X68用ソフト GENOCIDE2 店頭用デモ 2バージョン (ZOOM) #前編
様々なX68000用ソフトを開発&発売していた ZOOM(ズーム)
X68000ゲームユーザーなら誰もが知っていたソフトハウスです。
そんな ZOOM を代表するアクションゲーム GENOCIDE2 (ジェノサイド2)は
X68000専用ゲームでありながら、
パソコンソフトの売上ランキングの上位に名を連ねる等、
X68000用としては大ヒットしました。
(後にFMTOWNS用も発売されたけどね)
そんな GENOCIDE2 は店頭用デモ(宣伝用デモ)も
2バージョンが作られました。
このデモがなかなか良く出来ているんだよね。
そこで今回と次回の2回に分けて2バージョンそれぞれの
店頭用デモを紹介します。
ZOOMのイメージキャラのネコが現れます。
虫メガネを取出し
覗いてみると
ネコが急接近してきます。
"ネコ"は多数の"ネコ"から作られています
ネコがどんどんズームアップしていき
中段のネコがどんどん分裂して上下のネコに吸収されます。
今度は上下のネコが分裂して ZOOM のロゴを作り上げます。
メーカーロゴの表示だけでここまで凝った演出があります。
次に映画「ブレードランナーの街」のような景色が
上にスクロールしながら画面右側に……
ZOOM PRESENTS
GENOCIDE2
と文字が浮かび上がります。
なかなかいいよね。
ここまでは GENOCIDE2 店頭用デモ 2バージョン
それぞれに共通したオープニングです。
"MESIA WAR" AFTER 50 YEARS
前作 GENOCIDE から50年後の設定です。
これらのシーンはアニメーションしたりスクロールしたりします。
このシーンは多重スクロールし
トレーサーが地上へと降り立ちます。
そしてタイトルが表示されます!
かっこいいよね!
20年以上前のパソコンでFDベースのソフトだからね。
この当時としてはかなりクオリティの高いデモでした。
そしてゲームシーンのデモへと続きます。
ポーズ機能が無いから画面がブレブレだけど、
スピード感や躍動感は伝わったかな?
そして発売予定日や定価が表示されます。
ちみに12月7日とは1991年の12月7日です。
うーん、素晴らしいデモだね。
時間は一周約5分ほどのデモです。
結構長いよね。
でもね、個人的にはもう一つのバージョンのデモの方が好きなんだな。
しかももう一つのデモの方が一周約7分と長いんだよね。
今回はここまで TO BE CONTINUED