先日の炎天下のお参りのあとの「赤福氷」
満席なのも、10分待ちなのもわかる。わかる。
今日はひとりごと。
アレ?おかしいな〜と思いはじめたのはちょうど
2年前、入院の段取りを電話で説明しているとき。
夏休み最終の週、小学生だった息子を私がいないあいだ
実家に預かってもらう段取りを説明していたのですが、
日にちを言っても覚えてない、、、などおかしい。。。
前に電話で説明したことを忘れているし、、、
ちょっと、ボケがスタートしてる?と気になったのですが
自分のことで精一杯で、その頃は。
その年の年末、その母が夜中救急車で運ばれ、
年明け精密検査に。
その検査結果を一緒に聞きに大病院へ付き添ったら、、、
未破裂の大動脈瘤がみつかり、開頭手術をすすめられる
ことに、、、お医者様は高齢なので、リスクを伴うなど
説明されるのですが、、、
はい、私、人を視る「プロ」でございます。
なにか、ひっかっかるものがありまして。
その後、2年前からご縁をいただいている方の
信頼できるクリニックへセカンドオピニオン。
そこで、「重度の認知症」と診断されました。
動脈瘤のほうは破裂する確率と手術を受けるリスク
を考慮すると、経過観察ということで。
やっぱり、手術しなくて良かったという想いと
思いがけずというか、うっすら想っていた
「事実」を「診断」として突きつけられた瞬間。
これ以上認知症がすすまないように、、、という
お薬とオススメのサプリなど教えていただき帰路に。
認知症の発症するきっかけとして
「ショッキングな出来事に遭遇」というのを
読んだことがあって。
心配性の母なので、ガン告知されてから
入院が決まるまで内緒にしていて。
なるべく心配する期間は短いほうが、、、とそこは
気をつかったのですが、本当は
「良性の腫瘍をとるだけの簡単な手術」
とウソをつくべきだったと猛反省。
父の妹が乳がんで発見が遅く、肺に転移して
抗がん剤治療でそれはそれは強烈な闘病を
目の当たりにしていたので、母にとって
「乳がん」=「死」
娘の私が「早期発見で心配ないから」といっても
告知された内容は認知症の発症を早めるには
十分だったのでは、、、と。
なぜ、あの時にウソを言えなかったのか、、、
親として子供に先に逝かれるほど、酷なものは
ないとわかっているのに。
もし、、、もしですね、これから、こんな事態に
なる可能性のある方へ。
親にはウソをついてもいいかも。
私のように後悔しないために。