2016-02-15 00:26:02

間違った日本語は信用失墜につながる

テーマ:国語指導




グルっぽを作成しました。
「国語指導」という名称です。
国語(日本語)についてなら、なんでも語り合っていきたいと思います。
お陰様でたくさんの方にご参加いただいています。
関心のある方は、どうぞご参加お待ちしております。


私は、国語の指導者としても、また㈳日本Webライティング協会の日本語担当理事としても、
インターネット上などでの「日本語の遣い方」には、大変関心を持っております。

余りの乱れた日本語は見ていて残念を通り越して、辛くなりますので、なるべく遠ざかるようにしています。
しかし、見なくてはならない場合も多く…
間違った日本語を使っている人が若い世代の場合は、その人のためと思って教えて差し上げることも多いです。
ただ、いい歳をした大人はね~
今さら治らないだろうし、注意されて素直に受け止めず逆切れする人も少なくないですから。
こちらも嫌な思いをしたくないので、見て見ぬふりをせざるを得ません。
特に「ら抜き言葉」などは、もう半分諦めています。
本当は、諦めてはいけないんですけどね。

それでも、相手がとても親しい方、大切に思う方であれば、
言葉を選んで、「間違っている」ということをお伝えすることもあります。
それは相手を大切に思うからこそ、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と思っているからです。

協会主催で私が講師を務めたセミナーでも申しましたし、メルマガでも発信しておりますが、
どんなに偉そうなことを言っていても間違った日本語を使っている時点で、
ビジネスの世界では信用は失墜してしまいます。

特にことわざ慣用句などはうろ覚えで使っていると失敗します。

今回、あるサイトで見かけた間違いがとても気になったので、こちらで紹介しておきます。
発信者は40代の男性で、多くの人を指揮する立場になりたいと言っています。
地方選挙にも立候補したそうです。最下位落選だったようですが。
その人の発言の中に、以下の言葉がありました。
「恩をアザで返す」「自分に弓引いたやつを許さない」

前者はもちろん「恩を仇で返す」の間違いですね。
ネット社会では、変換ミスは突っ込まないのがお約束です。
機器の問題もありますし、チャットなどでは訂正のしようもありません。
私も粗忽ものですから、プレビューせずにアップしてしまってあとで汗顔の至りの時もあります。
ただ、上記の間違いは変換ミスではありません。
ローマ字入力の場合「azade」と打たなければ、その文字に変換されないからです。
キーボードのDとZは隣りあわせではないので、タッチミスということもない、
つまりは間違って覚えているのでしょう。

後者の場合は、「弓引く」とは普通は「下のものが上のものに刃向かう」場合に使われることが多いと思います。
辞書を見ても例文として「親会社に弓引く」「父に弓引く」とあり、
やはり、自分と同輩以上のものに背くという意味で使われるようです。
発言者によると、「弓引いた」のは助力を頼んだのに手を貸してくれなかった有力者だそうです。
本人は地位も力も何も持たない一個人、有力者は助力を願った分野では大きな力を持つ方です。
ことわざを間違って覚えているのか、不遜な気持ちで発言しているのかはわかりませんが、
読んでいてとても違和感を覚えました。

もう一つこの男性の発言で気になったのは、顔文字の多用です。
以前もこちらや、協会のメルマガでも書きましたが、
親しいもの同士の雑談ならいざ知らず、真面目な話をしているとき、顔文字は不真面目な印象があり、避けるべきものと考えます。
http://ameblo.jp/kokugonosensei-nana/entry-12074535877.html
この男性、癖なのかもしれませんが、文の終わりの句点代わりともいえるほどm(__)mを多用するのです。
こちらは真面目に話をしているのに、顔文字を見ただけで馬鹿にされているように思ってしまいます。
友達同士の軽い雑談ではなく、公人や人の上に立つことを目指す立場で発信するなら、
「正しい日本語を使いこなし、顔文字などに頼ることなく日本語で気持ちを伝えられるように心掛けるべき」と思うのですが、いかがでしょうか?

本来、個人攻撃ともとられかねない内容を公開範囲が選べない場で発信しないということをポリシーにしておりますが、
お読みくださる方が反面教師として学びを得ることができたら幸いである、との思いから
個人特定ができない形で、発信しております。

特に信用を重んじるお仕事をなさっている皆さん、ことば遣いに十分ご注意くださいますよう。
たった一言で、今まで築き上げた信用が失墜することもあり得ますので。


ペタしてね

私が理事を務める「社団法人日本Webライティング協会」授与の資格。お勧めです。


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コメント

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4 ■Re:こんにちは~

>EF66さん
本来、目下が目上に使うべきでない言葉としては
「ごくろうさま」が有名ですが、
日本は長幼の序に厳しいので、
きちんと使い分けなければいけませんね。

3 ■こんにちは~

いい方法を進言するなんていいます。

でも、これを同僚などに対して使うのはおかしいですね。

自分よりも地位の高い上司などに提案する場合が相応しいですね。

2 ■Re:なります。

>❇❇さん
コメントありがとうございます。
化粧室に案内してくれるほどの場で、
その言葉遣いはないですね。

「化粧室はこちらでございます」は正しい表現だと思います。
「こちら~になります」「〇円からお預かりします」はいわゆるコンビニ用語で、
正しいと思い込んでいる人も多いですね。

1 ■なります。

某ホテルでお手洗いに案内してもらったときに、
「こちら、お手洗いになります。」と美人で上品な女性に言われました。
私は、国語ができないので正解なのか不正解なのか分からずモヤモヤしてしまいました。

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