旧友K君から下記のコメントを貰いました。

すまなんだのう。相変わらず完璧やのう。確かに君の言うとることは正しい。そのとおりやじょ。

せやけどおめー 正しすぎひんこ?

ここで感情論を持ち込むことはナンセンスであり、このブログの空気が読めてへんことを百も承知のうえやけど、世の中は経済合理性だけで成り立ってるんやないし、そもそも「阪神タイガース」という他に類のない独特の、ある種理屈の通じない世界にロジックを持ち込むことに、ビール飲んで応援しとるファンは反感をもっとるんは事実やじょ。「阪神」は野球やのうて文化やからのう。

こんなしょうもないこと書いてすまんのう。ただな、経済原理主義がこのまま進むとなんか殺伐とした世の中になるような気がしてな。

田舎モノの戯言です、笑ってくれい。

konitanblog回答(読みにくい方は、下に標準語訳を付けましたので、標準語訳をお読み下さい)

いやあ、K君よ。君のゆうことにも一理あるじょ。わしも関西で育った人間やし、阪神ファンのおっさん心理はようわかるわれ。せやけど、おめえ、経済合理性と阪神ファンのおっさんを喜ばすちゅうのは矛盾せえへんとわしは思うじょ。なんでかちゅうたら、ほんまに経済合理性に基づき利益を上げようとしたら、阪神ファンのおっさんを敵に回すわけにはいかへんやんけ。そやから、村上はんもすごい阪神ファンの世論を気にしてるんちゃうこ。そういう意味では今のところ村上はんのアピール戦略は失敗しとんの。ワシは村上はんのとっとる行動は、極めて合理的で問題ないと思うけど阪神ファンのおっさんに不愉快に思われたら、まとまるもんもまとまらんようになるわれ。もうちょいそのへんの戦略は考えんとあかんのう。

一応標準語訳

いやあ、K君よ。君の言うことにも一理あるよ。僕も関西で育った人間だから、阪神ファンのおじさん心理は、よく分かるんだよ。だけど、君、経済合理性と阪神ファンのおじさんを喜ばすということは矛盾しないと僕は思うよ。どうしてかというと、ほんとうに経済合理性に基づいて利益を上げようとしたら、阪神ファンのおじさんを敵に回すわけにはいかないだろ。だから、村上さんもすごく阪神ファンの世論を気にしているんじゃないかな。そういう意味では今のところ村上さんのアピール戦略は失敗しているよね。僕は村上さんの取っている行動は、極めて合理的で問題は無いと思うんだけど、阪神ファンのおじさんに不愉快に思われたら、まとまるものもまとまらなくなるよね。もうすこしそのあたりの戦略は考えないといけないよね。

 

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 旧友K君から、阪神タイガース上場を考える について質問を貰ったのでこの場を借りて回答します。


質問(原文のまま) 

上場の意義についてはよう分かった。せやけどおめー ①村上氏は実は阪神の日本一を確信していて、その仕込みとして、この決して歓迎されないタイミングで②実は球団経営に興味なく、含み益があるうちに売却するのでは?(実際の目的は電鉄所有の不動産)結局、氏の金儲けに直結してるところが星野氏言うところの私物化であり、ファンの反感を買うところなのでは?と指摘されとる点についてはどうじぇ?


①について回答:証券取引法ではインサイダー取引規制の一環として、10%以上を保有する株主は株式取得から6ヶ月以内に売却して得た利益は会社が返還請求できるとしているので、日本一になって株価が上がっても売却はしないと思います。


②について回答:球団経営には興味は無いと思います。彼の目的は、一般の投資家と全く同じで株式を安く買って高く売ることです。自由主義市場経済においては、法令に反しない限り、そのことで彼を非難するのは私は間違っていると思います。

 株式上場をしているのですから、投資家が投資対象を選べても、企業は株主を選べません。不動産の含み益等を有効に活用できてなく、結果として株価(時価総額)を割安に放置していた阪神電鉄こそ、株主に対して怠慢であったと言わざるを得ません。スーパーで大根やキャベツを他店の半額以下で売っているのを(数量制限していないのに)買い占めたといって、「大根を私物化している」というようなものではないでしょうか。(ちょっと例えがいまいち)


彼の提案そのものは、阪神ファンに対して最大限考慮しての提案であったと思います。すなわち、阪神タイガースの所有権をあまねく広くファンに開放しようとしているからです。(もっとも親子上場の矛盾点は、彼自身常に指摘していますが、ここでは深い入りしません。) しかしながら、村上氏とダンカンが対談したそうですが、ダンカンが「巨人に買収される可能性がある」と言った点は、とても鋭い質問であったと思います。少なくとも、星野氏よりも本質を突いています。 


 いずれにしろ、阪神電鉄は買収されるのが嫌なら、ポッカやワールドのように上場を廃止するべきでしょう。


K君よ、こんなもんでどうじぇい?(方言入り)

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長らくご無沙汰してました。


さて、村上世彰氏率いる、通称村上ファンド(MAC アセットマネージメント)が阪神球団の上場を発表しました。緩やかな阪神ファンであり、株式投資ファンである私が沈黙を守っていたのは、単にさぼっていたからです。


さて、この件で気になるのが星野SDのコメント「非常に残念だし、悔しい。憤りを感じる。タイガースは公共のものであって、私的なものじゃない。村上さんも大阪出身で阪神ファンだと思うけど、今回の件はファンが許さないよ。わたしも野球界にお世話になった人間として、タイガースを愛するものとして、許せないね」。


野球人として、あるいは今日の奇跡的な阪神タイガースを作り上げた男として、星野氏を大変尊敬するが、この件に関しては、疑問を抱かざるを得ません。


まず、「上場企業=私的なもの」という考えがそもそも間違っています。上場こそ、public company つまり公的な存在であり ます。現在の阪神タイガースこそが、100%阪神電鉄の「私的な会社」であり、決算内容も非公開です。つまり、阪神タイガースが優勝して日本一になっていくら儲けても、それは阪神電鉄に帰属する利益であり、しいては阪神電鉄の株主に間接的に帰属します。


当然星野氏は、阪神電鉄側の人間であり、「上場大歓迎」などと口が裂けても言えない立場ではあることは分かりますが、上場企業に関するあまりにもひどい誤解があるので突込みを入れずにはいられません。


立ちはだかる野球規約、またもや出てきたナベツネしの抵抗などがあり、実現は無理だとは思いますが、一阪神ファンとして、またゴミ投資家として、阪神タイガースの上場には大賛成です。なぜなら、上場すると、阪神タイガースは利益を優先するようになるであろうからです。利益=悪という風潮がありますが、利益は、顧客つまりはファンを喜ばせない限り達成することはできません。ファンにそっぽを向かれては利益を上げることはできないので、ファンを喜ばせるのに必死になるでしょう。上場により、ファンサービスをこれまで以上に強く推し進めることになるでしょう。


また、上場により誰でも阪神タイガースのオーナーになる権利が発生します。これまで、プロ野球を称し「他人の金儲けを見て何が楽しいんだ?」と興ざめな事を言う人が居ましたが、阪神タイガースの株主になれば、これで堂々と自分の球団と名乗れ、応援できます??


但し、真の阪神ファンのpublic企業となるためには、投資単価を相当安くする必要があると思います。事務費用は増えると思いますが、ライブドアのように最低数百円で買えるようにすれば、誰でも株主になれます。小学生でもオーナーになれます。


そのような訳で、阪神ファンが真のタイガースのオーナーになれる、阪神タイガース上場は、私は大賛成です。



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