近藤昇ブログ アジアを奔る

「アジアを奔(はし)る」ブレインワークスグループCEOの近藤昇が、日本とアジアに対する思いを発信します。


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先日、アフリカのウガンダに訪問した際、
帰路でドバイに立ち寄った。
約2年ぶりのドバイであったが、
さまざまなところでの進化が感じられた。
相変わらずの建設ラッシュ。
以前より明らかに勢いを増しているように映る。
日本食レストランも着実に増えている。
何よりも、街全体が拡張を続けている。
オイルマネーのパワーは何度来ても驚かされるばかりだ。


今回は、中心部だけでなく、
周辺のまだ開発途上のエリアにも足を運んでみた。
まず、都市部周辺にはまだまだ更地がたくさんある。
ドバイに行ったことがない人はあまり想像できないと思うが、
元々ドバイは砂漠であった場所につくられた先進都市である。
考え方によれば、埋立て技術があれば、いくらでも拡張できる。
もちろん、砂なのでそれなりの
地盤改良や基礎工事が必要だろうが、
何もない更地における建設や土木工事は
日本などと比べて比較的スムーズに進むだろう。
当然、どんどん拡張する交通インフラなども、
どこの大都市よりもゆったりしていてダイナミックな導線である。
もともと、奇抜な7つ星ホテルや
世界一高いビルなどで有名である。
それに加えて、都市のあちこちに住居や
商業施設などがどんどん増えている。
単なる投機目的ではなく、人口も増大しているようだ。


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先進都市という意味では、
似たような存在が東南アジアに、もうひとつある。
それは、1人当たりGDPが随分前から日本を上回っている世界の
金融と情報と貿易のハブでもあるシンガポールである。
シンガポールは、1965年、
故リー・クアンユーがマレーシアから独立して建国した国である。
短期間で、世界の一流の国家、都市に
変貌させたリー・クアンユーの政策は、
偉大な政治家として世界からも高い評価を受けている。
シンガポールは島であり、ここ最近は埋立てを進め、
国土拡張を続けている。
私の友人であるベトナム人社長は、
ベトナムやカンボジアの砂を埋立て用に採掘して販売している。
友人によると今後20年間の契約があるというから、
シンガポールの国土拡大の執念を実感する。
ドバイは成長著しい都市で今がまさに開発途上だが、
都市開発の共通点は「人工都市」である。
両都市とも建物や交通機関は、
ほぼすべてが新しいのでなんとなく肌に馴染んでいない。
コンクリートやアスファルトに囲まれていると、
田舎育ちの私には少し違和感がある。
しかし、シンガポールは緑がふんだんにある。
もともとの森に都市をつくってきたからそうなる。
だから、自然との調和という意味では
シンガポールはバランスがとれている。
欠点はやはり窮屈なことだ。
国土が狭いので仕方がない。

一方、先日訪れたドバイは違う。
広大な砂漠での都市開発だけあって、
殺風景な都市ではあるが、とても空間的にゆったりしている。
開発の前からあった運河も程よい雰囲気を醸し出している。
視界も遠くまで見通しが利く。
それはスペースが十分にあるということを実感させてくれる。
ドバイのオイルマネーの力がこの先
いつまで続くかはわからないが、
今回改めていくつか開発中のニュータウンやリゾート施設を
見てまわったが、資金さえあれば、世界から人口が集積する
とてつもない巨大都市になる可能性を感じた。

次は、世界とのかかわりで見てみよう。
シンガポールにもドバイにも世界中から人が集まる。
シンガポールは何度行っても華僑の存在の大きさを感じる。
そもそも、シンガポールは華僑がベースの国だから当然だろう。
宗教も仏教が中心でキリスト教、イスラム教徒が続く。
一方、ドバイは中東のイスラム国家の巨大都市だ。
食事など、ハラルは当たり前で、
お酒はホテルのレストランなど特別なところだけでしか飲めない。
明らかに日本や欧米のような自由さは感じない場所ではあるが、
シンガポールより世界の人々が集まっているように感じる。
その理由は、海の向こう側に広がる世界にあると思う。
つまり、未開の地であるアフリカを
リーチできる位置にあるからだろう。
ドバイからはアフリカはとても身近に感じる。
東アフリカとドバイの距離は、
東南アジアと日本の距離と同じぐらいである。

もうひとつの違いは埋立て地の活用だ。
シンガポールは国土を広げることに主眼が置かれている。
一方でドバイは、とてつもない新たな
リゾート開発を突き進んでいる。
人工島のパーム・ジュメイラに行ってみた。
ドバイが誇る世界一のリゾートである。
ヤシの木をイメージした人工島である
パーム・ジュメイラには最高レベルの
住宅、別荘地、商業施設が整備されている。
リゾート開発を超えた発想と設計、
スケールの大きさは想像を超えていた。
世界中の富裕層が集まる場所であることは納得できる。
この先この国はどこまで進化を続けるのだろうか。


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今回は、ウガンダからの帰途の合間でもあり、
食関係を中心に現状の把握とビジネスの可能性も探ってみた。
次の機会に、食と農は深く掘り下げたいが、
今回は、ポイントをお伝えする。
まずは、日本食レストランはインターネットで調べると
約20店舗はできている。
この2年で倍にはなったようだ。
ドバイの人口は急増して約240万人。
観光客などがとても多いので街を歩いていると倍以上の感覚だ。
また、街のいたるところに世界各国のレストランがある。
ドバイの在留資格をもつ日本人は3000人弱である。
他の都市の比率に比べるとやはりまだ日本食が少ないようだ。


ドバイの中心にある「ドバイモール」に足を運んだ際に驚いた。
「マンガ寿司」と称する日本食レストランがある。
店内は日本のアニメキャラクターの巨大イラストが壁面を飾り、
漫画が置かれている。

テレビモニターからは日本のアイドルグループの
コンサート映像が放映されている。


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タイのバンコクでも似たような
“なんちゃって”パターンは見たことがあるが、
「これが日本か?」と思わず声を出してしまった。


ドバイモール内にある、やや高級感のある
スーパーマーケットものぞいてみた。
日本の商品は・・・唯一、「オロナミンC」を見つけた。
なんだかホッとして試しに飲んでみた。
元気100倍である。

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野菜や果物は世界中から集まっているようだ。
イチゴはドバイ産。
間違いなくハウス栽培だろう。

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最近、日本からも果物などを販売しようとする動きはある。
実際、2年前はJETROが出展する世界食フェアにも
しいたけ栽培の友人と参加した。
今の日本人の感覚ではマーケットとしても遠く感じられる。
しかし、ものは考えようだ。
弊社が長年活動するベトナムも農業産業に
大きな期待が寄せられている。


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ウガンダやベトナムで日本人がサポートする
メイド・バイ・ジャパンの野菜や果物が
ドバイマーケットで消費されると考えればどうだろう?
とても可能性を感じるのだが。

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