2006-01-20 23:07:42

映画:ホテル・ルワンダ

テーマ:映画:は行

ホテル・ルワンダ@シアターN渋谷


「この(虐殺の)映像を流しても『怖いね』とディナーを続けるだけだ」


1994年当時、ルワンダ虐殺のニュースを聞いたとき、同じように思った記憶があります。
ツチ族とフツ族の紛争がエスカレートしたのかと思っていました。


映画の中でもツチ族とフツ族については、肌の色や顔立ちで(適当に)振り分けられたらしきエピソードがあるだけで詳細については語られていませんでした。間接支配のために侵略国が現地の人を支配層と被支配層にわけたことが発端と思われます。独立後、支配層は特権を奪われ、被支配層は虐げられた恨みがあったと想像します。


「あいつは○族だから」「□族だけど○に味方しているから」
自分と違うことを口実に欲望を満たし、武器や物資で利益をあげようとする、権力者になろうとする人々によってうまれた地獄。


無力感に打ちのめされます。
国連も赤十字もジャーナリスト達も惨状を目の当たりにしても大規模な介入には繋がらない。
介入をする理由がないからではなく、利益にならないから・・・

生命や財産を脅かされることなく家族と暮らすことはこんなに頼りない理性によって成り立っているのだろうか。


シアターN渋谷 にて20日(金)20:35の回を観ました。19:45くらいに到着したときは残り4席(全102)。
各メディアで紹介されていることもあってか立ち見の方もいました。
上映回数が増えていて入替制になっているようですがまずは整理番号付のチケットを確保することをオススメします。

映画「ホテル・ルワンダ」公式サイト
http://www.hotelrwanda.jp/

解説: アフリカのルワンダで内紛による大量虐殺の危機から人々を救った、実在のホテルマンの勇気と良心を描いた感動ドラマ。主演はスティーヴン・ソダーバーグ監督作品の常連、ドン・チードル。『父の祈りを』など脚本家として活躍するテリー・ジョージが脚本、監督、製作を手がけ、1200人もの命を守り抜く男の勇姿をヒロイックに描き出す。日本公開は危ぶまれていたが、若者によるインターネットでの署名運動が功を奏し、公開が実現した話題作。


ストーリー: 1994年、ルワンダの首都キガリ。高級ホテル「ミル・コリン・ホテル」で働く支配人のポール(ドン・チードル)は毎日順調に仕事をこなしていたが、ある晩、ホテルからの帰宅途中に街で火の手が上がっているのを発見する。


製作年度 2004年
製作国・地域 イギリス/イタリア/南アフリカ
上映時間 122分
監督 テリー・ジョージ 
声の出演 ドン・チードル 、ソフィー・オコネドー 、ホアキン・フェニックス 、ニック・ノルティ 、デズモンド・デュベ 



『ホテル・ルワンダ』日本公開を応援する会
http://rwanda.hp.infoseek.co.jp/

シアターN渋谷
http://www.theater-n.com/

コメント

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1 ■ホテル・ルワンダ

両者の間に違いは、あるかないかわからないぐらいなのに、狂ったように殺しまくる内戦も怖いけれど、それに無関心でいる自分も含めてよその世界がとても怖いと思う映画でしたね。

TBさせてください。

2 ■海外へ

TBとコメントありがとうございます。
この映画を機会に、少しでも日本以外の国々に対して目が向けられるようになればいいですね。

3 ■あふれる情報

>有閑マダム さん
こんなに情報があふれていても、知らないことだらけだなあ、と改めて思いました。せめて知らないことを自覚していたいです。

>uota さん
ご訪問ありがとうございます。この映画が公開されたことが一歩だなあ、って思いました。この輪が広がるといいな、と思います。

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