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2009-12-06 02:36:05

ホットボタンを誤爆

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ころが僕はさっそくに不用意にも、この人のホットボタンを押してしまう。それは学歴であった。

彼女も僕も国立大を卒業している。後で調べてわかったことだが、偏差値的に並べれば、僕の出身校の方がかなり上であることは否定できなかった。そして彼女の出身校は、ある珍しい分野に特化した大学だった。そしてその「ある分野」は、今の彼女の職業とはずいぶんと縁遠いものであった。そもそも僕は関西人で、東京にあるその大学のことは本当に知らなかった。

僕としては、出身大学のことや大学偏差値のことなんか、ここ10年以上考えてみたこともなかった。デートの相手に特定の学歴の人を求めていたわけでもなかった。ただ単に、こういう勉強をして、今こういう仕事をしているというのがギャップがあってとてもユニークだったので、ごく軽い気持ちで、「へえー、どんな勉強をしたの?」とか、「女子の生徒も結構いたの?」とか、「卒業生はどんな職業に就く人が多いの?」なんてふつうに話を振っていた。興味深かったし、彼女の答えの切れ味がイマイチだったので、割にしつこく聞いたかもしれない。

これが苦痛で屈辱的に受け取られたらしい。そのときにはニコニコして答えてくれていたように思ったが、ある日、彼女からメールが届いた。発信時刻は平日の朝の4時だった。

「そりゃあんたの大学は偉いですよ。私なんか誰も知らない変わった大学ですよ。だからといって人格まで否定することないじゃないか。何でそんなに大学にこだわるんだこのクズ野郎」と書かれていたのである。

凄く驚いたし、どうしたらいいかわからなかった。翌朝、またメールが届いた。「昨日のメールは酔ったまま送信してしまいました。私はこんな人間なんです。すみませんでした。この罪は一生背負って生きていきます。さようなら。」

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2009-12-05 01:58:27

事例1 幸先上々

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A子さんは30代半ば、お堅い会社に勤める総合職だった。

大変用心深い人で、会うのはいいけど最初のデートで夜の食事なんてもってのほか、まずは日曜日の昼間に喫茶店で1時間くらいお話をしましょうということだった。くれぐれも軽い服装で来るように、自分もジーンズで行くから、と何度も強調されたので、それに従った。

初めて会う彼女はほぼノーメークだったと思う。どういう気持ちでわざわざ軽装にノーメークで来るのかわからない。とにかく、会うまでは強気で高飛車な感じはあった。そんな彼女が1時間のコーヒーで段々と柔らかくなっていく様子だったのは、男としてはいい仕事をしたような気分にもなった。

二度目のデートの申し込みが無事受理され、晴れて金曜の夜に食事をすることになった。前回は簡単なTシャツ姿だった彼女が、ノースリーブの黒のドレスで登場したときには驚いた。とても小柄で童顔の女性だったので、残念ながら飾り気のないTシャツの方がうんと可愛かった。今日はなんだかドレスが歩いているみたいだ。並んで歩くと香水のにおいがプンプンして、お化粧もいささか厚すぎた。

話は盛り下がった。強気で用心深く、慎重に各種の検査を実施するようであった彼女が、すっかりイエスマンになってしまったからである。こちらの気を害さないことだけに、とても注意を払ってくれているようだった。お酒が空くとついでくれ、タバコをくわえれば火を付けてくれた。やることなすこと、不必要なほどにケバイのだが、ひとつひとつがぎこちなく、ホントはこの人はきっと全然したことのないことをしてくれているような印象を受けた。それでも、いろんな演出も気持ちのうちだと、有り難く受け取っておいたのであった。

2009-12-03 00:44:22

閑話休題

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も1年強の活動期間中に、よく覚えていないけれども、12~13人以上の女性と会うことができた。それだけの数の人と、ほんの短い期間とはいえ、やりとりが出来たと言うことは、「コンカツ」をしなければあり得なかったことだと思うし、いろんなタイプの女性がいるのだと言うことがわかっただけでも、自分にとってプラスになったような気はする。

ここからしばらくは、ケーススタディとして、出会った女性たちとの進捗状況を思い起こして記述してみたい。もちろん個人情報は伏せるし(正直、名前や電話番号ももう解らなくなっていて、個人情報を明かしようがないのだが)、事例もデフォルメしたり他の事例を混ぜたりしてぼやかしてある。しかし、フィクションではない。

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