帰ってきたあおぞらブログ

横浜市港南区にあります介護老人保健施設港南あおぞらです!当施設は明るく活気のある職場です。当施設の取り組みや、介護技術・認知症ケア・リハビリの実践報告を行っていきます。よろしくお願いいたします。


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あおぞらブログ管理人の理学療法士田中です。こんにちは(^3^)/!


昨日の3月5日は、神奈川県老人保健施設協会主催で「通所リハビリテーションに必要な介護技術」という研修会に講師としてお呼びいただきました。この大変忙しい時期に69名!\(゜□゜)/の参加をいただき、本当にありがとうございました!

参加された方からの要望もあって、研修会などでよく依頼を受ける移乗介助の中でも、全介助でのベッドから車いす、車いすからトイレなどの乗り移り(移乗)の方法について、今回は説明をさせていただきたいと思います。




介護老人保健施設である港南あおぞらは、リハビリテーションの実施によって少しでも日常の生活に必要な動作の改善を目指すなど、ご利用者様がご自宅に帰りやすくするようにするための施設です。

しかし、身体の障がいも様々ですので、トレーニングのみですべて改善するとは限りません。

そのために、動作の改善を目的とするトレーニングと並行して、ご利用者様個々の状態に合わせた介助方法の検討を行い、実際に介護に関わるご家族様に、移乗介助などの介助方法をお伝えすることもリハビリテーション科では行っています。




できる限りご利用者様の、残された身体機能を活用した介助方法を検討するのが当施設の基本の考え方なのですが、どうしても状態によっては全介助でなければ移乗ができないご利用者様も現実にいらっしゃいます。

そこで私たちも、全介助の移乗方法を必要によっては実施したり、もしくは職員、ご家族様にお伝えすることもあります。




この動画に出てくるご利用者様役の彼は体重約120キロ!((((((ノ゚⊿゚)ノ、介助者役の私は67キロ(当時)です。ご利用者様役の彼には両下肢に一切、力を入れないでもらっています。







体を前に傾けて、お尻の圧がほとんどなくなってから方向転換していただいています。


ご利用者様役の彼と車いすの横幅の関係から、座る瞬間に苦労しているのはご愛嬌ということで…(^_^;)




介護老人保健施設港南あおぞらのブログです!-移乗1コツ




↑この移乗方法では、まずはできる限りで良いので、ご利用者様に前かがみになっていただきます。その次に前方下に引きます。そうするとご利用者様のお尻が浮きます。この2つの誘導を同時に行おうとすると失敗します。


また、この写真では前かがみになっていただくときに、かがみすぎていないか心配になられた方はいませんか?この写真は体の柔らかい健常者がモデルなので、かなり前かがみですが、高齢なご利用者様はできる限りで大丈夫です。この写真ほど前かがみになれません。


ついでに言いますと、私たち下肢筋力のある者は深く前かがみにならなくても立ち上がれてしまいますが、下肢筋力が低下している高齢なご利用者様は、自ら深く前かがみになってから立ち上がっている人が多いはずです。





そのほかにもこのような方法があります。





この方法は、スライド法(別名スーパートランス)の改良した方法です。本当は両下肢を介助者の腿に乗せて行うのですが、全身が緊張して硬くなりやすい方に行うと、さらに硬さが増してしまうことが多く見られます。ジェットコースターで両足が浮いていると非常に怖く感じる、というのがありますが、それと同じですね。ですので、片足だけ腿に乗せてもらう方法で行うと、それだけで緊張が高くなりにくく、関節など硬くなるのが防げます。もうほかに、この方法を実践されている方もいらっしゃるそうですo(^-^)o。






介護老人保健施設港南あおぞらのブログです!-移乗2コツ





介助の方法にはいろいろな方法がありますが、これが絶対である!という方法はなく、ある程度の基本があるだけです。ご利用者様を介助させていただく前に、重心を体の傾きを使って移動しやすいように準備することです。

私たちとしては基本を守りながらも、各ご利用者様の心身の状態に合った介助方法を検討していくのが最も大切である、と考えています。




動画使用の許可をくださった学生さんに感謝いたします!次回は来月に、小柄な人の移乗全介助方法をやりたいと思います。




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(〒234-0056 神奈川県横浜市港南区野庭町2187-1)

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