ついでにやっておきます。もしもニッポン放送が中小企業だったら。(2004年4月決算)

 もしもニッポン放送が、年商1億900万円の会社だったら、その内、映像出版事業の売上げが、6200万円です。主にこれらはポニーキャニオンという子会社を通じて得られた売上げです。ラジオ事業は、3000万円に過ぎません。本業の儲けを示す営業利益は、258万円です。
 でも、この会社はいい会社の株を持っているので、持分比率に応じてその株の会社の利益を計上しています。その利益がなんと830万円と、営業利益をはるかに上回ります。その株は主にフジテレビという上場会社の株です。フジテレビの発行株式の23.1%を持っています。

 資産を見ますと、2億4000万円あります。フジテレビの株式の時価は、1億3000万円ほどです。有利子負債は、1500万円程度なのでお付き合いでしている程度の借金でいつでも返せます。自己資本は、1億7600万円もあります。財務状態は良好です。でも時価総額は、最近でこそ上がりましたが、最近1年ほどは1億6400円しかありませんでした。つまり、フジサンケイグループの中核企業で、所有しているフジテレビの時価が1億3000万円もあるのにその中核企業のニッポン放送がわずか時価総額1億6000万円近辺で買えるので、M&Aコンサルタントの村上氏が割安と目をつけ、そしてライブダが立会外市場で株を買いあさり、今回のライブドア騒動へとつながったのです。

 フジテレビも自分の親会社がこんな割安で放置されているのはまずいと思い、TOBでニッポン放送株を買い占めて逆に子会社化しようとしていた矢先の出来事でした。

 しかし、これだけ長い間割安に放置していたニッポン放送は、ライブドアに買収されるのは「企業価値を損ねる」と批判しています。企業価値に長年無頓着だったのに、買収されそうになるやいなや、大口株主(ライブドア)の了解も得ないまま、1580万円分新株予約券を全てフジテレビを引き受け先として発行しました。これが全て実行されるとなんと、2億8000万円という大金になります。ライブドアが買い占めたニッポン放送の株式は現在時価にして8400万円程度しかありません。この予約券発行が認められれば、ライブドアは完全に敗北です。

 もちろんライブドアは、特定の株主排除を目的とした違法な新株予約券発行ということで裁判を起こす予定です。

続く(かな)

注:ちなみに、ニッポン放送が年商1億900万円なら、ライブドアの年商は、わずか3000万円です。過去記事もしもライブドア(4753)が、年商3億円の会社だったらと、縮尺が一桁違うのでご注意。それにしても、ほんとライブドアは、ドンキホーテだねえ。  
 
AD
 人気Blog「実録鬼嫁日記」が、毎日放送ラジオ局「ありがとう浜村淳です」で3月7日~11日 10:15くらいから10分間ラジオドラマになるらしい。このラジオは関西だけの放送だが、他の地域の方、諦めるのは早い。実は当日放送分は、当日の放送後午後12時以降にネットで配信されている。http://mbs1179.com/arigato/

 私は、関西出身で今は関東地区に住んでいるが、それを知ってネットで聴いた時は懐かしさで涙が出そうになった。ちなみに私は、声の癒し系、淡路島の萬田久子・奥井ともこさんのファンです。

 是非とも、鬼嫁日記と浜村淳が好きな人は聴いてください。

AD
 「愛は金でも買える」と言い放った堀江貴文氏の人生哲学には、眉をひそめました。しかし、今回の一連のライブドアvsフジテレビ騒動に関しては、それでも私はライブドアを応援します。

 そもそも、今回のライブドアの時間外取引での取引を使ってニッポン放送株を買い占めた点に関して、「違法ではないが脱法行為だ」という批判でありますが、ならそもそもどうして今まで時間外取引が存在したのでしょうか。時間外取引とは、大手の銀行や機関投資家が大量の株式を一般投資家に知られることなく処分するための手段として証券取引所が認めている制度。しかし、大手の気心の知れている権威ある仲間にはその使用を許し、新興勢力の成金兄ちゃんが時間外取引を使って企業を買収しようとする行為には、エスタブリッシュメントが猛烈に批判する。その図式にぞっとします。

 またTVに出てくる経済評論家達は、やはりフジテレビは自分のお客様になる可能性も大いにあるわけで、感情的に堀江社長を攻め立てているのは本当に見苦しかったです。(特にBコンサルのH氏。わたしゃ失望しましたぞよ)

 電波は公共のものだというのは、大変よく分かります。だからと言って、ライブドアが経営者になると公共の電波を食い物にするのでしょうか? ライブドアのポータルサイトを見ると、もう公共性を無視したサイトばかりがのっているのでしょうか?
日本全部の放送局が乗っ取られたならいざ知らず、他にも民放がいくつかあるなかで、ライブドアだけが公共性を無視した放送ができるはずがありません。もしそうなら、視聴者、スポンサーから見向きもされず市場から淘汰されることでしょう。 
 
 
 批判されるべきは、ライブドアではなくM&Aの法整備を怠ってきた行政ではないでしょうか。また、ニッポン放送の大株主である村上ファンド(M&Aコンサルティング)の村上氏は、今回のニッポン放送の新株予約権発行に村上ファンド(M&Aコンサルティング)が抗議しています。

 このような無謀とも思える戦いを繰り広げる新興成り上がり企業、ライブドアをついつい応援してしまいます。

あとがき:BコンサルタントのH氏の文章を引用します。

 「欠点を指摘するのでなく、長所をほめること。それも結果ではなく、
  プロセスをほめることだ。リーダーは毎日、最低二人はほめないとだめだ。 人をほめていると、リーダー自身が 「自分は会社のことを意外と知らないな、もっと皆のことを勉強しなければいけない」と思うようになる。逆に問題だけ指摘し続けていると、自分は部下のことをすべて知っているような気がしてくる。」


 そのままお返しします。

 注:ライブドアの株は持ってません。
AD
 三菱東京フィナンシャル・グループ <8306> の畔柳信雄社長は18日の記者会見で、「1対0.62」というUFJホールディングス <8307> との統合比率について「いろんな角度から評価して総合的に決めた。われわれの分析では、プレミアム(上乗せ比率)は入っている」と述べ、UFJの収益力などを評価し、UFJの株主に一定の配慮をしたことを明らかにした。 (以上時事通信より

 UFJの株主様、本当に一定の配慮をしてもらってますか? 三井住友は、1:1の株式交換を提案してましたけど。それだと今日の終値では明らかに三井住友の方が条件がいいんですけど。

 
 大和総研によると、サザエさんの視聴率と日経平均株価には、マイナスの相関関係があるらしい。すなわち、日曜日に外出せず、サザエさんを見ながら夕食をとる世帯の増加は景気の冷え込みを示唆する一方、視聴率の低下は好景気の表れと分析。

 まあこの記事は、Yahoo! Newsのパクリなのでkonitanblogの独自情報を追加します。

 ①ドラえもん、ドラゴンボールZ、ピカチュウなどが世界レベルの人気を集めているが、サザエさんは海外では知名度が低い。理由は分からない。スペインでドラえもんを見たときは非常に驚いた。

 ②アニメの初代カツオは、なんとドラえもんの大山のぶ代が声優を務めていた。

 どうでもええネタですけど。

 本日2月14日、お陰様で長男が無事誕生しました。

 早速親ばかになった小生ですが、株バカでもあるので何か記念にと思い、本日ある会社の株を買いました。息子の誕生記念なので、いくらになっても売りません。

 ある会社とは、トヨタ(7203)です。息子には、トヨタのように世界で活躍できる人物になってほしいとの願いが込めてあります。

 これぞ究極の超長期保有。息子が大人になれば、勉強のために渡そうかと思っています。

 親ばかというより、バカ親ですね。


参考過去ブログ:トヨタ(7203)

参考過去ブログ:父になる


 
フジ 堀江社長出演のバラエティー休止

 フジテレビ(4676)は9日、ニッポン放送株を取得したライブドアの堀江貴文社長がレギュラー出演しているバラエティー番組「平成教育2005予備校」(毎週日曜放送)の13日分の放送を休止することを決めた。同局は「編成上の問題で、視聴率強化のため」と理由を説明している。


 しかしフジテレビは器が小さい。「視聴率強化のためとあるが、」今話題の堀江社長がTVに出た方が視聴率が稼げるのは小学生でも分かる。苦しい言い訳だ。しかし、本当は土壇場になって予定通り放送をする、という高度な視聴率獲得大作戦かもしれん。そうだとしたら侮りがたしフジテレビ、でござる。
 好評につき、上場企業ががもしも中小企業だった場合業績はどうなのか、第二段を書きます。今日は、話題のライブドアを取り上げます。

 もしも、ライブドア(4753) の2004/9月期売上げが3億8百万円だったら、営業利益は、5654万円、当期利益は、3577万円です。 この会社の営業利益5654万円の内、大半が金融サービスで儲けています。なんと5391万円の営業利益を同事業で儲けています。金融サービスは、ライブドア証券などの証券業、外国為替保証金取引、投資銀行などです。2004/3月に子会社化したライブドア証券が絶好調だったお陰です。2003/9月期は金融サービスの営業利益は、887万円しかありませんでしたから如何にライブドア証券が貢献したかが分かります。

 あとライブドアは、創業業種であるWeb制作、モバイルコンテンツ、ポータルサイトlivedoorなども行っていますが、それぞれ500万円から700万円程度の営業利益しか稼いでいません。

 とはいえ、やはりプロ野球参入や、ほりえもんのメディア露出により知名度が上がり、ポータルサイトの営業利益は、193万円しか前年度は無かったのに、2004/9期は、669万円に上がりました。

 広告宣伝費は、689万円しか使っていません。でも知名度は抜群です。サイバーエージェント(4751) は、2004/9期で広告宣伝費を774万円も使っているのに、ネット企業を知らない人の間では、「社長が奥菜恵の旦那の会社」と言われればいい方であることを思うと、ライブドアは、芸術的な宣伝広告術を駆使していると言っても過言ではありません。

 ライブドアの有利子負債は、2004/9月末現在6752万円あります。でも現金は、なんと4億5494万円もあります。ほりえもんが、「愛は金で買える」と豪語できるのは、この莫大な現金の裏づけがあっての事でしょう。年間の販売管理費は、8424万円程度ですみますのでこの現金が如何に多いかお分かりいただけるかと思います。でも大半が商売で儲けたお金ではなく、3億6000万円ほどは株式を発行して得たお金です。これを有効に活用しないと、株主から怒られます。現金は今後M&Aで使っていく予定です。実際2004年12月には、弥生会計を、2億円(株式発行も含みますが)使って買収しています。

 さらには、最近ニッポン放送(4660) の株式を大量取得し、「ライブドアとニッポン放送を合体させればヤフーのようなポータルサイトができ、グループ全体の価値が上がっていくのではないか。2社合計の時価総額がヤフー並みになったら8倍」(堀江貴文社長)といったイメージを持ち、具体的にはニッポン放送のホームページを総合ポータルサイト化し、物販、金融サービスにつなげるという、なんか最近はおとなしい孫正義さんに代わり、その勢いは誰にも止められません。でも、一方その買収資金のために8億円のCB(転換社債)を発行するとしており、1株利益の希薄化の影響も懸念されています。今後も51%までニッポン放送の株式を買うとのことなので、今日のニッポン放送の株価から単純計算してもさらに4億円程度の資金が必要となります。

 結論を言うと、この会社の3年後は全く想像がつきません。でもほりえもんの商売のセンスは光っていると考えられます。この会社の動向から当面目が離せません。

 

 
 私は、投資信託なるものには投資したことがありません。理由は、信託手数料がもったいない、とういうごくケチな理由です。まだ成功報酬製ならいいですが、基準価格が上がろうが下がろうが、資産の数%を信託手数料として取られる投資信託がどうしても好きにはなれません。それと、業種の代表的な会社の株式を買えば、あんまり大きくベンチマークからずれないので、株式の一本釣り投資にこだわります。
 
 食わず嫌いの気もある投資信託嫌いですが、その中でも一番理解の出来ない投資信託は、「トヨタグループ株式ファンド」ですね。 投資対象は、トヨタ自動車およびそのグループ会社に限定します。」とあります。いったいトヨタ(7203)の株式を買うのと何が違うのか、全く理解できません。信託手数料は、純資産総額に対して年0.7245%となっています。単純に、トヨタの配当利回りが、1.11%であることを考えても如何に高い信託手数料かがお分かりいただけるかと思います。恐らく愛知地区でトヨタの威光がバリバリきく地域のお金持ちおじいさん、おばあさんに、「株式でトヨタ一社に投資するのにはリスクがあります。この投資信託は、分散投資でリスクを軽減して、トヨタグループの発展とともに、お客様の資産が成長させようとする商品です。」とかいって、信託手数料、販売手数料を稼ごうとするのでしょう。トヨタのグループ会社に投資先を分散しても、トヨタが左前になれば、グループ会社の企業価値も低下するに違いありませんし、何のリスク分散にもならないです。
 恐らくこのファンドは、一番の組み入れがトヨタで、二番目は、、デンソー(6902)ではないでしょうか。このファンドを買うなら、トヨタの一本釣りか、あえて加えるならデンソーの2本を買う方が余程良いのではないかと思われます。

  投資信託を買うときは、投資信託の内容、信託手数料もきちんと考慮した方が良いのではないでしょうか。