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2009-11-23 00:05:36

いつかのコサキン(11月19日放送分)

テーマ:コサキン

立教大学の長島一茂選手の行き先がヤクルトに
決まりましたね。少なくともロッテの愛甲や南海

の畠山よりはプロで通用すると思います。クジ

に外れた大洋は残念でした。

渋谷公会堂でのコンサートで歌われた「ミュー
ジカル・ナイト」が流されたためもあってか、
ムッくんの「ムーンライト・シィンギィング」が

かかりませんでした。六月以来、一週も休む
ことなくコサキンで流されていたこの曲がなか
ったために、今回は途中で眠るタイミングを逸
してしまいました。




いつかのコサキン
 『おすましでSHOW3』の最終公演となる渋谷公会堂でのファイナル
コンサートの直後に放送された回。夏から始まったステージのフィナーレ
を飾るこの公演には、『WITH』の来生たかおや『ムーンライト・シィ
ンギィング』の岡本朗、木の葉のこや鳥居かほり、フジテレビの大平くん、
そして二代目一条さゆりといった面々が訪れたということもあったのか、
ムッくんは夏から数えて三十六回目になる公演にもかかわらず不覚にも一
番あがってしまって声も上ずったそうで、ムッくん自身は満員の渋谷公会
堂でのショーの出来はよくなかったと評価しているようである。シアター
アプルでの公演と比べて時間も短く歌もコントもいまひとつであったとい
う、アンケート上での観客の厳しい評価を紹介するムッくんは、長丁場の

公演をやり通した満足感よりも、疲労感の方がやや勝っており、調子の

出なかったムッくんを助けようと奮闘したのか、ムッくんが速射砲のよう

だったと例えるほどステージで熱演したらしいラビーの声はやや枯れ気
味の状態での放送となる。二千人の観客の注目がたった一人に集まるコン
サートの恐ろしさをあらためて感じている様子のムッくんに対し、舞台の
演出家は変に慣れていない感じでよかったと言い、鶴間さんは人間らしく
ていいと言い、フジテレビの大平くんはムッくんの素材は最高であり、ス
テージがうまくいくかどうかは所詮一か八かのところがあるものだと言い、
ラビーは舞台をやる方の体調もあるが見る方の体調もあると、つまり出来
の良くない舞台に思えたとしたらそれは客の側の体調の問題かもしれない
と、えらく開き直ったことを言う。たが、そんなそれぞれの慰めも不要に
思えるほどムッくんは毅然としたところを見せて、結果は見えたものが全
てだと、くよくよした気持ちを番組冒頭だけでしまいこんでいつもと変わ
らぬコサキンを聞く者の耳に届けていたのは、どう考えてもかっこいい。
ちなみにこのコンサートの模様はTBSテレビで十二月五日の土曜の夕方
に一時間半ほど、TBSラジオでムッくんの誕生日である来年の正月の三
日に一時間ほど、それぞれ放送されるとのことである。
 二十三日に開かれる『アート浅井展』を直前に控えてラジオではほとん
どわからないが何やら完成度の高そうな作品が紹介されいたり、『午前二
時』が長島茂雄のウィスパーカードを引き継ぐ形でイントロ当ての宿題ク
イズの問題として3週続けて選ばれたり、おハガキ列島のテーマも3週続
けて「意味ねぇ替え歌」であったりと、今月に入って似たような内容が目
立っており、番組はかすかに停滞しているような感じもする。ただ、鶴間
さんをはじめ、同じことを続けていることを気にしている様子もあって、
リスナーの怒りを予想した発言もずいぶんある。とくに宿題クイズをめぐ
っては、鶴間さんは百人中二千人の方はお怒りでしょうと言い、ラビーは
コサキンリスナーはおとなしい人が多いから、人間にある喜怒哀楽のうち
怒が抜けている、だから怒ってもらうことでバランスをとってもらうのだ
と無理矢理な弁明する。聞く者としては、このしつこさには最早それほど
怒りを感じないし、五社さんのリスナーには暗い子が多いという発言に対
しても特に何も思いはしないが、百人中二千人という表現や、夏のイベン
トでは暑さのあまり三人蒸発した人がいたといった、鶴間さんらしい、と
いうことはコサキンらしくもある、数字への妙な執着に対して体調次第で
はかすかにいら立つことがあるかもしれない。
 曲当てクイズにおけるラビーの替え歌のタイトルが『ドント・ストップ
・リッスン・女性リスナー』と『あまっちゃうナ』であることを、出場者
がそれぞれ正解する。クイズがイントロ当てと曲当てのセットとなった七
月以降、ラビーは事あるごとに曲当ての方が易しいと言ってきたわけであ
るが、これまで実態があまり伴わなかったものが、ここへきて本当に易し
くなってきたようである。
 楠野くんは『おすましでSHOW』の舞台を見に来た渋谷公会堂で、楠
野だ楠野だとリスナーに頭をいじられたらしい。今週もハガキネタにされ
て有川くんに大喜びされるし、怒るわけにはいきませんからとその場では
我慢をしていた楠野くんも、もはや完璧に怒ったようである。ムッくんは
楠野くんが最初に独立するのではないかと言い、ラビーは楠野くんの前田
武彦事務所への移籍を予測する。だが、そんな独立は、楠野くんネタを愛
してやまない有川くんが許すまい。
 ムッくんはこのごろ体型が変わってきて、何だかムキムキしてきちゃっ
ているらしい。スポーツに興味がないのに、江川卓の話し方をそっくりに
まね、立教大学の長島一茂や阪急の山田やロッテの愛甲、池田高校の畠山
といった名前に付き合わされ、双羽黒の勝敗予想にまで乗っからねばなら
ないコサキンがもたらすムッくんにとって過酷な状況がムッくんを鍛える
こととなり、その影響がムッくんの肉体に滲み出はじめたに違いない。

2009-11-17 00:09:48

いつかのコサキン(11月12日放送分)

テーマ:コサキン

ムッくんの声の調子があまり
よくないとのことでした。
『おすましでショウ3』の各
地での公演が好調で、舞台に
人が入りにくい風土であると
いう金沢や富山でも超満員だ
ったそうで、喜ばしいことで
すが、ポリープの手術をして
まだ数か月、ムッくんにはあ
まり無理をしてほしくありま
せん。



いつかのコサキン
 秋葉くんと楠野くんのためにあった回。先週の放送いおいて、工作を
毎週送ってくるように鶴間さんからプレッシャーをかけられて、今週は
手の込んだ作品を送ってきてスタジオを喜ばせたリスナーの秋葉くん、
二十歳にしてムッくんと同様の髪の悩みを持ってしまった楠野くん、
『コサキン勝手にごっこ』で活躍中の五社さんと川岸さんのコンビ、青
山の『ウエスト』のシュークリームをムッくんに買ってくれた津守さん、
サインにほとんど応募が来なかったムッくんの所属レコード会社フォー
ライフウィングの足の小さな鈴木豊茂社長、そしてもちろん浅井社長と、
コサキンのいわば身内の人たちがトークにもハガキネタにもたくさん登
場する。そんな中でもとくに秋葉くんネタと楠野くんネタに対しては、
有川くんがのたうちまわって大喜びしていたようである。自分のことを
ネタにされると、いやそれはと露骨にいやがるくせに、有川くんは友だ
ちがネタにされるのは大好きらしい。ただ、暗い有川くんが元気になる
ならば、これはコサキンという番組にとって喜ばしいことで、ラビーが
言うように世の中全体が明るくなっているというのに、有川くんの暗さ
に番組が引きずられてしまう可能性が秋葉くんや楠野くんのおかげで消
滅するならば、こんなに素晴らしいことはない。有川くんが明るくなる
ためならば、秋葉くんと楠野くんにコサキンが捧げられても構いはしな
い。
 たが、そうなると当然秋葉くんって誰?楠野くんって誰?と思いなが
らコサキンを聞いている人にとっては困るわけで、それこそ「鎖国ラジ
オ」になってしまうところもある。とくに『ら゛』が発売されて以降、
ここひと月ほどの放送は、『ら゛』と『コサキン勝手にごっこ』、さら
には『ラジパラ』のコサキンコーナーをチェックしていないと本当には
楽しめないような内容がどんどん増加していて、鎖はどんどん固くなっ
てきている。これではモチ肌のペリーやサメ肌のハリスの力をもってし
ても当分開国できそうにはない。ムッくんが番組の前半、『おすましで
ショウ3』の公演を見た人から、今年の舞台があまりにもコサキンリス
ナー向けのことばかりしていて、ラジオを聞いていない残りのお客さん
を置いてきぼりにしたものであったことを批判するコメントをもらった
ことを紹介し、そのことを真摯に受け止めようとしていたが、この批判
は舞台のみならず、ラジオのコサキンについてもあてはまる。たしかに
秋葉くん楠野くんで腹を抱える人と、わからなくて寂しい思いをするか
もしれないその他の人とに、リスナーも分断されそうである。そうなら
ないためには、多くの人が知っている丹波哲郎や加藤嘉やラビーに言わ
せればだん吉さんに似ている久保田利伸やジョニー大倉や双羽黒にがん
ばってもらうしかない。ただ、もしもそんな人たちよりもよく知らない
秋葉くんや楠野くんの方が魅力的に響くことがあったとしたら、もう細
かいことは忘れてただ笑っているべきである。
 先週のコサキンを聞いた翌日から次男が着の身着のままで家出して帰
ってきませんという内容の手紙が紹介されたり、クイズコーナーの出場
者が事前に鶴間さんとモノマネの打ち合わせをしていることをばらして
しまって鶴間さんを狼狽させたり、映画『卒業プルーフ』の主演という
ことでゲストに招かれた児島未散が、『卒業プルーフ』をめぐる話と所
属事務所ゆえに何が作られているのか児島にも理解できる「アート浅井
展」に寄せられた作品を紹介した場面以外はほぼ沈黙していて、番組の
中盤に児島がスタジオを去ることをムッくんが紹介するまでいるのかい
ないのかわからないような状態になってしまったり、TBSテレビの深
夜番組『キャッチアップ』のレポーター萩原祥加が、今日は『キャッチ
アップ』の宣伝のためだけに来たとあっけらかん言い、『キャッチアッ
プ』のレポーターとしてやらなければいけない決まり文句つきの儀式を
こなすのに精いっぱいで、コサキンなんぞにはいっさい関心がない様子
であるのを隠すこともなかったりと、それぞれの人のそれぞれの思いや
生き様が、ゆるやかに交錯している感じが番組に散りばめられていたの
は、コサキンには珍しく深い。
 先週紹介された『卒業プルーフ』公開にともなうイベントには、時間
帯が早朝にもかかわらず、参加定員五百名のところ、すでに千二百通も
の応募が来ているらしい。これではわざわざ足型のそばに書いたサイン
に八通しか応募が来なかった豊茂社長の立場がない。ますます五十万円
が遠のいてしまうではないかと、聞いている者としては気が気ではない。

2009-11-11 21:31:12

いつかのコサキン(11月5日放送分)

テーマ:コサキン

スタジオに突然乱入して東京スポーツ
かかってこいと川岸さんが叫んでいた
のを、野沢直子さんが「危ないことが
起きたのかと思った」とおっしゃって
いました。僕も一瞬そう思いました。
川岸さんと知っていなければ、放送事
故ギリギリです。





いつかのコサキン
 野沢直子がゲスト。レコード発売と十三日の金曜日に渋谷で行うライブ
の告知を兼ねてスタジオにやってきた野沢は、番組中盤まで放送に参加す
る。『トゥナイト』のレギュラー出演者ということで、『11PM』レギ
ュラーのラビーとは若干のライバル関係にある野沢であるが、当然その程
度のことで火花が散るはずもなく、友好的なムードが保たれたままの出演
となる。ラビーが娘の麻里ちゃんが最近言う言葉として紹介した「オピョ
ピョピョー」というフレーズがずいぶん気に入った様子を示した野沢は、
スタジオが盛り上がるタイミングで「オピョピョピョー」と言ってみせた
り、「アート浅井展」に向けて番組に寄せられた浅井社長をモチーフとし
た芸術作品に対してもすべて肯定的なコメントをしたりと、終始感じのよ
い態度であり続ける。そんな野沢に鶴間さんは「コサキンと合いますね」
とつぶやいていたが、野沢自身はふだんの芸風通りに器用に仕事をこなし
ていただけで、コサキンとの抜群の相性のよさを見せたというほどではな
い。ただ、「アート浅井」の企画に際し、手抜き気味の工作を送ってきた
秋葉くんを鶴間さんをはじめみんなでいじめたくてしょうがないスタジオ
のムードを知ってか知らずか、『ら゛』に載っていたさびしんぼうのリス
ナー秋葉くんの写真が異常に印象に残ったと、番組を盛り上げる発言をし
ていたように、野沢が場に馴染むのがとても上手であるのは間違いない。
 最近ずっと名前が出てこなかった秋葉くんが、『ら゛』に載ったことも
きっかけの一つであろう、ここのところ急速に再び注目され始めている。
鶴間さんは秋葉くんの既製品を利用した手抜きの工作に対し、認めないぞ
と強い口調で言い、毎週一個ずつでいいから作品を送ってくることを要求
する。これまでコサキンに貢献してきた秋葉くんの実力はまだまだこんな
ものではないはずだというみんなの思いがこのようなキツい発言につなが
るのだろうが、いずれにしても番組でしばらく名前を聞くことがほとんど
なかった秋葉くんのことを、リスナーが知っていて当然のようなムードで
は、最近聞き始めたリスナーは大きな疎外感を持つに違いない。秋葉くん
のことが載っている『ら゛』を買わせる戦略かと勘繰らないこともないが、
まだまだ売れ続けていて、十万部に達そうとしている本に対して、そんな
に余裕がないこともなかろう。ラジオで見えない写真ネタで盛り上がるよ
うな番組なのだから、疎外感に傷つく必要はない。秋葉くんはうなぎ屋さ
んでアルバイトをしているらしい等の情報をヒントに、少しずつ事態を飲
み込んでゆけばよい。ただ、秋葉くんのことだけなく、二十三日の「アー
ト浅井展」に行かないと何で盛り上がっているのかちっともわからないよ
うな放送には、聞く者としては若干のストレスを感じなくもない。
 ムッくんとラビーは『東京スポーツ』にゴシップ記事を書かれたことを
報告する。それによれば、最近伸び悩んでいるタレントムッくんは六本木
の防衛庁前のディスコ「トゥーリア」を根城に夜な夜な女あさりをしてい
るらしい。そんなムッくんに夜遊びを教えたのがラビーであり、ラビーは
六本木界隈では「例の男」で通じるほど有名なモテ男らしい。ラビーは、
ムッくんの女関係を握っていることに乗じて、ムッくんから仕事を回して
もらっているとのことである。ラビーが酒が飲めず、夜遊びもせずに帰っ
てしまうような生活を送っていることを少しでも察知していれば、このよ
うな記事を東スポも書くことはなかっただろうが、聞く者としては、当然
この記事を信じることはないものの、少し前に語られていた名古屋のディ
スコでムッくんラビーが一晩中遊んでいた話を思うと、あれ、もしやもし
やと思わないこともない。むしろ、本当にモテ男であってくれた方がちょ
っと面白い。
 ムッくんラビーが言っていたことでもあるが、この記事は『ら゛』に東
スポのことを「一番安いエロ本」として載せたことに対する報復であるか
しれない。この記事を紹介している時、川岸さんがなんの前触れもなくス
タジオに乱入して東京スポーツかかってこいと怒鳴り、東スポへの対決姿
勢を示す。ただ、コサキンという番組としては東スポと対決しようとして
いるとはさほど思えない。実際情報局の時間にバカという名のボクサーが
チャンピオンになったという東スポの記事を楽しそうに紹介していたのを
聞くと、コサキンと東スポは、言いたい放題しあっている幸せな仲間同士
に聞こえなくもない。西武の森監督から岩を連想して替え歌を絶叫してい
るコサキンと東スポはけっこう似ている。
 たしか先月の二十五日に、ホテルのある程度高さのある階数からジャン
プすることを試みて怪我をしたジョニー大倉のことを話題にしたがるネタ
が、先週は一つ二つしか紹介されなかったものが、ジョニーの怪我を一カ
月で直して見せるというロックな姿勢にリスナーが安心し、また共感した
のか、今週は爆発的な数取りあげられる。このことに最もホッとしている
のはおかげで目立たなくなった双羽黒であろう。
 ジョニーネタで散々盛り上がった最後に、次回からボトルじじいネタは
許すがジョニー大倉と双羽黒は禁止であると鶴間さんが宣言する。たしか
にジョニーと双羽黒はコサキンが取り上げなくても他の番組でいくらでも
話題になっているから、コサキン独自の話題としてボトルじじいのみを残
す鶴間さんの判断は正解なのだろうが、九州場所での勝敗予想を最後に双
羽黒ブームに幕を引いてしまうのは惜しい気がする。
 川岸さんが番組の後半あらためて登場し、わしは鈴木豊茂とは違ってウ
ソはつかない、五十万円の約束を果たすと、千百円の映画チケット五百枚、
すなわち五十五万円分をリスナーにプレゼントすることを伝える。鶴見辰
吾が手がけた映画『卒業プルーフ』に浅井企画の有望新人児島未散が出て
いることもあって、その特別鑑賞券が五百人分が用意され、今月の二十九
日の日曜日の早朝、ムッくんラビーとともにこの映画を見るという企画が
立ち上がったために、川岸の公約が実現した形となる。前回社長が否定し
たのだからと、五十万円をあきらめていた矢先であったので、このプレゼ
ントは大いなる喜びではあるのだが、こうなってみると、どうせ五十万な
ら現金でという邪念がふつふつと湧いてくるのも確かである。それに、鈴
木豊茂に書いてもらったサインが十一枚あったのに、リスナーからは八通
しか応募がないというのだから、いくらムッくんラビーが参加する企画と
はいえ、五百人集まるんですかと、心配でもある。見通しのはっきりしな
いことに五十五万使うくらいなら現金で五十万をおくれと、つぶやかずに
はいられない。

2009-11-04 22:15:42

いつかのコサキン(10月29日放送分)

テーマ:コサキン

ディレクターに昇格ということで、それなりの立場
となってしまったフジテレビの大平くんは以前ほど
気軽にコサキンのスタジオに来ることができなくな
ったそうです。コサキン周囲の人たちがたくさん集
まっていた今回ですが、大平くんはいませんでした。



五社さんは基本的にいつもシラフだそうです。とい
うことは、数ヶ月前の川岸さんとの乱入の時もシラ
フだったのでしょうか。驚きです。





いつかのコサキン
 浅井社長がスタジオに来た回。今回のスタジオには浅井社長以外にも
川岸さん、浅井企画のシンボリルドルフ淡路さん、NHK担当になった
こともあって久々となったボラさん、舘川くん、あと楠野くんも、みん
な来る。オープニングでは楠野くんがずいぶんとムッくんラビーを惹き
つけており、まだはたちなのに現在のムッくんと毛髪の状態が同じかそ
れ以上に行ってしまっている楠野くんに対し、ラビーはあと五年ほどす
れば老けて見られるので押しが利き、作家活動に有利であるとエールを
送る。そんな楠野くんや彼女のことや腿毛で盛り上がっている有川くん
に対し、とくにこれといった話題を提供することのない舘川くんが寂し
そうだと、ムッくんとラビーは舘川くんに、中井貴一に似ていると無理
矢理言えないこともない妙にいい男であるくせに気弱そうで名前がノリ
オであるなどと、有川くん楠野くんに匹敵するいじりどころを探そうと
していたが、結局とくに何も見つからなかったのは残念なことではある。
 浅井社長は番組の前半、前回の放送で募集されたアサイアートの企画
に送られてきた、塗り絵などの浅井社長を描いた作品を紹介するところ
に立ち会う。社長をデーモン小暮風にしてみたものをはじめとする寄せ
られた数々の力作に対し、ムッくんやラビーは大いに盛り上がっていた
わけであるが、作品を何とも思っていないんじゃないかと聞く者に感じ
させるほど社長自身は静かであり、発っする言葉は相槌程度で、ほぼ沈
黙を保ち続ける。だが、この社長の沈黙は最後までずっと続いたわけで
はなく、社長がはっきりと物を言う場面は二度訪れる。一つは鈴木豊茂
と川岸ニセ社長とがリスナーに百万円プレゼントをすると言っていたの
は酒に酔っての話にすぎないと否定した場面である。これは百万円に幽
かな期待を抱いていたリスナーを絶望の淵にたたき落とす発言であるが、
そのかわりアート浅井展のベストワンの人にパン焼き機をプレゼントす
るという浅井社長の提案は、素晴らしい。トースターではない、パン焼
き機である。手作りのパンが焼けるのである。腿毛クラブツアーに参加
して北の丸公園で暗い声を合わせて歌っていた人たちに代表されるリス
ナーのほぼ全てが、常日頃からいつかは自分の手でパンを作ってみたい
ものだと願いながら暮らしていることは疑いない。この社長の提案を聞
いて、イースト菌を買いに走りたくなる衝動を抑えることは難しい。こ
のプレゼントは鈴木豊茂のサインよりも二億倍嬉しい。
 浅井社長がはっきりと物を言っていたもう一つの場面は、自らの登場
時間の終盤に訪れる。それまでアサイアートにほとんど関心がないよう
に思われた社長が、最後になって突然、「みなさん、僕の塗り絵どうも
ありがとう」とはっきりとした口調で言う。無口だけれども、社長の心
はリスナーへの感謝の思いで満ち溢れていたのだと思うと、聞く者は感
動を覚えずにはいられない。十一月二十三日の本当の勤労感謝の日にT
BSホールで行われるアート浅井展に自ずと行きたくなるとともに、余
分なことはいっさいなしに結論だけを言う浅井社長の組織のトップにふ
さわしいきりっとした態度には、惚れ惚れするばかりである。ただし、
浅井社長はトーク番組には向かない。結論だけしかないので、十秒で話
は済んでしまう。
 番組の構成がやや変わり、前回のおハガキ列島のお題だった意味ねぇ
ベスト3がレギュラーコーナーになり、クイズ出場者が4組から2組に
しぼられ、イントロ当てクイズに正解した場合は、その場で曲当てクイ
ズにチャレンジするというシステムとなる。曲当てクイズ挑戦者のみが
しなければならなかったモノマネを出場者は必ずする形となり、出場者
の幅は狭まるような気もするが、今回は珍しく二十七歳の主婦が夫と二
歳の子どもを寝かしつけて出場していたことからすると、むしろ幅は広
がってきているわけでもあり、『ら゛』で勢いがついている番組には、
参加者不足に悩むようなことはないのかもしれない。ただ、このシステ
ムにかわって、しかも相変わらずイントロ当てクイズは難解のままとな
ってしまうと、ラビーが曲当てクイズで歌う歌を聞く機会がえらく少な
くなりはしまいかと、不安である。
 『ら゛』の売り上げは発売からひと月近く経とうとしているにもかか
わらず好調だそうで、リスナーである書店員からのレポートもいつもの
ごとく紹介される。前回は買うリスナーが暗いと言い、今回は、買う客
がだんだん普通の人ばかりになってきていて退屈であるという書店員の
報告には楽しいものがあるが、もしもコサキンリスナーが気が弱いのだ
としたら、書店員にどう思われるのかを気にして買おうとしていた本も
買わなくなってしまうことになりはしまいかと心配にならなくもない。
 コーナーでネタにされる人物としては、ボトルじじいよりも、双羽黒
の勢いがとどまることを知らない。双羽黒は付け人と和解したのにもか
かわらず、一度ついた火を消すのは難しいようである。これほどまで世
間の非難を浴びた力士はこれまでにいなかった、来場所以降勝たないと
大変であると、ラビーは双羽黒のことを気にかける。そんな双羽黒のこ
とを思えば、恵比寿駅や代々木ゼミナールに「ら゛」のスタンプを押し
まくったのではないかと無実の罪を着せられそうになった秋葉くんの被
害など、どうということはない。

2009-10-28 21:54:17

いつかのコサキン(10月22日放送分)

テーマ:コサキン

22日で関根麻里ちゃんが3歳になったそうです。
お誕生日おめでとうございます。





いつかのコサキン
 クイズコーナーを二つとも制覇した人がはじめてが誕生した回。天
文部に所属する都立高校の1年生が、先週イントロクイズに正解した
勢いそのままに、ラビーの曲当てクイズに正解し、イントロクイズと
曲当てクイズの双方を勝ち抜いたはじめての出場者となる。イントロ
クイズの正解によって曲当てへの出場が決定した先週、中間テスト期
間であるとか、モノマネができないなどといって、出場に若干のため
らいを見せていたこの高校1年生だが、しなければならないモノマネ
を「足利尊氏のウィスパーカード」と称して、「僕は死んじゃったけ
ど、僕の挿絵がみなさんの歴史の勉強の役に立てて大変うれしいです」
などとのたまい、スタジオを大いに喜ばせる。そのよい流れのままに、
ラビーが『北国の春』のメロディに乗せて、加藤嘉がいかに昔からお
じいちゃんであったかを歌った曲のタイトルを当てて、この高校生が
晴れて初の制覇者となったわけだが、この企画が始まった七月から、
ほぼ正解しようのない問題が頻発していて、二つとも正解して特典を
享受する人物など出ることはないと思われていたものが、三か月ほど
で該当者が誕生したことに、聞く者は驚きをおぼえずにはいられない。
この天文部の人は、二つに正解した人にD、C、B、Aと4つ用意さ
れた特典のうち、Dコースのベロニカテープまたはビデオを選択する。
Bコースの浅井企画で出前を頼んで川岸さんにお茶を入れてもらえる
というものや、Aコースの鮨一機でお寿司を食べさせてもらえるとい
うものの方が魅力的にも思えるが、これらはある程度定員がそろわな
いと実現しないし、しかも交通費は自己負担であることを考えると、
この都立高校生はとても賢明な選択をしたと断言できる。
 佐野量子が新曲『レタスの恋愛レポート』と十二月一日に発売され
るビデオ『レタス』の宣伝を兼ねてやってスタジオにやって来る。ラ
ビーが量子ちゃんのベロニカ聞きたいなと言えば「ベロニカ」とため
らいなしに言ってくれるようなある種の貫録を持っている佐野は、宝
生桜子と仲がとてもよいらしく、テストになるといつも一緒に勉強を
していて、宝生がよく佐野のうちに泊まりにくるそうで、一緒に寝た
り、一緒に風呂に入ったりしているとのことである。これはラビーな
らずとも、自らと佐野との魂を入れ替えたくなる衝動を抑えることは
難しい。そんな佐野に対して「人間だ人間だ、イ、イ、イ、イ」と棒
読みで言わせたり、ヒーと言わせようとしてカレは英語で何ていうの
と尋ね、カレーと勘違いした佐野がカリー?と言うのをスタジオ内で
とても喜んだりしているのは微笑ましいことにも思えるが、聞く者と
しては、そんなことより宝生の体はいったいどんなふうなのかを佐野
から聞き出しなさいと、じりじりせずにはいられない。
 『ら゛』の売れ行きが好調であることが今週も伝えられており、つ
いに『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに十六日の金曜
日登場した浅井社長も、小堺くん傍にいてくれとすっかりあがって静
かになってしまい、ムッくんに赤鬼だの歩く絵具セットだのと言いた
い放題をされながらも、『ら゛』を取り出して宣伝することはできた
ようで、コサキンがメジャーになっていくことがひしひしと感じられ
る。『ら゛』好調の波に乗って、『ラジオパラダイス』には来月から
コサキンのコーナーができることが報告されたり、『ら゛』の裏表紙

にある浅井社長の塗り絵をコピーしてリスナーにアサイアートをし

てもらうという「ぺんてるちゃんがんばれ」という企画が発表されて、

秋葉くんの活躍の機会ができたりと、番組の勢いはとどまるところ

を知らない。
 ただ、その一方で京都の書店では『ら゛』の初版本がまだ何冊も売

れ残っているというし、ムッくんが普段利用している恵比寿駅のポス

ターや代々木ゼミナールの校舎の至るところに「ら゛」というスタンプ
が押されまくっているという秋葉くんの仕業っぽいことも起きている
らしいし、書店員の情報によれば『ら゛』を買いに来る人はことごと
く暗いし、野々さんが運転席に座ると姿は見えないのに車は走るしと、
怪現象もだいぶ起きているようである。それにいくら『ら゛』が順調
に売れているとはいっても「コサキン」というコンビの認知度はいま
いちのようで、鳴り物入りでスタートしたはずの日本テレビの『コサ
キン勝手にごっこ』の初回の視聴率は、三十三パーセントを取ったフ
ジテレビの『ものまね王座決定戦』のあおりを受けたこともあるだろ
うが、七~八パーセントにとどまったそうである。そんな話を聞くと、
コサキンをメジャーにしようなどと思うことはない、今回のクイズコ
ーナーの出場者のように、勝手にごっこを見たことをムッくんラビー
に伝えるために電話の切り際に「さよう奈良の大仏」と言ってくれる
ような一部の心優しき人たちのためだけのマイナーな存在でもコサキ
ンは構わないではないかという思いがよぎらなくもない。
 宿題クイズの問題が、ふたたび長島茂雄のウィスパーカードに戻る。
ラビーはこのことを半ばあきれながら喜び、富士桜の相撲ように押し
一本で来る番組の姿勢を評価し、一年は押すからねうちは、とつぶや
く。もしもこのウィスパーが本当に一年押されてしまったとしたら、
リスナーが番組から双羽黒の付け人のように脱走してしまうことにな
りはしまいかと、若干不安ではある。

2009-10-21 19:38:26

いつかのコサキン(10月15日放送分)

テーマ:コサキン

鶴間さんが『ら゛』のことを、サンキューセット
を二回我慢するだけで買える値段だとアピールし
たところ、すかさずムッくんがサンキューセット
はおいしいと付け足していました。鶴間さんの発
言もサンキューセットを認めているからこそのも
のですが、ムッくんはフォローの天才だと何とな
しに思いました。


それにしてもラビーの『アゲイン』はかなり気持
ち悪い。





いつかのコサキン
 『ら゛』が六万部刷られたことが報告された回。コサキンのスタジ
オはお祝いムードで、人がたくさん集まっており、寿司と花が届き、

シャンパンが抜かれる。この六万は賭けに出た数ではなく、売れる

見通しがもうついているという。発売から二週間が経ち、大都市圏

では『ら゛』を手に入れることが容易になりつつあるそうだが、四国を

はじめまだまだ手に入りにくい地方も多いこともあって、今回は放送

時間中『ら゛』に関する相談の電話を各地方ごとに時間を区切って受

け付けることとなる。番組終盤には三才ブックスの『ら゛』の編集者が
登場して、『ら゛』が三才ブックスにとってはじめての単行本である
こと、三才ブックスがまだ有名ではないために本屋さんに知らないよ
と言われることのあること、、前回鶴間さんが言っていたように本屋
さんで『ら゛』と言って予約しなければならないことがすごく恥ずか
しいこと、それらを詫びる。ただ、何にせよ本が爆発的に売れている
ことは確かであり、『ノルウェイの森』や『サラダ記念日』と肩を並べる

かそれ以上の売り上げを『ら゛』が示しているところも多く、新聞に載

っている本の売り上げランキング上位に『ら゛』が入っているのも何

例も紹介される。ただ、朝日新聞のランキングで関根勤が関根勉
となってしまっていたことにもあらわれているように、村上春樹ほど
コサキンが一般に定着しているわけではないかもしれない。それでも
リスナーが『ら゛』出版に大いに盛り上がってるのは間違いなく、鶴
間さんも、マッチがデビューした時ほどの勢いは望まないにしても、
松原のぶえや瀬川瑛子の演歌のように、じわじわとコサキンの影響が
広がってゆくことを狙っているようである。斉藤洋美の報告によれば、
取材先の青山のスタジオでは、『ら゛』の初版本を抱きしめながら読
んでいるかわいい女性がいたそうで、しかもその女性の所属している
会社の女性はほとんどコサキンリスナーだということらしい。そんな
情報からすると、世の流れは鶴間さんの思うようになってきているの
かもしれない。ラビーはその会社に慰問に行こうと言っていたが、ラ
ビーならずとも、女性社員がほとんどコサキンリスナーの会社とはい
ったいどういうものなのか、興味をそそられずにはいられない。
 先週紹介された予約していた分の『ら゛』を買われてしまった群馬
のエピソードの後日談として、買ってしまった側の人からの手紙が届
く。買われてしまった人と買ってしまった人は偶然にも同じ高校の上
級生と下級生だったそうで、買ってしまった人がその上級生に呼び出
されてビクビクした話に、スタジオは大いに盛り上がる。少々話が出
来過ぎているような気もしたが、今勢いのある番組にはそういった出
来事を招き寄せる力もあるのだと思えば、聞く者はただ素直に受け入
れればよい気がする。
 ムッくんとラビーはテレビで中継された渡辺徹と榊原郁恵の結婚式
に出席した時のことを話す。偉い人のしたスピーチうち、二人までは
ありきたりで内容も互いに重なり、長く退屈なものであったところが、
東京12チャンネルの人の乾杯のあいさつはかなり会場を沸かせるもの
であったそうである。それによれば、渡辺と榊原の忘れてはならない
最大の共通点は、終わっちゃった番組『ヤンヤン歌うスタジオ』に出
演した過去があることらしい。この式でムッくんとラビーにはC-5
のテーブルの席が指定されていたのだが、そこにいた山咲千里のこと
を安岡力也が口説いてみたくなったらしく、ラビーは安岡に席を譲ら
され、そのテーブルを離れる。安岡には逆らえないことは誰もが納得
するところであろうが、会場で安岡と梅宮辰夫の立ち話、そのそばを
通る和田アキ子を目撃したのを、あんなこわい光景はなかったとムッ
くんが暴露していたのは、恐れ知らずでよい。
 番組には新しい風も吹いてきているようで、ここのところずっと続
いてきたイントロの宿題クイズの問題も長島茂雄のウィスパーカード
から川上哲治のウィスパーカードに変わったし、曲当てクイズで女性
が出場した場合はたいてい菊池桃子のモノマネをしていたものが、二
人一組で参加した今回の高校一年生の少女は、声変わりをしたばかり
のGENJIの赤坂くんの真似という、これまでの出場者と毛色の違
うものを披露していたし、採用されるネタの主人公も、鶴太郎にその
体つきのいやらしさを見出された吉沢秋絵や、横綱のはずなのにここ
二場所一ケタ勝利しか上げることができておらず、いまだに一度も優
勝したことがないこと以上に何かとお騒がせの双羽黒になってきてい
るし、3回連続で登場しているのになぜかムッくんが全くおぼえずに
毎回誰なんだとつぶやくボトルじじいが突如爆発的ブームとなって反
則落ちに使われるしと、今までとは様子が変わりつつある点もかなり
増えている。ただ、風は新しくなろうともクイズに出場するリスナー
の根が優しげに思えるところは変化しておらず、出場四組のうち、二
組三名が正解にたどり着いた今回のリスナーたちが、中間テストや予
備校の試験があることや、曲当てクイズでしなければならないモノマ
ネができそうにないことを気にしながらもクイズに参加して、『パパ
大好き!』や『コサキン勝手にごっこ』の宣伝までしてくれる人の良
さを持っているのを聞くと、ハガキネタでの毒舌との大いなるギャッ
プが感じられて、少しばかり不思議である。
 思い出のスクリーンミュージックのコーナーには、トンビに餌とし
てさらわれて、今空中にいる男からリクエストのハガキが届く。人は
その生涯を閉じる時、欧陽菲菲の歌を聞きたくなるものらしい。

2009-10-14 19:12:53

いつかのコサキン(10月8日放送分)

テーマ:コサキン

1987年10月1日付の『東京中日スポーツ』の
記事で、お笑い番組の人気者トップスリー、
タモリ、ビートたけし、明石家さんまの次
に来る、株が上昇しているコンビとして、
ムッくんとラビーが紹介されたそうです。
コント55号以来の名コンビになりつつある
とか。そのことを今回のコサキンの放送内
で取り上げていたのも、コサキンをメジャ
ーにしたいという意識のあらわれなのでし
ょう。メジャーにしたいならもっと『ら゛』
を刷れという気もしますが。





いつかのコサキン
 コサキン本『ら゛』発売の熱狂と混乱とともに送られた回。十月一日に
発売された『ら゛』は、発売前からすでに増刷が決定していたことに象徴
されるように、初版の一万冊が発売初日でほぼ完売するという驚異的な売
れ行きを示す。たとえば新宿の紀伊国屋書店では、144冊が一日で売れたら
しい。この冊数は、その日の売上第二位の『ノルウェイの森 上巻』のほ
ぼ三倍に当たる。だが、そんな情報があっても鶴間さんは貪欲で、『サラ
ダ記念日』が売れた時の冊数を電話出演した紀伊国屋書店のスズキさんに
尋ねた上で、『ノルウェイの森』や『サラダ記念日』と『ら゛』が違うの
は、在庫がなくなってたくさん売れる日が続かない点であることを冷静に
分析し、『ら゛』の売上のほとんどが予約の分で占められており、店頭に
並んでいるものが売れているわけではないために、街の人が『ら゛』が売
れているという現象に気付いていないであろうことをくやしがる。鶴間さ
んはスズキさんと話す中で、レジのところに『ら゛』が入荷する予定の日
を貼っておいてほしい、そうしないとコサキンリスナーは内気だから、キ
ョロキョロキョロキョロ店内を回って自分の中で結論を出してしまい、そ
のまま次の書店に行くということをただくりかえすケースが多いと、書店
関係者に要望と忠告を行う。リスナーに対しては、黄色い本にピンクの帯
を目印に本を探せ、店員の方に『ら゛』ありますかと聞け、僕でさえそれ
を聞くのは恥ずかしかったけれども三、四回かやれば慣れる、もしも売れ
残っている『ら゛』が店頭にあったら買え、一冊は保存版することを前提
に二冊買えと呼びかける。
 鶴間さんが『ら゛』に対してこんなにも真剣になっている理由はおそら
く二つある。一つは『ら゛』をすぐにでも読みたいのに、書店の店頭には
まず出ていないので、まだ手に入れることができないでいるリスナーから
の怒りと悲嘆が番組に寄せられていることで、中にはせっかく予約をして
いたのに、書店の手違いでそれを売られてしまった群馬の例など、ラジオ
に回し蹴りをくれちゃうほどリスナーが激怒しているケースがあることを
鶴間さんは報告する。書店側のミスが群馬の例だけでなくいくつも起きて
いるらしいことを思えば、鶴間さんが少しでもはやくリスナーの手元に本
が届くにはどうすればよいのかを真摯に考えようとするのはごく自然なこ
とである。もう一つの理由は、ふだんラジパラなどの雑誌を主に発行して
いる三才ブックスにとって『ら゛』がはじめての本格的な書籍だというこ
とである。ようやく100メートル泳げるようになった人がドーバー海峡を
泳いで渡ることにチャレンジするようなものとムッくんが表現するような
三才ブックスの冒険が、それを失敗に終わらせてはならないという鶴間さ
んたちの『ら゛』への強い思いを引き出していることは疑いない。こんな
冒険のさなかに、増刷してトータル四万部『ら゛』を発行する予定なのを、
四万はきりが悪いからというだけの理由で五万にしなさいという浅井社長
の天真爛漫は素晴らしい。
 『ら゛』発売日に行われた有川くんが引率する書泉ブックマートへのツ
アー、通称「腿(もも)毛クラブツアー」の様子も伝えられる。ツアーに
は百名を優に超える参加者が集い、書泉ブックマートの前は収拾のつかな
い状態になりかけたというが、鶴間さんが武道館で読書会をしようと思い
ついたのに従い、腿毛クラブツアー御一行は、十人に一人の割合でのぼり
を掲げていて、ら゛、ら゛と奇声を上げ、機動隊に不審に思われながらも
武道館へ向かったとのことである。武道館ではVOW WOWのコンサートをや
っていたので、一行はそのまま北の丸公園の広場で小学生の遠足の集団が
昼ごはんを食べている中を抜け、見つかったスペースで読書会が実行され、
本にある「青いゴムゾーリ」ネタが元気のない暗い声を合わせて歌われる。
サインをやたらに上手に書いていたとう有川くんは、数少ない女性参加者
にばかり積極的に接しており、頼まれてもいないのに自らすすんで女性参
加者に握手をし、肩を組んで写真を撮っていたらしい。その時有川くんは、
女性の肩をギュッと握っていたそうである。
 前回あらかじめ宣言されていた通り、今回は録音での放送であり、クイ
ズコーナー参加者はずいぶんと伸び伸びしている。ラビーの替え歌クイズ
で、日本でもっとも多い名前と思われる佐藤ひろしさんの悲しみが「グッ
ドナイト・ベイビー」のメロディに合わせて歌われたりしていたが、今回
は正解者は出ず。出場者の電話の切り際は皆さわやかで、『パパ大好き!』
見てねと、終わってしまった番組がPRされたり、『コサキン勝手にごっ
こ』見てねと、始まる番組のアピールがムッくんラビーにかわってされた
りする。短い時間のあいだに人生の悲しみと喜びが簡潔に表現されていて
美しい。
 『おすましでSHOW3』の札幌公演では会場はやや小さいながらもコ
サキンリスナーの比率が高かったらしいが、残念なことに泊まった札幌の
ホテルにはいやらしいチャンネルはなかったそうである。ただ、浅井社長
や川岸さんや鈴木豊茂といった面々とまわった札幌でのゴルフのことをム
ッくんとラビーはずいぶん楽しそうに話していたので、エロいビデオのな
い夜のことをあまり気の毒に思う必要もなさそうである。
 前回おはがき列島で取り上げられていた「ボトルおやじ」は、「ボトル
じじい」へと進化し、再びおハガキ列島でのネタとなる。ムッくんがこの
ボトルじじいのことを、先週から名前がやや変わったからといって、すっ
かり忘れている様子であったことは、鶴間さんたちを大いに喜ばせる。
 こんな忘れっぽいムッくんに対して、鶴間さんはコサキンを支える大黒
柱にふさわしく、コサキンをめぐる大概のことをきちんと記憶しており、
6月あたりにしつこいほど今の『ムーンライトシンギング』のごとく毎回
ライジングチャートバンドの曲をかけてずいぶんと押していたものが、7
月の『コサキン仮面』上映会の時に行われたオーディションで何かあった
のかその後パタリと触れなくなった歌まね企画「コサキンみんなでチャン
チャカチャン」のこともまだ忘れていないらしい。だが、北の丸公園での
リスナーの暗い歌声から判断すると、これは忘れた方がいい。

2009-10-07 19:15:53

いつかのコサキン(10月1日放送分)

テーマ:コサキン

フォーライフウィングのボラさんが
TBS担当からNHK担当に変わっ
たそうです。ムッくんから頻繁に聞
いていたボラさんの名前が今後あま
り出なくなりそうなのは、会ったこと

もない方ですが何だかさびしいで
す。





いつかのコサキン
 『ら゛』発売に合わせて、有川くんが深夜の神保町に放たれた回。東京
の夜がこんなに寒いとはと、発売を直前に控えた深夜、誰もいない神保町
の様子を電話でスタジオに伝える有川くんの声は、いつもスタジオにいる
時と比べてハキハキしていて聞き取りやすい。何度かスタジオに電話を入
れていた有川くんだが、一度目の書泉ブックマート前、二度目の芳賀書店
前と、まだ周りに人が集まっていない時点では、スタジオのムッくんラビ
ーに彼女はこのことをどう思っているのかなどと突っ込まれならがらも、
とても元気な感じだったものが、番組を聞いたリスナーが集まり始めて以
降の三度目の電話からは、危ないやつばっかりです、などとすっかりおび
えた様子になってしまったのは、結局いつもの有川くんらしくてよい。最
終的には放送時間内に三十名ほどのリスナーが集まったようであるが、夜
が明けたら旗を持って『ズームイン朝』のスタジオの前に立つことを予告
していた今回の有川くんの外回りがどんな成果をもたらすのか楽しみであ
る。
 『おすましでSHOW3』で日本各地をまわっているムッくんとラビー
は、名古屋でとても楽しい夜を過ごしたらしい。中華料理屋へ行ったあと、
満員で入場制限をするほどの人気のディスコ『アビーム』に出向いたおす
まし御一行は、フォーライフウィングの敏腕イワモトさんの力もあって、
VIPルームでいろいろな女たちと戯れる。その中でムッくんの席につい
た赤いカーディガンの女がかなり強烈で、出会って1分もしないうちにム
ッくんをカズチンカズチンと呼び、ムッくんに体を擦りよせて抱きつき、
コブラのようにムッくんの体に巻きついたとのことである。ムッくんが下
へ行って踊ろうとするのを、ダメよ他の女の子と話しちゃと、ムッくんに
とり憑いていたその女は、モデルをしているということでスタイルはよか
ったが松居直美に似ていて、目を放しているタイプだったそうだが、一番
困るのは冗談が通じないところで、その場にいたおすましのダンサーも、
その女を不快に思って途中で帰ってしまったそうである。そんなことがあ
りながらも、名古屋のいい人たちに囲まれた夜はムッくんラビーにとって
まさにユートピア、あるいはパラダイス、あるいは桃源郷であり、ムッく
んは台の上で踊り明かし、ラビーも午前3時を回るまで遊び続ける。ただ
しラビーは、名古屋の人はみんないい、からんでくる人もいなくて、ラビ
ーに対する声のかけ方も気が利いているという趣旨のことを言いながらも、
一緒に踊っていた鹿内孝似の赤いトレーナーの男がイェイイェイイェイと
妙に扇情することに神経質になっていたことにもあらわれているように、
満員のディスコの押し寄せるような熱気に恐れをなしたところもあったの
か、何かあったらすぐに逃げられるように階段のそばで踊っていたという
し、せっかく抜群のスタイルのショートヘアーの美人モデルが傍について
くれたというのに、ラビーがしていた話が、甘いものは極力摂らないとい
う自らの健康法についてであったり、ゴルフのスウィングのことであった
りしたというのは、いかにも遊び慣れていない感じがして愛おしい。その
後ムッくんと会うたびに、名古屋の夜は楽しかったねえとラビーが言って
くるというのは、長く真面目に過ごしてきた人が夜の快楽を知ってしまっ
た時のようで、ちょっぴり危なっかしい。
 こんな充実した夜を過ごしたために、名古屋ではムッくんもラビーもこ
こ数週話題のホテルのエロチャンネルは、どんなものをやっているのか数
十秒チェックした程度でほぼ見なかったらしい。たが、この話題はリスナ
ーの心を確実に掴んでおり、平塚の公演の際に、ラビーはファンから小銭
千五百円分を渡されというし、引退宣言を出していたリスナーの半田くん
がエロさに吸い寄せられて復帰の投稿をするという喜ばしき事態も招くこ
ととなる。半田くんは受験の時に泊まったホテルでエロいチャンネルに夢
中になるあまりに滞在時間をエロで染め上げ、大学の不合格を勝ち取った
エピソードを披露していたが、そんなことよりも半田くんが最近ムッくん
ラビーに『オレンジ通信』を送ってきていないというのは、とてもよくな
い。新刊雑誌『ビデオアクティブ』とあわせて、これからは毎号きちんと
届けるべきである。
 先週の放送が実は録音であったことが明かされる。言われてみればクイ
ズコーナーの参加者が随分のびのびしていたので、なるほど録音だったな
と思えるわけであるが、一部のリスナーが怒っていたように、リスナーを
誤魔化してまで生放送を装おうとするのは、たしかにあまり気分のよいも
のではないのかもしれない。リスナーを欺く心が作り手に少しでもあった
としたら、たとえ鶴間さんが大阪の『11PM』で番組の途中に唐突にウ
ィスキーのボトルを持って藤本義一の背後から登場するおじさんのことを、
これからはみんなで「ボトルオヤジ」って呼ぼうねと呼びかけたとしても、
素直に反応してくれるリスナーはあまり多くはあるまい。

2009-09-29 22:45:43

いつかのコサキン(9月24日放送分)

テーマ:コサキン

ラビーが「みずいろの手紙」当時
のあべ静江は綺麗だったとしみじ
みと言っていました。こんな人で
も汗をかくんだろうかとも言って
いました。
汗はかくと思います。




 
いつかのコサキン
 ムード映画への興味が先週から引き継がれた回。去年よりもお客さんが
多いどころの話ではなく連日満員で、客層も幅広いという『おすましでシ
ョウ』のツアーの日程の三分の一ほどをこなしつつあるというムッくんと
ラビーであるが、ツアーの夜の楽しみはホテルの部屋のムード映画、要す
るにテレビのいやらしい有料チャンネルを見ることであることが告白され
る。浜松のショーのあとで、ムッくんはホテルのそばの焼き鳥屋でみんな
と食事に行っているのを、ラビーは疲れていると主張して早々にホテルに
戻り、2チャンネルに割り当てられているムード映画を見たらしい。この
ホテルの場合は10分につき100円の料金がかかるそうなのだが、先週の熱海
のホテルと同じく百円玉しか使えないので、ラビーが札を崩しに部屋を出
たところ、四階の階段の非常口のところからビールを持った男が現れたの
で、売店は一階ですかとラビーは声をかけ、「あ?」と無愛想な返事をさ
れながらも五階にもあるよと教えてもらい、ウーロン茶を買って百円玉を
用意したとのことである。しかし、そのウーロン茶の値段が150円であった
ために、使えない五十円玉が半端にできてしまい、映画は30分のものが四
作品で全て見るのに百円玉12枚必要なところが、9枚までしか用意できな
かったことをラビーは悔やむ。百円玉しか使えないのであるならばテレビ
の横に両替機を設置せよ、あるいは大阪のホテルのように、ボタンで視聴
を選択してあとでフロントで精算するシステムにせよという提言がムッく
んラビーからなされていたわけであるが、ラビーが百円玉9枚しかないが
ゆえに作品一つの視聴を断念するのではなく、百円玉1枚分の10分で作品
の良しあしを判断し、つまらなそうな場合は無料の通常のチャンネルに変
えて時間をつなぎ、次の作品が始まりそうな頃合いを見計らって再び有料
チャンネルを視聴し始める戦術に出て四作品全てをチェックすることに成
功したというのは、男のたくましさがにじみ出ていて素晴らしい。こんな
ラビーのエロさを笑うムッくんだが、自らもビールで札を崩して3作品を
午前3時まで部屋で見ていたというのは、いい意味で同じ穴のムジナで麗
しい。作品のタイトルは「香港エレジー」であったり、何やら制服という
言葉がつくものであったりしたらしいが、先週と違って鶴間さんがこの話
を制止しようとしなかったのは、女性リスナーから、「私の周囲には私も
含めて何人もホテルのオゲレツビデオを愛する女たちがいる」という心強
い情報が寄せられたからである。これには聞く者も夢と希望を持たずには
いられない。
 ムッくんが塩田丸男になりたがったり、番組前半に中国から来た人が何

人も名乗ったりする傾向も、ここ数回引き継がれている。西村知美の「腹

式呼吸でアイラブユー」が、番組側が提案した曲の中ではリスナーに受け

入れられそうなことに自信を深めたのか、鶴間さんは秋浩二の「私はペッ

ト」を紹介する。これは耳をかまれる女の気持ちを歌った男の歌だが、ラビ

ーはこれに対し、リスナーの反応はゼロであるに違いないと鶴間さんに宣

告する。四月に紹介された時はリスナーからの反応がなかった長島さんの

ウィスパーカードがここのところずっと意味ねぇイントロ当てクイズに使わ
れていることを考えると、リスナーの反応がコサキンという番組の制作方
針にどの程度関係しているのかは謎であるが、たしかに「私はペット」は、
ただ聞いてもちょっと微笑む程度のことしかできない気はする。
 先週は親が起きてくることに電話口で怯えている出場者が多かったイン
トロ当てクイズと曲当てクイズのコーナーであるが、今週の出場者は、砂
場にオモチャを埋める以外は遊びやゲームをろくにせずに大人になったム
ッくんをからかって「ぐんじんまさきでーす」と言って登場する人がいる
など、どの人ものびのびしていて、しかもコサキンを聞き始めて数か月の
フレッシュなリスナーが多かったのは新しい風を感じられてよい。だが、
そんないたいけな出場者たちに出題されるクイズは、いつにもまして難解

を極める。近藤正臣の「雪が降る」のイントロの答えが、寒い時はオーバ

ーを着るからという理由で欧陽菲菲の「ラブイズオーバー」であったり、

曲当てクイズでは「私の彼は左きき」を原曲とするカレーを食べるさまを

ひたすら描写した歌の正解が「私の彼はまじぇて食べてね」であったり、
「渚のシンドバッド」に乗せて二十日の日曜日に小早川にサヨナラホーム
ランを打たれて泣いた江川卓のプロフィールを歌った曲のタイトルが「涙
のさよならツーラン」であったりと、当てさせる気のある問題が一つもな
く、出場者のフレッシュな勢いを削いでしまうようであったのは、よいの
か悪いのかよくわからない。
 十月一日に発売される『ら゛』に対して、予約がすでに六千ほど入って
いるらしい。リスナーがヒサヤ大黒堂の「ぢ」を書き換えた『ら゛』の広
告を作って番組に送ってくるなど、この本に対する期待が日に日に大きく
なってきていることが感じられる。このぶんだと、免許証の写真がえらく
太っている有川くんが引率する書泉ブックマートツアーへの参加者は、

現時点での参加希望者五十名を大幅に上回るだろうが、当日有川くん

が困って怒ったような顔にならないかは、あらたな心配の種である。少

なくとも部屋にムッくんが入ってきた時の舘川くんや楠野くんのように、

こそこそ逃げるようなことだけはしてはいけない。

2009-09-25 21:36:44

臼井先生

テーマ:コサキン

このたびの臼井儀人先生の訃報は、コサキンを聞いてきた者として
とても残念で言葉もありません。

コサキンに出演なさった時の、先生の飄々としたお話しぶりが、今でも耳

に残っています。臼井先生ほど楽しいコサキンのゲストは、そうはいらっ

しゃらなかったと思います。

どうぞ安らかにお眠りください。



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