「川越style」

webマガジン川越styleは、「小江戸川越」のお店や人、イベント、行事、風景、文化、川越の熱い動きを伝える情報発信サイトです。過去記事もぜひどうぞ。川越の一大叙事詩、川越を深く伝え尽くす。


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並んでいる物もコテコテしてるより、

女性的で優しい風合いでした。


日に照らされてキラキラ光るピアス、イヤリング。

手作りらしい温もりがありました。


川越style




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ソウルで全部ハンドメイドで作られたイヤリング、ピアス。

各国をひたすら見て回る買い付けを

笑顔で「楽しい」と語っていた姿が印象的でした。

例えばこのイヤリング、ピアスは、こんな様子だそう。。。


「バイヤー向けに、

若手無名デザイナーがたくさん集まっている建物があるんです。

2畳くらいのスペースで区分けされた所に、デザイナーがたくさんいて

そこで制作しながら、工房でありショールームにもなっているんです。


そのビルの上にパーツ問屋があって、

若手デザイナーが上に上がってパーツを買って、

自分の工房でネックレスやピアスを作ったり」


今までは、1ヶ月~1ヵ月半くらいのペースで

自分で海外に買い付けに行き、

山のように仕入れては自分のお店に並べていた。

現地で作られたもの、オーダーかけたものが、

わずか数日でお店に並ぶ新鮮さ。


頻繁に行くからこそ、海外のリアルな様子の話しが

聞いていて飽きなかった。。。(*^o^*)

自らを典型的な東北人と言うだけあって、

控え目にとつとつと話し、温かい。

まさに、店名そのままの人柄でした。



これだけの頻度で、買い付けに行く方も珍しいかも。。。


そう、今までは。。。


今までのお店は、

他市にまたがって商圏15万のショッピングセンターで営業し、

ポイントカードの顧客が2000人もいたそう。



あの日、を境にお店どころか人生が180度変わって、

紆余曲折ありながらも

運命的に川越で再スタートを切ったお店。


「WARMTH」


生かされた意味を噛みしめながら、

再びやろうと立ち上がり、今までと同じお店・・・そして

胸に秘めていたのは、ある壮大な夢。

川越から全国へ。


それはとんでもないバイタリティーです。!

お店と彼の、今までとこれからを

見つめました。。。

2回に渡ってお伝えします。



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



蓮馨寺から真っ直ぐ伸びる立門前通り。


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昔からのお店が軒を連ねる通りに今、、新しい活気が満ちています。♪

その起爆剤となっているのが、

最近立て続けにオープンが続いている新しいお店。


新しいお店が新しい人を呼び、

通りの雰囲気も変わってきたのを感じます。

大正浪漫夢通り周辺を歩けば、

猫のウサギの雑貨の「39saku 」があったり、

カフェ「北風と太陽 」があったり。



蓮馨寺から横断歩道を渡ると

通りの入口の左右で迎えてくれるのが、「Agosto 」と「1g 」。

どちらも2013年オープンのお店です。♪


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通りを進んで1gのすぐ横に、

こちらも今年オープンしたお店があります。


建物には、二つのお店が入っている。♪


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一階が「WARMTH(ウォームス)」

階段を上がって、

二階が「三陸ハンドメイドプラザ」


どちらも同じオーナーの方がやられていて、

一階のWARMTHは、2013年3月8日にオープン、

「なんとか震災から二年以内に再スタートしたかった」


WARMTHを営業しつつ、

二階の準備を進め、一階から遅れること半年と少し。

2013年10月11日に三陸ハンドメイドプラザをオープン、

「11日にこだわりました」


WARMTHは、もともと岩手県大槌(おおつち)町のショッピングセンター

「シーサイドタウンマスト」で、8年営業していたお店で

震災で休業。

川越に移転再オープンしたお店です。


アジア雑貨のお店として

今までたくさんのお客さんを抱え、

海外にもちょくちょく買い付けにも行き

アジアの新鮮な物を届ける人気のお店だった。



三陸ハンドメイドプラザはこの川越の地で始めて、

オーナーの田代さんのある想いを秘めた

実験的な試みの場でもあります。


という、二つのお店が入る建物から、

続けて2店を紹介していきます。


今日は一階の「WARMTH」を。♪


どうぞ。。。



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



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お店に入って、一つ一つを見ていく。。。


聞いてみてやっぱり!と思ったのが、

新しいお店なんだけど、昨日今日では作れない

雰囲気の統一感があって。


川越では新しいお店だけど、

既に8年も続いているベテランのお店なんです。(-^□^-)

地元岩手の偉人、宮沢賢治が好きで

あの世界をお店の雰囲気に少しまぶして。



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タイやネパール、インド、上海、香港、広州、ソウル、

いろんな国の手作りのものが集まっています。♪

これだけアジアのいろんな国が集まると、

いかにも、カラフルでゴテゴテした雰囲気になりがちだけど、

WARMTHは優しい風合いのものが多い。


昔から雑貨が好きだったというWARMSの田代さん。

もともとはヨーロピアンが好きだったためか、

確かにそういうテイストも混じっているアジアですね。(*^o^*)


女性的で優しい風合いがあちこちに。♪


お店のほとんどの物が、自分で直接買い付けてきたもので、

大槌町時代は・・・

お店が終わった後、そのまま高速で8時間掛けて成田まで来て、

飛行機に飛び乗っていたという荒技も。。。(*^o^*)


買い付けるのは大体現地の問屋街や

マーケットに行って直接交渉。
今までは、1ヶ月~1ヶ月半のスパンで、

海外に買い付けに行っていたそう。


今年は4回行っていて、

この11月にも単身タイに買い付けに行っています。


「例えばタイなら、国際都市なので、

タイ以外のものでも、

バンコクにネパール人がお店を出していたり、

インド、インドネシアからも出ている。

だからタイに行くと、他の国の商品が揃ったりするんです。

もちろん、ネパールだったらネパール現地に行った方が

種類はたくさんありますね」



川越に移転して半年、

定期的に通ってくれるファンも既に何人もいる。!


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入口近くのスペースには、

アクセサリーは、タイ、ソウル、上海、ネパール、などなど。

ブレスレット、ネックレス、スカーフ、ストール、ピアス、かんざし、ポーチが。♪


ヒッピーバンドはベルトにも使えるし、

ネックレスにも使える。


ブローチは、

大きなストールをポンチョにして留める時に使えるし、

帽子のアクセントにもなる。(-^□^-)


ちょうどこの後に、タイに買い付けに行くというので、

今の時期らしく

マフラー、帽子、バッグを増やそうと語っていました。


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そして、ピアス、イヤリングは冒頭の写真。♪

田代さんから聞く、買い付けの話しが楽しいんですよね。


「若手無名デザイナーがたくさん集まっている建物があって、

2畳くらいのスペースで制作しながら

工房兼ショールームにもなっている。


ビルの上にパーツ問屋があって、

そこで若手デザイナーがパーツを買って、

自分の工房でネックレスやピアスを作っている」と。


現地の人と同じ目線で直にコミュニケーションを取るので、

外国のリアルな息吹が感じられます。(*^o^*)

聞いてみると楽しいですよ。♪




中国、タイ、ソウルの手作りネックレス。
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シャンデリアは、上海で買い付けてきたもの。

それに自分で作ってアクセサリー付けたりして。
女性用のネックレスを崩して、シャンデリアに下げています。♪

日本で買ったら数万はしそうだけど、、、

ここなら例えば¥6000。
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大槌のお店では、お客さんの95%が女性だったそう。
向こうでは店内の半分くらいは服を置いていたので、

服が定番人気だった。
そして、天然石もよく売れていたそうです。♪


今の3倍以上はあったというかつてのお店には、
店の奥にタイでオーダーかけた

「水が流れる大きな滝のオブジェ」を置いていた。(-^□^-)
その回りに天然石を置いていたのもあって、

幻想的な雰囲気で天然石が人気だったそうですよ。♪

天然石ブレスレットは、全部店主の田代さんの手作り。

香港とバンコクの問屋街で石を買ってきて、

金具などのパーツはソウルで買い、自分で作る。

原材料は全部外国です。


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チャロアイト
精神的な癒しと浄化の作用が非常に強い石


マラカイト
心と身体を癒してくれます


アメジスト
心を癒し希望を与え、心地よい眠りに誘います。愛を守る力があるとされています


ガーネット
仕事や恋など、目標の成就に手を助けてくれます


スモーキークオーツ
心身を安定し、不安を解消するとされます


クリスタル
生命力を与え、浄化の作用があります

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インカローズの天然石ブレスレット。
「バラ色の人生を象徴、トラブルを解決に導き、

良い方向へと導いてくれる力が備わっているといわれる石です。
癒し効果に優れていて、心の奥の傷やストレスを解消し、

魂の繋がりを持つ人を引き寄せてくれるともいわれています」


子宝の御守りだったら、

ブラッドストーン、ガーネット、アパタイトの組み合わせで。

安産だったら、

クリソコラ、ピンクオパールを組み合わせたブレスレットを。♪


それ以外に、気に入った石で

「これとこれで作ってもらえませんか??」

というオーダーももちろんありです。♪

¥2800くらいのブレスレット。


誕生石のブレスレットもあって、種類豊富なWARMTHの天然石です。(*^o^*)


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(今、WARMTHで誕生石を置いているこのバリの什器などは、

全部大槌時代に使っていたものだそう。

いつか再開した時のために、

使えそうなものはずっと保管していた)




タイのハンドメイドのレザーキーケース、

優しい色合いの革。それに水牛の骨。

アジアは素朴で優しいと実感。。。
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今までは店内の6割が洋服でしたが、

川越ではこれから増やしていく感じでしょうか。(-^□^-)
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大槌町から川越にやって来たWARMTH。

今までどんなお店だったんでしょうか。。。


WARMTHの今までを聞きました。



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



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雑貨は大学の頃から好きで、

もともとはアジアよりヨーロピアンが好きだった。


転機となったのは、


「たまたまタイに旅行に行ったんですよ。

最初のイメージとしては、日本より遅れているだろうなと思って行ったんだけど、

確かに遅れている部分がありましたが、

目上の人を敬う事とか、信仰心、凄く印象に残ったんです」


日本人に対して親切なタイの人たち。

通りには露天商がたくさん出て、毎日が賑やか。

町全体が毎日お祭りのよう。(*^o^*)


日本でいうお地蔵さんのような、もっと大きなもの、

仏陀とかガネーシャが通りのあちこちに祀られている。


現地の方は、

話しながらも通り過ぎる時に止まって

一つ一つ合掌する。そしてまた話し始める。

その姿が衝撃的だったそう。


「え!?なんだこの国は」


と。

それが老若男女、みんな変わらない光景だった。


人を大切にする姿、自分より弱いものを温かく見守る姿勢。

タイの野良犬は、歩道の真ん中に寝そべっていてまったく吼えない。

人が危害加えないのが分かっている動物たち。

そういう姿が、


「羨ましいと思った」


それが、タイに行った時の最初の記憶。

それから徐々にアジアに興味を持つようになった、と。


「僕が小さい頃の古き良き時代のものが、

今でもタイに残っているような。

それが懐かしさもあるし、いいんですよね」


タイには、プミポン国王がいて、

その方を国民が心底敬愛しているんだそう。

敬愛の印が黄色いTシャツなんだそうですが、

旅行で行っていた当時は、町中に着ている人がいて、

黄色いTシャツを売ってるお店もあった。

それでも商売が成り立つ。

ビルの看板にも、プミポン国王の肖像が掲げられていて、

アイドル級の人気だったそう。


「自分の国のトップの方をそこまで慕っている、愛している姿が印象的でした」


それがカルチャーショックで、新鮮だった。


この最初の記憶が鮮烈で、

タイには何度行っても、この感じが残っているそう。

時間が経っても変わらない。


「いい意味で適当な国民性もいいんですよね。

いい意味で緩いんです」


タイから成田に戻ってくると、

日本がモノトーンに見えてしまう、という話しも印象的でした。。。

人も町も明るくて、軽く色鮮やかなタイの色。


アメリカにもメキシコにも行ったけれど、

タイを始め、アジアの魅力に引き込まれていった田代さん。



お店をやろうと思ったら、

やっぱり自分が好きな雑貨のお店だったし、アジアだった。



岩手県大槌町にあるショッピングセンター、

「シーサイドタウンマスト」のテナントでWARMTHを始める。

駐車場は1500台もあって、

宮古市や釜石市まで含めた広い商圏で、

沿岸では一番大きいショッピングセンターだったそう。



大槌町で8年営業していて、

お父さんの代から数えると15年。



商品などは今の川越のWARMTHとまったくそのまま。

洋服とかマルチクロスとか同じ物が並んでいて、

今の3倍の広さでやっていた。



そして。。。2011年3月11日。



「震災の時は、

大槌役場の近くにあった僕の自宅も倉庫も津波に襲われました。

海岸から一キロくらいは離れていたけれど全滅。

家を見に行ったら、一階の基礎しか残ってなかった。

大槌町は、南三陸や女川、陸前高田と同じです、

町自体が全滅。


ショッピングセンターも、

一階は瓦礫とかが中に入ってきてグシャグシャになった。

WARMTHは二階にあったけれど、そこもグシャグシャです。

二階まで波が入ってきました。

大槌を襲ったのは、15メートルの波だった。



大学時代の友達が所沢で仕事していて、

『みなし仮設という制度があるし、

またお店を再開する時のために、お金貯めるならこっちの方がいいよ』

と、誘ってくれて埼玉へ引っ越して来たんです」


そして、お姉さんが川越に嫁いでいる縁から、

川越で物件を探した。


震災から二年未満でなんとかお店を再開したかったので、

昼も夜も働いてお金を貯め、


「3月11日より3日前、ギリギリ二年未満で」


2013年3月8日に、

川越の連雀町、蓮馨寺の目の前にWARMTHをオープン。



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☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



川越の立門前通りにできた新しいお店には、

そういう背景があったんです。


震災後、川越に移住して住まわれている方もいると思いますが、

お店が移転してきた話しは初めて聞きました。。。


WARMTHはアジアであり、

自身を典型的な東北人と言うだけあって、

やっぱり東北のとつとつとした雰囲気もあって。


ランプシェードが好きで置いているという、

それは日本のものだそうですが、

選ぶセンスは牧歌的で温かみのあるデザイン、東北のようでした。(*^o^*)


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(仏像のレリーフには、津波の傷跡。。。)


多くの困難を乗り越えて、

再びお店を埼玉の川越で開いたWARMTH。

以前の3分の1での再スタートですが、

大槌時代のエッセンスは充分溢れているのではないでしょうか。(-^□^-)


川越では、貴重なアジア雑貨のお店。


コツコツと東北人らしい粘り強さで、

川越人に浸透していくお店になるといいですね。!

商品の優しさ、可愛らしさを見てると、

きっと受け入れられていくと思います。♪


「WARMTH(ウォームス)」

川越市連雀町10-1

10:00~18:00

水休

そして・・・


田代さんは、WARMTHを再開する時に、

ある試みを始めようと決意した。

この建物の二階。


本来であれば、

二階にもアジアの雑貨を置いてもいいはず。

そうすれば、今までと同じくらいのスペースになったかもしれない。


しかし。。。


階段横にドアチャイムがあって

二階へ上がって行きます。

田代さんの想いのこもった場所へ。。。


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三陸ハンドメイドプラザは、次回の記事で。。。



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