「川越style」

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胡麻、ラー油、山椒、自家製の3つ合わせて『三種の神器』。
その中でもラーメンの要であり、お店の命とも言えるのが、胡麻。
粗めにすった胡麻に一手間加え、香り豊かに仕上げている。
できるだけすりたてを提供したいので、毎日仕込むようにしているのが信条。
胡麻の香りが立ち上る担々麺、他にはない担々麺、独自の道を歩み続ける、麺やてつさん。
お店があるのは、本川越駅から歩いて5分ほど。駅前交差点から川越街道を越えて喜多院方面へ。最初の信号の交差点にあるのが、2013年3月にオープンした「麺やてつ」さんです。

 

 

 

「麺やてつ」
川越市西小仙波町2丁目12−12
049-222-8538
営業時間 火曜日-日曜日 昼:11:30~14:30、夜:18:00~24:30
定休日    月曜日

http://menya-tetsu.jp/

駐車場    近隣50mの場所に2台駐車可

https://goo.gl/H4bekS

黄色い建物が目印。ちなみに、お店の近くに駐車場2台あります。
ラーメン店というだけでなく、お店全般で、本川越駅から近くという市街地にありながら、お店の駐車場があるというのが、てつさんの大きな売り。事実、駐車場があるからと遠方からも来る人が引きも切らないという。
お店は東照宮中院通りにあり、川越の最重要スポット喜多院、中院へ参拝に向かう人が行き交う場所にあります。特にお正月や桜の季節は大賑わいになる。
店内は座敷:10席にカウンター:4席。座敷席があるのが嬉しい。グループで、家族連れで、ゆったりと過ごすことができます。

 

 

 

そのラーメンのテーマは、「胡麻」。胡麻と言えば、担々麺。

中華料理の担々麺をラーメン屋のスープで作ったら・・・という夢のような形を実現してしまったラーメン。胡麻の豊かな香りに包まれながら、担々麺・・・いや、胡麻ラーメンとも言うべきてつさんのラーメンは、胡麻たっぷりで、担々塩、担々醤油、担々つけ麺などバリエーションが豊富にある。スペシャルとして、バリ黒(黒胡麻)担々麺も用意しています。

担々麺。

 

担々つけ麺。

 

バリ黒担々麺。

中華料理での担々麺は辛さ、濃厚さがありますが、てつさんの担々麺はあっさりしていて、野菜やワカメも豊富に載っている。

てつさんは自身の担々麺をこう語る。
「辛くない坦々麺のオリジナルスープを作るために、麺やてつでは、三種類の骨を三段階の火加減を使い分け、丸一日かけてスープを炊いています。すりたてのゴマを食べて頂きたいので、ゴマはできるだけ毎日するようにしています。ゴマの香りをを邪魔しないように、スープには魚介は使用していませんが、醤油ダレを作る際には幾つかのブシ(節)を使用しております。坦々麺から辛味を抜くとゴマ醤油ラーメンとなりますが、麺やてつの坦々麺は、醤油を塩味にして、
ゴマを増やし、大きなチャーシューと野菜をのせて、
一杯でご満足いただける坦々麺に仕上げております。」

担々麺以外にも、定番の塩ラーメン、醤油ラーメン、つけ麺が並びます。期間限定の冷やし中華ももちろん、胡麻ダレで。

味噌ラーメン。

 

醤油ラーメン。

おもてなしサービスとして、平日14時まで半ライス無料、雨の日は海苔二枚増量があります。

てつさんと言えば、代名詞になっているのが、丼から溢れんばかりの、というかもう既に溢れている、チャーシュー。大きさもさることながら、時間を掛けてじっくり仕込んだチャーシューは病みつきになる美味しさ。

てつさんはチャーシューに対するこだわりを人一倍胸に抱いていて、チャーシューもてつでは外せない話しなのだ。

柔らかさ、味のしみ込みを味わったら、相当な時間煮込んでいることがすぐに分かるはず。てつさんのチャーシュー作りは、まず長時間の煮込みから始まる。豚肉を5時間じっくりと煮込み、その後、3時間じっくりと味付けをして出来上がる。計8時間という気の遠くなる時を経て、丼からはみ出るチャーシューは出来上がっていきます。

脂がトロトロになるまで長時間煮込んでいるのが特徴で、いや、ここで大事なのは、単に長時間煮込めばいいという問題ではないこと。

短い時間だと脂は硬いままで、長い時間煮込み過ぎると今度は肉が硬くなっていってしまう。絶妙は火加減と結局は一回一回最終的に自身の目で確認して仕上げていくという見極めが必要なのだ。時間はあくまで目安、最後は人による見極め。胡麻たっぷりのラーメンを食べながら、ここであの3種の神器の登場です。
お好みで、ラー油、山椒を入れれば、オリジナルの坦々麺が完成。
手作りにこだわるてつさん、ラー油も市販のものではなく手作り、自家製であり、お店で販売もしています。
もちろん辛さもありますが、香り豊かに仕上げ。

山椒は、スプーン2杯位を入れると、香り豊かな担々麺に仕上がります。
・・・と、ここまでてつさんのラーメンを見てきて、気づくことがある。
キーワードは、「闘わずして勝つ」。
そのラーメンは、他のお店で似ているラーメンが見当たらず、完全に独自性を確立している。てつのラーメンを、例えばあのお店のよう、と例えるのが難しいというところが、てつの個性。熾烈なラーメン業界で、流行が瞬時に伝わっていく中にあって、特に今の川越はラーメン店のオープンが続いて激戦地、オープン以来独自性が色あせず、維持し続けてきたことがてつの凄さ。流行を追わず、自分のラーメンを作り上げている。
その唯一無二さは、孤高の、と表現したくもなりますが、本人はいたって人当たりが良く、「自分にしか出来ないラーメンを」とこだわり続けてきました。
オープン以来、じわじわと口コミで広がっていき、今ではたくさんの常連客に支えられるお店になっていた。
そう、オープン当初、麺やてつのオープンの話題はSNSを賑わせていましたが、そこで語られる内容は、「今まで川越では見たことないようなラーメン」ということでした。あれから、今でも独自性を保ち続けている。
そして、大きな転機となったのが、お店としてSNSの利用でした。FacebookやTwitterで発信し始めると、瞬く間に広がっていく拡散力に驚く。ネットを見て来店するというパターンが急激に増えて、新たなファンを着実に獲得していったのでした。やはり、今の時代、ネットの発信は欠かせないもの。。。そしててつさんの独自性溢れるラーメンです、注目を集めないわけがない。今振り返ると、俗っぽい言い方になりますが、ネタにしやすいという点がネットとの相性も良かったのだろう。
ネットでお店を話題にするのみならず、お店を応援するというのが見られるのもてつさんの特長で、
その代表と言えるのが、小江戸川越のらり蔵りさん。
「小江戸川越のらり蔵り」

https://www.facebook.com/norakura.kawagoe0492/

『小江戸と呼ばれる埼玉県川越市を、観光視点とは少し違う角度から発信しています。
小グループを中心に、普通からちょっとディープな川越のご案内を有料で承っています。』
のら蔵さんのFacebookページでは、毎日川越のお店情報が発信されていますが、お昼のお勧めの一つとしてなんと毎日てつさんのことが紹介されてい、という入れ込みよう。
のら蔵さんが個人的にはまっているだけでなく、地元のお店を応援したいという気持ちもあるのでしょう。
『お昼や休憩はどうしようかな?とお悩みの方へ…
お茶はどこで?
お土産は?などなど……
観光地気分を味わうのもよし、地元密着型のお店で寛ぐのもよし。
歩いて探すと色々な発見がありますo(^o^)o
麺やてつ様
☆辛くない担々麺は逸品です♪

https://m.facebook.com/menyatetsu1/

てつさんの在りようは、ラーメン店というより中華料理店のような印象を受けるのは、やはり、てつさんの経歴によるところが大きいのかも。
実は中華料理店の経験も長いてつさん。
あの独自性の秘密に迫る・・・

川越市で育ったてつさんは、今のこのお店が実家で、お父さんが鰻店を経営していました。考えれば、親子二代で飲食店という家系。
昔から中華料理が好きだったてつさんは、美味しさもさることながら、強い火力で大鍋を振るうあの調理姿がカッコイイと惹かれていたのでした。
確かに、チンジャオロースなど鍋を振るっている姿はなんともカッコイイ。!
てつさんが高校生の頃にアルバイトで働いていたのが、時の鐘近くにあった中華料理店「長秀屋(ちょうしゅうや)」さん。中国人と日本人によって経営されていたお店で、ここがてつさんの料理の原点。


(その場所は現在、餃子菜館 大八さんになっている)
てつさんは高校卒業後、料理の道へ本格的に進むべく、調理師専門学校に進み、新宿の中華料理店に入って働き始める。
その後、広尾の広東料理店へ行き、他にも四川料理、上海料理、北京料理と経験してきました。
ちなみに、現てつで提供している担々麺は、四川料理店時代のの担々麺をベースにして発展させたもの。
胡麻やラー油への並々ならぬ思いは、中華料理からの影響が大きいと自身も認めるところ。
中華料理の道から、一転、ラーメン道へ。
人生何が起こるか分からない、あのまま中華の道を突き進んでいたかもしれませんが、縁あって埼玉県内にある人気・実力とも定評ある有名なラーメン店で働くことになった。そこで6年間働き、店長にも就いて活躍していました。この時にラーメン作りはもちろんのこと、オーナーから仕事に対する心構えをみっちりと教えられたことが、「今の自分の大きな財産になっている」と話します。
そして、2013年、念願の自身のお店、「麺やてつ」を育った仙波町でオープン。


(店内にはサッカー関連の展示がたくさん。何を隠そう、てつさんは大のサッカーファンなのです)
オープンからメニューの顔ぶれはほとんど変わりなく、細かい改良を続けて進化させ続けてきました。
中華料理店の経験、ラーメン店の経験、まるでハイブリッドのようにこれまでの経歴が全てあの一杯に注がれているてつのラーメン。
中華料理からラーメンという、似ているようで畑違いの二つの世界を経験したことが、今となっては他にはない独自性を生み出す源泉になりました。
やっぱり、いろんな経験は無駄にはならないもの。。。
中華料理の経験も今のてつの料理にもいかんなく発揮され、
てつではラーメン同様に、餃子やチャーハン、もやし炒めが負けず劣らず人気という状況を生んでいる。

 

 


そう、ラーメン以外のメニューも注目で、簡単にサイドメニューなどと言えない質の高さがここにある。
一つ一つに丁寧な手間を。
餃子一つとっても、中華料理店と変わらないような手間(あるいはそれ以上?)で、あらかじめ包んで冷蔵・冷凍しておいたものを焼く、のではなく、注文を受けてから具を皮に包んで焼いているというこだわりよう。もちろん、手作業。
「この方が焼き上がりが綺麗になるし、作り立てが一番美味しい」
なにより野菜の食感を大事にしているからこそで、こうすると野菜のシャキシャキ感が損なわれず味わってもらえる。

今後もてつさんは、ブレずに独自の道を突き進んで行く。
誰かが轍を作った道ではない、前にあるのは未開の地、そこに麺やてつという道を作っていく。
胡麻を極める担々麺道は、これからも続いていく。。。
 

「麺やてつ」
川越市西小仙波町2丁目12−12
049-222-8538
営業時間 火曜日-日曜日 昼:11:30~14:30、夜:18:00~24:30
定休日    月曜日

http://menya-tetsu.jp/

駐車場    近隣50mの場所に2台駐車可

https://goo.gl/H4bekS

 

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