のギンギス「たべっ子どうぶつ」のパッケージイラストは今でも残る作品。

パソコン雑誌「I/O」(工学社)では創刊号より誌面中のイラストを担当。

また、姉妹誌の「PiO」に登場するにわとり「PiOくん」もデザインした。

今はなき株式会社ベニスのキャラクター「Don&Noo」は大ヒットした。

1985年、山中湖のワカサギ釣りに心不全により死去。(享年38歳)

 

はらJINさんが亡くなって今年で32年。それでも「たべっ子どうぶつ」は今でも販売されロングセラーを続けていて、子どもたちの新たなファンを増やし続けている。

たべっ子どうぶつの動物たちに代表されるイラストを描いていたのがはらJINさんで、なぜ、ここにはらJINさんの作品が展示されているのかというと・・・お気づきかもしれませんが、陶芸作家であり、Gallery ROOMのオーナーのはら・かおりさんの夫がはらJINさんなのです。
今回は、Gallery ROOMオープンという門出に自身の展示会を合わせ、亡きはらJINさんのイラストの一部も展示して、夫妻の同時開催という形を観てもらっていたのでした。


原さんにとっては「Gallery ROOM」というギャラりー展開は人生初の挑戦。作家と並行してギャラリー運営、そこには一体どんな経緯があってこの道へも進もうとしたのでしょう。
東京都出身の原さんは、もともと美術が好きで陶芸やガラス、油絵に親しんでいた。
大学卒業後学校の先生をしていた時期もあり、その後、自分が本当にやりたいと思える作品作りの道へ進んで行った。
陶芸作家として長く活躍し、人生の転機となったのが、2011年の東日本大震災と自身の病気。
各地の展示会に参加するだけでなく、自分の拠点となる場所、色んな作家を紹介できる場所が欲しいと探すようになる。

都内からの人の流れもある小江戸川越に場所を探し、原さんが思い描いた場所を実現できる場所として、Warm Placeに引き寄せられたのでした。
考えてみると、3つのお店が入居するWarm Placeの形態が、原さんにとってはこれ以上ないものだったことは間違いない。奇跡的な出会いと言っていいかもしれない。


「ギャラリーに一人で居るだけでは、寂しさでめげていたかもしれない」。

 

しかしWarm Placeには、すぐ隣にはアークジュエリースタジオさんがいて、向かいには「なごみたうん」さんがいる。寂しさなんてどこにもないんです。
さらに、3店が集まって、「こんな企画やってみよう」、「あんなことも楽しそう」なんてわいわい話しが出来るのは、この形態だからこそ。


Gallery ROOMとしての企画展は、2018年2月には「クリ工房」さん。

2018年の企画展の続々と決まっていますが、特に2018年11月に予定している、「まいけるからわた」さんの展示は川越で大きな反響を巻き起こしそう。

「まいけるからわた」
http://www.necomachi.com/karawata/
『漫画家/イラストレーター/造形作家のまいけるからわた(MichaelKarawata)怪獣から 神さままで、他人から見るとストライクゾーンの幅が広すぎてとりとめがないようです。 しかしそれらをつなげるのが自分というキャラクター。』

こちらも川越初登場、こういう作家を川越に呼んでしまうのが、Gallery ROOMのGallery ROOMたる所以です。

どの企画展も、まるで部屋に招かれたような居心地の良さで作品と向き合うことができるはず。
原さんはもちろんギャラリー運営だけでなく、作家としても陶芸作品を生み出し続けていき、年に一度はGallery ROOMで自身の展示会を開きたいと構想している。

来年は時期によってはレンタルスペースとして貸し出す期間を設ける案や、ROOM内でワークショップを企画する案もあり、ここから色んなことが展開されていく。

そてに、クリスマスにはROOMで音楽イベントの話しもあって、そうなればGallery ROOMだけのイベントではなく、Warm Placeのイベントとして発展していきそう。

 

・・・と、ROOMの雰囲気に浸りながら思うのだ。

ROOMにはまさに部屋感があってつい長居してしまうようですが、いや、部屋感というなら、Warm Placeに部屋感があって、この施設全体がROOMであるのではないか。。。

Gallery ROOMに遊びに行って、次はお隣のアークジュエリースタジオさんの部屋へ。次は向かいの「なごみたうん」さんを覗いていく。部屋を巡る楽しみがありました。

 

Gallery ROOMから、Warm Placeの他のROOMへ。

そしてまた、Gallery ROOMへ。

 

寛ぎの部屋は、繋がり合っているのでした。


「Gallery ROOM(ギャラリー ルーム)」
川越市新富町1-9-3 2F
11:00~17:00
水曜日休
070-3544-6168
room.kawagoe@gmail.com
https://www.facebook.com/GalleryRoomKawagoe/
 

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「Warm Place」。

その名称は、これまでのストーリーが続いていることを示し、いよいよまた川越に帰ってきたことを知らせる。さらに発展させる場であり、尚且つ、この温かい空間そのものをこれほど言い表す名称はなかった。

Warm Placeに集まって詰まった川越ストーリー。

 

「人生の節目というものを目に見える『形』にしたものが、ジュエリー」

鹿山さんはそう言ってまた、依頼されて修理に取り組んでいるジュエリーを見つめた。

人の人生と切っても切れないものがジュエリー、なのだ、と。

ジュエリーを通して、たくさんの人の人生を見てきたこれまで。

相手の人生に丁寧に寄り添い、精魂込めてジュエリーを制作することが、たくさんのドラマを生み出すことを体験してきた。

人生の節目に立ち会うことができ、それに自分が関わって「形」を残すことができる。

人を幸せにする仕事。なんて楽しい仕事なんだろう。

ジュエリーが起こす人の奇跡を間近にして、ジュエリーの持つ力、可能性は確信を深めるばかりだった。

鹿山さんが考えるジュエリーは、自分の作品ではない、相手への精一杯の贈り物なのだ。

だからこそ思う、ジュエリーをもっと身近に。

川越に新しくできたジュエリー工房、「アークジュエリースタジオ」さんが入る建物が、2017年10月にクレアモールにオープンした商業施設、シェア店舗の「Warm Place(ウォーム プレイス)」さん。

建物があるのが、本川越駅から歩いて3分ほど。

クレアモールを北に進み、小江戸蔵里を過ぎ、最初の十字路を越えて右手に見える建物、武蔵野銀行の向かいにある4階建てビルの二階から上がWarm Place。1階には手芸のお店「マリア」さん。

 

 

 

 

建物左側部分に二階へ上がる階段が。入口にはお店からのお知らせがあり、この階段の上に、どんな世界が待っているのだろう。

二階の空間に足を踏み入れると、一気に別世界にいざなわれるような感覚に陥る。。。外から建物を見上げた時のイメージと実際の店内の雰囲気がいい意味でギャップがあって一気に惹き込まれる。

体感した人が思う、「この建物にこんな空間が広がっていたなんて。。。」という驚きと、それに続いてすぐに期待感が高まっていくのを感じます。

なんでしょう、ここに流れている温もりの空気感は。その空気に身を浸しながら、ゆっくりと見回っていく楽しみ。

Warm Placeの二階フロアは別々に3店がお店を構えていて、それぞれが区分けされ独立して営業しています。

■「なごみたうん」

■「アークジュエリースタジオ」
■「Gallery ROOM」

3店はWarm Placeオープンと同時で、2017年10月1日に一斉にオープンしました。フロアを仕切り、小さいお店が3店入居しているスタイルは、ありていに言えばシェア店舗という言い方になるでしょう。

しかし、その表現では、その枠ではこの場が言い当てはまらないことは、現場を見てもらうとすぐに解ります。

一般的な「シェア店舗」・「シェアオフィス」・「シェアアトリエ」と聞くと、1フロアの中で、あなたはここ、あなたはこちら、ときっちりと間仕切りされ、ボックスで区分けされるものが多いと思います。ビジネス的観点で運営するならそれが当たり前かもしれない。

しかし、Warm Placeは少し違った。

他のシェア店舗と違うことは第一印象で伝わるはずで、いや、シェア店舗と比較するのも違うのかもしれない、全く新しいコンセプトの商業施設を開発したと言った方がいい。そしてこのスタイルは、深く知れば知るほど、他ではなかなか真似ができないものであることにも気づく。。。

もちろんお店ごとの区切りはありますが、それは緩やかであり、どちらかというと境界線は溶け合って繋がり合っている、と言うのが正解。

一つのお店に入って見ていると、気づくと隣のお店が気になって入っていて、この隣はなんだろうと入り、そしてまた向かいのお店へ戻って来る、というエンドレスな循環、自由な回遊が自然と生まれてしまう場所だった。

きっと人にとって、こうした自由な回遊こそ、楽しいものなのだ。

そういう楽しみ方こそ、人の本来なんだと歩いて気付かされる。

ボックスで仕切られて、ここにはこれがあります、と分かってしまうよりも、何があるんだろうとわくわくしながら回る楽しみ。

一つ一つのお店の個性も際立っていて、独立し、集合しているのが、Warm Place。

それぞれのお店の面積は小さくとも、繋がりを感じさせる空間は、3店の広がりの中の1店という印象を与え、一つのお店の小ささを感じさせない。1店、1店、1店と小さな点ではなく、3点という大きなまとまりで発信している強みを感じさせるよう。

多分、「シェア」するというのは本当はこういうことなんでしょう。壁を作って「分断」のではなく「共有する」。一つの場を共有して繋がり合うネットワークをシェアと言うなら、本当の意味でのシェア店舗でした。

そういう意味で、Warm Placeは本質的なシェア店舗と言えました。

ただ、、、「空間の使い方、お店の見せ方」の工夫だけでこの空気感までは作れないだろうということもすぐに解ります。

こういう施設がもっと増えたらいいのにと思っても、3店が独立しながら溶け合うように繋がり合うというこの形は、簡単には実現できない。。。

単に入居したい人を募集するだけだとお互いのニュアンスが違うことで3店のバランスがとれず、それで溶け合わせようとしてもよりちぐはぐさが際立ってしまうだけ。

バランスには「どういうお店が入るのか」、がとても重要。

どういうお店が入るかでこのコンセプトの商業施設の成否が分かれると言ってもよく、間違いなく最も重要な要素。

そういう意味で、Warm Placeに入るお店が持っている空気感はどこか似ていて、もっと言えば店主の人柄、雰囲気が似ていることからくるのだ。

こういうコンセプトの施設を運営するには、大きな視点を持ったプロデュースする人の存在が不可欠。

Warm Placeを企画・運営しているのが、二階の奥に事務所を構える「Warmth Production」さん。

この名称でピンとくる川越の人もいるかもしれません。そうです、かつてあった川越のあのお店です。あのお店から発展してWarmth Productionへ。

つまり、Warm Placeは川越で新規に立ち上がった施設であるけれど、壮大な川越ストーリーの続きに誕生した施設と言うのが、真実。

Warmth Productionのことは紐解くと壮大な川越ストーリーになるのですが、そのお話しはまた別の記事で。

Warm Placeに入るお店は、どんな経緯でこの建物に出会い、集まったのか、どんな引き寄せでここに引き寄せられたのか、それを振り返ることがひいては全体であるWarm Placeという施設を伝えることにもなるはずで、一つ一つのお店、一人一人の話しに耳を傾けてみたい。

これから時を置いて、Warm Placeの3店を一つずつ紹介していきます。

今日は、Warm Placeに入る1店、ジュエリー工房「アークジュエリースタジオ」さん。

 

 

 

 

「Arc Jewelry Studio アークジュエリースタジオ」

・川越店
埼玉県川越市新富町1丁目9-3リジエールエフビル2F4号
営業時間
平日11:00~17:00 祝祭日11:00~17:00 水曜・木曜定休

TEL:080-1132-8507 (オーナー鹿山)

・川島本店

埼玉県比企郡川島町飯島450-1

営業時間
平日10:00~19:00 祝祭日10:00~18:00 水曜・木曜定休
TEL:049-297-6921
e-mail navi@arcjs.net
Homepage:http://arcjs.net/
Twitter :@Arc_Jewelry
Instagram :arc_jewelry_studio
アークジュエリースタジオさんは本店が川島町にあり、川越店は二号店になります。

本店の雰囲気に近いイメージの空間になるよう意識した川越店。

制作するスタッフが直接相手の話しを聞き、店内の工房で制作をしている。
世界で一つのオンリーワンを創るための当たり前な環境で日々を積み重ねて20年以上となりました。 
年間300組ものカップルのリングを創る工房にはジュエリーの制作を30年以上のキャリアを持つオーナーを始め多様な経験をした専人スタッフが二人だけの特別な想いの手伝いをしています。 
本店では、店内奥の工房を見ることができる。
そこでは毎日プラチナを溶かすバーナーの音やリングを鍛造している金属音、ダイヤを留めているタガネの音など来る人が五感で感じる事がきっと出来るはずです。
アークジュエリースタジオのオーダーの特徴。
オーダーは金額が高いイメージがありますが、本店内の奥にある工房で制作したリングを直接お客さんに渡すことができるため、リーズナブルな金額で創る事が可能。 
予算に応じて対応してくれます。
出会ったきっかけや、思い出の場所などをデザインしたり和をテーマにと色々と出来ます。
 

川越店は、外から建物二階のWarm Placeに上がった時の別世界に驚くのが第一章だとしたら、さらに続いているのが、アークジュエリー川越店の店内に足を踏み入れた時。

Warm Placeの中からさらに別世界に入ったような感覚になるほどの世界観がそこに出来上がっていた。

クレアモールからWarm Placeの建物を見上げた時に、窓際に木のオブジェが見えます。これがアークジュエリーさんに象徴的に展示されている手作りのオブジェで、Warm Placeの印象まで高めているようなオブジェ。


アークジュエリースタジオでは、ジュエリーのオーダー、修理やリフォームなどジュエリーに関する相談に何でも気軽にのってくれる。

川島の本店がジュエリーのよろず相談所として地域に根付いていて、ジュエリーにまつわるあらゆる相談事が日々持ち込まれる。

同じように、ジュエリーが生活に与える豊かさの提案を、川越でも。

川島の本店と川越店の連動もあり、例えば本店で加工したジュエリーを川越店で渡すなどに対応できるのが2店体制の強み。

 

ジュエリーと聞くと、自分とは縁のないものだと思う人もいるでしょうが、ジュエリーは人の生活に切っても切れない縁で、婚約指輪、結婚指輪、家族が増えた記念のベビーリング、結婚記念日や人生の節目の記念にジュエリーを作る人は多い。

アークジュエリースタジオのジュエリー職人、鹿山さんが考えるジュエリーは、

「人の誕生から人生の節目を祝い、最終的に継承されていくことまで寄り添いこと」。

そこまで見据えているのがアークジュエリースタジオの職人、鹿山さんらしいと言える。

また、ジュエリーは女性のものと受け取られることが多いですが、確かに、アークジュエリースタジオの本店にはカップルで来る場合は女性が積極的なのが見られる、しかし、親身に話しをする鹿山さんにいつの間にか惹き込まれ、男性がどんどん積極的になっていくのがよく見られるのだという。

 

 

・step1初来店
世界でたった一つの二人だけの婚約指輪・結婚指輪が作りたいけど、 
オーダーメイドというと高くて手がとどかないかな…というイメージがあると思います。まずは下見程度の来店から。
・step2デザインの相談
何もイメージが無くても、沢山のサンプルや型を見ながら二人のイメージを膨らませる手伝いをスタッフがしてくれる。
専任のスタッフがアドバイスをしたりラフ画を描いたり納得いくまで一緒にデザインを考えます。 イメージ画や切り抜きなどを持参してもOKです。
・step3デザインが決まったら正式に相談
注文伝票を作成(制作スタート)→制作の途中の確認→最終打ち合わせ。
制作の途中段階で確認をお願いしてる。 
修正箇所があればその都度手直ししていきます。 

約20日から一ヶ月後

・step4サンプルリングを試着         
結婚指輪を注文し、渡すまでに時間を取れる二人には、注文した素材(Pt900やK18など)での制作に入る前に、シルバーにてレプリカリングを創っています。 
普段の生活スタイルの中で身に着けてもらい、本当に二人の望むカタチかどうかを確認することができます。 
レプリカリングを使用中は満足するまで修正が可能です。 

約3週間後から一ヶ月後

・step5納品
完成したリングを渡す際は、必ずお店の保証証を付け、お渡し後のサイズ直しは何年経っても初回は無料で行います。 
2回目以降もサイズを大きくする際の材料代だけですみ、新品仕上げなどは無料となっています。 
表面の曇りやキズなどが気になったら、気軽に持参ください。 その場でリペアーしてくれます。

 

 

 

アークジュエリースタジオの鹿山さんはまさに相手の人生に寄り添い続けてきた職人。

ジュエリーは人生に潤いと豊かさを与えてくれるもの。

しかもそれは「形」として残り続けるもので、思い出はいつまでも色あせない。

例えば節目を花を贈って祝うことは定着していますが、形として残るというのがジュエリーの最大の魅力でしょう。

 

ここまでジュエリーを大事に深く考える職人はそうそういるものではない。

日本におけるジュエリー文化は、文化と言っていいのか憚れるものですが、売れ筋の一つのモデルを大量生産し大量販売して大きな利益を得る、それがジュエリー文化とされて浸透してきたこれまで。(文化というより、市場と言った方が正確かもしれない)

ジュエリーショップは百貨店や繁華街の一等地の路面店などで目にするものという固定イメージがありますが、いや、アークジュエリースタジオのように個人で工房を構える職人もいて、真摯に相手に向き合い、オーダーメイドで制作、細かい修理にも対応してくれる存在があることは(さらに言えば良心的な価格で)、もっと知られていいはず。

もっとも、鹿山さんのようなジュエリー作家は日本広しと言えど、あちこちにいるものではないですが、、、ジュエリーは敷居の高いものではなく、もっと生活に身近なものに感じられるようになるはず。

鹿山さんのような人がいることで、ジュエリーの印象が変わっていく。

 

人生の隣に寄り添い、いつも人生を華やかに彩ってくれるのがジュエリーであり、ヨーロッパでは当たり前のように定着している文化を、日本でも。

鹿山さんはジュエリーの持つ本当の意味・価値を信じているからこそ、日本でも珍しい形態のお店をこうして構えているのだ。

個人のジュエリー作家が、個人を相手に、オーダーメイド制作からリフォーム・修理まで全てやるという形態は、珍しい、少ないというか、ほとんど存在しないのが現状です。

ジュエリーの制作というのは、大手の場合、一つ一つの工程で作業が細分化された分業で多くの人が関わっていますが、鹿山さんのように一人で全ての行程を出来てしまう職人はなかなかいない。

(細分化されているのは大量生産システムのためで、こういうところから日本のジュエリー文化の薄さが見えてしまう。仕事が細分化されることでトータルで見ることができる職人が育まれない。というか、そういう作家を必要としてないのが大量生産システム)

それとは真逆の姿勢で立ち続ける鹿山さんは、デザイン、原型、鋳造、研磨、ロウ付け、彫金全てを一人でやってしまう。

さらに言えば、個人店ならではで、行程の間にお客さんと話して確認する細やかな接客も含まれているのが特徴。

このあり得なさは、家を建てる例を挙げれば理解してもらえるかも。

設計、建て方、電気ガス水道、瓦屋根、クロスまで一人でやると聞いたらどれだけ驚くでしょう。

 

しかし、鹿山さんに言わせれば、

「ジュエリー職人は本来はそうあるべきなのだ」。

 

個人に対応する個人のジュエリー作家のショップが日本でなぜ増えないのかは、結局、「やっていけないから」という結論に達してしまうわけですが、では、なぜアークジュエリースタジオはここまで繁昌しているのか。

それは・・・他の大手などがそれは仕事ではない(利幅がない)、と切っている仕事を、「いや、それこそが本当のジュエリー職員の仕事なんだ」と、要望に応えて細かい修理などの仕事を積極的に引き受けていrから。だから、個人の信頼をがっちりと得ているから仕事が途切れることがない。

顔を合わせた関係を大事にしている鹿山さんは、つい先日は、秋田県からわざわざアークジュエリースタジオ川越店までやって来てオーダーメイドの依頼をした人がいて、これから制作に入っていく。


こちらのオーダーは、彼女に内緒でサプライズエンゲージリングを贈りたいとの相談。彼女の誕生石であるトルマリンをアクセントに使用して、エンゲージリングのオーダーを。
通常、女性に贈るジュエリーでトルマリンと言うと、ピンクトルマリンが定番ですが、希少価値が高く、全ての宝石の中で唯一蛍光色を放つ、パライバトルマリンで制作のオーダーを受けた。
後日、「無事プロポーズ成功しました!」と、彼女を連れて2人でお店を訪れたという。



2人のお気に入りの風景をマリッジリングへ。
お客さんが持ち込んだ資料をもとに、可能な限り実際の山脈に近くなるよう凹凸を表現。山の日に入籍した山が好きなお2人ならではの壮大なデザインに仕上がりました。

 

猫好きの人のオーダーで、猫をモチーフにした指輪。

 

象のモチーフでマリッジリングを制作の事例。

共通の趣味、好きな風景、思い出の場所を象徴する建造物など、デザインのアイデアは無限大です。
 

メンズリングとレディースリングの素材が同じ、デザインも全く同じペアリングが一般的には多く販売されていますが、2本のリングが「同じデザインじゃないとペアとは呼べない」・・・という訳ではありません。
(メーカーがペアとして販売する事で売り易く、生産効率も上がるのでセットで販売している事が実は多い。。。)
2人がそれぞれ好きなデザインにアレンジし、どこかにセット感を出す模様を入れる等、オーダーメイドなら可能です。

 

 


 

そして、アークジュエリースタジオでもう一つ、大事にしている仕事がある。鹿山さんの信念と言っていいかもしれない。

それが、ジュエリーの修理。

 

新品を制作するのと同じくらい、大事にしているのがリフォーム・修理。他店で購入したジュエリーの修理も行っています。

傷がついて使わなくなり、修理に出そうとしても街にあるジュエリーショップではこうして細かい修理になかなか応じてくれない。直すなら新品の買い換えを進められたりして、それが分かっているから使わなくなったジュエリーはタンスの中に仕舞われ、日の目を見ずに何年、何十年と経っていく・・・

おそらく、日本中にタンスに眠ったままのジュエリーは山のようにあるでしょう。

ジュエリーに留まっている宝石の交換や留め直しの修理例。

 

 

鹿山が相手にしてきたのは、それこそ親子二代、三代というケースもざらにある。

「私が作ったジュエリーがその人から別の人に受け継がれていくことまでが私の仕事だと考えています」。

本人が婚約、結婚記念日に指輪を作り、結婚10年、20年ごとに記念の指輪を作り、やがて亡くなられると子どもが形見の指輪を作り直して受け継いでいく。そのオーダーもとても多いのだ。

やがて下の世代へ受け継がれ、思い出はジュエリーと共に輝き続ける。

こんなドラマのような思いの継承が、鹿山さんの前には毎日のように広がっている。

継承というのは例えば、母から自分が受け継いだリングを溶かして、孫たちへ贈るファーストジュエリーを制作して欲しいといったオーダーで、こういった要望は枚挙にいとまがありません。

 

さらに言えば、単にリフォーム・修理を受けるのみではなく、圧倒的技術でどこも直せなかったジュエリーを格安で受けている。

だから、ジュエリーのよろず相談所、最後の駆け込み寺のような場所になっている工房。リフォーム・修理の依頼は全国各地からやって来ます。

修理は、なんと1080円から。高くても3万円ほど。

修理の依頼に来た人に、これなら修理するより新品を買った方がいいですよなどとは一切言わない。新品より高くては修理と言えない、安く提供してこそ修理なのだ。

鹿山さんには、大事にしている矜持があった。

 

「自分の技術で直せるものは、全て直す」。

どこも直せなかったものを、どこよりも安く直す。

 

 

アークジュエリースタジオにあるのは、まさに人の人生の物語でした。

この時持ち込まれていた案件は、10年前に作ったピアスだった。

夫婦二人でお揃いでピアスを作りたいと鹿山さんに依頼し、制作。あれから10年が経ち、ピアスの一方がなくなってしまった、と。

鹿山さんは10年前に作ったピアスのデータも写真も残してあり、何より職人として作ったピアスは鮮明に憶えている。同じものを作るのはお手のものだった。

これが他のお店だったらどうだろう。

片方がなくなったら同じものを作って欲しいと言ったところで、もうそのモデルは販売していませんと返ってくるのがオチ。

思い出のピアスも、タンスの奥に封印されることになっていたかも。

それが、10年経っても同じものを作ってくれるという奇跡のような展開。

 

「でもこういうことをやるのが、本来のジュエリー職人の仕事なんです。こういうことなんです」。

と真っ直ぐに言った。

 

あるいは別のジュエリーの依頼は、年配の女性が大事にしていた指輪だった。今度息子さんが結婚することになった、そのお嫁さんに贈るプレゼントとして、自分がプロポーズされた時の婚約指輪を作り直して贈るように、と。

あるいは、母から譲り受けた婚約指輪を、自分達のブライダルリングへするためのリフォーム。こうしてジュエリーは次の代へと受け継がれ、思い出は永遠となる。
姿形は変わっても、大切な人から譲り受けたジュエリーを使用して唯一無二のオリジナルリングを作ることができます。

 

 

 

 


・・・などなど、人の物語は人の数だけあり、数えきれないほどの物語を形にしてきたこれまで。


店内にはその他、フランスやイギリス、アメリカなど、自分たちで買い付けたものを含め、アンティーク雑貨、小物レース、カップ&ソーサーなども展示販売しています。

 

 

 

 

アークジュエリースタジオの鹿山さんのこれまで、と、どういうきっかけでWarm Placeに引き寄せられたのか。いよいよ、深みに入っていきます。

アークジュエリースタジオの鹿山さんは、上福岡市(当時)出身。

鹿山さんの仕事歴は相当に長い。小さい頃から早く働きたい気持ちを強く持っていた鹿山さんは、仕事の始まりは、団地の前に並んで出店していた屋台の手伝いをしていた8歳の時だった。(!)

小学4年から中学3年までは朝刊の新聞配達の仕事。

高校は川越工業高校、20歳で結婚してジュエリーの仕事に就いてこの世界のスタートをきる。

最初は大手ジュエリー会社の大量生産の工場の一員。

20代前半で子どもが3人いて、同年代の人達との生活にギャップを感じながらも、独立する夢を描いて邁進し、仕事自体を楽しんでいた。

20代で会社の営業企画の室長まで昇進し、そして27歳の時に独立して創業したのが、「アークジュエリースタジオ」。

その発祥の地というのが川越に縁のある・・・なんと川越の霞ヶ関。

東武東上線霞ヶ関駅前のロータリー近くにある飲食店「あびーろーど」の二階に1990年に構えたのが、アークジュエリースタジオでした。

初めは、今のようにお客さんと対面してじっくり話しを聞くというスタイルではなく、大手とのBtoBの仕事を請け負っていて、ジュエリーの大量生産に追われていた日々だった。5年居た霞ヶ関時代は、心の内に葛藤を抱えながらの日々でもあった。

生活のために仕事として制作に没頭しながらも、職人として納得できないものも作らなければならないジレンマ。

本当にいいものを作ろうと独立したのに、

 

「このままでいいのか。もっと一人一人に向き合って、相手の話しに耳を傾けてジュエリーを作りたい」。

 

やりたいこととやらなくてはならないこと。

二つの気持ちの折り合いは日に日に噛み合わなくなり、やがて自分の本心が勝った。

その後、BtoBの大量生産の仕事は一切断ち切り、アークジュエリースタジオを若葉駅前に移して、個人客との対面を重視したスタイルに変えていった。

 

「本当に自分がやりたいことをここでやる。お客さんのための世界に一つだけのジュエリーを作りたい」。

 

若葉では修理の依頼も多く、自分の持てる技術を注ぎ込んで直しに直し続けていた。すると・・・評判が評判を呼び、ジュエリーの持ち込まれる件数が日に日に増えていき、忙しくも充実した日々を送っていたのだった。

若葉では16年半営業し、川島町で2年という道のりを歩んできた鹿山さん。

ジュエリー作家として脂が乗り切った今、思うことがあった。

「もっとジュエリーで困っている人の近くにいきたい」。

川島町の本店は既に多くの顧客がいるが、本店の場合は立地として目指して来る人が圧倒的に多い。

待ちの姿勢ではなく、人が行き交う場所に自分の方から出ていって、ジュエリーを発信したい。

川島町との距離の近さから川越に二号店を構えようと動き出した鹿山さんは、この今の物件を見つけたその日に内覧し、ここしかないと確信し、川越店を構えることを決めた。。2017年9月のことでした。

9月後半には契約して、なんと二日間でこの空間を作り上げたのだという。。。本店から移した調度品も使っているとはいえ、まるでもう2、3年はここで営業しているかのような落ち着きは、信じられないこと。

それだけ、これまで作ってきたアークジュエリースタジオの世界観がはっきりとしていて、0からのスタートではなかったのが大きい。

一朝一夕では築き得ない確固とした世界観が伝わるのでしょう、川越店に足を踏み入れる人は、しばらく居て、鹿山さんと話しをするとほぼ全ての人が、ここに頼みたい、と口にするという。

 

こういうお店が、人が、川越にあるというのも不思議な縁です。

このお店があることで、ジュエリーを身近に感じられるようになり、川越に必要、なくてはならないお店、とも思う。

ジュエリーに関して川越の人は実は恵まれた環境であるのだ、とも思えてしまう。

こういうお店のことはやはりこうして大きく街に知らせたくなります。

 

ジュエリーを身近に。

 

人生をジュエリーで彩る。

 

「Arc Jewelry Studio アークジュエリースタジオ」

・川越店
埼玉県川越市新富町1丁目9-3リジエールエフビル2F4号
営業時間
平日11:00~17:00 祝祭日11:00~17:00 水曜・木曜定休

TEL:080-1132-8507 (オーナー鹿山)

・川島本店

埼玉県比企郡川島町飯島450-1

営業時間
平日10:00~19:00 祝祭日10:00~18:00 水曜・木曜定休
TEL:049-297-6921
e-mail navi@arcjs.net
Homepage:http://arcjs.net/
Twitter :@Arc_Jewelry
Instagram :arc_jewelry_studio

 

 

 

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2014年7月にオープンした「CLOVER plus(クローバープラス)」さんのことは、

オープンした直後に取材して記事にしていますが、

あれから2年半という月日の間に、お店の形、方向が少し変わっています。

今読み返すと、現状とかなり違うことが気になるのも事実。。。

お店の記事を作るのはオープンしたタイミングが多いですが、

お店というのは、オープンした時が完成ではなく、それがあくまでスタートラインであり、

そこから日々変化・深化していき、一年経ったらダイナミックに変わっていた、ということがよくありますが、

CLOVER plusの変化は、よりお店の想いがくっきりと鮮明になった形となっていることを知って、改めて紹介したいと思います。

お店があるのは、連雀町にある蓮馨寺の裏通り沿い、

分かりやすい経路だと、本川越駅から北へ向かい蓮馨寺を過ぎ、

仲町交差点を左に折れてセブンイレブンを越えたら、また左に入って行く。

 

 

 

落ち着いた雰囲気が漂う蓮馨寺の裏通り沿いにそっとあるような、CLOVER plusさん。

 


 

 

一体お店がどう変わったのか、という内容は、外に掲示された看板に書かれていることですぐに解ります。

贈り物や縁起物のお店として個性を際立たせているのです。

川越にいろんな個人雑貨店がある中で、こういう切り口のお店というのは類を見ない。
『心に温もりや生きるチカラを与えてくれる「贈り物」…
クローバープラスは縁起物を中心とした贈り物の店です』

街を見回せば、川越にはいろんなところに「ご縁」をテーマにしたものが多くなって、

街としての流れにも沿っている感があります。

なぜ、贈り物・縁起物のお店に変化していったのかというのは・・・

単に、売れそうだからなどという表層的なことではなく、

CLOVER plusの店主篠原さんが行き着くべくして行き着いた形であり、必然的な形でした。

その経緯は後程明らかにします。。。

オープン直後にもその思いを語ってはいましたが、あの時はまだイメージの段階で、ここまでになるとは思いもしなかった。

今の形が篠原さんにとっての本当のCLOVER plusだと思うので、以前の記事は削除してこちらの記事を残します。

贈り物、縁起物のお店であり、そしてもう一つの個性、キッチン付貸しスペースの機能は、もちろん今でも、今後も、大切に続いていきます。

店内に入ると、篠原さんが「思い描いたものを全部表現した」という空間は、

一つひとつにこだわり、扉に、その取っ手に、棚に床、テーブルに至るまで、温もりある木がふんだんに使われています。

 

 

店内は二つの空間からなっていて、入口入ってすぐの場が、「楽La・てしごと」。

棚には、贈り物・縁起物をテーマにした雑貨がずらりと並ぶ。

現在取り扱っている作家さんは・・・
・atelierPOOKA
http://ameblo.jp/neko-pooka/
・ウシコデザイン
http://ameblo.jp/ushiko-design/
・SHOKO
http://ameblo.jp/cloverplus2014/theme-10096238443.html<br>
・Kemo
http://maki-koya.wixsite.com/kemo<br>
・はーべすと
https://harvest1995.jimdo.com/<br>
・恵雪
https://keisetu.jimdo.com/
・チョークピット
http://chalkpit.biz/
・Kira’s Stone
http://www.tennenseki-kirastone.com/<br>
・千慶
http://www.oshie.jp.net/
・花むすび
http://ameblo.jp/therapy-room-pale-moon/<br>

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 



 

そして店内奥の「楽La・くうかん」と名付けられた空間は、キッチン付きの貸しスペース。

そこは、ギャラリーとして個展・グループ展に、自分が講師となって開く教室・講習に、友人たちとの集まり、打ち合わせに、多目的な使い方ができる場です。

 

 

 

キッチン付きの貸しスペースというのが川越でも珍しく、

調理可の保健所の許可を取った場なので、洋を問わず料理はなんでも提供OK。お酒も提供できます。

楽La・くうかんの利用は例えば・・・

【個展・グループ展】
​■利用時間 11:00~17:00
●展示スペース ◇4.30×2.50=10.75㎡ ◇壁面4.30+移動壁4.31=8.61m
●天井 2.40m
●出入口寸法 高さ2m×幅0.70m
●テーブル寸法 1.80m×0.90m
●椅子のタイプ 通常イス・長イス・丸イス
■基本料金 《スポットライト・冷暖房サービス》
1日 /  6,500円
2日 /12,500円
3日 /19,000円
1w(6日)/24,000円
 ■サービス時間
 ●搬入として1時間(10時~可能)
 搬出は基本、営業時間内に終了(~17時)

【教室・ワークショップ・集まり〜料理作り含む・セミナー・打合せなど】
~ 60種類を超える様々な用途で利用されています ~
​■利用時間 11:00~17:00 [キッチン使用の場合、16時まで]
●広さ 23.18㎡(キッチンスペース含む)
●基本テーブルの寸法 1.80m×0.90m
●椅子のタイプ 通常イス・長イス・丸イス
■基本料金
*ワークショップや講座など、単独主催者さまの負担軽減を考えて《基本料金》を設定しています
それ以外の場合は、別途《追加料金》が発生致しますので、どうぞご了承ください*
​1h /  950円
2h /1,800円
3h /2,550円
4h /3,200円
5h /3,750円
1 日 /4,200円
​■追加料金 [パーティー・集まり・教室(生徒あり)・打合せ・企業イベントなどの場合]
■ドリンク¥300 ■ご用意ナシ¥200 ※小学生以下は100円引(0歳児は無料)
※上記のいずれか、人数分(教室は生徒分)の料金が発生致します    
※ 毎月開催の場合、不要 (キッチン使用のみ、¥100が人数分{教室は生徒分}発生致します)
※ キッチン使用の場合、ドリンクは不可となります
※ ドリンクをご用意の場合は、準備の関係で事前連絡をお願いします
■サービス時間
●準備として15分(パーティー・集まり・打合せ除く)
●仕込として10時~可能(カフェ・料理教室)
3h以上⇒1時間 2h半⇒30分 2h⇒15分

その他の利用、詳細はサイトからどうぞ。
「CLOVER plus」
http://cloverplus2014.wixsite.com/cloverplus
 

既に、単発や不定期だけでなく、様々な人がこの場を拠点にしていて、

定期的に開催されているものとしては、
【書き贈り 次回3/25】
【このんワンマンライブ次回3/25】
【f.k.t.cafe 】
【天然石・宝石の万華鏡WS】
【Merci Cafe 料理教室  次回2/24・25・26】
【パステル教室 毎月第3水】
【終活セミナー 】

などがあります。使い勝手の良さで講師陣に支持されている場。

【直近のイベント日程案内】
*2/18 ≪お料理女子会 * de 貸切≫
*2/19 ≪もち麦料理教室 * de 貸切≫
*2/25 ≪料理教室 * de 貸切≫
*2/26 ≪料理教室 * de 貸切≫
*3/10 ≪万華鏡 * ワークショップ≫
*3/11 ≪ワインパーティー * de 貸切≫
*3/15 ≪パステル和アート教室 *≫
*3/18 ≪料理教室 * de 貸切≫
*3/19 ≪料理教室 * de 貸切≫
*3/20 ≪料理教室 * de 貸切≫
*3/22 ≪万華鏡 * ワークショップ≫
*3/25 ≪このんワンマンライブ♪& 書き贈り≫
*3/30 ≪f.k.t.cafe * vegeと27アレルゲンレス≫
*4/15 ≪ペン字講座 *≫
*4/19 ≪パステル和アート教室 *≫
*4/22 ≪コラボイベント *≫
*5/17 ≪パステル和アート教室 *≫
*6/21 ≪パステル和アート教室 *≫

 

先月は、この貸しスペースで開催された読書会「川越読書旅団(K.R.B)」の模様を伝えたばかりです。

 

(読書会「川越読書旅団(K.R.B) -Kawagoe Reading Brigade-」毎月開催

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12241362039.html
 

そうそう、お店で様々なイベント開催されるだけでなく、

CLOVER plusがCLOVER plusとして他のイベントに出店する時もあって、いろんな展開をしてきたこれまで。「川越ハンドメイドの雑貨市」や「ままここ市」、いろんな場でCLOVER plusを見かけました。


 

(「第5回ベビー&キッズ マルシェ ままここ市」2015年12月5日開催

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12104390125.html

 

CLOVER plusの取り扱い作家の中にいる、「SHOKO」さん。というのは、

何を隠そう、CLOVER plusオーナーの篠原聖子さんのこと。
SHOKOさんは、パステルと色鉛筆のイラストを描く作家として活動していて、自身でお店をオープンさせたのがCLOVER plus。もちろん今でも作品制作は継続しています。

店内には、SHOKOさんコーナーがあり、いろんなものをモチーフに描いている中でも、

SHOKOさんと言えばやはり、ウサギや亀、お地蔵様など縁起物を描くことが多い。

何とも可愛らしいお地蔵様なのです。♪

 

 

 

 

 

自身が縁起物をテーマにして作品を制作することが多く、それをお店全体のテーマに広げたいというのは必然的な流れだったのかも。お店の変化はそういうことだったんです。

 

SHOKOさんの作家としての原点は小さい頃に遡ります。

小学生の頃から絵を描くのが好きで、

当時、時を同じくして、雑誌「詩とメルヘン」との出会いが大きな分岐点だったと振り返ります。

詩とメルヘンは、アンパンマンでお馴染みのやなせたかしさんが立ち上げた雑誌で、

SHOKOさんはその雑記を食い入るように見入り、詩にイラストに、夢中になって読んでいたのだそう。

「絵を描くだけでなく、詩も好きで当時から書いていました」

詩も絵も、そんな昔から触れていた。今の作風に、イラストと文字が入っているのは、そんな原体験が影響しているのでしょうね。

穏やかな気持ちにさせてくれるその作風には、

自身のためだけでなく、人に贈るためにオーダーする人も多くいて、

結婚・出産祝いや誕生日、新築祝いなどの記念日・お祝い事に、

オーダーメイドで絵と言葉を合わせた作品を制作しています。

中でも、SHOKOさんだからこそのオーダーだと思いますが、

その人の「大事な思い出」を絵にして欲しいというオーダーも舞い込んでくる。

どういうことかというと・・・

例えば、お母様の写真を持ち込んだ人は、写真の姿をそのまま写生するのではなく、

「母の元気だった頃、楽しそうにしている姿を描いて欲しい」と要望したりする。

つまり、記憶を絵に現して欲しいと。

一番好きなお母様の姿、あの時の姿、笑顔がまた見たい、

そう願うのは決して特別なことではなく、自然な思い。それをSHOKOさんに託すのだという。
「写真はあるけれど、思い出を絵として残したい方は多いんです」

そのためには、お母様にまつわる話しをじっくりと時間をかけて聞き、

相手の中にある、「あの時の姿」を絵にしていく。
そのようなオーダーを受けて制作しながら、
こういうCLOVER plusという場を作ろうと思ったのはとても挑戦的だと思いました。

そこにはどんなきっかけがあったのでしょう??

この場は初め、自身の制作アトリエにしようと考えていましたが、

いや、それだけでは勿体ない・・・
収まり切れない思いがむくむく湧き上がってくるのを感じた。

大変なことは承知しても、

「人と人を繋ぐ『場』を作りたい」

思いは定まって揺るがなかった。

そう思うようになったのは、特に、介護職に就いていた経験が大きかった、
印象的な場面に出会うことが多かったんです、とSHOKOさんは話します。

以前、自分の特技を活かし、レクリエーションとして

お年寄りにパステルを教えていたことがありました。
それまで絵を描いたことのないような人たちばかり、

初めは慣れず、自分にはできない、と口にする人たちが、

教えるうちにだんだんコツを掴んで楽しそうに自由に描いていくようになった。
その姿を見た時、

「こんなに人に喜んでもらえるなんて。自分が教えることでこんなに楽しそうにしてくれるなんて」と衝撃的な体験だった。
作家活動してきた中でも、味わったことのない感覚でした。
 

絵は人と人を具体的に繋ぐことができる、

その発見を、介護の現場で目の当たりにし、目の前がパッと広がるような感覚になった。
そうして一年間みんなで描き続けた絵、

最後にはそれをまとめてカレンダーを制作したのだそう。
初めは自分にできるのかしら?と話していた人がここまでできるようになった。

やってみれば意外にできるものね、と目を輝かせていた。

 

「絵でもなんでも、やってみればできるもの」

 

CLOVER plusに貸しスペースを作ったのは、いろんな人にさまざまな体験をしてもらいたい、

できるかしら?と迷っていても、やってみれば意外にできるもの、

ギャラリーで展示、教室の講師をしたり、習いに来たり、ぷちカフェ体験、委託販売、体験する場を作りたかった。

SHOKOさんはいつも明るく気さくな人。陽のオーラを発する人柄に、人が集まるのも必然かもしれません。

オープンから2年という時間の中で、大きな変化、というか話題としては、

CLOVER plusのマスコットキャラクターを生み出したことでしょう。

それは、SHOKOさんらしいキャラクターで、天使(Angel)とお地蔵様を掛け合わせた究極の縁起・・・

「Anji(アンジ)」です。!



Anjiは今後、立体展開されて店内に安置される、なんていう案も出てきて、

お店がパワースポット化していくかもしれませんね。

 

蓮馨寺の裏通りは、蓮馨寺に見守られた穏やかな空気が流れていて、

実は裏道散策に楽しいエリアで、「うらかわ」という言葉を、川越駅周辺の裏道にある個性的なお店、という定義を少し広げて捉えてもいいのではないかと思わせる。

蓮馨寺のうらかわなら、脇道を入った先に「カフェ1925」さんなどがあり、

裏通りを北に行けば、「松本醤油店」さん、「cafe蔵」さん、ガラスの「Blue moon」さんがあって、「川越ベーカリー楽楽」さんの方面へと道は続いて行く。

裏通りだけで、川越散策を満喫できてしまいます。

 

CLOVER plusがある場所からは、一番街へアクセスしやすく、

例えば店内貸しスペースを、一番街に観光に来た人が、ここで散策途中の休憩に使うこともできる。

自分たちだけで気兼ねなく場所を使いたいなら、

事前予約で『集まり』という時間貸しを利用すれば、休憩処としても独占して使えます。

家族で観光に来ていろんなお店に入っても、子どもの様子に周りの目がつい気になってしまう、そういう人は多いのではないでしょうか。

気兼ねなく、自分の家感覚で使用でき、ここに荷物を置いて散策に出かけることもできます。

遠方からの友人が川越に来られる、

そんな時に周りに気兼ねなく自宅感覚で使う空間としても良さそう。飲食の持ち込みも大丈夫です。自分仕様のカフェであり、自宅のように寛げる場所。
ここに荷物を置いて、手ぶらで歩いて回れるのが画期的。

 

この季節になると、CLOVER plusさんにも問い合わせが多くなるという毎年恒例の「川越つるし雛展」。市内数か所を会場にして、つるし雛が展示されているイベントは、CLOVER plusも会場の一つになっていて、今年も店内に展示されています。
今年は例年より会場が減りましたが、それでも力作揃いが各会場を彩っています。

 

 

 



2017年「川越つるし雛展」
■仲町観光案内所 “ つるし雛と貝合わせ ” ~ 3/7迄
■川越まつり会館(第2・4水休) “ つるし雛 ” ~ 3/7迄
■旧山崎家別邸(第1・3水休) “ ひな人形 壇飾り ” ~ 3/7迄
■クローバープラス(第1日・火休&3/1)“ つるし雛と 木目込&押絵雛と 御殿まり ” ~ 3/11迄
■小江戸蔵理 “ つるし飾り ” 3/2 ~ 3/8迄

いろんな使い方ができる多目的空間として始まったお店は、
人と人を結ぶ場所として、大きな展開をしてきました。

これからのCLOVER plusは・・・確固となった縁を大切にするお店として、これからも深まっていくでしょう。Anjiの活躍共々も楽しみです。♪

「CLOVER plus (クローバープラス) 」
川越仲町15-5
049-272-7783
mail clover.plus2014@gmail.com
OPEN 11:00-CLOSE 17:00
定休日 ≪火曜日・第1日曜日≫
夏季・冬季・臨時あり

http://cloverplus2014.wixsite.com/cloverplus

 

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一つの箱は、一人の人の世界が詰まっていた。
一つ一つの雑貨の作り込みと、それらが綺麗にディスプレイされ、その人にしか作り得ない世界がそこにありました。
横には、別の人の世界があり、そのまた横には別の人の・・・と、繋がっていく。
一人一人独立しつつも繋がって、全体がまた大きな世界を作っているようでした。
 
2016年11月にオープンしたのが、手作り雑貨のレンタルボックス「olive」さん。
お店があるのは、東武東上線霞ヶ関駅から歩いて5分、

牛角の交差点からかすみ北通りへ、東京国際大学の正門の横にあります。

まさかこの通りに・・・と思いながら歩いていくと、お店自体がまるで一個のハンドメイド作品のような佇まいで、そこに在った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店内もまた、ハンドメイド感溢れる雰囲気で、手作りならではの温もりが伝わってきます。
oliveは、yochicoさん、ゆうゆさん、tomocoさんの3人の女性が始めたお店で、
みなそれぞれ作家としての一面も併せ持ちます。
yochicoさんとゆうゆさんは、二人で「pecolier+plus+(ペコリエ-プラス)」というユニット名で活動している。
oliveで惹かれたのが、霞ヶ関という地で手作り雑貨のお店が誕生したことと、オーナーが作家さんでもあったこと。
川越には、素敵な個人雑貨店がたくさんありますが、作家さんが立ち上げた雑貨店となると、数えるほどしか例がなく、興味深いです。
レンタルボックスはすでに空きが数えるほどという状況で、人気のほどが窺えます。
いや、その前に、このお店がレンタルボックスのお店だということは、言われないと気付かない人も多いかもしれません。
よく見かけるのは、ボックスが均一にずらりと並んでいるような光景だと思いますが、
ここは真逆で、あえてボックスの数を絞っているのもあって、すっきりしている。
普通に足を踏み入れた人は、雑貨店としてこういうディスプレイなんだなと思うほど、自然さがあります。
oliveで扱う作家さんは、みな一つ一つの作品を手作りで作っています。
細かいところまで妥協せず作り込み、自分が良いと思えるところまで時間と手間を惜しげもなく注ぎ込む。職人、という言葉とは少し違うかもしれませんが、いいものを目指して日々制作する姿は、そう表現したって遜色ないもの。
ゆえに、大量生産ができるものではなく、この前あったものは次に行った時はもうないかもしれない。ここに掲載するものはあくまでこの時あったもので、後日にはないかもしれません。
でも、一期一会も雑貨の楽しみの内に入っているはずで、
良いと思って買った瞬間は、その人にとっての運命の出会い。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
oliveは、単に物を買うという場だけでなく、人が集まるコミュニティのようになっていて、
店内壁際に設置された長いベンチには、日々、いろんな人がやって来て座り、お喋りを楽しんでいる。一時間以上滞在する人もざらにいるという。。。
今後は、店内でワークショップも開催していきたいと話し、コミュニティとしての顔はますます高まっていきそう。
 
 
 
 
 
 
・・・と、作品を見ていると、oliveのテイストが伝わっているはずですが、
もう少し分かりやすく伝えようとするなら、この時、oliveの3人と話していた時に話題に出たお店を挙げればよりテイストが分かってもらえるかも。
それは、一番街の「NORA」さん、NORAさんっていいよね、という話しになった。

(「NORA」一番街、隠れ家のようにある服と雑貨のお店

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11789331325.html 」)

NORAさんに置いている作家さんが、oliveにも納品しているケースもあり、ここでも手に入るものがある。
あるいは、一番街から脇道へ入った先、「KINONO」さんや「Hamano-ya」さんも、oliveの3人は好きなお店だと挙げていました。
(「KIKONO」カゴと帽子、ときどき雑貨。KIKONOの世界は広がっていく
 
 
(「Hamano-ya」ギャラリーと手しごといろいろ
 
oliveの作家さんが作るものというのは、同じものをずっと作っているわけでなく、
もちろん時期を意識してその時々で作るものは変わっていく。
季節による変化もoliveの楽しみで、今なら、もうすぐやって来る春を意識したものが並び始め。
時計を針を少しだけ巻き戻して、12月の時のoliveを振り返れば、
そこには、クリスマスリースや注連縄飾りなどが展示されて、年末年始を迎えるための準備に染まっていた。
 
 
 
 
(クリスマスを目前に控えた時期のolive)
 
oliveには、yochicoさんとゆうゆさんの「pecolier+plus+」による作品や、tomocoさんの作品も展示販売されています。
この3人というのが、3人ともどこか雰囲気が似通っていて、落ち着いているというか、おっとりというか、マイペースというか、作品のテイスト云々の前に、まず3人のテイストが似ているのだ。
個人雑貨店は、オーナー一人が切り盛りするパターンが多いですが、oliveのように3人でというのは珍しい、この3人だったからこそ、うまくいっているのだと思う。
ちなみに、oliveの3人は、みな霞ヶ関在住で、街の移り変わりを間近に見てきました。
女性3人によるお店olive、一体、どのようにしてこの3人は繋がり合ったのでしょう。
それにはまず、pecolier+plus+を紐解きましょうか。
今から10年以上前に遡ります。「plus」が付く前のこと、
ゆうゆさんがpecolierという名で布小物の作品を制作をしていたことから話しは始まります。
「自分が作った布小物に、ワンポイントで刺繍があったらもっと素敵になる」
そう思ったゆうゆさんは、刺繍のyochicoさんに声をかけ、布小物に刺繍を入れてもらうようになる。二人で一つの作品を作り始めた。
ユニット名は、シンプルに、pecolier+plus+に命名。5年ほど前のことでした。
二人揃ってお店で制作することもあり、ここが制作工房でもあります。
 
 
 
(二人の合作によるpecolier+plus+の作品)
 
tomocoさんとも出会い、3人で自分たちのお店を作ろうと、話しは少しずつ少しずつ前に進んでいったのでした。
(tomocoさんの羊毛フェルト作品)
いや、まだお店オープンまでには行き着かない、その前に、
pecolier+plus+として川越のイベントに出店していたこともあり、
出店していました、と話しを聞き、そのイベントタイトルを耳にした時に、!?と思った。
確か、その時のイベントの様子は記事にしていた。。。ということは、二人の出店は目にしているはず。あの場所に出店していたんですよ、と聞いた時に、、、記憶の引き出しを開いて、ああ!あそこにいたんですか!と思い至った光景がありました。
そういえば、確かに、布小物のブースがあったことを憶えています。
あのイベントの、あの場所に出店していた出店者が、のちのちに川越でお店を構えるまでになるなんて、こういう劇的なことに時折遭遇するから川越って面白い。
そのイベントというのが・・・

2015年4月29日(水祝)に開催された「川越ハンドメイドの雑貨市」。この時で3回目の開催でした。小江戸蔵里を主会場に、数多くのハンドメイド作家による作品が集結し、賑わったイベント。

雑貨市の定番となっているのがスタンプラリー、

当時全15ヵ所でスタンプを集めるか、9ヵ所のスタンプを集めて協力店で買い物するかすると、蔵里の受付でプレゼントと交換できるというお楽しみ企画がありました。

スタンプラリー協力店は、川越の人気店ばかり。

協力店の一つ、仲原町にある花屋「fiore-Nest」に出店していたのが、pecolier+plus+でした。

 

(「川越ハンドメイドの雑貨市Vol.3 雑貨ノ花サク」2015年4月29日開催

Nestには2ブース出展、pecolier+plus+布小物、iiceraハンドメイド雑貨。

(イベント出店時には、上の自作人形を名札代わりに付けていた二人)

雑貨市の時は毎回のようにNestさんに出店し、当時取材に来ていたJ:COMの「ちょっ蔵お出かけ!まちかど情報局」のみかねぇと八っちゃんのインタビューに答えたこともあり、
「自分たちのお店を構えることが目標です」と答えていた。
と答えていた時には、少しずつお店を開くための準備を進めていて、
例えば店内の木を塗る、木を打ち付ける、カウンターを取り付けるなど自分たちの手で行い、ハンドメイドでこつこつとお店を作っていたのでした。
ナチュラルで、木の温もりが感じられるお店にしよう、と。
本当の意味で、お店自体が3人の巨大な作品と言える。
準備期間としてはかなりの時間をかけていたことになり、満を持しての今年のオープンだったのです。
 
olive店内の掲示板には、霞ヶ関の動きを伝える「かすみがせき元気かい?!」通信が貼られています。
その情報紙にまつわる人物がいたから、oliveに繋がった経緯があります。
通信を執筆しているのは、霞ヶ関といえばの人、ノブさんです。やっぱりここでもノブさん登場。
ノブさんから、霞ヶ関に新しく出来た期待の雑貨店としてoliveを紹介されたのがそもそも知ったきっかけなのでした。
(「たまりば 博多屋」に集結する霞ケ関人たち)
ノブさんから聞いて来ました、とoliveにやって来る人もいるそうで、いろんな人に霞ヶ関の魅力を伝え、霞ヶ関に人の流れを作っている存在。
驚くのが、よくよく話しをしてみると、oliveのyochicoさんとノブさんは同じ霞ヶ関東中だということが判明したりして、不思議な縁を感じた。
・・・というか、地元愛が半端ない霞ヶ関では、地元に留まる、帰ってくる人がたくさんいるので、どこかで誰かと繋がってしまうのもある。。。
 
oliveは、いい意味で霞ヶ関的ではない雰囲気があって、
もっと俯瞰して捉えると、かすみ商店街、角栄商店街合わせ、霞ヶ関という街が大きく変わろうとしている流れの中にあるのだと思う。
少し前までは、霞ヶ関にこのような雑貨店が出来るなんて誰も想像できなかったし、
霞ヶ関に、まるで合わせたかのように同時期に新しいお店が続々と起こって、街の風景を変えている。通りにはお店巡りの楽しさが生まれ始めています。
かすみ商店街にあるのが、霞ヶ関人が集うカフェ、「Le cottage (ル・コタージュ)」さんがあり、
 
(Le cottage)
oliveさんより手前、「たまりば 博多屋」さんのことは今年初めに記事にしたばかり。
 
 
(「たまりば 博多屋」もつ鍋が人気の博多料理店 人が人を呼ぶたまりば 川越の霞ケ関
霞ヶ関の動きは、今年の川越の10大ニュースの一つに入るかもしれない、と思っているのですが、さらに・・・角栄商店街にも面白いお店ができ、これからじっくりと取材することになります、今年は霞ヶ関の話題が俄然高まってきています。
また、東京国際大学の正門向かって左手にolive、そして右手にあるのが川越パンマルシェや、
2016年12月4日のウェスタ川越で開催された「川越の『おいしい』そろいました
川越Farmer’s Marketからひろがる
川越産農産物とそれを使った食べ物・飲み物、雑貨、音楽など」に出店した「bakelike0044」さんがある。人気パン屋にカフェに雑貨店、本格的博多料理店までできて、全てこの通り沿いにあるという奇跡、お店を巡る楽しみが出てきた通りです。

 

(「bakelike(ベッカライ)0044」霞ヶ関で愛されるパン屋さん

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11534404579.html

一つの新しいお店が出来て、通りの雰囲気が変わるのはよくあること。
今となっては日常風景でも、振り返れば、あのお店があそこに出来てから通りが変わった、なんていう話しは、川越ではいろんな例が見られます。
考えてみてください・・・Hamano-yaさんがある寺町通りは、一番街に平行している細道で、
一番街からほど近いけれど、一昔前までは、地元の人以外で通る人はほとんど見れれず、
まして観光客の姿なんてまったく見られるものでなかった。
それがどうでしょう、細道にぽつぽつ新しい個人店が出来ていき、
すると、あえて細道を選んで散策する人が現れ、通りの雰囲気ががらりと変わっていきました。
今、寺町通りというのは川越らしさを感じられる穴場的知る人ぞ知る人気の通り。
きっかけを作ったのは、新しい個人店。
川越中心部の活気だけでなく、周辺地域でも同じことが起こっているのが、今。
小さな個人店が確実に街を変えていく、それがまた、川越らしい。
 
あちこちシャッターが閉まった状態から、ぽつぽつと新しいお店が出来始め、
再びシャッターが開いていく様子は、
oliveのボックスが、オープンから時間をかけて少しずつ埋まっていったこととなんとなくだぶる。
oliveのボックスはほぼ埋まっています、同じように霞ヶ関の商店街も、お店で埋まらないとは限らない。
oliveの棚を見ていたら、なんとなくだけれど、希望が持てる気がした。
 
 
 
 
 
 
oliveは、きっと、一人ではここまで来れなかったかもしれない、
誰か一人でも欠けたらだめで、
3人だったからこそ、今こうしてお店を開くまで漕ぎつけ、続いているのだと思う。
マイペースに、時間をかけて、
これまでの道のりと同じように、きっとこの先もゆっくりと歩んでいくでしょう。
ここにお店が在り続ければ、間違いなく街は変わる。
霞ヶ関に、新たな灯りが灯り始める。
 
「olive」
川越市的場北1-15-6
11:00~18:00
定休日:日・火・木・祝日
 
 
 
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