1936年に、このアアルト・ベースが誕生して
今年でちょうど、70周年なんです。

当時、この神秘的で有機的な造形の花瓶が起こした反響は
相当なものだったと予想できます。
今でも十分に、コンテンポラリーアートとして通じるデザイン。
それは、機械化しつつある工業製品に対する
アアルトの挑戦でもあったようです。
彼の考えるデザインは、人の為のものであって
機械の為のものではないということ。
そして、日々の生活に役立つものでなければならないけれど
その使い方はオーナーが自由に決めれば良いということ。
このベースも花を生けるだけでなく
オーナーの感性によって使い方は、無限の可能性を
秘めているということですね。
そう思うと、何故だかワクワクします。

この色は、アアルト・ベース誕生70年を記念して作られた
今年1年間だけの限定色ペトロブルー(Petrol Blue)です。
使って良し、飾って良しの永遠のモダンデザイン。
このユニークな形を、何からインスピレーションを得て
デザインしたのかは定かではないようですが
多くの人は(私もですが)フィンランドの象徴的な風景である
湖や海岸線から得たのでは、と感じているようです。
現在でも変わることなく1つ1つ手吹きによる
職人さんの熟練の技術によって作られています。
よって、世界に2つと同じものがないということも
このベースの個性であり、魅力なのかなと思います。
ちなみに、1937年のパリ万博ではグランプリを受賞し
ニューヨーク近代美術館の永久所蔵品にも選定されています。

また今年は、このアアルト・ベースを作っている会社
IITTALAが125周年を迎えた年でもあります。
それを記念して、デザインミュージアムでは
IITTALAの企画展か開催されています。
この模様は次回お伝えいたしますね。






そして、忘れてならないのは



























