宝くじと株

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 第484回年末ジャンボの当選番号が発表されました。

 宝くじ全然当たりません。株はある程度ちゃんと分析して、時間がたてば儲かりますが、宝くじは全然当たりませんねえ。やっぱ一攫千金の夢見るより平日ちゃんと働いて、休日企業分析するのが一番なんでしょうか。

 みなさん、良いお年を!!

 
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株と定期預金

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 昨日の大納会の終値は前年2003年末(1万676円64銭)比812円12銭高の1万1488円76銭でした。年間上昇率は7.6%。

 株式を債券として考えた時、猛烈なリストラをして収益力を高めてきてROEで継続的に10%以上稼ぐようになった企業への長期投資と、相変わらず年1%もない定期預金に預けっぱなしにするのとどちらが資金の運用として良いのかという問いに対しての答えが、今年の上昇率にあらわれました。ただし、株式の場合、継続的にROEを高く稼ぐ力がある企業を見つけるのと、できるだけ割安な時に仕込むと言う努力が必要ですけれども。

 では、皆様良いお年を。
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 3年ぶりにヤフーオークションに出品しました。

 ヤフオクで1000万儲けるノウハウ 第10回に従い1円からスタートすると、どうでしょう。13件のアクセスがあり、ウォッチリストも13件と地味な本のわりに盛況です。

そして、もうひとつ株と比べてオークションの良い点を発見しました。

それは、



























































































































株と違いオークションの値段は、下がりませんから!!(´∀`)

残念じゃない!!  


以上、鬼嫁日記とハタヨウクのパクリでした。

さむ







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自社株買いは、諸刃の剣

 配当とは別に投資家に会社の利益を還元する方法として、自社株買いがあります。自社株買いとは、会社が一度発行した自社の株式を、おカネを払って買い戻すことをいいます。日本では、1994年に商法が改正され自社株買いが可能となりました。

 自社株買いには、投資家にとって主に2つのメリットがあります。一つ目は、同じ利益を計上していても、分母の株主資本が減ることにより、ROEが高まり一株辺りの利益も高まります。2つ目は、株価は需給によって決まりますが、市場に出回っている株式が減少することにより株価が上昇しやすくなります。(正確には流通量が減ると下がるときも大きく下がりやすいですが)また、配当は受け取った時点で課税されますが、自社株買いにより株価が上がっても売却時まで先延ばしすることが出来ます。

 しかしながら、デメリットもあります。まず過去記事に述べたように、普通の会社の株は、株主資本以上の時価総額で取引されていますが、株価には将来の利益が織り込まれているので極端な株高の時に自社株買いをすると、むしろ株主資本の毀損が起こり財務内容の悪化を伴います。
 
 いずれにしても、企業にとっての自社株買いは、他人がその企業の株を買うのと実は同じです。つまり、現在の株価が将来の企業価値を織り込んでいない場合(割安な場合)は、余剰資金があれば、自社株買いをするのが最も有利な運用法です。将来の利益に自信があるなら、株主にとっては株主資本が少ないほうが株価には有利です。よく使われるたとえですが、自社株買いは、ピザの大きさはそのままで切り分ける人数が減るのと同じです。また、企業にとって配当などの資本コストが削減できます。
 
 今日のポイント
 長期投資を検討するなら、対象企業が自社株買いに積極的かどうかも注目すべし。自社株買いは、ピザの取り分が増える
 12月24日付けのYomiuri On Lineによると、東京証券取引所第1、第2部に上場する3月期決算企業(金融機関を除く)1533社が2004年度に株主に支払う配当金の総額が、企業業績の好調を背景に前年度比15・0%増の2兆8892億円と過去最高に達する見通しとなったが、配当性向(企業の儲けをどれだけ配当に回したか)は、前年度1.5ポイント下回り、19.5%となり過去20年で最低、欧米が30%-40%であるのと比べてもとても低く、「日本企業が株主を軽視している」としています。
 
 でも、果たして配当性向の低さは、株主軽視を意味するのでしょうか?

 小生は、一概には言えないと考えます。例えば、成長企業で業績の拡大に伴い、新規投資や運転資金のための資金が必要な会社が、まだ自己資本の充実を犠牲にして利益の配当することに意味があるのでしょうか? 現在日本で最も安全な長期債券であるとされる日本国債(異論はあるかもしれないが)の10年モノを買っても、金利は1.35%という超低金利状況の中、現金で配当を受け取るよりも、配当をせず内部留保としてたくわえ、その内部留保を活用して企業価値を10%増やせるなら(状況としてはROE10%)明らかにそちらの方が長期的には株主の利益となります。逆に、10年国債の金利が仮に10%に上がったとして、ROEが5%しかない会社なら内部留保などせずに株主に現金で還元した方が、株主は受け取った資金を国債で運用した方が長期的には得であるといえるでしょう。過去記事をお読みの方はお気づきだと思いますが、ROEを高レベルに保つ成長企業にとっては、配当を少なくしてその分を内部留保に回した方が高いEPSが実現でき、結果として株主にとっては配当程度の利益は株高によって還元されるのです。
 一方、成熟産業で多くの設備投資を必要とせず、高いROEを望めず、現預金を蓄えている企業は配当した方が株主にとって利益となるでしょう。
 
 でも配当よりも場合によっては有利な別の株主還元の方法もあります。

 続く

 今日のポイント

 長期投資を考えるなら、単に配当性向だけでなく、長期的なROEを考えるべし。

 

 
 M&Aのアドバイザリーを手がける傍ら、ファイナンス関係の勉強をされているkent0606さんから、「第1回はぐれコメント大賞受賞」を戴きました。

 なんかえらい難しそうな本の翻訳をされている方からお褒めの言葉を頂戴して、なんかくすぐったいです。

 受賞理由はコメントを一番たくさんしたからだそうですが、さすがファイナンスの専門家だけあり、読んでて面白い、というか勉強になります。誉められたから誉め返しているのではありません。「株式公開することの意味」なんかは投資をする人は投資の原点として読んでおいた方が良いと思いますし、新興市場に投資している人は、。「成長期待と幻想と」を読んで覚悟を決めておいた方が良いでしょう。kentさんの言うとおり、成長期待というメッキがはがれた後、市場は容赦なく売り浴びせてきます。PERが100を超えている状態は、市場がレッドゾーンを超えてアクセルを踏み続けているということなので、常に緊張が強いられます。本当に実力のある会社ならやがてエンジンや、シャーシが自己成長して昔のレッドゾーンがレッドゾーンでなくなるでしょうが、実力が無くレッドゾーンまで踏みっぱなしだとエンジンが焼けるか、ちょっとしたわだちにつかまり大クラッシュをする危険性があります。

 話はそれましたが、とりあえず授賞ありがとうございました。




今日は、今までご説明した各指標を使って伊藤園(2593)の5年後の株価を予想します。

 伊藤園を株価予想銘柄として選んだのは下記理由により予想の精度が高いと判断したからです。

その理由とは、
 ①飲料は、景気の影響を受けにくい。
 ②同社の売上げの80%を占める日本茶製品は、「おーいお茶」等のブランドが確立されており今後も 安定成長が予想される。
 ③有利子負債が無く、金利が同社の業績に与える影響は少ない。
 ④競争力維持のための設備投資等の更新負担が少ない。
 ⑤過去5年安定したROE実績がある。
 ⑥さらに短信によると3年後ROE17%の目標を掲げており、同社はROEを意識している。

 要は半導体や、ネット関連企業など違い、ややこしいことを考えなくても結構数年の業績は予想しやすいということです。

 添付の表を説明します。この表は過去7年の伊藤園の一株辺り利益(EPS)、一株辺り純資産(BPS)、配当、ROE、です。内部留保率は、一株利益の内どれだけ自社にとどめておいたかを示す割合です。ご覧の通り、過去7年伊藤園はROEが15%前後と非常に安定した成長を遂げています。

 将来の予想成長率を計算します。予想成長率とはEPSが毎年どれだけの割合で成長していくのかという数字です。ROEと内部留保率をかければ出ます。ROEは、前回記事で説明したとおり一株純資産に対してどれだけの割合で利益を稼いだかを表す指標です。純資産は、配当によって減るので内部留保率をかけます。配当によって出て行かなかった利益は、再び将来の成長のために再投資されていると考えます。予想ROEは、過去7年の中央値(平均だと大きな値や小さな値があると大きな影響を受けるから。でも平均みたいなものと思ってください)を使いました。内部留保率は一部配当の金額が分からなかったので過去4年の中央値を使いました。
 
 その結果、予想ROEは、14.7%、内部留保率は、76.3%となり、14.7%×76.3%で、予想成長率は、11.2%となります。つまり伊藤園は毎年純資産に対して11.2%企業価値を高めていくと予想されます。すると5年後のBPSは、111.2%の5乗×2004/4月のBPS、1388円=2361円。そのBPS2361円×成長率11.2%が、5年後の予想EPSとなり、265円となります。ここ3年のPERの範囲が最低18倍から最高32倍なので、予想株価のレンジは4742円から運がよければ8477円となります。その間に50円配当が5回あるとすると、8477円+50円×5円が投資のリターンになります。現在の伊藤園の株価が5100円ですので株価が予想最低株価の4742円だとすると、0.43%のマイナス、予想最高株価8477円だとすると11.34%の利回りになります。(受取配当の現在価値計算は除く)今年の一番の安値4220円で買っていたとすると、利回りは、最高15.6%から最低3.42%に改善します。

 このように業績が好不況の影響を受けずROEが毎年一定の数値を上げている企業の場合、数年後の株価の予想が立てやすいでしょう。ご参考に。

(当投稿は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資に関する最終的な決定は、読者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。この予想は机上の計算で不確定要素が多いよ。  
 サイバーエージェントの株主総会に行ってきました。特に目新しいことはありませんでしたが、注目点は下記の通りです。

 東証一部の鞍替えは、2008年まではするつもりは無い。マザーズの方が成長のイメージが保てて株価形成に有利。
 
 基本的に、ひとつのグループとしてやっていきたいので子会社上場は個別に慎重に判断。ネットプライスは、業種がインターネットメディア、広告とは違うので上場 した。

 アメーバーブログは、現在200万ビュー/1日。

 藤田社長のお気に入りBlogは、「実録鬼嫁日記」

 お土産は、クッキーでした。

 明日は、ブランド戦略等を練るために役員で合宿するらしいです。がんばってください。 

株価純資産倍率(Price Book Value Ratio) 1倍以下は、投資家の失望又は無関心を表す


 PERと同じぐらい基本的な指標として、PBR 株価純資産倍率があります。「投資入門:株ってなんだろう Vol.2 (財務諸表)」 にも書きましたが、帳簿上の資産から負債を引いた正味の資産を株主資本と呼びます。時価総額が株主資本の何倍かを表したのがPBRです。計算方法は、簡単です。時価総額を株主資本で割るだけです。 

 今この瞬間会社の全ての資産を売り払い、借金を返したあと理論的に残るお金が株主資本です。本来なら会社の価値は株主資本分は最低でもあるはずですが、中には株価は株主資本分よりも低い場合があります。すなわちPBRが1倍以下の場合です。 

 PBRが1倍以下となる理由はいくつかあります。まず、日本の場合まだ全ての資産を時価会計にて評価していないので、帳簿上の資産よりも実際の資産は価値が無いと投資家に判断されている場合。あと今後企業が稼ぎ出す利益があまりにも少ないかマイナスに評価されている場合。さらには、健全な資産や将来利益を稼ぎ出す力があるにもかかわらず、企業の評価が正当になされていない場合。

 PBRが1倍を割っている例は、過去記事 に挙げています。 無借金で現金を豊富に有しているPBRが1倍以下の会社は、買収の標的になりやすいです。PBR0.5倍だと、500円で1000円の価値がある会社を買えるからです。安定株主対策を打っていない営陣は、自分の職を守るためにも株価対策が重要となります。

 無借金、低PBRはそのうち正当な評価がなされるはずという考えに基づいた投資信託 もあります。確かに長期的には運用成績が良さそうです。低PER企業は、経営環境等により損失を計上すると目も当てられない株価になりますが、財務状態が良い低PBRは、ひどい損失さえ出さなければ、そのうち市場が正当な評価をする可能性があるでしょうから、長期投資の対象としては良いかもしれません。

 今日のポイント
 長期投資するなら財務内容が良い低PBRの企業も面白い(かもね)


 これでROE、PBR、PERが分かったので、次回は長期投資の株価予測分析についてお話します。エクセルを使って簡単に計算します。(予定)お楽しみに
PERは、逆数にするとわかり易い

 初心者の方もPERは良く見るでしょう。PER(Price earning ratio:株価収益率)とは、株価を1株当たり利益で割ったもので、株価が1株当たり利益の何倍まで買われているのかを示すものです。株価収益率が高いほど、利益に比べ株価が割高であることを示し、逆に、株価収益率が低いほど、株価が相対的に低いことを示しています。
 前回株価(時価総額)は、将来の利益を加味されていると説明しました。 PER10倍だと株価は、1年分の利益の10倍、つまり10年分の利益と同額です。PER20倍だと20年分の利益と株価が同額ということです。しかしながら、大きな特別損失や特別利益があった場合はPERが異常値を示しますのでその場合は、同業他社の時価総額を経常利益で割ると比較しやすいと思います。
 株を買うときはM&Aの視点でと何度も言っています。PERだと投資に対するリターンがなかなか分かりにくいかと思います。だからPERの逆数で見ると自分が投資した持分に対していくらのリターンがあるのかがわかり易いと思います。たとえば、PERが10倍の場合、1/10つまり年10%以上のリターンがあるということです。例を挙げますとトヨタは、今日の株価は3990円、2005/3期予想利益は一株当り368円なのでPERは10.87倍(逆数:9.2%)です。あなたが買収した4000円分のトヨタは、年間あたり約9.2%企業価値を高めていくのです。あるいはあるIT企業の株価は非常に高くPERが100倍だとします。単純に1年のリターンは、1/100で1%しかありません。ITで成長企業の場合将来の急成長をみんなが予想するためこのようなPER100倍がつくことがあります。が、成長が止まったり、期待できなくなったときはこのような会社は売り浴びせられます。PERが高いと言うことは株主が異常な期待をしているということであり、よほど長期にわたる成長が確信できない限り避けた方が無難です。
 PERは後でも実例を交えて今後何度も投資入門の中で取り上げますので、とりあえず基礎的なことに留めておきます。
 
今日のポイント
よほど成長が確信できない限り、PERが異常に高い会社には投資すべからず
火傷します。(筆者実感)
 


市場全体のPERは、毎月東証 が発表しているので参考にしてください。