ソウルの達人の「韓国ビジネス滞在日記」

韓国に在住してます「ソウルの達人」です(笑)
韓国ソウル市で貿易会社を営んでます。
韓国に関する事なら何でもお気軽にメッセージくださいね。


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アンニョンハセヨ~ソウルの達人です。

私たちが当たり前に使っている「 日本円」
そんな日本円に「 変動価値」があるってご存知ですよね?

 えっ?ご存知でない?
それでは少しずつ紐解いてお話していきましょう。


1.お金の価値は変動する

 
上のチャートは「為替相場」のチャートです。
これを見ると 円の価格が上がったり、下がったりしてますね?
以前は1ドルを120円で買っていたのに、最近は1ドルを100円程度で買えます。
日本円の価値が上がったので、外貨を以前よりも安く買えるんです。
これを円高っていうんです。これくらいは分かりますよね?

ところが外国製品を日本で販売したり、日本の製品を海外向けに販売する場合に少々問題が生じるのです。これを為替差益とか為替差損とか言います。

2.同じ製品なのに毎回金額が変わる。

「ソウルの達人さん!今回も 105000ドルですよ!」
「前回と同じ金額になります~」

いつもの中国からの単管パイプ輸入。

ところが前回日本円で 1100万円だったのに、
今回は 1150万円の支払いに・・・・・
同じ 105000ドルなのに、何故?

これが為替相場の影響なのです。


3.顧客からドルでお振込みしてもらう

「〇〇商事様~今回の見積金額は85000ドルです。」
はぁ~ん?」

当然、ドルで見積書を貰う事は日本ではあまりない事でしょう。
でも達人の会社では最近は日本のお客様からドルで入金してもらってます。

 


4.顧客の利益を守り、自社の利益を守る

大きな取引になると、発注時に半分、工場出荷時に半分と2回に分けて支払って頂くことがほとんどですが、金額が大きくなると、その1か月ないし2か月のスパンの中で日本円の「価値変動」が起きる可能性があるのです。

日本円で2回に分けて支払ってもらう場合、
例えば1月1日に1000万円、3月1日に残金1000万円としましょう。
この2か月の間にドルが3円動いた場合、30万円の損失もしくは利益が生まれます。

これで損失が出ては、たまりません。

そこで全てを ドルで取引するのです。

・お客様からは最初からドルを半分ずつ入金してもらう。
・発注時50%のドル、工場出荷時50%の残金もドル。
・弊社の仕入れもドル、おつりもドル。

210000ドルで取引する場合、
最初発注時に105000ドル、残金支払い時105000ドル。
このようにお取引いただくようにしております。

5.外貨預金の作り方

いつも発注を頂くお客様にはあえて「外貨預金」の開設をお勧めしております。
お取引されている銀行に行くと、ほとんどの銀行で作る事が出来ます。
ドルが安くなっている今の時期に、ドルに交換して口座に置いておく事をお勧めしております。一度ドルに交換するとドルの数字が変動することは無いですからね。

6.日本円で計算するとこうなってしまう。

日本のお客様からは、
「面倒くさいな~日本円にしてくれよ」
とよく言われます。

もちろん日本円支払いでもOKです。

しかし日本円で金額を固定する場合、変動リスクを回避処置をしています。
例えば、本日1ドルが102円だとすれば1ドルを105円程度で計算しなければなりません。そのようにリスクヘッジした金額で見積するようにしております。

それとは逆にドルで金額を固定すれば、変動リスクを抑えることができます。
当然お客様の利益も大きくなります。そこでソウルの達人はドル取引をお勧めしているのです。

7.掛け払い、月末払いはもっと損失が大きい

日本では掛け払い、月末払いの取引方法が多いようですが、うちは全て現金取引です。掛け払いで販売するとなると、利益ベースに大きくリスク分の保険を上乗せしなくてはいけません。

資本金の少ないうちのような小さな会社が販売を伸ばしているのか?
答えは一つです。最初から掛け払いには応じず、とにかく中間マージンを抑えるだけ抑えて販売しているので、特に単管パイプ販売においては、ずば抜けて安いからです。

他社で掛け払いで2000円で購入されているものを
うちでは1000円でみなさんに販売しているだけなのです。
あとは私の信用だけですけどね(笑)
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