木の葉パンのフィンランド覚え書き+α

北欧フィンランドで暮らしてみて~

見て、聞いて、食べて、感じたコト色々の覚え書き。

そして、日本での暮らしも加わりました。


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9日土曜日の夜、満月茶会に行って参りました。


茶会は夜の8時からでしたが(↑夜8時の空、ほんのり桃色)
日中は、訪フィン中の小泉首相が
茶室を訪問し、抹茶を上がっていかれたりと
茶室では大忙しの1日だったんです。
私は、同席しませんでしたので
詳しい様子は分かりませんが
予定時間のギリギリまで、楽しんで下さったようです。
首相は確かお茶名をお持ちですしね。


茶室でお炭手前を拝見し、月を愛でながら主菓子を頂く趣向。
主菓子は、葡萄を葛粉で包んだ優しい甘さのもの。
もちろん亭主のお手製の菓子です。美味しかった♪

もうコート無しでは寒い、ヘルシンキの秋の夜。
夜空にぽっかりと浮かんだお月様を臨み
主客共々、言葉少なく
それぞれの想いを胸に茶室へ戻りました。


茶花は、フィンランドの秋の七草とでも言いましょうか
見事に紅葉した美しいななかまどの葉が
床に彩りを添えていました。

濃茶・薄茶と頂き、厳粛な雰囲気から
茶室は和やかな空気へと変わり、楽しく会話も弾み
気が付けば、10時半を回っていました。
帰り道、冷たい風を頬に感じながら
茶会のことを、1つずつ回想するのは
毎度のことですが、なんともいえない
贅沢な瞬間だと思います。



実は、本当の満月は7日の木曜日。
その日は、友達を招いてお茶を楽しみました。

抹茶ケーキを山に、栗饅頭を満月に見立てて
お出しすると・・・
お皿の縞模様を見て友達が
「波だね」って言うんです。
流石、フィンランド人!目の付け所が違いますね。
この一皿に、自然を見出す心の目、参りました~。

でも抹茶ケーキは甘さ控えめに作ったら、相方には不評。
今度は甘めに作ってみようかな、相方の為に。



小泉首相が記帳してくださった書↓
記念になると、みんな喜んでいました。



気が付けば、秋本番を迎えたヘルシンキです。




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先週末は、ひな祭りの茶会と茶事があり
準備などで、忙しかったのです。
私とNさんが茶事を主催。
フィンランドでの茶事は
すべてが初めてのことばかりで
とても勉強になりました。
落ち着いて写真を撮れる状況ではなかったので
よい画像ではありませんけれど。


懐石の献立、お菓子、お花、道具・・・。
日本のように何でも
すぐに手に入るわけではないので
あるものを使って
どうにか形になったという感じです。

待合に掛けた花鳥の色紙が綺麗だと
皆さんとても興味深く見ておられました。
この鳥はフィンランドにもいるんですって。
日本語ではなんでしょうか?
この色紙はNさんのもので
春らしい華やかさがあり、素敵なものでした。
待合では、桜茶をお出ししました。


献立は
五色混ぜご飯 イカ団子のお吸い物
昆布巻き(中はシラッカという小魚)
ふろふき大根 香物2種(大根・胡瓜)
日本酒(大吟醸が人気・笑)


主菓子(上) 雛人形に見立てたもので
黒餡の皮はブルーベリー
白餡の皮はイチゴのシロップで
それぞれ染めました。
干菓子(下)
フィンランドのベリーゼリーと
豆を黒糖と黄粉で包んだもの 。


花は、koristekirsikkaといって
日本で言う「ぼけ」だと思います。
それと白の水仙の2種。
花を探すのに苦労しました~。
何件の花屋さんをまわったかなぁ・・・。
花器はフィンランドのアラビア社のもの。
これがとっても日本風な佇まいで
茶室にしっくり溶け込んでいました。

私がお濃茶、Nさんがお薄を点て
忙しさの中に、程よい緊張感を味わいながら
なんとか無事に終了。
お客様をもてなすというのは
本当に難しいことだと改めて感じた次第です。
帰り際のお客様の笑顔が
何よりも最高のご褒美となりました!


ちなみに、茶室のあるスオメンリンナ島へは
この船に乗って行くんですよ。
船の航路以外は、凍っております。

家に戻ると相方が肩を揉んでくれました~♪
これも嬉しいご褒美ですね 。
相方、ありがとう☆

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週末は日本でも寒かったようですが
こちらフィンランドもぐっと冷え込みました。
冬の朝はまず温度計を見ることが日課となります。

土曜日の朝は-20℃を計測。
あ~寒い・・・けれどお茶会にお呼ばれしていたので
完全防備で出掛けて参りました。


朝10時、ヘルシンキの港。
昨晩からの冷え込みで
海面はすっかり氷で覆われています。
その上を照らす日の光によって
水蒸気が緩やかに立ち上がり
それはそれは、幻想的な光景でした。
自然の厳しさと美しさを
同時に感じることが出来る瞬間です。


ナイフのように鋭く凍てついた空のもと
お茶室へと向かう道のり。
ここまで寒いと、寒さよりも痛さが先にきます。
鼻の中が凍って変な感覚になるんですよ。

今回は、お茶をはじめて1年の大学生のコンビが
親睦を深めるという趣旨で、お茶会に招いて下さいました。
お客さんは私を含めて三人、期待を胸に雪道を進みます。
お二人にとってはじめての茶事。
着物姿で出迎えて頂き
心地よい緊張感が茶室を包みます。


日本では5月というイメージの菖蒲ですが
花の少ないこの時期、温室育ちの花姿からも
凛とした力強さを感じました。


丹精込めた手作りの懐石やお菓子に
ここがフィンランドだということを忘れてしまいそうでした。
何よりも一生懸命な姿勢、もてなしの心が溢れていて
10年程お茶を習っていますが
この日ほど心に響くお茶会はありませんでした。

形や年月ではなく「心」なのだと
改めて気付かせてくれたお二人の暖かさに
帰り道は寒さも忘れ、足取り軽く家路に着きました。
素晴らしい仲間にめぐり逢えた幸せをかみ締めながら。




帰るなり「俺のお菓子は?」と聞く
相方に、せっかくの1日を
ぶち壊された気分でした・・・(いつも通り)

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17日土曜日、昼間は見事な秋晴れ!
遠くに見える島がスオメンリンナ島。
お茶室のある世界遺産の要塞島です。
マーケット広場からフェリーで15分。
月見茶会の会場へ。


お茶会は夜の8時からですが
6時に島へ行き、準備しました。
今回のお客様は日本大使館の方が多く
近藤大使ご夫妻がお見えになるとのこと
いつもより緊張してお迎えの準備です。


秋の七草、フィンランド版?
ススキに見立てたものはアシです。
その他レースフラワー、菊の仲間やレンゲ草など
すべて自然に道端に生えている草花です。
日本にないお花もあるんですよ。


月見なので、うさぎのお茶碗で。

大使館の方と一般のフィンランド人の方
総勢8名が同じお席に入られました。
お炭手前の厳粛なムードから始まり
皆さんがお薄を召し上がる頃には
和やかな雰囲気となり
これもお客様同士のお人柄が成せるものだと
いたく感動致しました。
「一期一会」この言葉が深く心に
染み入る月夜の晩でした。


帰り道、お月様とご対面。
上手く撮れなかったのですが
漆黒の中に浮かび上がるお月様の
淡い光に心も和んで。

フィンランドの方も月を愛でるそうです。
紅葉を楽しむ心といい
日本人と相通じるものがあるのかしらと
嬉しい気持ちになりました。

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私のロンドン行きをご心配下さり
コメントを頂きまして有難うございました。
多くの方にご心配頂き感激です。
本当に有難うございます。
頂いたコメントにすぐにお返事出来ず済みません。
それぞれ皆さんのところへお伺いして
コメントさせて頂きました。

昨晩、連絡のとれなかった友人とも
電話がつながり無事が確認でき
ホッと致しました。

だけれども、無差別に罪の無い人々を傷つける
テロ行為は断じて許せません。
このテロの原因が何であるのかは
多くの人は分かっているはずです。
暴力からは何も生まれません。
これ以上、悲しい世界になりませんように。


今回のお茶会は
7月7日七夕にちなんだものでした。
会場はスオメンリンナという
世界遺産になっている場所です。
元々は要塞だったこの島も
今ではヘルシンキ市民の憩いの場として
この時期は特に人気です。


軸と花(5種)
花はこの季節フィンランドのいたる所で
咲いているものです。
ススキのようなものを天の川に見立てて。



水差しの蓋を葉に変えて。
葉蓋のお点前


待合では短冊にお名前を書いて頂きました。
フィンランドに竹はないので木の枝に。
日の長い北欧の夜は
天の川を見ることはできませんが
淡い桃色と水色の夜空は

あたかも織姫と彦星のようでした☆


こうして静かにお茶を頂ける幸せ
平和であることの大切さを
しみじみと感じた夜でした。


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昨日の「鯉のぼり」は風がないときに撮ったので
メザシのようですよね・・・。
終わりの頃には、風でぐるぐると巻き付いていて
フィンランドの人には
さらに何なのか分からない状態となってました。


この日のしつらえ

この取り合わせは、今回の発起人M氏が担当。
茶花は「菖蒲」です。フィンランドにもあるんですね。
水差しの染付けが爽やかで
初夏の雰囲気を感じさせてくれます。

フィンランドには日本のように
沢山のお道具がある訳ではないので
組み合わせを工夫して
季節感を出すよう心がけています。

 
お客様に、記帳してもらいます。
筆を使って書くのは初めての方も
楽しんでサインして下さいました。


今回、待合に掛けた軸が鯉!

広場の鯉のぼりと重なりましたが
これはこれでよいと思います。
何しろ、フィンランドで鯉のぼりを
見たことある人はほとんどいないでしょうから。


始めの席は、発起人のM氏が亭主です。
姿勢が良く、凛々しいですね。
でも、この人独特の世界をお持ちなんです。
その話はおいおいすると致しまして。

私はほとんど亭主役をしていたので
受付や待合の様子は、分からないのですが
子供の日なので、お子さんを連れて
来て下さった方が多かったです。

中には、お茶を差し上げようかという時に
赤ちゃんが泣き出したので退席なさり
待合で授乳するという
心温まるハプニングもありました。

 
お客様の女の子、浴衣で来てくれました!
めちゃめちゃ、かわいかったですよー。

さて、M氏。
今回の発起人ですが
この日のお茶会のインフォメーションを
当日の朝刊(フィンランドで一番大きな新聞)に載せた為
思っていたほどのお客さんが来ませんでした・・・。
遅すぎるよ~。
せめて1週間前にやって下さいよ。

そして、この日の一番最初のお客様は
日本人のツーリスト(嬉しいですね)だったのですが
お帰りになってから、彼女の記帳したお名前を見るなり
 「この人知ってる!」と言い出す。
私、ポカーン!なんで?
私ともう1人の日本人女性が
顔が似てたんだけじゃないの?と言っても
一度どこかで会ったと思う。の一点張り。
しかも、Nさん(もう1人の日本人女性)と
Mさん(私)は全然似てないじゃん!
だから間違わないと言うので
あいよ、そーだね、そーだね。と流しちゃいました・・・。

さらに、ヘルシンキに戻る夜7時の船に乗りたかったので
まだ用事のあるというM氏をおいて
先に失礼したきたのですが
M氏が7時ギリギリに船に乗ってきたので
他のみんなと間に合って良かったねーなんて話したら
「また後で島に帰る!」とのたまった。
私達、えっ?なんで?
理由は、着物を脱ぎ捨ててきたからだそうで
とりあえずみんなと同じ船に乗りたかったし
お腹が空いたので、街でご飯を食べようと思ったそうです。

なんか、摩訶不思議ワールドなんですよねー。

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フィンランドでは、昇天祭のため祭日でした。
日本の子供の日にちなんで
スオメンリンナ島でお茶会を開きました。



画像は茶室前の広場に飾った「鯉のぼり」
竿がなかったので、吊るした・・・。
迫力に欠けるけど、仕方ないかな。

帰りの遅くなった腹ペコの私を
相方はカレーを作って待っていてくれました!
ありがとよ~。

という訳で(どういう訳か)
今日は疲れたので休みます。
詳細は後日。

おやすみなさい。
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フィンランドに日本文化友の会なるものがあり
その会が主催する「JAPANI PA"IVA"」(日本の日)
裏千家茶道もデモストレーションティーセレモニーを
やるから手伝いに来てね。と先週のお稽古の終わりに言われました。

えーっ、こっちに来て2回目のお茶の稽古がお茶会!
お茶会でお手前をするなんて、日本では考えられない事です。
ちょっと、ビビリましたが
こういうチャンスはなかなか無いのではないかと思って
大胆にもお手伝いを引き受けました。



会場はANNANTALO(アンナンタロ)という、公会堂?
のような所で茶道の他にも剣道、居合、生け花、折り紙、着物
マンガ、アニメなどの紹介。
カフェではお寿司や焼き鳥などが出ていました。
かなりの入場者で、どのお部屋も大盛況の様子でした。



お茶会は堅苦しく無い和やかな雰囲気の中で進められました。
フィンランド語の話せない私がお手前をやり
その間、説明をしたり質問を受けるわけですが
なんと質問の多いこと!その熱心さに驚きました。
なかなか終わらない・・・。

とても、充実した時間が過ごせました!
日本に興味を持って下さる人が沢山いる事は
本当に嬉しい事です。

 

ちょっと気になったのは
会場に裏原宿から来たような
ゴスロリファッションの娘が来てました!
画像が無くて残念。
アニメとか好きなのかな?
街でも見かけるけど、似合ってるとカワイイ♪と思う。
がフィンランドではかなり浮く。
ロンドン辺りなら問題なしだと思うのですが。

 
相方の同僚家族R家の人々が来てくれたのに
家で寝ている相方はいったい・・・。

でもその方が我が家は平和。


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世界遺産のスオメンリンナ要塞はマーケット広場から15分。
ここに去年の6月に、裏千家のお茶室「徳有庵」が出来ました。
日本にいた時本で知り、えーっ、あそこに茶室!と驚きと共に
なんとなく嬉しかったですね。フィンランドの事でしたから。

 

今日の島の風景城壁の上から出ているのは砲台。
ご覧のような岩の要塞なんです。ここに茶室ですから、
意外な取り合わせだと思いませんか?
島については、また違う機会にお話させて頂きます。

茶室の入り口。堅牢な木の扉は中世の雰囲気です。
扉をを開けると、木の香りがほんのりと漂い
ひんやりとした空気に包まれています。
天井は18世紀のレンガ屋根を残した独特のデザイン。
世界で唯一だと思います。

久し振りのお稽古に、緊張しました~。
日本では先生が準備をして下さっていて、私は稽古をするだけ。
でもここでは1から準備しなくてはならず、
当たり前の事が出来ない!愕然としました。ヤバイぜ
長年やってはおりますが、こういった基本に戻って勉強する機会に
恵まれて、とても幸運だと感じます。
また日本では、まず目にする事は出来ないだろう
家元直筆の「お軸」(掛け軸ね)が、ごくフツーに掛けてあるよ!
なんちゅうこっちゃ!ビビリ・・・。

聞いてはいたが、外国の方は「まじめ」。
茶道について、真摯な気持ちで臨んでいるようです。
気持ちを入れ替えねばならぬぞ。
相方が心配しています。私がまじめになることを・・・。
あの~、昔からまじめなんですけど。

済みません、ウソでした。

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