「心の病」と音楽という薬

「心の病」と戦っているオヤジ。
音楽という薬で、少し回復中。
茨城県在住のタイガース大好きオヤジです。
病気になる前はアウトドア派でしたが、今はバイク活動を復活しましたが、その他はまだまだ。
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幸いなことに、私はまだまだ大丈夫でした。ニコニコ


動脈硬化がこんなところからもわかるんですねぇ叫び




増える男性更年期障害「朝立ちなし」は血管の危険信号注意

心身の不調を仕事疲れや年齢のせいにしていないだろうか。

EDには心臓や血管の病気が隠れていることもある。

「疲れやすくて全身がだるく、肩や腰、ふくらはぎが痛いです」

 最近、40代半ばの男性会社員が、帝京大学医学部附属病院(東京都板橋区)のメンズヘルス外来を訪れた。

 診察したのは泌尿器科主任教授で、『ホルモン力が人生を変える』の著書もある堀江重郎さん。この会社員は全身にほてりがあり、トイレのために夜中に何度も目が覚める症状もあった。

 検査では心臓や骨に異常はなかった。うつ病の診断基準にもあてはまらなかった。そこで、更年期の診断のための問診をしたところ、高得点だったため、「男性更年期障害」と診断した。

 右下の表は、堀江さんが実際に使っている問診票を簡略化したものだ。堀江さんの外来には、こんな悩みや症状をかかえて訪れる人が増えているという。

■原因は男性ホルモン減少

 更年期障害といえば閉経前後の女性のものだと思われてきたが、男性も40歳を過ぎるあたりから男性ホルモンのテストステロンが徐々に減り始め、さまざまな症状が出ることがわかってきた。これを、男性更年期障害と呼ぶ。

 札幌医科大学名誉教授で日本臨床男性医学研究所所長の熊本悦明さんの研究によると、更年期障害の特徴とされる、気分の落ち込み(精神神経症状)、ほてりや手足のしびれ(自律神経失調症状)、性機能の低下などは、男女差がない。ただ、女性が50歳前後に急激に症状が出てくるのに対し、男性は早ければ40代から徐々に進み、50代後半に症状が強くなる傾向がある。

「男性はちょうど管理職の世代。心身の不調を仕事疲れのせいだと思いがちだが、男性にもホルモン低下による症状が出ることを、ぜひ、知ってほしい」

 男性なら、更年期イコール性欲の衰え、と思っている人も多いかもしれない。グラビアの女性の写真を見ても若い頃のように興奮しなくなる、勃起しなくなるというのは、確かにホルモン量の低下で元気がなくなったせいだとも考えられ、更年期と全く無関係ではない。しかし熊本さんは、こう強調する。

「女性の写真を見て勃起するメカニズムは、実はよくわかっていません。それよりも大事なのは、睡眠中と起きた直後の勃起があるかないかです」

 つまり、「朝立ち」の有無こそが、男性の健康の重要なバロメーターなのだ。

■EDは動脈硬化の兆候

 人間は睡眠中、比較的浅い眠りのレム睡眠と、深い眠りのノンレム睡眠を繰り返している。レム睡眠中に自律神経のひとつである副交感神経が活動して、消化などの基本的な生理機能が働き、男性はペニスの勃起反応を繰り返す。最後のレム睡眠が目覚めの時間にあたると、「朝立ち」として気づくのだという。

 堀江さんも、「朝立ち」の重要性を指摘する。気分が落ち込んでいたり、血圧や血糖値が高かったりすると副交感神経が働かないので、ED(勃起障害)となる。40歳以上の男性でこうした状態が続くと、外来では更年期障害と診断する。

 このような患者に対して、堀江さんは、活力や免疫力を高める漢方薬の「補中益気湯」とED治療薬、さらに血管年齢を測定した上で、降圧剤を処方することもある。

「陰茎の動脈は心臓や脳へ行く動脈よりもはるかに細いので、勃起しにくいということは動脈硬化が進んでいる証拠。放置すれば心臓や血管の病気にかかる可能性もあります」(堀江さん)

 もうひとつ、更年期障害と間違われやすいのがうつ病だ。

 昭和大学藤が丘病院(横浜市)の泌尿器科でも「毎日が憂鬱だ」とか、「集中力がなく夜も眠れない」と訴えて受診する患者が増えている。准教授の佐々木春明さんは話す。

「精神科や心療内科で抗うつ剤をもらっているが治らないので、インターネットで調べて『自分も更年期なのでは』と泌尿器科を訪れる人が増えています」

■自営業者はなりにくい

 この病院では、更年期専門の外来時間はあえて設けていない。待合室にいる人たちが更年期障害だとわからないよう、配慮しているのだという。

 佐々木さんは、血液検査でテストステロンの量が基準値以下だと「男性更年期障害の疑いが強い」と診断し、男性ホルモンの補充療法を行う。3~4週間に一度のペースで筋肉注射をするもので、レビトラ錠などのED治療薬も処方している。半年ほど続けると、ほとんど再発しなくなる。ただし、ホルモン療法は前立腺がんなどの発症リスクを高めるという見解もあり、専門医のもとで経過をみながら行うことが大切だという。

 加齢によるホルモン量の低下は避けられなくても、症状を和らげることはできないのだろうか。実は、更年期障害になりにくい職業があるという。

 佐々木さんによると、自分のペースで仕事ができる自営業者は比較的更年期障害になりにくく、人間関係などのストレスが多い会社員はなりやすい傾向がある。

『病気が治る「脳」の健康法』の著者で横倉クリニック(東京都港区)院長の横倉恒雄さんの心療内科には、ホルモン療法でもよくならないという50代の男性の患者が訪ねてきたことがある。食欲はあるので、抗うつ剤を処方しつつ、横倉さん考案の「好きなものを食べたいだけ食べる」という「快食療法」を続けたら、1年ほどの通院で快方に向かった。

 管理職世代の男性は、過重なストレスで脳が疲れてしまう「疲弊脳」の状態に陥っていることが少なくない、と横倉さんはいう。

■自己表現でホルモン上昇

「生命を維持する間脳の部分がストレスで疲弊状態となり、それが長く続くと更年期障害になると考えられます」(横倉さん)。間脳には、副交感神経がある。堀江さんの「朝立ち」の理論にも通じる点がありそうだ。

「疲弊脳にならないためには、会社や配偶者に依存せず、趣味に没頭するなどして、ストレスをためこまないようにすることです」(横倉さん)

 要するに、リラックス状態でいることが大事なようだ。堀江さんは左の表のような「男性ホルモン値をあげるコツ 10カ条」を提唱している。

 例えば「寝る前に仕事のメールを読むな」。ホルモン値を上げるにはよい眠りが必要で、そのためには、風呂に入るなどリラックスして副交感神経を活発化させることが重要になる。おしゃれをして自己表現することは、自分の世界にひきこもらず社会を意識することにつながり、気分がわくわくしてホルモン値の上昇につながりやすいという。

 また、初対面の女性に会うとホルモンが増えやすいが、長くつきあっている女性と一緒にいても慣れてしまい、ホルモン上昇にはつながらない。むしろ同性のライバルに囲まれて互いに刺激しあって過ごす方が、ホルモンがよく出るのだそうだ。

 こうした相談を男性が気軽にできるように、泌尿器科の「かかりつけ医」をもつことがおすすめだ。


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