DDS、しわ取り薬で一気に黒字化か?

今日は、今流行のバイオベンチャー、LTTバイオファーマ(4566) をご紹介します。


LTTバイオファーマは、DDS(ドラッグデリバリーシステム、薬物送達システム)という製剤にかかわる基礎研究を行っており、薬品が売れた後そのロイヤリティー収入で収益を上げるというビジネスモデルです。DDSというのは、投与した薬物を生体内の薬物が作用する特異的場所(部位)へ時間的な制御をしながら望むべき濃度で送達しようとする技術です。簡単に言うと、患部に有効な薬物を患部に届ける技術です。


最近、ロート製薬(4527) と共同研究で高いシワ改善効果が期待できるスキンケア製品の実用化しました。皮膚の張りと弾力が失われると、たるみが生じシワが発生します。シワは、深い「シワ」と浅い「小ジワ」に分けられますが、深い「シワ」は真皮層、浅い「小ジワ」は表皮の最下部付近にその発生源があります。この発生源に対して、ビタミンA類が高い作用をもつことはよく知られていました。しかしながら、実際の使用となると(1)皮膚に刺激を与える (2)光や熱に対して非常に不安定な物質で流通時の安定が悪い (3)塗布時にシワやシミの発生源に到達するまでに分解されてしまう、といった問題がありました。LTTバイオファーマとロート製薬の共同研究により、レチノールを直径約100ナノメートルの炭酸カルシウムのカプセルの中に閉じ込めると同時に、ロート製薬研究所で製剤の安定化も実現。これまで困難とされてきた問題を一挙に解決できるナノカプセルの実用化に世界で初めて成功しました。(以上、ロート製薬のHPより。私自身文系で限界に達しそうなので、引用はこれくらいで止めときます)


                   LTTバイオ

要はすごいシワ取り化粧品が出るらしいです。この発表を受けて4月6日には346,000円の高値を付けましたが、その後米国市場の不調、反日デモの影響により相場全体が軟調となった結果26-31万円台で低迷しています。


業績的には、まだまだ研究開発の負担が重く、2006/3月期決算は売上2.55億円に対して経常損失2.66億円と巨額の赤字を出すと予想しています。しかしながら、財務的には良好でマザーズ上場時の公募資金等により2004/12月末現在負債合計3億円をはるかに上回る23億円の現預金があり当面赤字には耐えられます。 


今期赤字予想とはいえ、シワ取り化粧品の売れ行き次第では、2006/3期の赤字幅縮小、2007/3期には黒字化が見込まれるのではないでしょうか。ちょっと数字的根拠に乏しいのでほんと予想レベルですけれども。


赤字企業が黒字になる時は、株価は信じられないぐらいの上昇が見込まれます。もちろん業種的にハイリスクハイリターンだと思いますので、投資判断は慎重にお願いします。


(当投稿は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。わたしゃ嘘はついてないが、責任はとらんよ)




■ 日時 2005-04-29 17:09:56
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 サイバーエージェント(4751) の月次売上げが順調に推移している。2月に過去最高の32.7億円を記録したが、3月にはさらにそれを6億円以上上回る38.8億円を記録した。すでに今期2005/9月期の始まりである2004/10月から3月までの6ヶ月間の売上げ累計は187億円と、今期予想の360億円の半分以上に達成しており、今後の成長スピードを考えれば売上げの上方修正の可能性は高いと考える。


          CA



しかしながら、短期でのマイナス要因は急激な社員増。2004/9月時点で約800人いた社員をさらに2005/9月には1100人まで大幅に増員する予定。当然人件費の増加が予想され営業利益、経常利益(23億円)の大きな上方修正はあまり期待できないかもしれない。


とはいえ、人件費は一種の先行投資。これまでのところ順調に売上げを伸ばしており人員増の効果が出てきているものと思われる。今後四半期毎の業績を注視する必要があるが、ネット広告の市場規模の拡大からみて当分成長が期待できるのではないだろうか。例えば、株式会社アメーバブックス(出版関連サービス)が新規立ち上げから、投資事業に格上げされるなどよいリズムになってきている。


先進的なネット業界にあって、意外ともいえる終身雇用を企業方針を掲げている同社。企業価値を創造するのは株主ではなく社員であると、私自身思っているが、その社員を大切にする企業は伸びるという例を示してもらいたいものである。



サイバーエージェント過去記事
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この週末、中国で目だった反日デモが無かった。喜ばしい。日中関係の改善はやはり双方にとってもメリットが大きく後退させるのはまずいという点で両国の政府は同意しているのであろう。すばらしい。

 

しかしながら、どうしても教科書問題だけは触れておきたい。Yahooのニュースによると、町村外相は24日のNHKの番組で、18日の唐家セン中国国務委員(前外相)との会談で、中国の「愛国教育」が「反日」につながる懸念を伝えたことを明らかにするとともに、「しかるべき調査をした上で、何らかの方法で日本側の考え方を伝えたい」と述べた。(唐家センのセンは王へんに「旋」) これは大きな一歩であると思う。

 

前回も述べたが、中国の日本批判はフェアではない。CNNにも書いてあるが、中国の歴史教科書には書いてないことがいくつかある。たとえば1989年の民主化運動。あるいは中国共産党の失敗がもたらした飢饉(ききん)で死亡した数百万人のこと。あるいは中国が攻撃を開始した中印紛争や中越戦争のこと。 自国の歴史を真摯に国民に伝えないのは中国政府ではないのか? 

 

日本も村山談話のみならず歴代の首相が何度も反省の意を伝えてきている。日本も過去を真摯に振り返る必要があるが、中国政府も同等に自国が犯してきた過ちを人民に伝える必要はないのか? 日本の過ちを伝えても結構だが、日本の戦後の国際平和貢献、自国の過ちも伝えてこそフェアであると思う。

 

日中の対等なより良い関係を築くために、町村外相には大いに期待します。


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株をしている人が会社を研究する時、どうしても損益計算書(P/L または income statement)ばかりに注目してしまいます。確かに予測PERを基準に株価が動く傾向があるためそうなるのは止むを得ませんが、貸借対照表(バランスシート)を見ないときちんとした企業分析にはなりません。それは個人の経済的なゆとりを見る時に、年収(損益計算書)がいくらよくても、莫大なローン(貸借対照表)を抱えていると決してゆとりがあるとは言えないようなものです。

 

貸借対照表を見ることにより、以下のメリットがあります。(そもそも上場企業が多くのコストをかけて細かい財務諸表を作成しているのは、我々投資家のためです)

 

①投資している会社がいきなり倒産するということを防げる。

②長期金利が上昇すると、有利子負債が多い会社の収益を圧迫するが事前に対策が打てる。

③M&Aの標的になりそうな会社が見つけられる。(保有している資産や現金と時価総額の比較で割安株が発見できる)

 

③のメリットにより発見したのが、2004/9/26に紹介した電響社(8144) です。ここは紹介時890円前後でしたが現在の株価 は、1070円と20%ほど上昇しています。さらにその間配当(25円/1株)があったので持ち続けていた株主はヴァリュー株の恩恵を受けていることでしょう。しかも、まだホリエモンのニッポン放送買収でM&Aが大騒ぎになる前にkonitablogはこの会社がM&Aの標的になる危険性を指摘していました。

 

電響社

 

ちなみに、昔のこの会社のホームページのIRは、手抜きもいいところでしたが今の電響社ホームページ IR は、以前よりましになっています。恐らく会社も時価総額を上げないとやばいと感じているのでしょう。

この会社がどれぐらい買収の危機にあるか検証します(2004/3月末のバランスシートより)。ここは、前回の記事にも書きましたが、有利子負債はゼロです。典型的なキャッシュリッチ企業で、現預金は89億円あります。(長期貯金16億円含む)。また現預金のみならず投資有価証券40億円あり、通常の営業で不要な換金性の高い資産は合計129億円もあります。でも時価総額は142億円しかなくなんとこの会社は理論的には13億円で買収できます。同じく2004/3月期の経常利益は11.7億円ですから、法人税住民税事業税を勘案したら恐らく2年で投下資金を回収できることになります。 M&Aコンサルティング(村上ファンド) の村上世彰氏はこの会社を狙わないのでしょうか? 

 

 

それと①はとても大事です。たとえば最近民事再生を申請した55ステーション(4702) ですが、Yahooファイナンスの株主資本比率は13.7%ありどうして倒産したんだろう?と私も不思議に思っていました。しかし、平成16年11月30日現在の同社のバランスシートを見ますと、営業権11億円 繰延税金資産11億円と資産性に乏しい資産が株主資本合計の13億円をはるかに超えており実質的には債務超過状態であったと考えられます。中長期投資をするならこのようないつ倒産するかわからない財務的に脆弱な先は避けるべきです。

 

このように、バランスシートを見ることで倒産しそうな会社を避けられますし、掘り出し株を発見することも可能です。

また機会があれば掘り出し株をご紹介します。  お楽しみに

 もともと先週末の米国市場が今年最大の下げを記録したところに、週末の上海での反日テロにより今日は日経平均が今年最大の下げを記録しました。

 

 でも外国人の保有も少なく、中国のカントリーリスクも関係なく収益を上げている会社も下げています。やはり中長期投資家はこういうときに拾うべきではないでしょうか。中国関連株でさえ、中国人が日本製品不買を起こそうが中国経済に絶対必要な素材関連は、押し目では買い(かもね)

 

では、Good luck

SkypeをOnにしていると、いろいろな国の人が話しかけてくる。

 

 

上海に住んでいる中国人のPoodleさんが、話しかけてきた。どうも彼は日本の常任理事国に反対していることを日本人の私に伝えたいようであった。

 

私「どうして常任理事国に反対するのか?」

Poodle「日本は歴史教科書で過去を何も認めていないからだ。」

私「それは違う。問題になっている新しい歴史教科書でも先の大戦には触れてある。」

 

Poodle「日本政府が好戦的だからだ。」

私「わが国には平和憲法があり、戦争は禁止されている。」

 

私「戦後60年どこの国とも戦争してこなかった。また中国にもODAで開発援助をしてきた。」

Poodle「ODAといってもろくなものしか援助してきてないじゃない。」

 

このように、はっきり言って今の中国では、イメージ先行でいちいち過ちを正すのに疲れるぐらいひどい誤解に満ちている。まともな議論にならない。彼の国は報道に制約があり、政府の都合の良いように、つまりマスコミ報道も国家主導で行えるので偏向偏見先見に満ち溢れている。

 

誤解無いように言っておくが、私は中国に対してやたらと卑屈になる、朝日新聞を代表とする「自虐史観者」でもないし、一方産経新聞やSAPIOの「厭中国キャンペーン」にも違和感を覚える。私には中国人の友人が何人かいて、彼らはとてもいいやつだ。反日運動に心の底からまじむかつくのならば、我々は彼らにも敬意を払う必要がある。国ごとの枠にはめて、「だから中国人はだめなのだ」等と訳知り顔に言いたくない。

 

ごく普通に冷静に議論が出来る、大人の日中関係になればと切に願う。今大事なことは、中国人民に日本の真実を知ってもらう地道な努力であると考える。

中国の新たなる不安

テーマ:

中国広東省広州市で10日午前、日本の国連安保理常任理事国入りや歴史教科書検定に反対する約3千人が、日本総領事館があるホテル前の広場に集結し、日本製品ボイコットなどを訴えました。


日本と中国の関係は、政冷経熱と言われて久しいですが、さすがにここまでの騒ぎとなると経済にも悪影響を与えかねません。上海の日本総領事館によると、負傷した日本人留学生2人は9日夜、飲食店で食事中、中国人客から「日本人か韓国人か」と聞かれ、日本人だと答えたところ、ビールジョッキや灰皿で殴られたといいます。むちゃくちゃです。


このblogをあんまり政治的な論争の場にしたくないので控えめに言わせていただきます。確かに先の大戦で中国に対して侵略はありましたが、日本は少なくとも戦後60年どの国とも戦争をしてきていません。また、中国に対してもODAで巨額の日本人の血税を使い開発協力をしてきました。現在の両国は経済的に切っても切れない相互依存の関係となっている中、今の状況を大変憂慮します。


綺麗事は言うつもりはありません。ただ、日本からの中国への投資、日本との貿易減るとそれは中国の国益をも侵害します。どうか中国人民は、理性を持った行動を起こしてもらいたいです。(もちろん、日本の株価への悪影響も心配です・・・本音)

 

                        asset2

 

アセットマネージャーズ(2337)

4/2の記事 で絶好の買い時と指摘していましたが、まさかこんなに早く戻すとはkonitanblo自身予測していませんでした。

 「この業態は引き合いが増えれば増えるほど極端に資金需要が増えるため、今回の社債発行も悪いことではありません。」とは言っていたものの、今回の無担保転換社債型新株予約権付社債(MSCB)には、下方転換価額修正がついていたからもう少し調整があるかと思っていました。

 一株当たりの利益が希釈化されるとはいえ、業態的に規模が大きい方が将来的なリターンは大きいと素直に市場で解釈されたのではないでしょうか。

 

             skype

私は現在横浜に住んでいます。京都の従兄弟とある事業を始めるため、週に1度約1時間打ち合わせをしていますが、通話料は無料です。過去記事で、Netmeetingを使って無料で会話する方法を書きましたが、今日は別の無料電話法をご紹介します。

 それは、P2Pを使った無料電話ソフトSkypeです。 音質はNetmeetingよりも良いように感じられます。PCを立ち上げる手間がかかりますが、使用感覚は電話並みの便利さです。

  昔は、Yahooメッセンジャーを使っていましたが、自分が喋る時は、「話す」を押さないといけないし、「フリー」を使うと喋れたり喋れなかったりしましたが、Skypeは、全く電話と同じで、相手と同時に喋ることが可能です。

 こういうソフトがマスコミで紹介されないのは、大手スポンサーである通信会社を刺激したくないからでしょうか。こんなのがあると電話会社はますます長期投資の対象からは外したくなります。各家庭にPCが普及するとIP電話さえ不要になるでしょう。企業の内線電話もSkypeで充分でしょう。

 

注意:一般電話には、架けられません。Skype同士なら無料と言う意味です。

 興味ある方は、こちらからダウンロードを

 

 ローマ法王ヨハネ・パウロ2世(本名カロル・ボイチワ)が、日本時間で今日の未明逝去された。

 我々日本人にはぴんと来ないが、全世界10億7000万人以上のカトリック教会信者の頂点に立つローマ法王の存在は、カトリック教徒にとっては精神的支柱。

 キリスト教徒でもない小生が法王に興味を持ったのは、ガリレオガリレイへの名誉回復と地動説の承認した時。今天動説を信じている者は皆無だが、過去の過ちを認めるのは権威の問題もあり大変な勇気ある決断。次の法王が、彼の流れを受け継ぐならば将来ダーウィンの進化論も、承認されるかも。 他宗教との和解、東西冷戦体制終結への働きかけの実績など国際社会が学ぶべき姿勢は多い。

 ご冥福をお祈りします。