木の葉パンのフィンランド覚え書き+α

北欧フィンランドで暮らしてみて~

見て、聞いて、食べて、感じたコト色々の覚え書き。

そして、日本での暮らしも加わりました。


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30日の日曜日でサマータイムは終わり
とうとうウインタータイムになりました。
午前零時にきっかり変わるのかと思っていましたら
イギリスのGMT午前2時の変更だそうです。
イギリスとフィンランドの時差は2時間ですので
こちらでは午前4時にウインタータイムとなった訳です。


我が家の時計はアナログばかりなので
手で時間を直しながら、これからが冬なのね・・・と
感傷的になったりして。
もちろん寒さは嫌ですけれど
慣れれば、どうにかがんばれるのですが
暗さというのは自分ではどうにも出来ないので
気分的に辛いのです。


フィンランドではこの時期
程度の差はありますが「うつ」になる人がいるようです。
「うつ」と関連して言われるのは「自殺」です。
北欧は世界的に自殺率が高いといわれています。
フィンランドは、国レベルで長期的な
自殺予防対策の研究に取り組み
最悪期と比べ3割も低下させた実績をあげ
世界中で注目されているようです。

日本でも自殺率が上がってきているため
国によって自殺の要因は様々であると思いますが
フィンランドでの例を参考に研究しているようです。
冬の暗さだけが「うつ」の原因ではありませんが
少なからず影響はあるようです。
人間の精神状態は、環境に左右されやすいと
改めて実感しました。
今日はちょっとまじめなお話でしたね。

画像は30日、日曜日のヘルシンキです。
どんより重い空。
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前回の記事で沢山のコメントを頂きまして
どうも有難うございました。
これだけはどうしても言わせて下さい。

「木の葉パンさん素敵」という様なコメントを
頂く度に、胸が痛んだ木の葉パンです。
私はたまたま着物を持っていて
自分で着れるからという理由で
モデルになっただけなんですよ~。
どうか過大な幻想はお持ちになりませんよう
くれぐれもお願い申し上げます。
会ってみたら、がっかりとなりますので。
ということで本題。



今回の「日本文化週間」は「着物ショー」の他にも
「子供向け太鼓ワーク」(どんな物なんでしょうか?)
「剣道デモストレーション」
「能ワークショップ」
「大きな目の秘密」と題してバンド演奏と
フィンランドでのアニメ・漫画の歴史を学ぶプログラム
「ムラサキからムラカミまで」という文学セミナー
紫式部から村上春樹?村上龍?までだと思いますが
きっと春樹の方でしょうね。
「紙芝居」フィン語と日本語で
「日本食デモストレーション」日本大使館公邸の料理人
西園寺さんよるデモで、もちろん試食あり!
などが行われました&行われる予定です。

私がお手伝いさせて頂きました「着物ショー」は
立ち見のお客様が出る程の人気で大盛況だったそうです。
残念ながら私達出演者は、楽屋や控え室で待機している為
ショーを観ることは出来ませんでした。
これはホントに残念です~。
唯一撮れた画像がこれ↓


私の出番が終わったあと、着物ではないけれど
武道の稽古着を紹介している場面です。
しかもブレてますね(汗)

ショーの流れはこんな感じです。
着物の名称などの紹介に始まり
=入学式の晴れ着
=夏祭りの浴衣や甚平、はっぴそれと薄物と単衣
=七五三
=お正月、成人式、結婚式など晴れの着物
それと着付けの実演があり
相方の同僚はこれが面白かったそうです。

可愛らしいちびっ子達もがんばり
総勢30名ほどの出演者と裏方さん
準備や打ち合わせ本当にお疲れ様でございました。
1つのものを作り上げる達成感や充実感を
そばで拝見してて感じた次第です。
私は当日やってきて、着物を着ただけですから
大きな事は申し上げられませんけれど。

着物の季節を大切にする感覚や
晴れの日に対する想いなど
日本人が昔から育んできた文化が
フィンランドの人々に伝わっているといいな。
着物はつい最近まで日本人の普段着だったのですから
現代を生きる私達は、着物から学ぶことが
沢山あるのではないかと再認識いたしました。


上記のプログラムの他には生け花やお習字の展示。
フィンランド在住のフェルト作家、坂田ルツ子さんの作品展も。
フェルトはフィンランドで良く見かける素材です。
温かみがあって、成形の自由なところが面白さでしょうか。
発色の綺麗さも魅力の1つです。


木の葉のラグ。とても可愛らしくて欲しくなりました。

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25日の夜半、雨がへと変わり
26日はとうとうヘルシンキにもが降りました~!
さすがに寒かったです。
なので昨日はほとんど家におりました。
画像は27日木曜日、今朝8時の様子です。
気温は-2℃。
まだ薄暗く、日の出は8時半頃でした。



そんな中、寒くても本日はお出掛け致します。
着物のモデルとして!
なんで私が・・・生き恥さらすとはまさにこのこと。
憂鬱ではありますが、ここは気合を入れて
がんばって参ります!?

私が着物モデルになる経緯を申しますと
今年は、日本とEUとの市民交流年として
友好関係を強化する為の様々なイベントが
EU加盟各国で開催されているそうです。
さらに今年はフィンランド日本協会設立70周年!
ということもあり
JAPANIN KULTTUURIVIIKKO 「日本文化週間」
10月25日~29日に開催されています。

そのイベントの1つ「着物ショー」に出演するわけです。
日本の四季や行事ごとの着物を紹介するショーで
袷や振袖、袴、浴衣の人は決まっていて
薄物、単衣を持っている人を探していたようです。
お茶仲間のNさんが薄物を
私が単衣を着ることとなりました。


ショーの間、画像を撮る余裕がないかもしれませんので
一応こんな取り合わせにしてみました。↑

単衣小紋に八寸名古屋帯の気軽な装いです。
着物の柄が春っぽいので
帯で秋を意識してみました。
私は反対色で合わせるのが好きなのと
今回はステージにあがるので、目立つ様に
帯揚げ帯締めは紫系にしました。

こちらに来るにあたって、洗える着物が楽だろうと
そんなのばかり持ってきましたが
フィンランドの方が見て下さるなら
正絹のものを着たかったなぁ・・・。
こんなことになるとは思ってもいなかったし。

それでは、今から出掛けて参ります。
ショーの様子等は戻ってからご報告したいと思います。
ずっこけないように気を付けよっと。


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レシピをお尋ね下さった方がいらしたので
自己流アレンジレシピですが
よろしければ参考にして下さいませ。

難しくないので、是非お試しを♪



材料     画像の型は30cmじゃなくて26cmでした。
        どんな型でも大丈夫ですよ。
        丸でも四角でも。


バターかマーガリン  200g
小麦粉           4dl
砂糖             3dl
ベーキングパウダー ティースプーン2杯
              2個
牛乳            50cc
メイプルシロップ  ティースプーン6杯くらい
りんご            3個
胡桃          お好みで


作り方

1.りんごをスライス。

2.砂糖とバター(マーガリン)を混ぜる。

3.よく混ぜた小麦粉とベーキングパウダーを
  ふるいながら2に混ぜ合わせる。

4.さらに卵と牛乳、最後に胡桃を加えて
  生地が均一になるようによく混ぜ合わせる。

5.生地の半分を型に伸ばし、りんごを並べる。

6.並べたりんごの上にメイプルシロップを
  ティースプーン3杯分回しかける。

7.残りの生地を6の上にのせて
  残りのメイプルシロップ
  ティースプーン3杯分を回しかける。
  りんごを上にも並べたい場合は5の時に量を調節して下さい。

8.200度のオーブンで45分前後。
  焦げそうになったら途中でアルミホイルでカバーして下さい。



私が使ったメイプルシロップ

*ご注意*
メイプルシロップの量はいつも適当なんですが
きっとこのくらいかな?と思います。
これは甘めですので砂糖の量は調節して下さい。
りんごの大きさはまちまちなので
日本なら2個でよいかもしれません。



我が家では大問題が発覚したんです。
相方が昨日の記事を読んでこんな発言を・・・

相方 「林檎は分かったけど、桃も入ってたんだ」
私  「桃なんて入れてないよ」
相方 「だって桃も入れたって書いてあるじゃん」
私 「???」 
「ぐははははは、もしかして胡桃のこと?」
相方 「あっこれ胡桃って読むんだ」
私 「・・・」

お前は食べる資格無しっ!

胡桃「胡」の立場はどうなるんじゃ。
悩める木の葉パンでした。




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今の季節は特に、市場でもスーパーでも
沢山の種類のりんごが並んでいます。
フィンランド産はもちろん
世界中のりんごが楽しめます。
残念ながら、日本のモノのように蜜が入った
シャキっとジュージーな品種は少ないので
そのまま食べるよりも
お菓子つくりに適しているとおもいます。


画像のりんごはpaula redという品種で
酸味が強く、水分が少ないので
まさにお菓子向きでした。


そんなわけで、何故だか夜になって
アップルケーキを作りました。
りんごと胡桃とメープルシロップを入れて
あとは焼くだけの簡単なものです。
焼いている途中メイプルシロップの甘いの香りがしてきて
なんとなく幸せ気分~♪
焼きたては、ふっくらとしています。


次の日は少ししっとりとなりました。
相方も私も胡桃とメープルシロップが好きなので
コレはかなりいけますよ(自画自賛)
大きな型で作っても
すぐになくなってしまいます。
生地の間に沢山のりんごを並べたのですが
画像の断面では分かりにくいですね。

見た目より、味で勝負のケーキです。
コーヒーとよく合います♪


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バルセロナから戻ってから10日が過ぎヘ
ルシンキは晩秋の装いに変わってきました。

朝晩は、冷え込みが一段と強くなり
最高気温が5℃前後の日もしばしばです。
仕事から帰った相方の頬が
寒さで赤くなっていることもあります。
私はマフラーと手袋が手放せなくなりました。
朝の7時でもまだ暗くて電気が必要です。
この暗さは滅入るんですよねぇ。

久し振りに最近のヘルシンキの景色をお送り致します。


散歩道の景色もこんな風に変わりしました。
夏の間まぶしかった緑の上に落ち葉が舞い落ち
黄金色の絨毯へと模様替え。


トーロ湾の水鳥達が
一斉にこちらへ向かって泳ぎ始めました。
水鳥も泳ぐで良いのかしら?何て言いますか?
どなたか教えて~。
ここ数年、暖冬の為に
ヘルシンキで冬を越す渡り鳥もいるそうです。


この2組は仲良しなのかな。
どこへ行くにも一緒に行動していました。


近所のお花屋さんのアレンジメント。
こちらの人の手にかかると
菊も洋風な佇まいになるから不思議です。
色合いも手伝って、心が温まる
秋の恵みの詰まった素敵なバスケットです。



踏んで歩くのがもったいない
自然のカーペット。
カサカサと乾いた音が
秋の終わりを告げているようでした。


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自己満足なバルセロナ旅行記も今回が最終回です。
懲りずにお付き合い下さった皆様へ
どうも有り難うございます。


スペインといえばフラメンコや闘牛
そしてサッカーと数々のエンターテイメントがあります。
(フラメンコは以前見たことがあるのでパス
闘牛は残念ながらシーズンが終わっていました。)
FCバルセロナのスタジアム、ガンプ・ノウへ行きました。
11万人収容可能なのはヨーロッパ最大級です。
スタジアム併設の博物館は
バルサファンでなくとも十分楽しめると思いますよ。

世界のスーパースター
ロナウジーニョに出会えたら最高でしたけれど。
最後までユニフォームを買うか悩んで、買わなかった。
場内で食べたハンバーガーがマズウマで(笑)
その夜はレストランでハンバーガーを頼んでしまいました。


ゴシック街で目に留まったウインドウディスプレー。
素敵だったので入ってみると手作りの紙屋さんでした。
マーブル模様など昔の製法で作っているようです。
こういう雰囲気が大好きなので
イニシャル入りのレターセット↓を買いました。


最後は、お楽しみの食べ物のことを
書きたいと思います。が・・・問題発生です。
食べ物の画像がないんですよ。
え~ありえねぇー!!!
理由はただ1つ。撮る余裕が無かった。
なのでおまけの画像↓でお許し下さい。
街角に漂うよい香り、焼いも屋さんでした。


スペインにはバルと呼ばれる
食堂+居酒屋+喫茶店のようなお店があります。
カウンターにずらりと並んだタパス(料理)の中から
好きなものを選んで、席に運んでもらうシステム。
次から次へと運ばれてくるタパスを前に
食らいつく相方に殺気を感じ、写真はあきらめました。

バルで出されるタパスの種類は豊富で目移りしますが
相方は1年ぶりのタコとイカに大興奮でした。
他には生ハム、スペイン風ポテトフライ、コロッケ
パン・コン・トマテ(これはmechan0623さんが詳しく
書かれていますのでご覧になってください。こちらから
トルティーリャ(オムレツ)お肉の串焼き・・・。

いったんホテルへ戻り、9時頃まで一休みしてから
夕飯に出掛けたので、2日目からは
カメラを持って出るのをやめちゃいました。
今思えばやっぱり持って出るべきでした~。
シーフードパエリアは美味しかったです!


朝や昼、そして疲れたらカフェやバルに入り
何処ででもカフェコンレチェをオーダーしました。
これはエスプレッソにたっぷりミルクのカフェラテのこと
めちゃ美味しいのにフィンランドの半額以下!
もう病み付きです~(笑)
一緒に写っているパイがとても美味しくて
大きいですが、あっさりぺロリと頂けます。
フィンランドよりお安いものが多くて
美味しいしついつい食べ過ぎましたが、悔いなしです♪


グラシア通りに敷き詰められた
ガウディデザインの六角形のタイル。
優しく注ぐ木漏れ日が、今回の旅の思い出を
素敵なものにしてくれそうな気がします。
バルセロナは、またいつか訪ねたい街です。

今回泊まったホテルは「AC Diplomatic」といって
数年前、日産「テイアナ」のCMに登場した所だそうです。
デザイナーズホテル?というのかしら。
広くはないけれどモダンな雰囲気の内装で
接客態度も気持ち良かったと思います。
ガウディのカサ・バトリョやカサ・ミラの近くという
立地が気にってここに決めました。
屋上からはサグラダファミリアが臨めますよ。
朝食は付いてませんでしたが(スペインでは普通なの?)
その代わり色々なカフェやバルに入れたので
良かったかなと思います。


次回からはフィンランドの話題をお送りしま~す。
よろしくどうぞ♪

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バルセロナもう少し続けます。すみません。
なにもガウディだけがバルセロナではありません。
何度も言いますが、ヘルシンキより広い!ので
エリアによって特徴があります。

ゴシック地区の地下にはローマ遺跡があるという
歴史のある地区で、中世の建物が多く残り
いわばバルセロナの心臓部です。
「カテドラル」を始め多くの見所が詰まっています。


↑ゴシック地区、カテドラル横の通り。
カテドラルは外観は修復中でしたが、ゴシック様式の教会で
見事なステンドグラスや回廊が素晴らしく美しかったです。


こちらはカテドラル前にある
カタルーニャ建築家協会のピカソによる壁画です。
素朴ながら力強い。キュート!
「ピカソ美術館」は建物自体も素敵ですし
ピカソのごく初期の作品があり、とても面白かったです。
美術館嫌いな相方もここは気に入っていました。


市民の台所「ラ・ボケリア」市場ここも楽しいです。
豊富な魚介類に感激しつつ、羊の頭部にギョッ!として(笑)
羊の頭部はどうやって食べるのでしょうか?



世界遺産に登録されているモンタネールの作品
「カタルーニャ音楽堂」↑があるのもこの地区です。
彼はガウディよりも早く才能を認められ
バルセロナ建築界の中心的な人物になりました。
ステンドグラスを多用したホールやモザイク壁画など
色鮮やかで優雅な姿は美しい花や宝石を見るようでした。

この地区のメインストリート、ランブラス通りで
スリの現場を目撃!まさにバルセロナ警察24時(笑)
道のど真ん中で、若い男性同士の取っ組み合いが勃発し
あっと言う間に人垣ができて
ストリートパフォーマンスの様になってしまったんですが
数分で警察官が駆けつけ御用と相成りました。
どちらもお顔つきがラテン系のイケメンでしたわ☆(不謹慎)
こういう時って見てるだけで助ける人は少ないですね。


続いて旧市街とベイエリア
スリのあったランブラス通りを南に下ると海!なんです。
ヘルシンキも港町ですが、やはり雰囲気が違います。
この港は気分が明るくなりますね。
2人とも大好きな「水族館」に入りました。
トンネル型の水槽や体験型水槽などがあり
なかなか楽しかったです。


「シウタデリャ公園」↑
モンタネールやガウディの作品があります。
サイクリングで街を回る若者の集団に出会いました。
颯爽と走り抜けて行き、気持良さそうでした~。
「コロンブスの塔」の脇にある「海洋博物館」のオープンカフェは
雰囲気が良くお勧めです。


モンジュイック地区。
1929年の万博にあわせて整備された地区だそうです。
スペイン広場から真っ直ぐに続く丘の上には
「カタルーニャ美術館」「ミロ美術館」
「オリンピックスタジアム」「スペイン村」
等があります。
この丘から望む地中海の景色は最高です。
画像はカタルーニャ美術館よりスペイン広場を臨んだところ。

私達が訪れた日は、様々な見本市が開催されていて
相方の希望により「爬虫類フェア」に入りました・・・。
なんでバルセロナまで来て爬虫類なの~!!
と思いましたが、相方が喜んでいるのなら仕方ないか。
爬虫類フェアの為にミロ美術館はパスです(涙


次回でバルセロナも終わりの予定です。
今日もお付き合いくださり有難うございました♪


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バルセロナはヘルシンキより広い!
大通りがいくつもあるし、エリアによって
全く違う雰囲気で、それぞれ魅力に溢れていました。
18世紀半ば、バルセロナの人口に伴い拡張された
エシャンプラという地区には
多くのガウディの作品が残されています。
その目抜き通りグラシア通りに
向き合うようにガウディの山と海はあります。



「カサ・ミラ」別名ラ・ペドレラ(石切り場)
山をイメージして造られたといわれており
ガウディ晩年の作品で世界遺産になっています。
切り出したままの石の粗い表面を残した
石造りの外壁は重厚感がありますが
なだらかにうねる曲線のおおらかな表情は
人の手によって造られたものとは思えぬ
自然界の創造物のような雄大さと繊細さを
併せ持った魅力的な建物です。
6階建ての新築集合住宅として建てられ
部屋や窓の形がすべて違うつくりになっています。


門扉やベランダの手すりに見られる
アイアン細工の独特の形状は
外壁の曲線と溶け合って
心地よい一体感を感じさせました。


忘れてならないのは屋上に並ぶ数々の煙突。
奇妙な姿は宇宙人、騎士のマスクともいわれていますが
バルセロナの強い風を上手く逃すように
デザインされているそうです。




「カサ・バトリョ」
こちらは海をイメージして造られたそうです。
ガウディ円熟期の傑作ですが「カサ・ミラ」が新築なのに対し
五階建ての建物を全面的に増改築したものです。
増築された屋根裏階の青く光る屋根は「竜の背」と呼ばれ
ひときわ目を引く造形です。
外壁に様々な色ガラスや円形タイルなどを用い
陽光に照らし出され幻想的な姿を見ることが出来ます。
ベランダの仮面のような不思議な造形や
直線を一切排除した人骨のような柱など
強烈な個性のパーツを上手く繋ぎ合わせる
絶妙のテクニックには本当に脱帽です。
普通なら下品なものになりかねないですよ。
こちらも部屋は全部違うつくりのようです。



海をテーマにしていますので
ステンドクラスは海中のイメージでしょうか。
水玉がリズミカルに並ぶ様は
とても軽やかで気に入りました。


屋上の煙突。
色ガラスを多様しお花のモチーフが可愛らしく
柔らかなデザインと調和しています。




カサ・ミラにあったガウディチェア
これでガウディはおしまいです。

彼の作品はあまりにも独創的過ぎて
当時は相当奇抜なものだったでしょう。
現在でも十分に斬新ですし。
今日のようにガウディを天才扱いすることを
彼自身は望んでいないかもしれませんが
彼が残した様々な作品を目の前にした時
陳腐ではあるけれども
感嘆のうなり声やため息と共に
それ以外の言葉が思い浮かばないんですよね。
でも、天才と簡単には呼びたくない自分もいたりして。
学生時代、担当教授がガウディの作品を見て
「悪魔か、天才か」と呟いたそうです。
なるほど!そんな言い方もありですか。
今まで以上に興味深い人物となりました。

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ガウディの才能をいち早く見出し
彼の良き理解者であり、生涯の友となる
バルセロナを代表する資本家アウゼビ・グエル氏が
計画した分譲地で
当初60戸の住宅販売を予定していたが
グエル氏の死去により計画は中止となり
公園として整備されたのが
世界遺産でもあるグエル公園です。
お天気が今ひとつはっきりせず残念でした。


ここはバルセロナの高台に位置し
地形を上手く生かした設計とガウディ独特の世界観が
見事に融合した夢のような空間です。
この階段の踊り場にトカゲ君 はいます。


グエル・パークのモザイク。
これは外壁の装飾で、他の色の組み合わせもあります。
この部分だけでも心が弾む細工ですね。


アイアン細工の門扉と街灯。
非常に凝ったつくりになっており
門扉のモチーフはシュロの葉です。
ガウディは鉄を使った細工物を
他の建物でも多用しています。



住宅地の管理人用に建てられた事務所。
お菓子のお家の様な可愛さと
完璧な二重螺旋構造で作られた塔の形状との
アンバランスさが最大の魅力だと思いました。
塔の先端にはガウディのダブル十字架が見えます。
ダブルの十字架はガウディを代表するモチーフの
1つだと思います。カッコイイです。


やしの木の肌のような柱が特徴的。
この上も歩けるようになっています。
このような遊歩道が各所に配置されていて
とても変化に富んだ楽しい設計です。


緩やかな坂道を登ると、広場に辿り着きます。
破砕タイルのベンチが広場を取り囲み
人々が思い思いに楽しんでいいる様子がよく分かります。
まさに憩いの場ですね。
ここからはバルセロナ市街や地中海を望むことが出来ます。
サグラダ・ファミリアも見えますよ。


広場の下は市場といわれる場所。
天井のモザイクがリズミカルに並んでいて
規則的に並んだ柱とのコントラストが
非常に心地よく、
目を引きます。
モザイクの柄もすべて違っていたと思います。

ガウデイを語るときグエル氏の存在は欠かせません。
グエル氏の財力があってはじめて
ガウディの溢れ出る想像力が形と成り得たわけですから。
グエル氏に感謝しつつ園内を散策しました。
この公園はサグラダ・ファミリアのような
迫力はありませんが
自然界にある様々なものをモチーフとして
随所にちりばめ
大変おおらかなつくりとなっています。
もちろんそれらはすべて緻密な計算のもとに
成り立っているのですが
それを感じさせないテクニックも凄いなと思います。
ちなみにこの分譲地60戸中2戸だけが売れ
その1戸はガウディが購入し
ここから様々な建築現場へ通ったそうです。
そのお家は今ガウディ博物館になっています。

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