先日、キノコのことを記事にしましたので
ベリーを無視するわけにはいきません。
フィンランドで、ベリーは果物ではあるけれど
他の果物とは、何故か違う扱いなんですよ。
とにかく、ベリーに対する想いがとても強いようです。


いちごに始まり、ラズベリー、クランベリー、ブラックベリー
クラウドベリー、ブルーベリー、スグリ類・・・・
本当に沢山のフィンランド産ベリーが
市場やスーパーに並びます。
今年は晴天が続き、雨不足だった為に
いちごは小粒で甘いものが多いです。
残念なことにブルーベリーは、不作だったようで
ブルーベリーに関しては、フィンランド産よりも
ドイツ産を多く見かけます。

フィンランドの人は、これらのベリーをお菓子や料理に
使うのはもちろんのこと
ジュースにして保存するんですよ。
ジュース専用の鍋があるくらいなんですから。
フィンランドでは、ベリーのジュースは種類が多く
オレンジやリンゴと同じように飲まれています。
ブラックベリーのジュースは、喉に良いからと
勧められ冬場によく飲んでいました。



 

市場で、フィンランド産のブルーベリーとラズベリーを買って来ました。
ベリーもキノコ同様に
「誰の土地であろうと、自由に採って良い」
という、素晴らしい法律があります。

聞いた話によりますと、売られているベリーは
フィンランド全土に生っているベリーの1割程度だということです。
つまり、残りの9割はフィンランドの森で
自然に実を付けて、その一部は人が摘みますが
多くは人知れず、動物達の餌となっているそうです。
もったいない気もしますが、自然の摂理に逆らわず
必要な分だけ、自然からお裾分けしてもらう
という気持ちとても素敵です♪



さてさて、今回は定番のベリータルトに変身しました。
ベリーのお菓子は沢山あるのですが
私はフィンランドのこのベリータルトが大好きです。

10cmのタルト型で10個出来ました。
画像を撮る前に相方が、1個食べちゃった~。





ベリータルトのレシピはこちらからどうぞ
簡単で美味しいので、お勧めです。

いちご狩りの様子もよろしければご覧下さい。
こちらからです
日本のいちご狩りとは雰囲気が違いますよ。