平成23年12月29日教会での証 | 588㌘でこたちゃん産まれました!

588㌘でこたちゃん産まれました!

平成22年3月11日に24週4日で588㌘で生まれた息子「こたちゃん」。慢性肺疾患&肺高血圧症&PVLがありましたが一緒に過ごせた時間は神様からの最高の贈り物。H25年8月16日レースを終え一足先に天国へ戻りましたが、こたちゃんはいつも一緒です。

牧師先生から、
「 その後こたろう君のお母さんがどう過ごされているのか皆さん気になっているようですから
今年最後の日曜日に証をお願いできませんか?」と年末に依頼をうけました。

証する、とはみんなの前で発表することです。

教会で顔は会わすけれど、一人一人としっかりお話し出来ていた訳でもなく
あれだけお祈りしてもらっていたから、今でも当然気に掛けて下さっていた。
多分、皆さんが聞きたいのはメッセージ性の強いものではなく
今の素直な気持ちだろうと思い、そのまま書きました。



平成23年12月29日
日曜日の証

コタロウがイエス様の元へ戻ってから、4ヶ月が過ぎました。

今も引き続き私達家族の事を思って下さっている皆さんが、またこの様にお話を出来る場を与えてくださった事に感謝いたします。

私は9月から元の職場に戻して頂き、今は慌ただしい日々に追われる毎日です。

ただ、24時間付きっ切りの入院生活から、突然元の生活に戻ってしまったこと、そして障害のある子供の為にこれから皆で力を合わせ病院や役所に働きかけて頑張って行こう!としていた情熱が突然行き場を無くしてしまった事で、しばらくの間何処に思いを向けたら良いのかわからず戸惑っていましたが、日々の忙しさの為その思いもだんだんと薄らいで来ました。

この様に時は色々な思いも和らげてくれるものですが、逆にコタロウと共に過ごした日々が私の頭の中からどんどん消えて行っている事が今はとても寂しく思います。

ただ、コタロウを身近に感じる事はしょっちゅうです。
これは霊感的に感じると言う事では無く、小さな奇跡がたくさん起こっているのはきっとコタロウの仕業だろうと思う事です。それは私達家族にしかわからなような本当に小さな奇跡なのですが、その度に「コタロウ有難う」と家族でお礼を言っています。 このように私達の小さなイエス様は感謝する事を今でも教え続けてくれています。

今は天国と言うどこよりも完璧な安全な所でイエス様の元たくさんのお友達と平安と幸せの中で生きているのですから安心です。天国幼稚園では仮面ライダーゴッコの怪獣役をイエス様はやらされているかもしれません。

以前は元気な赤ちゃんを見ると、「もし病気でなかったら、、、、」と悲しくなることも多かったのですが、今は天国で幸せにしていると確信しているのでその思いも無くなって来ました。

ただ、今は幸せの中にいると思えば思うほど、写真で点滴に繋がれている姿をみるだけで辛くなってしまい、苦しい思いもさせてしまったと今はあまり見る事が出来なくなってしまいました。

私達夫婦よりも、家で写真ばかり見て悲しみから抜け出すのが困難だったおばあちゃん達が心配だったのですが、今は天国で苦しい思いも無くなって幸せにしていると少しずつ立ち直って来ています。さすが団塊の世代は強いですね!

コタロウと同じ病気で戦っていたお友達は今天国にいます。

医師との駆け引きに苦労したり、時には役所と喧嘩もし、出来る事は何でもやった。立派に看取ったので後悔はありませんとお友達のお母さんが言われていました。

見送ったご両親に共通して言える事は なぜ私達の子供がこんな目に、と言う思いでは無く、私達の元へきてくれてありがという感謝の気持ちで満たされているという事です。頑張ってくれて有難うと言う思いに子供達も「頑張ったよ」と答えて旅立った様に見えます。

この場を借りてこたろうの大事なお友達の名前を呼びお祈りさせてください。

イエス様あなたは今日も子供達を身そばに置き平安と幸せで包んで下さっている事に感謝いたします。そして子供達を天国に送り出したご家族にもあなたの救いと祝福があると信じて祈ります。御手が差し伸べられますように。

最後にいつも私達家族を見守り続けて下さっている教会の皆様にも改めて心より感謝いたします。皆さんに神様の平安がありますように祈っています。








こたろうさん今どこー?