インタビュー 【2009/11/21 日本タイトルマッチ前哨戦】
テーマ:荒川仁人2009/11/21(土)後楽園ホールにて行われる、
『日本タイトルマッチ前哨戦』に出場する
荒川仁人選手へのインタビュー。
<2009/11/12(木)15時 八王子中屋ジムにて>
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OPBF東洋太平洋ライト級1位
日本ライト級2位
17戦15勝(11KO)1敗1引分
2008/9/20
OPBF東洋太平洋ライト級タイトルマッチで
ランディ・スイコ(フィリピン)に挑戦、
判定 0-1 (114-115、114-114、114-114) のドロー。
以降、2試合連続KO勝ち
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八王子中屋ボクシングジム Official Website
http://www.8nakaya.com/
荒川仁人 公式ブログ
http://8arakawa.blog.shinobi.jp/
●こんどう
5月5日の八王子興行(ファイティング・スピリット・シリーズ)以来、
6か月ぶり!の試合ですね。
夏頃、ジムでの練習ができない時期がありましたが
その時の事情、心情、対策は?
●仁人
7月に入った頃から仕事の量が増えたので、
ジムに来るのを週3、4日にして、他の日は休んだり走ったりしてました。
仕事も練習も全部をやるのは無理があったので、
試合が決まるまでは、疲れ切ってモチベーションが落ち過ぎないようにと
考えてそうしました。
8月中旬から9月上旬まで、気管支炎で
ストレッチ程度しか体を動かせない時期もありました。
気持ちは、しようがないと割り切ってましたね。
仕事関係の試験もあったし、その間は勉強に専念して。
そのかわり、9月から今回の試合が終わるまで仕事は休みです。
いつもは試合1か月前から仕事を休むんですが、今回は
コンディション作りに時間がかかるとわかっていたので。
9月中旬からジムワークを再開しました。
減量に入る試合1か月前までには、落ちていた体力を戻せるように
計画していましたが、実際その通りに行くかな?という不安はありましたね。
練習に体力がついてくるようになったと実感したのは、
やっぱり復帰後1か月後位でした。
●こんどう
スパーリングは、復帰後わりとすぐにやってましたね?
●仁人
はい。帝拳ジムへ行って亀海喜寛選手と2日間、やりました。
コンディションが戻ってない中で、
悪いなりには頑張れたんじゃないかと思います。
他には、東日本新人王決勝戦前に中屋ジムに出稽古に来ていた
石川昇吾選手(新日本木村)、清水友輔選手(マーベラス)と。
●こんどう
前回の試合では、ちょっと手ごわいと思われた
ペットバンプラン・サクチャートリー選手(タイ)を
5ラウンドKO。右アッパー1発でしたが、
それまでに、伏線とか相手のダメージは無かったですか?
●仁人
4ラウンド位から、相手が距離をつめてきて、その入り際に
左が当たりだして、・・それで相手がプレッシャーを強めてきた分、
距離が近くなってきてはいました。
●こんどう
今回の対戦相手、西原竜二選手(フジタ)については。
●仁人
2001年、伊礼さん(故・伊礼喜洋選手)と同じ年に
全日本新人王決定戦に出てましたよね。
5敗のうち4敗は相手がランカーやチャンピオンだし、侮れないです。
ガードがいい選手で、KO負けはほぼない、
それほど距離をつめてくるわけではなく、
基本がしっかりしている、と思うので ―
最初はジャブ、リードの刺し合いになると思います。
刺し合いで先手を取られるようだと、すぐ展開を変えていく必要があるので、
1、2ラウンドが一つの鍵になってきます。
ガードがいいので、崩すためにはパンチを散らしていかないと、
当てたいパンチも当てられないですし。
ポイントを取るためには要所要所で思い切って出ないといけないですが、
思い切って出過ぎても、カウンターを合わせられるので
その辺のかけ引きが大事になってくると思いますね。
パンチがあって、ガードも固い、ということで
判定も視野に入れて、常に明確にポイントを取っていきたいです。
8ラウンドしかないので。
僕にとっては、もっと長いラウンドの方が向いてるとは思います。
●こんどう
以前のインタビュー(http://8arakawa.blog.shinobi.jp/Date/20090121/
)で聞いた、今年の目標は
「12ラウンド、フルに戦える力をつける」でした。
まだ実戦で試す機会はないですが、現在の達成度について、自己評価は?
●仁人
うーん、今の環境だと達成は難しいですよね。
ただ足りない部分は見えているので、
達成するためには、環境を作っていくことが一番の近道じゃないかなと。
今ある環境の中で最善を尽くして結果を出すことで、より良い環境を得て、
また更に上を目指せる自分になって行ければ、と思います。
今回の8ラウンドはスタミナ的には問題ないですし、
集中力だけは最後まで切らさない、という自信もそれなりにあります。
油断しちゃったらスタミナがあっても、どんな相手でも、負けると思うので。
●こんどう
西原選手は2008年5月まで約3年間ブランクがあり、最近3試合はタイ人との対戦でした。
久々にランク狙いで、全てを賭けて、出してきそうですね?
●仁人
今回の試合は相手側から来た話なので、
勝算があるからこそ試合を持ちかけてきたはず。
何かしら作戦があって、僕の弱点を突いてくるかもしれない。
スタイルが悪い選手じゃないし、一発もありますから、危ないです。
最後に結果が出るまで、どっちに転ぶかわからない。
絶対にあきらめない強い気持ちで来ると思うので、
こっちもそれに負けないだけの気持ちがないと。
●こんどう
仁人さんの、試合に向かう心持ちは?
●仁人
油断はしてないし、勝ちに来る強い相手とやるのが僕のモチベーションになるので、
個人的には結果にこだわらないで、相手との勝負を楽しみたい、ですね。
結果ばかり求めると勝てなかったりもするし。
好きだからボクシングを続けてるのであって、必ずしも結果は良いとは限らない・・
結果は後からついてくるものとして、
とにかく(ボクシングそのものを)楽しみたいです。
●こんどう
前回5月5日の試合は『OPBF東洋太平洋タイトルマッチ前哨戦』と銘打っていましたが、
3月29日に”兄貴分”の長嶋建吾選手(18古河)がチャンピオンになっていて、
挑戦・・は、しないままでしたね。
●仁人
建吾さんはすぐ東洋タイトルを返上するっていう話だったんですけど、
世界戦が決まらないのでそのまま防衛戦を続けて、今に至ってます。
東洋チャンピオンが建吾さん以外になっていたら
流れ的には僕が挑戦したんでしょうけど、
今となってはやらなくて良かったです。
あれからの僕の生活の・・ボクシングと向き合える時間のなさを考えると。
全然、焦りもないので。
僕が焦ってもどうにかなるわけじゃないし、
万全を期して、自分が練習できる環境を作ることと、
昨日の自分より少しでも強くなれるよう努力することしか、僕にはできないですから。
●こんどう
・・ 悟りを開いてますね(感嘆)。
現時点では今回の試合が『日本タイトルマッチ前哨戦』で、
その次の試合がチャンピオンカーニバルで日本タイトル挑戦、とのことですが
どのくらい確定的なのですか?
●仁人
近藤明広選手(日東、日本ライト級チャンピオン) vs 加藤善孝選手(角海老宝石、日本ライト級1位)の
タイトルマッチが12月にあって、そこで普通に勝負がつけば、
負けた方は順位を落として、必然的に自分が1位になるので
挑戦者として最初に声がかかるだろうということで、です。
●こんどう
では応援して下さる皆様へ一言。
●仁人
もう、楽しむ!しかないですね、先のこと考えないで。目の前の試合に集中するだけです。
後楽園ホールでは今回初の、自分の試合がメイン(一番最後の試合)なので、
お客さんが「来て良かったな!」と思えるような試合をしたいです。
明鏡止水 ―
純粋に、ボクシングだけを、見ている。










