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雪が降りすぎじゃないのかい。

寒いよ~

 

すき家三昧。

そしてポケミスメモ。

 

 

なんか遠い(と見せかけて近い)所から、ネタバレ的ことを呟いております。

未読の方はご注意ください。

あと、別作品(映像化)について好きだとかそうじゃないんだとか言っていますが許してね。

 

 

HPB290

書斎の死体

アガサ・クリスティー

高橋豊・訳

早川書房




すんごいいい匂いすんだ、紙の匂い。(フガフガ)

 

原書が1942年、ポケミス刊行が1956年です。

 

ジェーン・マープルがジェイン・マープル表記。

 

恋愛と結婚の違いについて語るミス・マープル。本当に人をよく見ておいでだ。

作中でもバントリー夫婦を始め、何組かの違った夫婦の在り方が見られて、とても面白い。

 

この作品も色んな女優さんがマープルを演じて映像化されていますがね、ジェラルディン・マクイーワン版は犯人変えてきてやんの。

動機の一つを『○○』として強調しているけれど、あんな残酷な事をしておきながら何を言っとるんじゃいっとムカムカしました。

マクイーワン版で腹が立つほど納得出来なかったのは『書斎の死体』のみ。

他作品でも動機に『○○』を推しているけれどね、面白いから。

マープルさんの○△設定は、そんな気にならなかった。若い彼女もかわいい。

 

ほんと、ミス・マープル自体は愛らしいのに。

容姿もだし、吹き替えが岸田今日子(途中から草笛光子)だし、持ち物(ハートのルーペ)とか、全てがかわいい。

 

ついでにジュリア・マッケンジー版では『殺人は容易だ』で何してくれとんじゃいと鼻息がフガフガなった。

あれは犯人が○○だから面白いと思っている。

マッケンジー版は『ポケットにライ麦を』と『蒼ざめた馬』が好き。

 

ヒクソン版は原作に一番忠実。

そして一番怖い。あの顔で嘘を見破られたりしたら、オシッコちびる自信があります。

一番ネメシスっぽいんじゃね、と思う。本当に怖い。

 

何はともあれ、どのマープルさんも好き。

ラザフォード版もジェシカおばさん(アンジェラ)版も、好き。

八千草薫(声)も好きだ。

 

ポアロさんも2017年に映画になったんだから、マープル作品も映画にならないかしらね。

若いマープルさんが活躍する映画の話はどうなったんだい?

 

 

 

本読みメモはこちら

ポケミス201番~300番の目録はこちらから。

 

 

 


 

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『パディントン発4時50分』と『鏡は横にひび割れて』が日本でドラマ化って言うじゃないか。

でもミス・マープルっていうか、お婆ちゃんが探偵役では無いのね。

クリスティ作品の中でも絶大な人気を誇る人物(と私は思っている)、ルーシー・アイレスバロウ的役の人は出ないのかしら。

 

 

書斎の死体

アガサ・クリスティー

山本やよい・訳

ハヤカワ文庫

 

書斎に転がる死体なんて探偵小説の中だけ―が、現実に見知らぬ女性の死体が大佐の書斎で発見された。

深まる謎を解くため、ミス・マープルは駆り出され、まもなく被害者と〈マジョスティック・ホテル〉の関係が明らかになるが……

(本書あらすじより)



すき家の牛丼と一緒に。

読みながら食べる。行儀は悪いよ。

 

山本やよいさん訳で再再読。

ミス・マープル長編二作目。1942年の作品なので、前作『牧師館の殺人』から12年経ってますな。

 

短編集『火曜クラブ』での活躍があるため、バントリー夫妻もヘンリー・クリザリング卿もマープルさん大大大推しです。

エネルギッシュだけど偉そうで色んな人を不快にさせるスラック警部も健在。相変わらず、ミス・マープルの事は認めていなかったり。

 

友人であるバントリー夫妻の書斎で見つかった若い女性の他殺体。

バントリー夫人に助けを求められて即行動に移し、死体の身元がわかった途端、また別の人物から事件を明らかにして欲しいと頼まれる一般人マープルさん。彼女の手腕は既に、その筋の人に知れわたっているのな。

セント・メアリ・ミード村から一歩も出ない安楽椅子探偵っぽいイメージがあるけど、シリーズほとんどの事件は村以外で起こっていて、ミス・マープルってば活動的。そして思いのほか、とてもすばしっこい。

今回も早い段階で犯人というか事件のからくりに気付いてましてね、嘘を見抜く天才、恐ろしい眼力をお持ちです。

 

この話はね、バントリー夫婦がかわいいのです。

事件にまきこまれてションボリしちゃう大佐とか、大佐を守ろうとマープルさんと行動を共にする夫人とか、プンスカした夫人が投げ捨てたコートを拾って丁寧にかけてあげる大佐とか、大佐を蔑ろにした人たちに怒って自分の手袋をボコボコにする夫人とか、若い時に酔っ払ってオマルをどうにかしちゃった(らしい)大佐とか、もう本当にかわいい。

そしてお互いがお互いを思いやるあの感じ。

この夫婦ってば、たまらん。

 

今作では自分の家で死体が出て困った事になるバントリー夫妻ですが、前作にて自分の家で死体が出て困ったことになった牧師さん一家も再登場です。

マープルシリーズはちょいちょい前作のキャラクターが成長して出て来ますから、時系列で読むとわずか数行ではあるけれど、あらこのキャラクターってばと、すんごく幸せな気持ちになるからおすすめです。シリーズ通して、けっこうな年月が経つからいなくなっちゃう人物もいますがね。(そんな時はちょっと寂しい)

ほんとアナタ、まぁ大きくなったわね、この前会った時はこんなに小さかったのに、などと親戚のオバちゃんのような気持ちが味わえます。

 

今回もマープルさんが極悪人を罠にかけます。

すばらしい。

 

あと、クリスティ自身も作品の中でなんちゃってな感じで登場(と言うのかな……)していますよ。

 

 

 

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先月、学生時代の友達と旅行に行きました。

ただの思いでメモ。

 

現地集合現地解散。

あの頃は18才だったんだよ。

今は、少し歩くだけでも膝が痛い。

 

猫カフェなるものに初めて行ってきましたがね、抱っこ禁止でして。

抱っこしたいわと猫さんたちを見つめながら悶々としちゃった。

 


 

名を呼んでも、遠くを見つめるニャンコズ。


 

昼ご飯食べて。

頭がいかれているのでオッパイのようにしか見えなかったミートソース達。




 

道後温泉。

温泉に行ったのに温泉に入らないというおかしな行動。

 




学生の頃、みなで見た坊ちゃん時計。

20年の時を経て、あぁ坊ちゃん時計だねと素通り。

 

おしゃんてぃーなカフェで


 

かわいいハンバーガー達。


 

具はもちろんなんですけどね、パンズがすこぶる美味しいの。

 


 

 

ミカンな紅茶。

愛媛だからミカン推し。


 

 

 

 

 

鯛めし。

 




休みだったのに、急遽仕事。

一泊は出来たけど、みなと別れて自分だけ先に帰るっていうね。

温泉もへったくれもないってんだ。





 

 

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チャラララッチャラララッ チャ~ ラ~(火サスのテーマ)

顔芸がすごい。

「目には目を、裸(ラ)には裸(ラ)を」

兄さん、好き。

『もみ消して冬』を見ながらポケミスメモ。

 

面白いよ~

 

 

HPB498

火曜クラブ〈ミス・マープルと13の事件〉

アガサ・クリスティー

中村妙子・訳

早川書房

 

原書が1932年、ポケミス刊行が1959年。

私が持っているポケミスは1976年のなんで、帯に映画『ナイル殺人事件』が。

映画は1978年公開。

 

短編タイトル、文庫版が“溺死”でしたがこちらは“ある溺死”になっていました。



 

ヘンリー・クリザリング卿はヘリア嬢が好きなのか? 大ファンなのか?

 

 

 

映画『オリエント急行殺人事件』が公開中なので、ゴディバとのコラボチョコと一緒に。






かわいいよ、ポアロさんのおヒゲチョコ。

 

関係ないけど、後ろにいるマグカップのおヒゲのおじさんはエドガー・アラン・ポー氏です。

小学生の頃、『モルグ街の殺人』を読み、犯人が怖すぎてオシッコちびるかと思ったのは遠い思い出。

読んだ本の挿絵も怖かったんだ。お前かよ、犯人。なんだその顔は……みたいな。

あまりにも有名だから、今更ネタバレも何もないのかもしれんが、名は伏せる。

 

あと『エルム街の悪夢』と混同してみたり。

こちらの殺人鬼の笑顔とドヤ顔にはムカついたが。



 

当時のポケミス価格は580円。時代じゃ……

 

 

 

本読みメモはこちら

401番から500番までのポケミス目録はこちらから。

 

 


 

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無駄に長い文章なのは、好きだから。

長いからって役に立つ文章でもない。

そんな本読みメモ。

それに比べて、繰り返し読んでもいつまでも面白い。

そんなミス・マープルシリーズ。

 

※犯人・事件云々より変な所で変なネタバレしているかもしれない。

勘のいい人は気をつけてください。

 

 

 

 

火曜クラブ

アガサ・クリスティー

中村妙子・訳

ハヤカワ文庫

 

甥のレイモンドを筆頭に、前警視総監や画家などさまざまな職業の人々がミス・マープルの家に集まっていた。

一人の客の提案で各自が真相を知っている迷宮入り事件を語り、その解決を推理しあうという「火曜クラブ」が出来上がった。最初の語り手は前警視総監。しかし、えび料理の中毒事件は難問で誰も当たらなかった。

その時、ミス・マープルから意外な言葉が……ミス・マープルの魅力の精髄13篇を収録する連作短編集。

(本書あらすじより)

 

 

 

 

本書の刊行は1932年だけど、作中の収録作品は1927年から1930年にかけて雑誌で発表されているものであるから、『牧師館の殺人』(1930年発表)より前になるわけで、ミス・マープル初登場作なんですね。

 

マープルさんの家に集まった様々な職業の人たちが、自分たちが関わった事件について犯人当てクイズしようぜと“火曜クラブ”なるものを立ち上げたんですが、始めは編み物しているかわいいお婆さん(ミス・マープル)を皆メンバーの頭数には入れてないわけですな。

ところがどっこい、一番の名探偵はミス・マープルでしたよってなもんでさ。

 

 

一話目『火曜クラブ』(1927年)

毎週火曜日の集まりで、迷宮入り事件の謎解きをする事にした火曜クラブの面々(6人)。

はじめに出題する人はヘンリー・クリザリング卿。

スコットランドヤードの元警視総監、後にミス・マープルさんの能力を認め、事あるごとに賞賛しまくったお方。

 

彼の出題した謎は、三人の人間が同じ食卓につき、同じ夕食を食べ、その中のエビ料理にあたったとして一人が亡くなってしまう。

後になってヒ素で殺された事が分かるのだが、犯人とその方法は? 

 

まぐれと思われながらも、マープルさんご名答です。

 

 

二話目『アスタルテの祠』(1928年)

出題者は教区牧師のペンダー博士。

肝試し的ノリでいわくつきの場所で仮装大会開いちゃいました。ちょっと雰囲気にのまれた一人が転んで動かないので、声をかけてみたら何故か心臓にナイフが刺さった状態で死んでいたのです。

どういう状態?

これはね、そういう精神状態になった雰囲気というか、本当に祟りもあったかもしれないね。

 

 

三話目『金塊事件』(1928年)

出題者はミス・マープルの甥レイモンド、伯母さんいわくとても不愉快な人ばかりが登場する物語を書く作家さんです。

船が多く難破する事で有名な海岸沖で、金塊を積んだ船が6ヶ月前に沈んでいた。死者は出なかったけど、金塊はまるまる消えていた。

たまたま知人の家にいたレイモンドさんは容疑者の一人としてある男に目をつけるのだが、彼には絶対のアリバイがあったのだ。

 

もちろん、編み物に夢中のようで気持ちよく事件の謎を解く伯母のマープルさんですが、甥っ子にフラフラせんと身をかためたら色々な事が見えてくる。お前はちょっと夢みすぎですよと優しい目をしながらディスってます。

素敵。

 

 

四話目『舗道の血痕』(1928年)

出題者は女流画家のジョイス・ランプリエール。

旅先で見かけた旅行中の夫婦。そこに夫の知り合いの女性が偶然通りかかる。

三人で海水浴に出かけ、一人が帰ってこない。

画家のジョイスが風景をスケッチしていたのだが、ふと見ると舗道に血痕があらわれた。

そこはいわくつきの歴史的名所で、胡散臭い地元民いわく血痕を見てから24時間後に死人が出る伝説があるんだと言う。

はたして、少し離れた入江で女性の溺死体が上がるのだが……

 

この話、小学生の頃に読んで怖くてたまらんかったのを覚えてます。

後に、ある長編作品でうまくまとまるのだなぁ。

 

そんでもって、この本題よりサラッとマープルさんが話す知人の奥さんの子殺しの方が怖いと思った。

どちらも悪質だけども。

 

 

第五話『動機対機会』(1928年)

出題者は弁護士のペザリック氏。

あるお金持ちのお爺さんが溺愛する孫娘を病気で亡くしてしまう。

大変悲しんだが、他に甥や姪が三人いて、この子供たちにも公平に優しく接し、自分の遺産を三等分して彼らに残す遺言状を作っていた。

ここから古典ミステリあるあるで、お爺さんは降霊術にはまってしまい、お気に入りの霊媒師に入れあげてしまう。

甥や姪にも残すは残すんだけど、巨額のお金を霊媒師に残すという新しい遺言状を作ってしまった。

お爺さんの死後、厳重に保管されていた遺言状を開けてみると、中身は何も書かれておらず白紙だった。

動機のある人間には遺言状をすり替える機会がなかった、動機のない人間にはすり替える機会が確かにあった。

この謎ってば一体?

 

はい、マープルさん即答です。

この世にあなたの分からない事があるのか? と、感心されるマープルさん。

火曜クラブ、謎解き一話目は人数合わせにもならない影の薄さだったのにね。

 

この謎って、“名探偵は君だ”的な小学生のクイズ本にあるよなぁって。

 

 

第六話『聖ペテロの指のあと』(1928年)

火曜クラブ最後を飾るのはマープルさんのお話。

 

 

マープルさんには伯母さん思いの素敵な甥っ子レイモンドがいますが(『牧師館』の殺人で登場してきた時、印象が鼻もちならない奴だったけど、とんでもなく孝行の人)、姪っ子もいまして、名前はメイベルさん。マープルさんいわく優しい子なんだけ気難しやで扱いにくいタイプ。

昔、ポアロさんとマープルさんがいっぺんに出てくるアニメがありましたが、あの作品のヒロインがメイベルさんだったなぁとふと思い出す。

アニメのメイベルさんはもちろん原作には無いキャラで、ヒロインだから王道で、はつらつとして聡明でかわいらしい娘さんだったなと。そんでもって、レイモンドさんの娘設定だった。

 

ミス・マープルが出題するのは、姪っ子メイベルさんが嫁いだ先の話。

メイベルさんは自分の夫を殺した疑いで村八分の危機に。

マープルさんが見事真犯人を見つけるんですが……まあ、マープルさん喋る喋る、クイズ出しておきながら推理し合う暇もあたえない。

始まりから終わりまで喋っちゃう。

 

あと、レイモンドよ。おめでとう~

この件のあと、『パディントン発4時50分』を読んで、ちょっとニヤニヤした。

 

 

第七話『青いゼラニウム』(1929年)

ここから火曜クラブより一年後、バントリー大佐のお家。マープルさんが住むセント・メアリ・ミード村からもほど近い村が舞台。

火曜クラブのメンバーだったヘンリー・クリザリング卿がバントリー夫人から晩餐のメンバーの相談をされて、マープルさんを推したところから始まります。もうクリザリング卿ってば、マープルさんにメロメロなんだぜ。まだ『書斎の死体』の前だから、バントリー夫妻もマープルさんの素晴らしき能力に気づいてない時。

 

はじめに語るはバントリー大佐。

バントリー夫妻の知人の話。

持病持ちで気難しやの夫人は、すぐに付き添いの看護師さんと仲が悪くなっては看護師さんを入れ替え、旦那さんを困らせていた。ある日、占いに傾倒しちゃった奥さんってば、もう占い師にゾッコン。

そして、占い師が不吉な予言をする。

 

満月の晩が危ない。青い桜草は警告、青いたちあおいは危険信号、青いゼラニウムは死の象徴。

 

そのお告げを鵜呑みにし大騒ぎする奥さんは、ある時本当に死んでしまうのだ。予言通り、死んだ彼女のそばで壁紙の模様に青色のゼラニウムの花が描かれていて……

はたして真相は?

マープルさんって少女時代から高い教育を受けていて、外国にも留学していた事もあり、本当に学がある。

この問題も喋り倒しで、たちどころに解いてみせるのです。

バントリー夫妻の会話がかわいい。

 

 

第八話『二人の老嬢』(1930年)

二番目はロイド医師。

異国の地に旅行に来た二人の老嬢。

裕福な婦人と彼女に雇われた付き添い婦。海水浴に出かけ、一人が溺れ、一人が彼女を助けようとしたのだが、残念ながら間に合わず亡くなってしまう。後になって一人がもう一人を沈めようとしていたという目撃者も現われ、生き残った彼女も気を病んでか自殺してしまう。

先に死んだのは付き添いの彼女で裕福な彼女ではない。はたして、この事件の真相は?

 

この事件もマープルさんが見事に解決しますが、老嬢と呼ばれている人たちがまさかの40才程。

40才で老嬢……この時代ではそうかぁ。今の40才は老嬢とは呼べないぜよ。

 

あとバントリー夫妻の晩餐会におよばれされた中にすんごい美人の女優さんがいますが、この人ってば悪意があるほどにアフォの子として描かれておるのがとても気になりました。

 

 

第九話『四人の容疑者』(1930年)

三番手は元スコットランドヤード警視総監であるヘンリー・クリザリング卿。

一人のお年寄りが階段から転げて首の骨を折り死ぬ事件。

そのお年寄りはドイツのテロリスト集団を壊滅することに貢献した人で命を狙われているため、イギリスに身を潜めていたのでした。よってこれは事故ではなく暗殺だとなり、容疑者は四人。

被害者の姪っ子、警護のため秘書として派遣されていたクリザリング卿の部下、家政婦、庭師の四人。

はたして犯人は?

 

暗号文だけに限らず、謎の解き方が女性らしい。

 

 

第十話『クリスマスの悲劇』(1930年)

マープルさんからの出題。

療養先で出会った夫婦を見て、夫が妻を殺そうとしているのだと確信するマープルさん。

まだ起きていない殺人を何とかして阻止しようとする彼女でしたが……。

事件が起こる前から殺人者を見つけるマープルさんの眼力、すごくないかって話。

とんでもねえな。

そして卑劣な殺人者に対して、死刑のあり方について、マープルさんの揺るぎない考えが聞けます。

マープルさんが“ネメシス”と呼ばれるだけの所以は最初からあったんだなと思います。

 

それにしてもグラディスって名前の人、クリスティ作品ではけっこう不幸じゃねえか……

 

 

第十一話『毒草』(1930年)

五番手はバントリー夫人。

ある大金持ちのお爺さんの家で、彼が後見人を務め大事にしていた娘が晩餐の料理を食べて死んだ。

晩餐に出た鴨肉の中の詰め物にセージの葉と一緒に毒であるジギタリスの葉が混入していたのだ。料理を食べた皆が中毒を起こしたが、死んだのはその若い娘一人だった。セージと間違えて毒草も摘んでしまった事故死の可能性もあったが、彼女の婚約者にも動機があった。

しかし、セージの葉を摘んで台所に運んだのは死んだ彼女自身であったのだが……。

様々な事例をあげながら、マープルさんが真相を言い当てます。

火曜クラブだけでなく、晩餐会の謎解きも、マープルさんの独壇場。

 

 

第十二話『バンガロー事件』(1930年)

晩餐会の締めは、みんなに頭は足りないと思われているものの美人女優であるジェーン・ヘリア。

彼女の友人の話として語られるそれは、あまりにも下手くそな話し方により彼女自身の事件だと、みんなにバレてしまう。

ある青年が川沿いにあるバンガローで泥棒に入った容疑で警察に捕まった。しかし、彼はジェーン・ヘリアに手紙で呼び出されてここに来ただけだと訴えた。ヘリア自身には身に覚えが全くなく、面通しとして見た青年も知らない男だった。

誰が嘘をついているのか、この事件の目的は何なのか?

 

しかしながら出題した女優さん、この事件の答えを知らないという。

みな口ポカン。

 

参加者がある説を述べたりしますが、未解決のまま会はお開きに。

帰り際、出題者に謎解きの答えをそっと耳打ちするマープルさん。

そんな彼女は聡明であり、思慮深くもあり。

バントリー夫人も思わず感心。

 

 

第十三話『溺死』(1930年)

これはクラブや晩餐会で語り合った過去の事件ではなく、タイムリーな事件。

 

バントリー夫妻宅に客人として滞在しているヘンリー・クリザリング卿。

大佐が語るのは今朝のニュース。

村の娘が死体で発見された。その若い娘は妊娠しており、親に反対されて川に身を投げ自殺したのではないかというのだ。

しかし警察はすぐに疑いを自殺から殺人に切り替え、捜査を始める。

そんな中、マープルさんがクリザリング卿を訪ね、ある犯人の名前を書いたメモを渡す。

「犯人はわかっている、私の考えが正しいかどうか調べてください」と彼女。

驚くクリザリング卿ですが、マープルさんの能力を認めているもので、元警視総監という立派な肩書きもあり、捜査に協力する事になった。

はたしてマープルさんの言うとおりその人物が犯人なのか?

 

かっこいいわ、ジェーン・マープルさん。

好きだ。

 

シリーズ追っかけていくと、彼女もお婆さんだからどんどこ年は取っていきますがね、どんどんどんどんカッコ良くなっていきますの。

もう惚れる惚れる。

好きだ、大好きだわ。

 

 

 

 

 

 

 

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